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20の扉 愛の層
細胞レベルの 更新
しおりを挟む「 ふぅん 成る程。」
そういう こと ね 。
「体の 更新」
「細胞レベルで 変えていく」
それって実際「どう やるんだ」って 思ってたけど。
「 成る程確かに。 物理的、というか やはり「始まりは裏から」。」
先日 「捉え辛かった 大きな理解」、そこを 超えてから。
"徹底的で 圧倒的な浄化"
その「なかみ」は
「意図的な行為による 光の塗り替え」だとわかる様になり
ある意味「そのまんまでいい」その内容にすっきりとした私は
相変わらず 朝から食堂で。
「瑞々しい 緑」を視ながら 唸って いた。
ふぅ む ?
成る程 「これ」も
「わたし」の一部になる からして
「この 瑞々しさを余すことなく」
「いろ も」
「色も」
「新鮮さも」
「青い匂いも」
「摘んで来てくれたリトリにも」
「育んでくれる大地にも」
「美味しくそのまま出してくれるマシロにも」
まるっとぜんぶに「感謝」して。
「 いる。 ふむ、確かに 「それは知っていること」「私にとっての当たり前 の前提」だけれど 。もう、そこでもなくて。 」
それを「意識的にやり」
「意図的に編み直して」
「すべてを創り直していくこと」
即ち それは「無意識でやっていたことを」
「意識的にやっていくことで」
自らが 手綱を握って。
「自分自身をクリーンな世界にしてゆくこと」であり
「そこ」が 大切なのだと わかる。
例えば
青々とした 葉っぱを「そうやって味わうこと」も。
「今 自分が なにをやっているのか」、
それを知りながら行為を積むことで
「これまでの私」は「内からも外からも浄められ」
「より 極まっていく」、それが視える。
そして その
「自分にとっての当たり前の循環」が
今 大きなレベルで発生していて
以前は「部分でしか」、理解していなかったし
捉えられなかったけれど。
ここに来て この高い視点で
「その すべての調和の循環」が 観えるんだ。
「 なるほど 。確かに、この頃はずっと「普段やっていること自体がそうだった」、それに気付くこと だもんね。」
その「気付き」は
「自分自身を 掘り下げること」であり
「自分を知ること」
そして「その結果視えてきたものが」
「自分の特性」、即ち「裏側であること」で
今俯瞰しているのが「その半々具合」だ。
そう、"どのくらい 私はこちら側だったのか"
それを確かめているのが今であり
「非日常を生きること」
その「表裏 逆転の始まり」である。
そして
それって「具体的に」どういうことなのかと 思っていたけど。
やはり 始まってみれば「なんてことなくて」、
「私は初めから「そう」であり」
「それに気付くだけで」
「だからこの位置で」
「ここからまた上がってゆけるのだ」。
「 ふぅん。 なんか。 面白いな。やっぱり。」
「なによ、今度は何を始めるの?」
「 ん? いや、なにも? していないと言うか、 まあ そうなんだよね 。」
「………まあ、今更あんたが何と喋ってても驚かないけどね。」
「 ふふ」
いつの間にか、隣で肉球を舐めている朝は
私が葉っぱとお喋りしていると思ったのだろうか。
「 まあ ある意味。 「これ」が、。 巷で言う「お喋り」なのかも 知れないけどね。」
「?まあ、あんたは昔から何とでも喋るからね。逆に人間との方が、コミュニケーション苦手じゃない。」
「 あ、確かに。」
「だから、「形じゃない」、のよね。………好きなおもちゃとか、興味のあるものが、なんて言うの?ほら、糸の部屋でも、そうじゃない。人間って、いつの間にか興味が外に移って行っちゃうけど。基本的に、小さな頃に好きだったものは魂のカタチに似てるのよね。」
「 魂の カタチ。」
「そう。そりゃ、実際ある「形」じゃなくて見えないけどね?分かるでしょ?………そう、そういうことよ。」
「 てか、そんな話初めて聞いた。」
「言ってないからね。訊かれてないしね。」
「 まあ そうね。」
朝が「どんな風に 人間を見ているのか」。
意外な一面が見えて、なんだか楽しい。
「だから、ここに来てからみんなにずっと言われてたでしょう?「そのまんまでいい」って。「アレ」って、そういうことなんだと思うわ。………基本的に人間は「自分自身が望むカタチ」で生まれてくるけど、そこに色々くっ付けられるでしょう?だけどあんたはそれが現代人にしては限りなく、少なくて。だから、今こうやって「子供」………じゃないか、「少女」?も微妙だけど、「少女神」みたいな存在でやれてるんだと思う。違和感ないもの。」
「 成る程。 そうね。」
「そう、人間でもなんでも、基本的には同じなのよね。放っとけば、「それになる」のよ。」
「 ああ、うん。 なんの花が咲くのかは決まってるしね。」
「そうよ。それが「なにに」、なるのかは時代や性別、環境によって多少違うかも知れないけど。………しかし、あんたの場合は想像の上を行ったわね。」
「 うん? 」
「流石の私もこっちの世界に来て神をやるなんて思ってなかったわよ。想像の「斜め上」どころか、「裏側」だわ。」
「 そうだ ねぇ。」
流石は 朝である。
多分
具体的に 口にしたことはないけれど。
私と朝は「こちら側」が裏側の世界だ
という認識はあって
だけど「それが普通」、そんな「感覚」を持っている。
それはきっと
私がずっと 小さな頃から「人ではないもの」とお喋りしていたり
「朝と会話してたり」(通じてるという認識は無かったけど)
日常的に「裏側にいたから」で
その在り様は
「真贋」を超えた、「己のほんとう」を 視る 眼で
行為で。
「この世界が 偽物だとか」
「なにが正しいのかとか」、そういうことは 本来どうでもよくて
私は 「私のほんとう」を視る眼を始めから持っていたと言えるし
だから今ここにいて こうして あるんだ。
「 成る程、だけど。 実は 「本編はこれからだった」、みたいな?」
「えっ、なに。やめてよ。」
そう
だが 実際。
「その 「眼を得ること」が目的」なのではなく
「あくまで「それ」は手段」、
「最終目的地は「その先」で 自分が創るものだ」。
だから 「大きな溜息」を吐いた、ふわふわの背中を
ポンと撫でて。
「 だ~いじょうぶだよ。 大丈夫。」
「………………………。」
そうやって「わざとらしく」言う、
私を睨む 青い眼を 見て。
ニヤリと笑った後
サクリと 銀のフォークで
青い葉を「優しく」、刺したので ある。
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