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07.
しおりを挟む1枚しかない毛布はルタへ。
食事は1日に2回。
窓のない、唯一の出入り口には鍵がかかった部屋へ閉じ込められて、10日。
徐々に近づいてくる足音に、身を寄せ合っていた瀬野とルタの身体が強張る。
今日も、長い悪夢がやってくる。
「……っ、……! ……ぅ、は」
散々嬲られてぷっくり膨れあがった乳首をしゃぶられながら、後孔を指で犯される。
じゅぷじゅぷ抜き差しされ、指先で内壁を擦り、感じるポイントを押されたり挟まれたりするたびに、びくびく身体が跳ねる。反射的に漏れる声は、歯を食いしばった上、手の甲で口を押さえることで噛み殺した。
「ん、……っ、ふ……ぅ……」
それでも、殺しきれなかった嬌声が、吐息と共に唇から溢れ落ちる。
「****」
卑猥な言葉でも言ったのだろうか。瀬野を辱める人外生物が、ぴんと主張して唾液でてらてら光っている乳首を舌で転がしながら嘲笑う。部屋の隅で膝を抱えるルタの顔が、怒りに歪んだ。それでも彼女は言い返すことも、何かしらの行動に出ることもない。自分のすることが、瀬野の首を締める結果になってしまうことを恐れているのだ。ただただ、部屋の隅で、性被害に遭う瀬野に心を傾けることしか許されない。
可哀想に。おっさんが犯されてるところなんて見せられて。反抗の意志すら、瀬野のために手折られる。
この部屋に放り込まれた1日目、はじめは意地でも離れなかったルタを追い出そうとしていた人外生物達だったが、互いの存在が互いの人質になり得ると悟られてしまってからは、むしろルタを瀬野が犯される空間に置いておきたがった。
ルタが反抗の意を匂わせれば瀬野が。瀬野が少しでも抵抗する素振りを見せればルタが次の被害に遭う。
毎日何時間にも渡って凌辱され続けた瀬野の身体は、すっかりどこを触れられても感じるようになってしまった。
人外生物の太い指で執拗に押し広げられた後孔も、今では柔らかく綻び、少し刺激されただけで容易く受け入れられるよう躾られている。
「は、ぁ、ぁ、……っ、ん、」
尻の中のしこりを、ぐっ、ぐっ、と押し込まれる。一定の感覚で刺激を与えられ、瀬野は腰をくねらせて悶えた。
「ぁ、ぁ……っ、あ、ぁ、あ!」
下腹部に溜まる熱が、うねって、暴れて、一息にーー
「ーーーーっ!」
一際強く押し込まれた瞬間、弾けた。
触れられていない陰茎から、白濁が飛び散る。
中でイった。中でイったのだ。
「*****」
茫然と胸を上下させる瀬野の耳元で何事か囁いた人外生物は、まるでそれがご馳走でもあるかのように、瀬野の身体に飛び散った精液を丹念に舐めとった。
中イキを強いられた後、風呂に入れられ、10日ぶりに服を着せられた。
とうとう、売りに出されるのだ。
瀬野を買ったのは、『人間カフェ』の客として何度か見覚えのある、触手型の人外生物だった。卑猥な想像を掻き立てる見た目のわりに、彼は実に紳士的な客だった、のだが。
「******」
瀬野の腕を抱き込み、ぴったりと寄り添い立つルタを一瞥した触手人外は、彼女が意地でも離れないこと、人質になるからおまけに連れてけといったことを売人から告げられたらしく、不本意そうに契約書にサインした。
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