3 / 21
瞼の裏
しおりを挟む眠れない夜
携帯の光は眩しいけれど
目を閉じても頭は冴えてる
そんな日 ない?
でも もう携帯小説も 漫画アプリも
飽きたんだ
だから。
目を閉じて 見る ことにした
なにか
何か が
映る筈だろう?
ファンタジーなら
物語なら
俺が。主人公ならば。
だって
私の中には私しかないないし
私の中からしか 物事は見れない
感じれない
知れない
だから。
全部 バーチャルリアリティーかも
しんないじゃん。
な? そう 思ったこと ない?
それで
俺は 「俺主人公説」を採用する事にした。
だって
それで 何かが見えれば
起これば。
儲けもんじゃん。
めっちゃラッキー、なんせ タダ。
お得に楽しめる俺だけの物語、始まっちゃうんだぜ?
ま、そいでよ?
目を 閉じてみたわけ。
最初は 自分の顎の下
なんか覗いてる様な感覚だった
暗闇の中 いや 黒の中か
三角のつらら 逆さまに下がる三角形の
虹 若しくは多色のライト
みたいなもんが 見えた
チラリ ギラり 主張するそれは
見えたり 消えたりしていたけど
そのうち俺が あれこれ考え出したからか
見えなくなった
よし もういっちょ
そうして また目を瞑る
次はな
ぬらぬら ヒラヒラ と
俺を呼ぶ様な白い靄
少し離れた所に ぬらぬらと揺れる それ
でも
また アレコレ考え出したら 消えた
んでまた 眠れないっていう 今
ナウ な。
一日目はそんな感じ。
とりあえずもう 4時だから ちょっと寝たい。
明日月曜よ?
俺 現実に戻るには充分な理由。
ま、次回を楽しみに ちょいと 寝てみますか
寝れるかな
いや
寝たい
寝よう。
うん。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
0
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる