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10の扉 わたしの せかい
その日の 朝
しおりを挟む「 フフ 」
「どう、した?」
「 ううん、 」
ある朝
目が 覚めたら。
暖かい 金色の光が私を包んでいて
「ああ これが「ぜんぶ」だな」って思って
「ぜんぶ」→「金色」→「わたし」
その 「光の構図」が。
「からだ」で わかって 感じられて
暖かくて 幸せで
そのまま包んでくれる腕も とても心地よかったから。
ああ 今日が結婚式 なんだな
そう 自然と感じて そのまま「金色」と「私色」に 包まれていた。
この頃は「時間」「日時」、その 枠に。
囚われず 行動している自分
勿論、結婚式に間に合う様 準備をしてきたつもりであるが
「私が整わないとできない」それは真理で
「準備」は 「間に合う様に できている」し
「必要」が揃ったら 「そう なる」
その時「外側の時間」と「私の中身の時間」は違う
だが 「揃う」。
それが。
本能で わかっていたからで ある。
「 ぅ うむ ?」
一頻り、美しいいろを浴びてから 見上げる金色の瞳は今日も美しく私を照らしていて
「ああ なるほど これが私の太陽か」
そんな事を思った自分がなんだか 恥ずかしくなって。
「ニヤリ」とした 悪い瞳を
じっと見つめ返し
その「恥ずかしい」も虚空へ放っておいた。
そう その
「感情」「感じること」
それは私のなかみを震わす大切なものであるけれども
しかし。
「この いろが 私の太陽」
「栄養を くれるもの」
「美しいもの」
「すきなもの」
「わたしと すべてを繋ぐ その 間にあるもの」
それは 事実 真理 本当 だからだ。
そう そこに「照れ」は要らない。
「 ふむ。」
そうして なんだか出てきた「負けん気」を共に放ると
とびきりの笑顔で 暖かい胸にぐりぐりと顔を埋めて。
「わたし」→「金色」→「すべて」
「ぜんぶ」→「金色」→「わたし」
その 「新しく見えた構図」に。
暫し 浸っていた。
「わかっちゃいたけど こうなってるのか」、その新発見が とても 心地よかったからで ある。
私にとって「すべて」「ぜんぶ」とは
きっと「源」で
源と私は勿論「直接繋がってもある」が、その「源」とは「私が進む道」で あり
「光の創世神話」でもあり
「私そのもの」「ひかり」「まるっとぜんぶ」
なにしろ「私の行き先」で
その「途中に含まれてある」のが、彼だ。
ある意味
私の「中の 登場人物」でも ある彼
が しかし 「わたしの一部」でもあり
「わたしの反対側」で「栄養源」
この頃「他と自分」の区別がなくなってきた私であるが
こと 「彼と私」のことに関して言えば。
それは 確かに 「限りなく 少ない」。
だが しかし その距離はピッタリくっついてもいるが
まだ離れてもいて 彼の方が「光に近い」のだ。
それも わかる。
「 ふむ。」
「さあ、吾輩はもう行くぞ。」
「 うん。」
そんな 私の「一人ぐるぐる」を 楽しそうに眺めていた彼は
満足したかの様に一つ頷くと パッと私に羽衣を掛けて ポンとマシュマロの上から消えた。
「 ふむ。」
今日 は そういう 感じ ?
彼が光の虚空から出ていく時は、歩いて去る時もあれば
今の様に「ポン」と消えることもある。
それは 「私の場」だからだけど
今更ながらその「不思議な光景」に感動して。
その「心の動き」
「新鮮な 感覚」
「見るものすべては 私次第」
その「知っていた事実」を再発見した事が嬉しくて 一人でニヤニヤしてしまった。
「 いかん。 ん? いかんくないのか ??」
そう 今日は結婚式だ。
だが 私の「やること」「出番」は まだだろう。
「 さて? それなら いつも通り。」
そう呟きながらも いつもより多く「浄め」「ひかり」「呼吸」と「虚空」、その「より 高いバージョン」を意識しながら息を吸って
自分の中を出来る限り浄める。
わたしの その 「意図」を受け取り
くるくると渦巻く 虚空
白い光
金色の光
虹色の粒子と 透明な 水滴に似た光の粒 。
「 ふむ。」
その 新しく存在している「水に似た光」、それが「生命」
それに紐付いているのを 何処かで感じながら。
その 「変化」を喜びつつ
羽衣を纏い 光の虚空を後にする。
そうして 「ポン」と青い廊下に出ると。
ふむ。
その「現実」「現場」「物質」「もの」「感覚」「形」「重さ」、それを 確かめながら。
青
浮かんだ色に導かれて 先ずはホールへ向かう事にした。
その「具体的理由」は ないけれど。
そうしていれば 次が 観える
それが いつもの私 だからである。
「 さて はて して。」
きっと まだ朝早いのだろう。
「人間」の 気配のない ホール
スピリット達も 緩りと舞っていて
カケラも大人しく 少なめ
この「世界全体」がまだ「起きていない時間」、それを示す様に存在してある
目の前の青のホール。
それがなんだか 面白くて。
私は この頃の自分のなかみ
その 変化と新しいかたち
それを眺めながら 「みんなという粒子」が動き出すのを 静かに待っていた。
