封魔剣舞 - 倒した魔物を魔石化する剣技と「魔石ガチャ」で冒険者無双 -

花京院 光

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第二章「王都イスターツ編」

第五十三話「修練の生活」

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 ヴォルフ師匠と出会った俺は魔法祭優勝を目指しながら訓練を始めた。俺とボリス、ジークフリート、イリスはヴォルフ師匠から戦闘技術を教わり、父はヒュドラ討伐まで俺の屋敷で暮らす事にした。

 ララ、ヴィクトリア、レーネ、ヘンリエッテ、レベッカの五人は父から魔法を教わる事になった。こうして俺達は魔法学校に通いながら、新たな師匠から戦い方を学ぶ生活を始めた。

 ヴォルフ師匠の訓練はエレオノーレ様以上に厳しい。彼は今年四十五歳を迎えたレベル180、Sランクの封魔師。彼が現在ラース大陸で最も高レベルの冒険者なのだとか。エレオノーレ様がヒュドラに挑んだ時、ヴォルフ師匠は既に魔大陸に渡っており、ヒュドラの存在すら知らなかったらしい。

 エレオノーレ様は封魔石宝流・継承者試験で俺達と共に魔大陸に移動した際にヴォルフ師匠に敗北を知らせたらしい。それからヴォルフ師匠は徒歩で魔大陸を横断し、魔物が巣食う海を子船で渡ってラース大陸に到着。父とはギーレン村で合流して共に王都に来たのだとか。

 ヴォルフ師匠はまず俺達の肉体を鍛え直すと言い、俺はヒュドラとの決戦までに体重百キロを目標に、過食の生活を続ける事を命じられた。ヴォルフ師匠と出会ったジークフリートは師匠に戦いを挑んだが、師匠は体長三メートルを超えるジークフリートを軽々と投げ飛ばし、たった一撃でジークフリートに上下関係を叩き込んだ。

 それからヴォルフ師匠はイリスの優れた戦闘能力を見抜き、彼女も俺達と共に訓練する様にと言った。イリスは元々肉体を鍛える事も、戦い方を学ぶ事も好きだったので、すぐにヴォルフ師匠と意気投合した。

 俺の普段の生活は、朝の三時に起床してヴォルフ師匠と共に雷光閃を放つ。朝の六時まで永遠と雷光閃を打ち込んでから一度目の食事をする。師匠との生活で最も厳しいのは、どんな筋力トレーニングでも、どんな魔物討伐でもなく、増量のための食事だ。

 毎食、大皿に山盛りのスパゲッティと卵白を十個、それから牛肉の赤身を二百グラム食べる。そして胃に隙間さえあればチーズや牛乳を摂取し、乾燥肉をかじる。勿論野菜もなるべく多く食べ、多少の脂肪がついても気にせずに体重を増やす。

 毎回同じメニューでは飽きるので、夕食はステーキを五百グラムとミートソーススパゲッティを大盛で食べる。それでも足りなければ卵を焼いてひたすら胃に詰め込む。

 吐き気を感じてからが勝負だ、というのがヴォルフ師匠の口癖で、彼の過酷な訓練で傷ついた筋肉を癒すために徹底的に栄養を取り続けた。十六歳の誕生日を迎えた時点で俺の体重は九十キロを上回った。それでもヴォルフ師匠は俺を見て「小人の様だ」と言った。

 ジークフリートも俺と共に大量の栄養を摂取し、もともと巨大だった筋肉を更に肥大させた。それでもヴォルフ師匠と殴り合えば、師匠に一発も入れられずにダウンする。強さの次元が違うのだ。

 いつかはジークフリートの巨体を拳で殴り上げ、天井まで吹き飛ばした事があった。拳に風のエンチャントを掛けた状態で攻撃を放てば、ジークフリート程の魔物でも軽々と吹き飛ばせるのだ。

 食事はこんな具合で、毎日吐き気を我慢しながら肉体を育てるために栄養を詰め込んだ。師匠との生活で厳しいのは食事だけではなく戦闘訓練だ。筋肉を増やすために師匠を背負った状態で永遠と螺旋階段を往復したり、巨大な石のクレイモアで素振りをして上半身の筋肉を追い込んだり。

 肉体を鍛えるだけではなく、彼は俺達に実戦経験を積ませるために、様々な魔物の討伐を命じた。冒険者ギルドで討伐クエストを受けて魔物討伐をし、地域の安全を確保するために働き続けた。

 ある日は八十キロの重りを担いだまま風属性のハーピーを狩りに行かされたり、ある日は蹴りだけで十体のブラックベアを倒すまで帰ってくるなと言われたり。武器すら持たない状態でレッドドラゴンが巣食う森に入れと命じられ、魔法だけでレッドドラゴンを討伐したり。

 そんな地獄の様な日々が続いても何とか耐えられたのはヴィクトリアが居てくれたからだ。どれだけ忙しくても週に二日は一緒に過ごせる時間を作った。勿論、以前の様に長時間一緒に居られる訳ではない。長くても一時間しか二人きりになれないが、そんな時間が最高の癒しになった。

 そして俺はボリスと共にAランクのリヴァイアサンの魔石でガチャを回した。ボリスはガチャ運が悪いのか、ノーマルカプセルを引き当てた。ノーマルカプセルと言っても、流石にAランクのガチャなのでハズレはない。彼はミスリルのメイル、ガントレット、フォールド、グリーヴを当てたのだ。

