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10の扉 わたしの せかい
視れば わかる
しおりを挟む青い 空
流れある 雲
どこまでも続く その美しい白に
時折「視える」虹
雲とも思えない「白い空」の 部分
「緩急」「静と動」「濃薄」
その 「ゆらぎ」が 訴えかけてくる
チカラ エネルギー
この 「目の前に展開されてある 私だけの劇場」に 「表され」「あるもの」
それは なんなのだ ろうか 。
「物質」ではなく「流れ」を 眺めながら 思うけれど。
「 多分。 せかいを「視れば わかる」って ことなんだろう な。 だよね??」
ふむ。
それなら 私に 「示して」くれるよね、
せかい くん。
そう「空に向かって 問い掛けながら」。
とりあえず私は
断崖絶壁で 足をブラブラさせていた。
「 ふふん。 最近、こうしても怖くないもんね。」
ここは 「あの場所」でもある、旧い神殿の裏だ。
「広い」「大きな空」
それを見るにはラピスでもいいけれど あそこは意外と人が 多い。
森は 木々が囁いてくるし
それそれで楽しいけれど
森と街の間は空は広いが目立ち過ぎる。
ここは結婚式をしてから、時折祈りに来る人もいるらしいけれど
この裏手まで来る人はそういないだろう。
だから と思って 足をブラつかせて。
なんにも ない 空を眺めているのだけれど
意外と「青が増えた」ここの空を眺めるのに忙しくて 私は本来の目的を忘れていた。
「薄い雲と濃い雲」、その間にある「不思議な間」
まるで 吸い込まれそうな空気に。
「 ふぅむ。 やはり、自然は偉大。 てか、やっぱり「私の眼」が 変わってるからなのか ?」
そう言って フワフワしつつも。
「いかん。 せかいよ、 ヒントちょーだい。」
そう ストレートにお願いしていたので ある。
「 比較。 いや、比較 じゃなくて「反射」。」
そう
私達は 「すべてを世界に映して ある」。
私が 「反射して」「発してある」のは「せかいに向けて」だけれど
「形として見える」のは 「世界」だ。
「だからホントに。 全部、「映してある」んだ。」
そう独り言を言いながらも 流れてゆく面白い形の 雲を見る。
「 そう ね。」
あの頃
ずっと 部屋の窓から雲を眺めてあった 頃。
その 「視点」は ディーであろうものもあれば
「ラピスの私」「グロッシュラーの私」も あって
「その時々の 様々な私」が 「窓から外の雲を見ていた様子」
それが くるくると廻り始める。
「暗い 牢屋の様な場所の 鉄格子」
「窓の外の月」
「流れゆく雲」
「なんにもないけど ぜんぶある あお」
「緩やかな部屋」
「青と緑」
「冬」 「春」
「夏」 「秋」
色々な「窓からの景色」が過ぎるけれど
そのどれもが「反映してある」のは「外に出れない私」
その「制限」、それだ。
それは「外出できない」
それとは違って。
勿論「その私」もいるけれども 「外には出られるけれど 見えない制限」のある 私
なのだ。
どの 「私」も。
「 ああ。 だから。 「これ」、 なのか ?」
その「景色」は わかったけれど
「せかいの言いたいこと」それはまだ視えない。
だから
とりあえず気の済むまでボーッとし続けることにした。
幸いにも「時間」はある。
そうして 私の「場所を変えたゴロゴロタイム」は 続いて行くことになったのである。
「 いかん。 また 寝てたわ。」
空を見て ボーッとする
それで寝ない人がいるのかしら。
そんな言い訳をしながら、再び座り直す。
「 いかんくないのだけど、いかん。」
そう言って 私が雲を眺めある間
時折「なんでだっけ ?」
その思いが過ぎるのだけど
「多分 これが視えなければ 神はやれない」それは わかるから。
その都度
そこまで行き着いて また見る
その繰り返しを 繰り返していた。
「見えて」はいるけれど
「視て」いない 点
ずっと掲示されているけれど
気付いていない面 点 線
それは「当たり前の様に 何食わぬ顔をして私の前にあり」「ただ それに気付くだけ」
そんな点に 過ぎない。
そう それは「探す」でも「よく見る」でもなく
きっと「当然の様に そこに在る」のだ。
「せかい」、それは そういうもので
私に対して「隠そう」とか「示そう」とか
そういうものではない。
だから 時折「誰かに訊きたいな」
そう思うことがあっても 適任者が 隣にあっても
「それじゃ意味がない」
そう思って くるくると交錯するカケラ達の中を 泳いでいた。
そうなんだ
油断すると 直ぐに「幾つものせかい」がはしゃぎ出す、私の「なかみ」
それを毎回 静かにして。
「自分で わかる」
それを為すために 「瞬間」にチカラを透し ある 日々
そう「他人から得たカケラは弱い」のだ。
それが 例え「私の反対側」であったとしても
「自身で見つけた光」よりは 弱い。
だから 「いい ヒントをくれそうな人」
その人に「直接問わずに」カケラを貰うことはあっても 「私というものの違い」その答えは貰わずに。
淡々と カケラを溜める
それを 続けていたんだ。
「なにいろ」かは わからない
その「必要」、「わたしという神」それをやる為の「ピース」「パーツ」
その きっと「最後のひとかけら」を。
「得る」為に 「ただ流れる」
その最後の一手を 実行していたので ある。
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