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第一章「冒険者編」
第二話「モンスター討伐」
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ギルドを出た俺達は商業区に戻り、武具の調達をする事にした。俺は元々、一振りの剣を持ってヘルゲンまで旅をしていたのだが、旅の途中でゴブリンの群れに襲われ、剣をゴブリンに奪われてしまったのだ。
ゴブリンは緑色の肌をしている人間の様なモンスターで、魔獣クラスに位置する低級のモンスターだ。知能は低いが集団で行動し、武器や防具を身に着けているので、駆け出しの冒険者の良い訓練相手になると父は言っていた。俺は森の中で七体のゴブリンに追い回され、命からがらヘルゲンに辿り着いたのだ。
「カーティスさんはどんな戦い方をするの?」
「俺の事はギルベルトで良いよ。シャルロッテって呼んでも良いかな?」
「勿論良いわ」
「実は、剣士になりたいと思っていたんだけど、持ってきた武器も失くしてしまったんだ。ファイアの魔法が使えるから、スライムには負けないと思うけど」
「私はウィンドとウィンドショットの魔法が使えるわ」
「確か、ウィンドは風を作り出す魔法、ウィンドショットは風の塊を飛ばす魔法だね」
「ギルベルトは魔法の事をよく知っているのね」
「母がベーレントの村で魔術師をしているんだ」
「ベーレントは確か、ヘルゲンから程近い農村よね」
シャルロッテはつり目気味の美しい瞳で俺を見つめると、彼女の可愛さに心が高鳴った。頭部には形の整った猫耳が生えており、俺は彼女の猫耳に触れてみたくて仕方がないのだ。獣人という生き物が不思議で仕方がない。俺の育ったベーレントの村には獣人は暮らしていなかったからな……。
「ギルベルト。武器を買うお金は持っているの?」
「実は……。お金も殆ど無いんだよね」
「それでよくヘルゲンに辿り着けたわね」
「なんとかね。剣を買うために貯金の大半を使ってしまったんだ。シャルロッテはお金を持っているのかい?」
「少しだけ……。私もヘルゲンに来るまでにお金をほとんど使って仕舞ったの」
「これから冒険者としてクエストを受けて稼げばいいさ」
シャルロッテはモフモフした白い尻尾を楽しそうに揺らしながら俺を見上げている。更にシャルロッテの事を知り、パーティーとして効率良く狩りが行える様になりたいところだ。
「それで、今いくら持っているの?」
「二百ゴールドだよ。きっと棍棒程度の武器なら買えると思うんだ」
「うわ……。私よりお金持ってるなんて!」
「え? シャルロッテはいくら持ってるんだい?」
「十ゴールドよ……」
「十ゴールドって、堅焼きパン一つしか買えないじゃないか」
「うるさい! うるさい! 貧乏な白猫で悪かったわね……。ギルベルトも変わりないじゃない!」
「そこまでは言ってないんだけど……。まぁ、お互い協力して、今日の宿代くらいは稼がないとね。よろしく頼むよ、シャルロッテ」
シャルロッテは頬を膨らませて俺を見つめていたが、俺が手を差し出すと、彼女は小さな手で俺の手を握り返した。そっけない態度とは裏腹に、彼女の優しい魔力が俺の手に流れる。何だか彼女とは良い友達になれそうだ。
それから俺達は商業区で武具屋を探し、低価格の武具を扱う店を見つけた。やはり二百ゴールドで買える武器はほとんど無いみたいだ。俺は店の隅にひっそりと置かれているひのきの棒を手に取った。果たしてこんな武器でスライムを狩れるのだろうか。
ファイアの魔法を使えばスライムを倒す事は難しくないだろうが、なるべくなら魔力を温存しておきたい。命に危険が迫った時にのみ魔法を使う事にしているからな。
二百ゴールドで購入出来る武器は他に無かったので、俺は仕方がなくひのきの棒を購入する事にした。財布から代金を取り出してカウンターに置くと、体格の良い店主が『金が出来たらまた来いよ』と言ってくれたので、俺達は恥ずかしくなって店を出てしまった。
手持ちのお金を全て使って購入した訳だが、ひのきの棒は思いのほか手に馴染み、重量も軽いので、俺の様な駆け出しの冒険者でも扱いやすい事が分かった。俺がひのきの棒を背負うと、シャルロッテは恥ずかしさの余り他人のふりをしてしまった。
まずは金属製の武具を手に入れる事を目標にスライムを狩ろう。それから、シャルロッテがなけなしの十ゴールドで堅焼きパンを一つ購入した。これで俺達は全てのお金を使い果たして仕舞ったという訳だ。
