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20の扉 愛の層
瞬間
しおりを挟む「今」、目印は 「私の心臓」それで
そして
「それだけ」で いい。
「 ほんっっ と。 いいお天気。」
ある、晴れた青の日
燦然と輝く 太陽の下
青い細波が心地良く揺れる、森の泉の 辺りにて。
スキップをしたり
走ったり 歩いたりして
一頻り身体を動かしながらここまで来た私は 大きな石に腰掛け 少しずつ 息を整えながら。
瑞々しい景色を目に映して ゆっくりと休憩していた。
「 うん。 やっぱり。 調子が、上がってきてる。 でも、そう 「少しずつ」、だよね。 わかってる。」
そうやって「やりながら」、自分に自分の体調を確認し
「私」と「わたし」の整合性を高めている今
森の中で軽く運動をしている時が 実は一番、気持ちいい。
これまでは
「なにか 創ったり」
「何かを足したり」
「何かを調べて 知ったり」
そんな感じの「更新」をしていたけれど
今は
毎瞬「なんにもなくとも」「気付いている」を採用して。
「目印を 置く」でなく
「区切りとして なにか創る」でもなく
いつもだったら「新調する身に付けるもの」
それも 無しで
"ただ 覚めて在る"
"気付いている 状態を維持する"
その計画を 遂行中だ。
そしてまた、「そのなんにもないことで視えるなにか」
それが確実に育ってきているのは 感じるから。
ただ「いつもの様に ずれない」
それだけを懐に入れ 靴を脱いで。
「冷たさ」もなんのその、
パシャパシャと泉に足を浸して 「この空気」と遊んでいた。
ふ ぅ 。
こう して、ゆっくりここにいると。
この景色を創った頃の思いと景色も くるくると廻り
「その頃の私」と「今の私」
その違いもまた明らかに観えてきて それもまた興味深い。
「 うん。」
そう、私はいつも「いろんな点」を取り出して観る癖があるけれど
その「見方」も変化していて。
以前は 懐かしむ その色を味わい浸るものだったのが
「その時の自分を愛でる」に変わっているのが わかるんだ。
「 成る程ね 。」
キラキラと 光り輝く泉を深く感じていた自分
森の瑞々しさ 美しさが白くなることを止めたいと思っていた自分
「始まり」は「奥へ行ってはいけない」と。
言われていた森に 村があって。
そして そこには「世界」に疲れた人々が集い
お互いを助け合って生きていること。
ああ でも 「これ」は。
なんの。
「思い」、なのだろう な。
ジワリと。
胸の 奥に保管されている、「鮮やかな私の色」を
感じて。
でも私は「それ」を好きであるし、「それが私」だとも、思っている。
そして
それは「今 含んではいる」が「まっさらになったスクリーン」に映されるものではなくて。
「思い出」
「記憶」
「記録」
「情報」
「いろ」
そんな「かたち」で。
「わたし という大きなくくり」
その なかでキラキラと輝いて いるんだ。
「 ふむ 。」
その「見え方」
「変わってきた視界」
そして「生まれ始めている 新しいところ」。
そこから
ふと、奥の緑に視線を戻して。
「追わない様に」、気持ちのいい いろを入れる。
ん?
一度 深呼吸して。
ぐっと 背を伸ばし
「リラックス」と思うと同時に視えた「白」
それはあの白い森の片鱗だろうけど
実際泉と白い森はそう近い訳ではない。
「 え。」
「近くなってしまったのか」
そう浮かんだスペースを「ポイ」と寄せて。
「 いや、そうじゃない。」
直ぐに「出てくる 侵されるという刷り込み」
「そこ」をきちんと観
「それが 実際の景色か」
「私の妄想か」
「勘違いか」
「どの点の景色か」
それをきちんと、確かめる。
そう
それは
「私の中の「恐れ」が見せている景色か」
「森の中の「なにか」を見間違ったのか」
それを確かめると共に
「だがしかし 実際どちらでもいい」
それを採用して
「どちらだとしてもどうとでもなる」
そこまで持っていくのだ。
そして
それを したならば。
「きちんと 視る」、私の眼には
「ずーっと奥にある白い森とティレニア」
それが 視えてきて。
ああ なるほど
そういう こと か。
そう、「その事実」が 落ちる。
「自分が 視えていること」
「観て 視て いること」
「それは 私の真実で」
「それが「私の世界」だと いうこと」。
そう、「その景色」は「実際には見えない」。
「普通に」、あくまで目を凝らさずに
ただ見るだけでは「普通の緑の森」で
私が視ようとしたから、奥が白くてその奥にまたティレニアがある
そこまで「わかる」のだ。
「 あー うん、 そうね。 」
そして「それ」は
「状況としては以前と同じ」で
「私はそれを みんなできる」と思っていたけど。
「それ」は 見たい人にしか見えないもので
そして「その見え方」も違う。
そしてこれまた「今の景色」が訴えるいろは
「私にそれを伝えているのは光の網」
「蓄積されている情報」
「いろ」
「充満の中を伝わる光」で あり
"だから それがほんとうだと わかる"のだ。
「 あぁ。」
なる ほど。
自分が。
漠然と 思っていた「こと」
自然と「読み取っている」いろ
そしてそれに「持ち前の行動力で確かめる」
それがプラスされ「裏打ちされてきた基盤」
それが 「今 生きている私の道」である。
「 。 えっ なんだろう これ。」
とても 不思議な気分だけど。
上を 観ても「青い空」
周りには「緑の木々」
目の前には「青い泉」
そしてそれを「見ている私」の周りには「いつかの自分」も沢山いて
「その更に上に その全体を観ている私」も いる。
ぅん?
だけど 暫くそれを観ていて。
「旅の途中」
「一瞬 一瞬が真剣」
「どの私も尊い」
それが沁みてきて、そして「その時の私の共通点」
"ゴールへ辿り着くまでの一本道"
その「いろ」が視えてきて。
「 なるほど。」
「突き進んでいた私」
「後悔しない様 頑張っていた私」
そんないろんな色を観ながらも
「今の私」はそれを観ながら
"ぜんぶを使っている"
その「構図」が 観えてきて。
「 成る程。 これが、「私の辿って来た道」で 「光の網」の実体。 まあ、実体だけど「ない」けど。 そう考えると、やっぱり、 面白いな。」
だから
そう ぐるりと廻って、言いながらも。
「今 この瞬間にも 舞っている点」
それを「感じて」、いたので ある。
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