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18の扉 光の領域
世界
しおりを挟む強く 。
とてつもなく 強い風が 吹いている。
避けられない「流れ」
避けられない「風」
だがしかし
「どれもは 必要に向けて動いていて」
「共に流れることで 私達は恩恵を受ける」。
「世界は 今 どんな様子になっているだろうか」
そう 思って。
出掛けてきた「外」だけれど
景色は明るく、速いスピードで雲は流され 流れてきて
目まぐるしい変化だけれど「陽は差し」「空は明るい青だ」。
今は 祭祀の真っ只中か
それとも もう終わった頃か。
せかいの 声を聴きながらも
ブラブラと歩く 「いろんな扉と扉の間」
その間も「見た目は変わらぬ景色」を眺めながら
ただ強く吹き付けている風に「そうだね」と 相槌を打って。
「その 影響が現実に見えるのは まだ先」
そうせかいと頷きを合わせ
そのまま 辿り着いたあの場所、「絶壁」に腰掛ける。
思えばこうして。
「誰も 何も ないようなところ」
そこへ在ることが「自然」になった私にとって
「人間とは なんなのだろうか」
ふと急にそう思って。
「友達」
「家族」
「仲間」
「あの色」
そんな「いろんな光」を浮かべてみるけれど
その中で「如実に異なる」のは「金色」
そう
あの色だけであり、その他の光は
例え 「家族」であれど。
「同じ 光」
「私以外の光」 それなのが わかる。
「改めて 認識した」と 言えばいいか。
「せかいには 「私」と「せかい」しか存在しない」
その漠然とした真理が。
ここにきて また薄らと範囲を拡げているのが わかる。
なんだか 不思議な 感覚
「せかいに「自分だけ」だけれど」
「寂しくもなく」
「それが普通」
そんな不思議な感覚が 自分の中を占めているのがわかり
そう思うと同時に「それが事実」なのも 視えてくる。
確かに私は 最近「どこに在っても」。
「ただ 世界を眺めていて」
「その最善のバランスを取ろうと 感じている」。
そう
以前は「外に出たらずれる」、「そして戻る」の繰り返し
その在り方が普通だったけれど
この頃は
お茶会へ行っても
エローラの店で会話を聞きながら刺繍をしていても
冬の祭祀の話を聞いても
橙色の 空を眺めていても。
「感傷に耽る」
「迷いを取り出す」
「やりたくないけど やったほうがいいのかぐるぐるする」カケラが顔を出すと
「それは関係ない」が適用されて
「そのぐるぐる全体」が「ポンと引っ込む」。
「 「関係ない」って。 なんか 不思議だけど、「本当に関係ない」もんな 。」
そう言葉に出してみると。
「冷たい 様に見える」けれど
それは真理で「私は他の光のせかいに 呼ばれなければ干渉しない」。
そうなんだ「それ」は
私が「他者という考え」を捨てられたから「成ってきた光」で
そしてそれは「なんとなく できていた」という以前のレベルを超えて 存在していて。
「私はそれを 一定量積むことができたのだ」。
そう 「超えられる土台」が創れるくらいに
「その質の粒子」が溜まり
きっとそれは
「この祭祀の役目を果たすことで 底上げされ更に大きな扉が開く」。
そして祭祀は 今もってまだ続いていて。
「波」は「ゆっくりと近づき ゆっくりと去ってゆくものだ」。
だからこそ その始まりを
「感じ取っている 新しいわたし」
それは
「生き方」
「在り方」
そのどちらものバランスが高く整い
一致した視界が齎す 不思議な景色
それは
こうして「ただ風が強く吹く様子」を 眺めている だけだけれど。
なんだか
胸の真ん中が ぐっと押される様に感じるんだ。
「そう」
「それで いい」
「それだけで いいんだ」と。
みんなが 言ってきているのが
聴こえるし奥まで沁みるんだ
「自分」がしっかりと 静かにしているから。
そして そこまで展開した私の周囲に
今 強く吹き付ける風はなく
せかいは神殿近くの小石だけを巻き上げている。
「 ありがとう 」
そう一言 「いろんなぜんぶ」に 呟いて。
「ずっと 力んでいた自分」
「共に在ってくれた せかい」
それを意識して胸に手を当て
「今 一人静かに在れることの恩恵」を 全身で感じる。
今 こうして
「私をふるわす もの」
「それ」は
まだ「なに」かはわからないけれど
きっとこれからせかいが表すものの 大切な一部であることは 間違いない。
そう「して」、自分の真ん中へ押印してから。
すっくと立ち上がり
表へ戻ると共に私の背を叩き始めた大きな砂粒を払うべく
くるりと回って跳ね、砂埃を落とす。
そう 世界は「展開中の私」にも
漏れなく「その恩恵を齎す」からして
「さっきまで強風と共に撫でられていた私」は砂まみれになっている自分をも 楽しむつもりで ある。
「 くっ、 髪が ゴワゴワ。 ふふっ 」
だから
「足元で風に舞い踊る 砂粒」と共に
くるくると周りながら。
私も
共に 廻り上がってゆくんだ
そう思って
この空気を
存分に 味わうことにしたんだ。
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