ヘルゲンの北口を出て深い森に入ると、俺達はスライムが巣食う廃村を目指して歩き始めた。春の温かい風が頬を撫で、昼の日差しが心地良い。冒険者登録をしてすぐに仲間が出来たのは運が良かったな。お互いあまりにも貧乏だが、これからクエストをこなせばお金を作る事は難しくないだろう。
ヘルゲンの北口を出て一時間ほど森を進むと、俺達は目的の廃村に辿り着いた。廃村にはスケルトンやスライムの姿が見える。スライムは液体状の半透明なモンスターで、ウォーターの魔法を使う。攻撃力は低いが、集団で行動している事が多いので、複数体に囲まれれば厄介だ。
スケルトンはモンスターの死骸が骨となって蘇ったモンスターだ。知能は低いが武具を使う個体も居る。生前のモンスターの強さに比例してスケルトンの強さは決定する。どちらも魔獣クラスの比較的弱いモンスターだ。
魔獣、幻獣、聖獣の順番でモンスターの強さが決まっており、幻獣は一体で町や村を壊滅させる事ができ、聖獣は一体で一国を滅ぼせる強さを持つモンスターだと言われている。
幻獣クラスのモンスターを狩るには、レベル40以上の熟練の冒険者が討伐隊を組まなければ対等に戦う事すら出来ないと父から聞いた事がある。
「シャルロッテ。俺が敵を引きつけるから、風の魔法で敵を攻撃してくれるかな?」
「任せて頂戴」
「まずは廃村の外周に潜んでいるスケルトンを狩ろうか」
「わかったわ」
シャルロッテはモフモフした尻尾を楽しそうに動かし、俺の背後から付いて来ている。朽ち果てた村の外周にはスケルトンが何体か居る。きっとゴブリンの死骸が骨の体で蘇ったのだろう。錆びついたメイスを持って虚ろな目で空を見上げている。
俺はこっそりとスケルトンの背後に忍び寄ると、ひのきの棒を握り締めて垂直斬りを放った。ひのきの棒はスケルトンの肩を捉えたが、骨の体にはあまり効果が無いのか、スケルトンは瞬時に振り返り、メイスでの攻撃を仕掛けてきた。
敵の武器は錆びついているが、やはり金属製だからか、ひのきの棒で防御すれば棒の表面が大きく傷つく。ひのきの棒は使い勝手は良いが耐久性は低いのだろう。スケルトンの攻撃は遅いが、体力という概念が無いのか、執拗にメイスでの攻撃を仕掛け続けてくる。このまま攻撃を受け続ければ、いつか必ず武器が壊れてしまうだろう……。
シャルロッテが茂みから飛び出し、両手に風の魔力を溜めた。魔力は小さな塊に変化すると、シャルロッテが両手を突き出して魔力の塊を飛ばした。シャルロッテが放ったウィンドショットの魔法はスケルトンの胸部を捉え、敵の攻撃を鈍らせた。俺はスケルトンが狼狽した一瞬の隙きをついて、全力で敵の頭部にひのきの棒を叩きつけた。
ひのきの棒が折れる乾いた音と共に、スケルトンの頭骨が砕け散った。頭骨の中からは小さな魔石が飛び出し、地面に落ちた。一体目のスケルトンとの戦闘で武器を壊してしまった……。なけなしの二百ゴールドで購入した武器を失ってしまうとは、何と運が悪いのだろうか。
俺は地面に落ちた魔石を拾い上げると、左手に嵌めていた指環が輝き始めた。錬金術師の指環は魔石と関係があるのだろうか? 魔石とはモンスターが体内に持つ魔力の結晶。『魔石持ち』と呼ばれるモンスターは通常のモンスターよりも魔力と知能が高い傾向がある。
骨の体なのに防御力が高く、攻撃速度が早かったのは、魔石持ちのスケルトンだったからか。それから指環は穏やかな光を放つと、次の瞬間、正方形の箱に変化していた。なんだか箱が俺を見つめている様な気がするのは気のせいだろうか。
「ねぇ……。その箱は魔石が欲しいんじゃない?」
「え? 魔石を?」
「そんな気がするわ」
正方形の箱の中央には小さな穴があり、俺は魔石を穴に入れると、金属の表面には光の文字が浮かんだ。
『LV.1 新米冒険者シリーズ』
新米冒険者シリーズ? 魔石一つ提供すれば、何かアイテムが貰えるのだろうか。俺は箱の側面に付いているレバーを回すと、箱は楽しそうに輝き始めた。一体何が起こっているのだろうか。
すると、箱の下部が突然開き、小さなカプセルが落ちた。カプセルの中には非常に小さな木刀が入っており、カプセルを捻って開けると、中に入っていた木刀が徐々に大きくなり始めた。もしかするとこの箱は、魔石を加工してアイテムを作り出す事が力を持っているのだろうか。
