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11の扉 神である ために
選択の瞬間
しおりを挟む単純に
純粋に
ただ
この人のことだけを好きであれたなら
私は
どう なっていた だろうか。
「今 ここから」「視れば」
それは それで 「あり」だし 「ある」し
実際確かに「存在している 瞬間」でも あるんだ ろう。
「だが。 しかし。 「それ」は 「私の一番欲しいもの」では ないからして 。」
ふむ。
しとしと
ひたひた
てとてと と
ひたすらみどりの奥へ進んでいた私は
自分の 「頭の中」に。
「何処かな」
「青の家」いや違うかな
「森の家」いや そこまで近くない気がする
「書斎」いや 多分私が向かってるの気付いてるよね?
「白い礼拝堂」意表を突いてるな
「光の虚空」まあ そこ なんだ
ろう な ?
「なんにも考えない様に」、歩いていた つもりだった けれど。
「 いや 無理でしょ これ。」
久方ぶりに会う
あの色に感付かれない様に
ひっそりと向かう予定であった私の謎計画は 既に破綻していると見て 間違い ない。
でも そう ね
やっぱり
う~ん
この「新しい体」
ふふふ
いや いかん。
いかんくないけど そうじゃなくて
なん だ ?
多分 きっと 「感覚」が
違ってるって。
こと だよ ね ?
そう
「それを確かめたい」と思うのは
やはり人間としての性であり
私の「なかみ」は至って冷静でも ある。
いや?
でもな ??
そう
「なかみもなかみで」。
「より 高い光」なのはわかっているからか、なんだかワクワクしているのは、わかる。
「 えっ とりあえず。 ちょっと 、落ち着こうか。」
キミ。
いや 「わたし」だけど
てかこれ。
まてまて ちゃんと「新しい位置」に
戻って ? ? ?
多分「今の私」は
「古い粒子」に 引き摺られあって
「あの色」「私の反対側」、それに「久しぶりに会う」、その「シュチュエーション」に。
浮き足立って ある のだ。
ちょ 待てよ?
そう
それは 御多分に洩れず
「変化していない私」で あるからして
そのまま突撃しても「なんら変化のない金色があるだけ」そんな気がする。
「 でも。 向こうが、変わってる可能性もあるしな? いやいや
まてまて。」
言い訳を漏らし始めた自分の口にチャックをし
とりあえず一旦 足を止めて。
なにしろ 頭の中をきちんと空っぽにしようと
側の木に 凭れかかったので ある。
て
いう
か。
「久しぶり」って
「どれくらいぶり」なんだろう か。
なんとなくだけど 私達二人が この旅に出てから。
こんなに「離れてある」のは 初めてな気がして
「それを冷静に眺めある自分」を 観て。
ああ もう 大丈夫だな
そうも思って 再びテクテクと 歩き始める。
「 どう、 なんだろう か。」
でも 「体感的」には「一カ月」?
「数週間」?
「 なんせ、 「気付かない間に」、補給されてたりするからなぁ 。」
そう あの
「具合の悪かった時」とか
あの時は青の家に行っていた筈だけれど 何処から聞いたのか
いや「感付いた」のか。
私が寝ている間に「共にマシュマロへ入っていた」のは わかる。
「 ふむ。」
だから 「そう 長い間」では ないのだけれど
やはり。
「 久しぶり では。 あるんだな。 うむ。」
「照れ」とか
「気まずさ」とか
そんなのでは ないのだけれど
「これって なんなんだろうか」、そのくるくるを自分の中で舞わしながらも
足の向くまま
金色の粒子を辿り ボーッと歩いて ゆく。
多分 こっち
そんな感じの「レーダー」の様に働く「私の中にある 金色」に導かれて。
徐々に 変わってゆく 景色
みどり から
虹色へ
虹から 青へ
そうして 青の向こうに。
「私の色」、光の虚空のパールの様ないろが
視える。
「狭間」
「間」
「充満」
その 「私の領域」の ヴェールを透り抜け
「こうなってたんだ」
そうも思いながら「新しい眼」に感心 感謝しつつ
楽しみながらも その「幽玄の空間」を 抜けてゆく。
すると。
「ふわり」と 完全に「自分の領域」に入って
「そこに あの色があること」がわかるし
でも
「まだ それは見えなくて」
しかし
「私を待っていた」ことも わかる。
ふむ。
とりあえず深呼吸する為に一旦 立ち止まった。
なんでか わかんないけど
とりあえず。
そう したかったし なにしろ私に「きちんと自分の真ん中にあるか 確認する時間」は 必要である。
「その 特別ないろ」
それを前にして 「先ずは 新しい私であること」
それは絶対条件であるし 自分もその「自分の反応」がは楽しみでもあるからだ。
だが
しかし
それと同時に。
「すべてを 捨てる」
それもまた必要で それをしに来たからには。
私は 「ゼロで」「初心で」
この ヴェールを潜らなければならない。
「 てか。 ここ、私の部屋だし。」
フフッ
なんでか「身構えていた自分」
それが可笑しくて笑う自分
そうして
それを 「観ている自分」まで
私の視点が 上がった 時。
「フッ」と その「間にあった 境界」が
消えて。
少し 離れたところに立っている 「あの色」
それが 見えたので ある 。
虹色を
真珠で包んだ粒子が 舞う 空間
渦
うねり
回転
光
沢山の
新しい いろ
これまでよりも「不規則」な 動き
その 「拡がった 可動範囲」
「自由」
「遊び」
「無限の 感覚」
その「縦横無尽に遊ぶ 光達」の
真ん中に ある 輝き。
その「いろ」を 眼にして。
私は とりあえず 止まっていた。
えっ
なにあれ。
そう それは
「勿論 私よりも高い光」で
「それを知っていてここに来た 私」
そして「あれは ヒントだ」
でも「それって ズルじゃない?」
「こたえ、貰っちゃうの?」
「でも あの色に抗えないでしょう」
「それって いつもと同じじゃん」
「でも 絶対気持ちいいよ」
「心地もいい」
「いや 待て待て」
「そう これは 選択の瞬間」
そうなんだ
「私は 変化して」。
ここへ やって来たので ある。
ふぅむ。
とりあえず「ピタリと止まった まま」
私は自分の「中身達の会話」を じっと眺めて いて。
先ずは
それが落ち着くのを待ちながらも「意外と持ってたな?」
そうも思って ポイポイと要らぬものを光の虚空へ融かして ゆく。
でも。
その 中でも。
「ポイ」できない いろ
「気になる」もの。
それは勿論「ズルじゃない?」、その 色で
確かに私は「外から」なにも色を受けぬし
だが「あの色」は「外なのか」それも疑問
しかしそれでは 「金輪際」。
いや ?
「それ」は ないな 。
そんなことを 冷静にぐるぐるしながら。
一歩を 「踏み出すのか」
「踏み出さないのか」、それを。
目一杯
真剣に 検討して いたんだ。
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