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8の扉 デヴァイ 再々
絡まりを解いて進む
しおりを挟む絡み合った道を 解くこと
表と裏を検分し 並べ直すこと
自分が 今 どこの位置にいて
そこから どう進むのか。
知り
見透して 進むということ。
朝 起きて 支度をして
青の廊下を歩きながら ふと考える
「今日の私」「昨日までの私」。
「昨日と今日は違う私」を採用してからずっと
朝の日課はその「変化」を確かめることから 始まる。
「ふむ? 」
明らかな変化がわかる日もあれば
「なんか変わったかな?」という日もあって
それはそれで、どちらがどう という事はない。
はっきりとわかる日は それを押印して沁み込ませ
なんとなくぼんやりした日は。
それまでのカケラを改めて整理し、片付け
「かたちの精度を上げる」、そんな風に使う事が多いんだ。
はて さて
それ で?
今日は どんな具合 だろう か。
そんな私の前で今日キラキラと回っているカケラは
きっと「鮮やかなカケラチーム」
そう 「惹かれるもの」
「目につくもの」 「美味しそうなもの」
その「興味」と「好奇心」を唆る鮮やかなカケラ達だ。
今朝改めて見るその鮮やかさは、いつもと一味違った趣を醸し出して いる。
その なんとなく「スッキリ」とした 色
昨日までとは違う「澱が外れた感」は。
何処から来たものなのだろうか。
ほんのりと
しかし「赤」「ピンク」「紫」が目立つ
けばけばしさが消えた 鮮やかな色
色は所謂 「感情」を表すものだけれど
「愛」「恋」「可愛いもの」
「美しいもの」を示す色が目立つカケラ達
そのキラキラと光る色を確かめながら リズミカルに青の廊下を進んで ゆく。
「外れた 澱の種類」
「すっきりと 通ったもの」
「並べ変わった 部分」
その違いを確かめながら調子良く歩を進め
一歩一歩を 歩く毎に。
出てくる「今日のカケラ」
「新しいもの」
「発見」「視界の違い」
徐々に出てくるポンポンとリズムのいいカケラを逃さぬ様に 自分のかたちの中に納めて。
見えてきた「今日の新しいいろ」は どうやら私がまだ気付いていなかった「世界の仕組み」と「私の信念」との絡まりだった様である。
沢山の「感じるということ」についてくる
「枠」「ルール」「そうであると 思っているもの」
これまで「そうであると 決まっていたこと」。
「 ふむ。?」
私はずっと「せかい」の理にて世界が動いていると思っていたし、だからこそその齟齬に居た堪れなくて 右往左往してきたし
ずっとずっと そうだった「名もなき光」でも あった。
だが しかし。
「ふむ。「感じる」、ということ その違い、個人差、深み、 ふむ。」
そう
「私の感じている様に みんなは感じていない」
「見えているものは それぞれ違う」、それがわかってから。
「てか 、やっぱ そうか。 成る程?」
「みんな」「世界にある人々」の適用している法は
「世界基準」で
そもそもが 「その中」であるからして
「感じない事は 普通の事」
「感じるなんて おかしい」
「何も起きていない」
「なんでもない」
「平気」、そう 振る舞うことが。
ある意味 標準装備だと いう事なんだ。
「 だよね。だから。 そもそもが、合わない。」
自分の 思い違い
せかいの理
世界のルール
使っている信念
今いる場所
これまでの光
どこまで「自分を知っているか」、その差
それをする、意志。
「ふぅむ。」
絡み合った道が、少しずつ見えてきた。
先ず「世界でまだ遊んでいる人」は
「世界基準」の中で「感じないルール」を適用している
その「二重の枠の中」に いる。
だから
始めに「出よう」と思っても、先ずは「感じるということ」、そのずっと避けていたことに向き合い、それを越えなければその先は見えてこないんだ。
そうしてそこから始まる、「感じて」「知る」「わかる」「落とす」「深める」という旅路
そして広がる世界から 「せかい」が見え始める。
その道のりは千差万別で それこそ人の数だけあるのだろうが、周りに惑わされずに。
どこまで 自分の道を歩めるのか、それがその光の行き先を左右するのだろう。
「てか。 私は、そもそもスタート地点が違ったけど、「自分が何処にいるのかわからなくて」。ずっと なにか、ぐるぐるしてたって事なんだ。」
そう、それに「女というもの」について考えても感じた事だが
「自分がどう扱われるのか」、それにより左右される道幅は大きい。
生まれた時から 「世界基準」で。
何も分からぬ中、自分の「せかい」を保てる人が どれだけいるだろうか。
誹られ 奇異の目で見られる中で
人は「普通」でいられるほど そう強くは ない。
きっと「今」は 世界も軽くなり始めている、そうだから存在できること
「せかい」はずっと在ったのだけど
まだ「世界」との壁が厚くて 潰されていたのだということ。
その「絡まり」を解いて進む
「知って」進む
「わかり」、進むことの大切さ
「含める」ということ
その 「光の範囲」を決める、在り方のこと。
「 ふぅむ。」
誰しもが、一度は考えた事があるだろう。
「頭の中がお花畑で 本当に暮らせるのか」
それはきっと 「お花畑」の種類と程度
密度と 練度の高さが、ものを言うのだ。
「本当に美しいだけの 単純なお花畑」
それは容易く他に蹂躙されるだろうし、強い色に染まってゆくだろうし だから枯れるのも きっと早い。
しかし 「一度枯れてから」が本当の始まりで
その「継続する手段」「発展の方法」
「拡大の意思」
「可能性の扉」と「自己再生への道」
それを持たぬ「花畑」は 存続し得ぬし
しかしどんな花畑にもある、「可能性の種」
それを芽吹かせる事ができたならば
小さく 可憐なものでもきっと
嵐がやってきた時。
一度枯れて だがまたきっと「再生」できるのだ。
より 大きな 花畑と なる為に。
今 思えば
「本当の楽園」、それは私の思う「何をも自分の色で輝けるせかい」
「すべてのいろを含み」侵さず侵されぬせかい
それと同義なのだろう。
だから きっと
「今」が どうであれ
進むことを 変わることを 流れ続けることを
拒まなければ。
それは 成る
「感じる」ことを 拒まなければ
「剥き出しのわたし」であることを
本当に 実現できた ならば。
どうしたって 成ってしまう ものなんだ。
だから
感じることを 拒まず 受け入れ
感謝して。
そうして私も
まだまだ 流れ続けようと 思う。
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