俺は新しい武器の入手と、箱の正体を知れた事に興奮を覚えた。更にモンスターを狩り、魔石を入手して箱から新たなアイテムを頂けば、無尽蔵にアイテムを集められるのではないだろうか……。
ゴブリンは緑色の肌をしている人間の様なモンスターで、魔獣クラスに位置する低級のモンスターだ。知能は低いが集団で行動し、武器や防具を身に着けているので、駆け出しの冒険者の良い訓練相手になると父は言っていた。俺は森の中で七体のゴブリンに追い回され、命からがらヘルゲンに辿り着いたのだ。
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「俺の事はギルベルトで良いよ。シャルロッテって呼んでも良いかな?」
「勿論良いわ」
「実は、剣士になりたいと思っていたんだけど、持ってきた武器も失くしてしまったんだ。ファイアの魔法が使えるから、スライムには負けないと思うけど」
「私はウィンドとウィンドショットの魔法が使えるわ」
「確か、ウィンドは風を作り出す魔法、ウィンドショットは風の塊を飛ばす魔法だね」
「ギルベルトは魔法の事をよく知っているのね」
「母がベーレントの村で魔術師をしているんだ」
「ベーレントは確か、ヘルゲンから程近い農村よね」
シャルロッテはつり目気味の美しい瞳で俺を見つめると、彼女の可愛さに心が高鳴った。頭部には形の整った猫耳が生えており、俺は彼女の猫耳に触れてみたくて仕方がないのだ。獣人という生き物が不思議で仕方がない。俺の育ったベーレントの村には獣人は暮らしていなかったからな……。
「ギルベルト。武器を買うお金は持っているの?」
「実は……。お金も殆ど無いんだよね」
「それでよくヘルゲンに辿り着けたわね」
「なんとかね。剣を買うために貯金の大半を使ってしまったんだ。シャルロッテはお金を持っているのかい?」
「少しだけ……。私もヘルゲンに来るまでにお金をほとんど使って仕舞ったの」
「これから冒険者としてクエストを受けて稼げばいいさ」
シャルロッテはモフモフした白い尻尾を楽しそうに揺らしながら俺を見上げている。更にシャルロッテの事を知り、パーティーとして効率良く狩りが行える様になりたいところだ。
「それで、今いくら持っているの?」
「二百ゴールドだよ。きっと棍棒程度の武器なら買えると思うんだ」
「うわ……。私よりお金持ってるなんて!」
「え? シャルロッテはいくら持ってるんだい?」
「十ゴールドよ……」
「十ゴールドって、堅焼きパン一つしか買えないじゃないか」
「うるさい! うるさい! 貧乏な白猫で悪かったわね……。ギルベルトも変わりないじゃない!」
「そこまでは言ってないんだけど……。まぁ、お互い協力して、今日の宿代くらいは稼がないとね。よろしく頼むよ、シャルロッテ」
シャルロッテは頬を膨らませて俺を見つめていたが、俺が手を差し出すと、彼女は小さな手で俺の手を握り返した。そっけない態度とは裏腹に、彼女の優しい魔力が俺の手に流れる。何だか彼女とは良い友達になれそうだ。
それから俺達は商業区で武具屋を探し、低価格の武具を扱う店を見つけた。やはり二百ゴールドで買える武器はほとんど無いみたいだ。俺は店の隅にひっそりと置かれているひのきの棒を手に取った。果たしてこんな武器でスライムを狩れるのだろうか。
ファイアの魔法を使えばスライムを倒す事は難しくないだろうが、なるべくなら魔力を温存しておきたい。命に危険が迫った時にのみ魔法を使う事にしているからな。
二百ゴールドで購入出来る武器は他に無かったので、俺は仕方がなくひのきの棒を購入する事にした。財布から代金を取り出してカウンターに置くと、体格の良い店主が『金が出来たらまた来いよ』と言ってくれたので、俺達は恥ずかしくなって店を出てしまった。
手持ちのお金を全て使って購入した訳だが、ひのきの棒は思いのほか手に馴染み、重量も軽いので、俺の様な駆け出しの冒険者でも扱いやすい事が分かった。俺がひのきの棒を背負うと、シャルロッテは恥ずかしさの余り他人のふりをしてしまった。
まずは金属製の武具を手に入れる事を目標にスライムを狩ろう。それから、シャルロッテがなけなしの十ゴールドで堅焼きパンを一つ購入した。これで俺達は全てのお金を使い果たして仕舞ったという訳だ。
ヘルゲンの北口を出て深い森に入ると、俺達はスライムが巣食う廃村を目指して歩き始めた。春の温かい風が頬を撫で、昼の日差しが心地良い。冒険者登録をしてすぐに仲間が出来たのは運が良かったな。お互いあまりにも貧乏だが、これからクエストをこなせばお金を作る事は難しくないだろう。
