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何故
しおりを挟む考えてきたんだ ずっと。
何故 在って
何故 こうして 生まれ 育ち
産んで 老いて 死んで
終わり
この 輪の中に 嵌るため だけに
ここに 在る のか。
何故
それならば。
考える?
知る?見る? ああしたい こうしたいと
欲もある?
ただ 草木の様に 在る だけでは
何故 いけなかったのか。
そんなことを 思う日は
無いかい?
私はね、思うよ。
時々ね。
そう そして 循環すること
回していくこと
その意味とは
繰り返す その 意味とは。
単純に 何かと考えた時
やはり 「学ぶ」ためだと 思ったよ。
「歴史に学ぶ」
そう 言うじゃないか なあ?
しかし
人は 記録する様になってから
何を 学んだのだろうか
「より 良く」することを
求めていたのでは 無いのだろうか
俺達は 皆
「最高に幸せ」に なっている筈じゃ
ないのか
おい
紀元前から合わせ 過去
何千年もの間
どうしていたんだ
何故 私には?
この手のひらに 幸せ は。
乗っていないんだ
何故
なに
どうして
しかし。
俺は「幸せになるため」にこの試みを始めた訳じゃないんだ。
色んな 目的がある
知りたい
見たい
感じたい
ん?でも これだけだろうか
しかし そんなものなのかもな。
俺は まだ見ぬ
最高の物語を追い求めて
俺の中に
飛び込んで見る事に したのだから。
そう
きっと 俺の中にしか ない
知りたいこと
見たいもの
感じたい こと 想い
幸せなんかもそうだ
みんな ある。
きっと
多分、な。
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