透明の「扉」を開けて

美黎

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22の扉 生成の場

玉虫色の心配

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「なあ、お前分かってるのか、ヨルの言ってた事。」

「まぁな。」

「………それは不味くないのか?だって連中の思ってる事も実現するって事だろう?余計、混乱の渦に 」

「まあ、そう心配するな。それもどれも、織り込み済みだろうよ。」

「ええ?」

あれヨルは「俺達の深層心理を反映するもの」だ。無意識の心理をな。だからアレは確信を持ってるのだろうし、最終的には悪くはならない。」

「………どういう事だ?」

「多分、一時は悪くなる。それは仕方ないだろうな。だがしかし、アレは「皆に共通な光」が、あると思っている。そこの所だよ、ポイントはな。」

「あー、ヨルがいつも言ってるアレか。」

「そう。「だから、上手くまとまる」。その間を凌ぐのは俺達の役目だろうが。」

「成る程。しんどそうだ。」

「自らが蒔いた種だがな。」

「ああ。」

「早く全部終わって、上手い酒が飲みたいよ。」

「「上手い酒で泳ぎたい」、の間違いじゃないのか?」

「言うなよ。」

「そら、着いたぞ。」
「ああ。じゃあ行くか。」

「入り口は創って貰ったからな。」
「おう。」


 そうして 銀色の大きな扉が開くと
 「自分の憂い」を吹き飛ばす 様に。

真っ先に入って行った玉虫色の光に続き
 黒の中に光っていた白衣も
  扉へ吸い込まれて 行った。





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