いや「待って」は いないか
「観て」るんだな 。
ずっとずっと この頃は。
自分の ぐるぐるに 流れ 流され
混乱したり わかったり
落ちたり 落としたり
同じ様な場所を 微細なズレを修正しながら
くるくる くるくると 上がって きて。
「 ふむ。」
視えた「光の蟷螂」「高い視点」と「今の私」
「みんなと私の違い」
「ぜんぶ私」
「表と裏」
「想像と現実」
その「ごちゃ混ぜだったわたしのせかい」の整理と 理解
翻訳と納得
自分に落として「使える様にする」、その 行程。
そう それは
「道」でもあるが「仕事」や「作業」でもあって
私が自分の性質の一部に持つ「細かさ」や「繊細さ」「気付き力」と「整理能力」
それを総動員した「私という道の整備」、それだ。
そうして 暫くそれを 続けてきて。
「あ アホでいいんじゃん」
そんな基本的な気付きを得て ある意味「原点」へ還った わたし
それはきっと 「成った」
「その時」が来た
「準備ができた」からで
そうしてちゃんと 今朝 目が覚めてみて。
「 ああ なるほど ?」という 景色 結果
「わたし」と「金色」「ぜんぶ」の関係性
「光の全体像」が より はっきりと視えて。
「やっぱり みんなは 仕事をしていたんだ」
それが わかったのである。
「 そうね これが「自己再生」。「循環」よ。」
私の所へ ちょっかいをかけに来たスピリットへ手を伸ばしながら
思う「せかいの不思議」
「想像と 現実」
「私という からだと ひかり」
その 「両面を視る眼」と「バランス感覚」
それが成ってきて「うまく歩き始めてあること」
その「面白さ」と「ワクワク」。
「 ふぅむ。」
でも それはやはり「私がせかいに手を伸ばしたから」で
本当に「私が開けば」「ドアを 開ければ」。
「せかい」は いつだって私を待ち 歓迎していて
手を伸ばしてあり 「それにいつ気付くのか」
それだけ なんだ。
「 それ ね。 「虚空に 一歩踏み出せるか」。」
それを 言葉で説明するのは 難しいけど。
でも 「やる」のは そんなに難しくない。
「あーだこーだ」、色々迷って 悩んで?
ぶちぶち言って
ぐるぐる回っていた私であるけれども進むのを止めなければ。
必ず 「こたえ」は 来るからだ。
「せかい」は 私を裏切らない
そう
それ一択 なのである。
「問い続け」「今 観える最善を進む」
それだけ。
だけど どうやら「世界に在れば それが難しい」ことを
私がわかってなかったんだ。
多分 私が「目を逸らせなくて苦しかった」こと
それは「私が私で在りたいのに 在れない」
その「まるっとぜんぶでひとつ」「拡大」の性質を持つ私が「縮小の世界」にあったからで
だからこそ 今。
手を すべてを 離して あれる
それだけだったんだ。
だけど「世界」は「縮小を楽しむ人々」で溢れていて
その「世界」が拡大に反転したのだから 皆が右往左往しているのも仕方のないこと
でも 「くるりと向きを変えれば」。
「流れに乗れば」。
「道は拓ける」それなのだけど「握る」事に慣れてあると
それはなかなか難しいし それも わかる。
今の私の また 目の前にあるもの
それは 「世界」を降ろす、その「具体的に視えてきた方法」
「これまでの人間を 辞めること」
「物質界を抜けること」
「光とものを 両立すること」
その 実行だ。
思っては いたんだ。
「私はひかり」、それは知っていたことでもあるし
自分の奥深くに刻まれていた事で
だからこそ違和感なく私に馴染んだ その感覚
だがしかし「使えていなかった」、操縦方法
。
その「具体的方法」、それは ある意味「もの」や「こと」ではなく
「ただ 澱を降ろしていくだけ」
今観れば それだけなんだ。
それを 「どうにかしよう」として
混乱していた私だけれども
わかってみれば 簡単なことだったんだ。
しかし「盲点」とも言えた
「感情を降ろす」こと
「思わなくともいい」こと
「わたし」という光の真ん中にあった「感じること」への 送別
だがしかし「それ」が成らねば 「上がれぬ」、その真理。
「 まぁ ねぇ 。」
大きく 息を吐いて。
ベロリと ベンチへダレてみたけれど
「光の蟷螂の眼」が。
「ほら また ぐるぐるしてる」
そう言ってあるのも わかるから。
「 いや 「整理」、は 必要でしょ うん。」
そんな 言い訳じみた事を呟き あたまの中身をポイと投げた。
その キラキラしたカケラが絡まった
不思議な雲の様な かたちを
スピリット達が突きながら 上げて行って。
みんなが
ボールの様に飛ばしながら遊び、すると 光の絡まりは次第に解けて。
キラキラと 降り注ぎ 私に還って
また 「クリアな点」として使えるのがわかる。
「 面白い な。」
そう 呟きながらも 「ご飯は食べといた方が いい」
そのからだの声を 聴きながら。
そう ね
お腹が空いて 気が散るって
最近 ないな?
そんなことも 思いながら。
なにしろとりあえず
食堂へ向かう事に したのである。
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