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11の扉 神である ために
第四形態
しおりを挟む自分が思っていたもの よりも。
格段
美しいもの
純粋な もの
神聖な もの
より 高い光
まだ 「このせかいに ない ひかり」。
それは
少しでも 「真ん中から ずれた」ならば。
途端に 「違和感だらけ」になり
「滑稽」に映るもの
「寧ろ やらない方がいい位置」
それはこれまでの「通説」を覆す位置で
「美しい」とか
「純粋」とか
「神聖さ」とかの 「これまでの色」とは
きっと 全く 「違うもの」で。
「 ぶっちゃけ。 「私のやりたいこと」って 「美しい」とか「可愛い」とか「愛」とかでもなくて まあ 「そうでもある」のだけど 「かっこいい」、なんだよな。 」
キラリとひかる
磨き上げられた フォークを 翳して。
「 ふむ。」
その「フォルム」に感じる「潔さ」、それを搭載するにはどうしようか
そんなカケラが くるくると回り始める。
「あいつは…いなかったと思ったらまた、何を言い始めたんだ?」
「まあ放っておけ。しかし、これなんだがな… 」
「ああ、それは 」
ふむ?
なんだか 失礼な会話が
聞こえてきた けども ? ? ?
久しぶりの 朝の食堂にて。
のんびりと 食後のお茶を啜っていた私は
「ずっとお茶 飲んでるな?」なんて
自分にツッコミをして 一人で笑いながら。
その また正面にある
久しぶりの薄茶の細まった瞳に癒されながら
失礼な人達の会話の続きを 聞いていた。
自分の体感としては「一週間前後」、そのくらい籠っていたつもりだったのだが
私がちょこちょこ不在にするのは そう珍しいことでは ない。
森へ 行っていたり
あちらこちら ふらついていたり
だからここの人達があまり心配する事はないのだけれど、なんだか本部長のその言葉に 私自身が 引っ掛かって。
その 「続き」として耳に入ってきた言葉
それを聞くと共に「ああ 成る程」と「その理由」が 腑に落ちてきた。
それは 珍しく「難しい系の話」だったけれど
なにか「私の求める 新しいいろ」
その片鱗を 醸し出していて。
白衣の 向かい側で
キラキラと
わざとらしく
「これ見よがしに」光る極彩色の髪色
その「輝き」が 嫌に目に付いて
それがまたなんだか「思わせぶりだったから」かも 知れないけれど。
「 ふぅむ。」
それはいつもの様に「実験」の 話題である。
だが しかし
なにか「今 私にとって旬の言葉」が 沢山含まれているのは わかるのだ。
「実験」 「繰り返し」
「反応」
「新しい 素材」
「変化」 「変容」 「変体」
「個体」「液体」「気体」
「その 「次」の 状態」「形態」
「第四形態」
「動力」
「石」
「まじない」
「それぞれの 色」
「通常 目には 見えないチカラ」
「効果」
「結果」
「不安定」
「不確定要素」
「曖昧」
「矛盾」
「毎回違う」
「予測不可能」
「幅広い」
「未知」
「 あ。 でも、それかも。」
「うん?どうした?」
出てきて直ぐに、こうして。
「自分の 知りたかったもの」
それが目の前に提示されたことに ニヤリとしつつも
男達の会話の中で「自分の気になる色」、それを どんどん回収してゆく。
その 中でも「際立つ いろ」
「より 惹かれるもの」
それはきっと 「未知」「不安定」
そんないろで
安定が好きな私達人間は その「不確実さ」を嫌うけれど
それは決して「悪いもの」でも「駄目」でも ない。
そう 「本来 不安定である私達」
それを補う為に 諸々取り付けられたルールや檻
それが過剰になると 窮屈になるのは当たり前なのだ。
だって 本当の私達は。
「自由」「無限」「変幻自在」の「変わりうるもの」
それだからだ。
「 う~ん ?」
でも 私は なんで。
その「不安定」「見えない」「知らない」「わからない方が」好き なんだろうか。
首を傾げる私を
楽しそうに 見つめて いる。
水色の 髪 薄茶の瞳
その 「慣れ親しんだ色合い」、それをバックに
私の想像はぐるり
「この部屋」を取り囲み回り始める。
逆に 「なんで みんな同じにしたがるのか」
それが ずっとわからなかった 自分
確かにずっと「決まっている未来なんてつまらない」
そうは思っていたけれど 「それが何故なのか」、そう言われれば それは「なんで」なんだろうか。
「 ああ でも 。それも同じで、そういうこと か。」
少し くるくるとカケラを自由に舞わして。
弾き出されてきた いろ
それは
「惹かれる」「同じ」「引き寄せられる」
「近い」「居心地いい」「関係が ある」
その 「いつものいろ」で
「私がそうだから」 なのだ。
「 ? それ「即ち無限だから」? ?」
「まあ、確かに。お前の使うまじないは不確定要素しか、ないからな。」
「 えっ ぅっ ?」
う んん ? ??
いきなり入った 横槍に戸惑いながらも
的確なその言葉に深く納得している自分が いる。
「確かに そう」
その「自分の中へも浮かんだ感想」
そこから弾き出される「なにか」「関係性」「ヒント」
私が知りたいことへの道筋
それが 「チラリと視えた」のが わかる。
「 ふぅむ?」
だけど 「はっきりとしたかたち」は まだ視えなくて。
しかし「過ったからには」「かたちになる」、それもわかるから 追い過ぎない様にし
大きなカケラ「第四形態」と「不安定」、その怪しげなワードを自分の中へ 留めておいた。
そうしておけば 光達が 持ってきてくれる
それも この頃慣れてきた「私の釣り方法」であり
「それが 最善最適」そして「最高で 最速の最短距離」
それが わかっているからだ。
「して、私が思うに。」
「 はい?」
すると突然 向かい側で微笑みながら
いつもの様に私のぐるぐるを眺めてあったイストリアが 口を開く。
そうして 彼女から齎された「追加のカケラ」は。
私を その「不思議な沼」へ 降ろしてゆくことと なったので ある。
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