透明の「扉」を開けて

美黎

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22の扉 生成の場

ノートと私

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 さて  

   はて

    どんな

   なに いろ


   うーん

  書きやすい は勿論、 見た目 これ大事

   
   可愛い じゃないし

   あー これいいけど私には可愛すぎるな


 てか
   「長くなる?」なら いろ 揃えるべき?

 いや「べき」じゃなくて

   どうしたいか

  そりゃ「お揃い」の方が なんか しっくりくるけど

 でもなー

  そんな 長い間 「同じ色」、保てるかなぁ~ ~ ~



 お勧めのお店の店員さんは
彼女メディナが何をどう 伝えたのかはわからないけど。

 始めに 目を合わせ 
  ニコリとして頷いた後は、
基本的に私のことを放っておいてくれていて お陰様でゆっくりと
 あれやこれやと選べて いる。


 そして 実際「実物を目の前にすると 目移りする」けれど。

  "初めに 眼に留まったもの"は
未だ視界の隅をチラチラしていて
 私は後悔のない様にいろんな色を吟味し決めようと思ってはいるが
結局こたえは既に決まっているのだ。


「   成る程ねぇ  うん、あ  これもいいな。」

 だから そうやって自分を観察しながら。

「後学の為に ペラペラと中身の確認」もすると、
 初めに眼に留まったもの
それを一冊 手に取って。

店員さんに差し出し、石を渡してお釣りを貰い、
これおつりってどう するんだ」と思いながら
紙袋を受け取って、帰路に ついた。



「   ふぅん?」

 手のひらの 小さく綺麗な屑石

それをチャラチャラと鳴らしながら 黒の中をテクテクと帰る。

 その
 手のひらを 閉じたり 開いたり して。

黒い背景の中、チラリとひかるそれを興味深く眺めるけれど
 実際私は「これがいくらなのか」も知らないし
 「知るつもりもない」けれど
「買い物って楽しいな」なんて「久しぶりの体験」をして。

 その「微妙な気持ち」と「不思議ないろ」

それを味わいながらも左脇のノートに意識を移し
 「これから始まる物語」をワクワクしながら足を進めて いる。


 そう きっと これまでだったら。

「これって幾らなんだろう」と
 「お金くらい数えれなきゃ」という「世間一般の常識に合わせる私」が発動していたろうが、
 今の私は「それ」に全く興味がなく 
「買い物の楽しさ」と「実物が持つ パワーの影響」が楽しくて 実際それを検証し始めている。


ここのところは ずっと。

 材料は魔女部屋にあったし
欲しいものはイストリアにお願いしていたから
私自身本体が「買い物」に行くことはなく
 だからこそ「その違い」が わかって。

 「自分センサーが 」がわかり視えて
  とても 面白いのだ。



    なる ほど  ねぇ 。


「ここまでの景色」を 裏側で 観れば。

 「私は欲しいいろを新しく外側から取り入れると決め」
 「それを体験する為 場所いろが異なるところに出掛け動き
 「ついでに 他の景色も回収して」
 「メディナから渡された石=廻り廻って私の元へ帰って来た自分のチカラを使い」
 「沢山ある 実物の中から しっくりくる共鳴するものを選んで」
 「ワクワクし光り合いながら 帰っている」。


そう、これノートは「新しい」で
 「私の区画」という「同じいろの充満の中に落ちる 一滴の
そしてこれから共にひかる、仲間だ。

  私の 空間に馴染むもの
   だけど
  これまでとは異なる いろ で
   素敵なスパイスになるもの。


「   ふむ 」

 待ちきれずに道中、カサカサと袋を開けて見てしまうその中身は
「パールのグラデーション」みたいな色で
 角度が変われば色も変わるけれど「メインは紫」という
 今の私にぴったりの 色だ。

他に「金色」とか
  「白」
  「青系」にも惹かれたけれど。

一発で目を奪ったこの子に軍配は上がり、今眺めてもニヤニヤしてしまうのだから
やはりこれは正解である。


  おっ  と と

 そうして 「フフフ」「ニヤニヤ」と
怪しさ満載の私をチラリと振り返る人がいた事で 我に返って。

「 いかん」

 いつの間にか通り過ぎていた青い通路、そこまで戻ると
無事、ホールへ向かって テクテクと歩いて行ったので ある。




 
 












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