ヘルゲンの北口を出て一時間ほど森を進むと、俺達は目的の廃村に辿り着いた。廃村にはスケルトンやスライムの姿が見える。スライムは液体状の半透明なモンスターで、ウォーターの魔法を使う。攻撃力は低いが、集団で行動している事が多いので、複数体に囲まれれば厄介だ。
スケルトンはモンスターの死骸が骨となって蘇ったモンスターだ。知能は低いが武具を使う個体も居る。生前のモンスターの強さに比例してスケルトンの強さは決定する。どちらも魔獣クラスの比較的弱いモンスターだ。
魔獣、幻獣、聖獣の順番でモンスターの強さが決まっており、幻獣は一体で町や村を壊滅させる事ができ、聖獣は一体で一国を滅ぼせる強さを持つモンスターだと言われている。
幻獣クラスのモンスターを狩るには、レベル40以上の熟練の冒険者が討伐隊を組まなければ対等に戦う事すら出来ないと父から聞いた事がある。
「シャルロッテ。俺が敵を引きつけるから、風の魔法で敵を攻撃してくれるかな?」
「任せて頂戴」
「まずは廃村の外周に潜んでいるスケルトンを狩ろうか」
「わかったわ」
シャルロッテはモフモフした尻尾を楽しそうに動かし、俺の背後から付いて来ている。朽ち果てた村の外周にはスケルトンが何体か居る。きっとゴブリンの死骸が骨の体で蘇ったのだろう。錆びついたメイスを持って虚ろな目で空を見上げている。
俺はこっそりとスケルトンの背後に忍び寄ると、ひのきの棒を握り締めて垂直斬りを放った。ひのきの棒はスケルトンの肩を捉えたが、骨の体にはあまり効果が無いのか、スケルトンは瞬時に振り返り、メイスでの攻撃を仕掛けてきた。
敵の武器は錆びついているが、やはり金属製だからか、ひのきの棒で防御すれば棒の表面が大きく傷つく。ひのきの棒は使い勝手は良いが耐久性は低いのだろう。スケルトンの攻撃は遅いが、体力という概念が無いのか、執拗にメイスでの攻撃を仕掛け続けてくる。このまま攻撃を受け続ければ、いつか必ず武器が壊れてしまうだろう……。
シャルロッテが茂みから飛び出し、両手に風の魔力を溜めた。魔力は小さな塊に変化すると、シャルロッテが両手を突き出して魔力の塊を飛ばした。シャルロッテが放ったウィンドショットの魔法はスケルトンの胸部を捉え、敵の攻撃を鈍らせた。俺はスケルトンが狼狽した一瞬の隙きをついて、全力で敵の頭部にひのきの棒を叩きつけた。
ひのきの棒が折れる乾いた音と共に、スケルトンの頭骨が砕け散った。頭骨の中からは小さな魔石が飛び出し、地面に落ちた。一体目のスケルトンとの戦闘で武器を壊してしまった……。なけなしの二百ゴールドで購入した武器を失ってしまうとは、何と運が悪いのだろうか。
俺は地面に落ちた魔石を拾い上げると、左手に嵌めていた指環が輝き始めた。錬金術師の指環は魔石と関係があるのだろうか? 魔石とはモンスターが体内に持つ魔力の結晶。『魔石持ち』と呼ばれるモンスターは通常のモンスターよりも魔力と知能が高い傾向がある。
骨の体なのに防御力が高く、攻撃速度が早かったのは、魔石持ちのスケルトンだったからか。それから指環は穏やかな光を放つと、次の瞬間、正方形の箱に変化していた。なんだか箱が俺を見つめている様な気がするのは気のせいだろうか。
「ねぇ……。その箱は魔石が欲しいんじゃない?」
「え? 魔石を?」
「そんな気がするわ」
正方形の箱の中央には小さな穴があり、俺は魔石を穴に入れると、金属の表面には光の文字が浮かんだ。
『LV.1 新米冒険者シリーズ』
新米冒険者シリーズ? 魔石一つ提供すれば、何かアイテムが貰えるのだろうか。俺は箱の側面に付いているレバーを回すと、箱は楽しそうに輝き始めた。一体何が起こっているのだろうか。
すると、箱の下部が突然開き、小さなカプセルが落ちた。カプセルの中には非常に小さな木刀が入っており、カプセルを捻って開けると、中に入っていた木刀が徐々に大きくなり始めた。もしかするとこの箱は、魔石を加工してアイテムを作り出す事が力を持っているのだろうか。
俺は新しい武器の入手と、箱の正体を知れた事に興奮を覚えた。更にモンスターを狩り、魔石を入手して箱から新たなアイテムを頂けば、無尽蔵にアイテムを集められるのではないだろうか……。
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