 そして俺は初めてのAランク、支配者級冒険者シリーズでレジェンドカプセルを引き当てた。カプセルの中身は「竜の魔装」というミスリルとホワイトドラゴンの素材から作られた魔法道具で、鎧からは折り畳み式の翼が生えており、魔力を込めるだけで自在に空を飛べる仕組みになっていた。

 それから驚くべき事に、リーゼロッテ第二王女はヴォルフ師匠に守護者の指環を授けた。既に騎士の称号を持つ最高レベルの封魔師が第二王女を守る事になったのだ。ヴォルフ師匠は第二王女とファルケンハイン城を守るために城で生活を始めた。

 ヴォルフ師匠がリーゼロッテ第二王女の守護者になる事を決めたのは、単純に指環の効果が欲しかったからなのだとか。守護者の指環を装備していれば、再び魔大陸に修行に行っても帰りは召喚して貰えば良いので、移動の手間を省くために守護者になる事を決めたと言っていた。

〈七月五日〉

 遂に俺は騎士の称号を授かった。体重は百キロを超え、レベルは95まで上昇した。勿論、肉体に無駄な脂肪はない。徹底的に過食して体重を増やし、無駄な脂肪を落とした。体脂肪率は八パーセント。腕は丸太の様に太く、足はブラックベアを一撃で蹴り殺せる程に肥大した。

 ララ、ヴィクトリア、レベッカ、レーネ、イリス、ヘンリエッテの六人は魔物討伐のクエストをこなし続け、遂にAランクの称号を得た。父から魔法を教わり始めた女性陣は驚異的な速度で魔力が向上した。

 エレオノーレ様を除く四人の騎士が最高の状態で王都の防衛を続け、俺は遂にヴォルフ師匠から卒業した。もう俺に教える事はないのだとか。あとは普段通り、毎日六時間の封魔剣舞と千回の雷光閃。体重のキープと筋力トレーニングだけを行えば魔力も筋肉も徐々に増えるだろう。

〈十一月十日〉

 訓練と魔法学校、ギルドでの新米冒険者教育などを繰り返す日々が続き、俺は圧倒的な力を手に入れた。ヒュドラはクロノ山脈から動かず、ブラックドラゴンやレッドドラゴンが頻繁の王都を襲撃する様になった。ヒュドラ討伐の時期を決めかねていた時、遂にヒュドラが動き始めた……。

「シュタイン君! ヒュドラが魔物を引き連れて現れた! 生徒達は先生の指示に従って避難する様に!」

 授業中にカーフェン先生が教室に飛び込んでくると、俺達は遂に決戦の日が来た事を実感し、慌てて立ち上がった。いつかこんな日が来るだろうと思っていた。

 生徒達は突然の出来事に混乱し、先生は生徒達を大広間に集めた。ヒュドラが無数の魔物を従えて王都を襲撃しているとカーフェン先生から報告を受けると、俺、ボリス、ヴィクトリア、ヘンリエッテ、レベッカ、レーネの六人はカーフェン先生と共に魔法学校を出た。

 中央区では数えきれない程のレッドドラゴンとブラックドラゴンが旋回しており、道端には衛兵や市民の死体が散乱している。一体何がどうなっているんだ? これは現実なのだろうか。今朝までは平和だった王都が、俺が魔法学校で一時間目を受けている僅かな間で、ここまで崩壊したのだ。

 ララ、ジークフリート、イリス、フランツ、エドガー、ロビンは市民を守りながらファルケンハイン城方面に走った。

「シュタイン君! 私はドラゴンの群れを狩る! 君は商業区に向かってくれ!」
「はい!」

 カーフェン先生はレベッカとレーネを連れ、上空を旋回するドラゴンの討伐を始めた。レッドドラゴンはメテオストライクを落とし、ブラックドラゴンはライトニングの魔法を連発し、強烈な雷撃で街を破壊した。

 俺とボリス、ヘンリエッテ、ヴィクトリアは大急ぎで商業区入ると、俺達は呆然と立ち尽くした。中央区にはドラゴンの群れ旋回していたが、商業区にはBランク、火属性のエキドナやCランク、闇属性のデュラハン、Cランク、地属性のサイクロプス等が徘徊している。

「嘘だろ……」
「ユリウス! どうするの……!? 私達に命令して!」
「ヘンリエッテはゴーレムを作り、エキドナの討伐! ヴィクトリアはホーリーの魔法でデュラハンを討伐! ボリスにはサイクロプスを任せた! 俺はヒュドラを探す!」

 商業区では国王陛下と衛兵長が戦っており、ボリス、ヘンリエッテ、ヴィクトリアは陛下と共に無数の魔物に勝負を挑んだ。

 俺達が学校に通っている間は、父やヴォルフ師匠が王都の防衛をしていた筈だが、なぜここまで魔物が侵入してきているのだろうか。恐らく、敵の数が多すぎて対処すら出来なかったのだろう。

 俺は商業区で最も背の高い建物に飛び乗ると、両手を上空に向けた。市民を襲うサイクロプスの群れに最高の一撃を叩き込む。

「メテオストライク!」

 瞬間、上空から爆発的な炎を纏う大岩が落下を始め、七体のサイクロプスを吹き飛ばした。魔物達が一斉に俺に注目すると、ボリスが二本のブロードソードでサイクロプスを切り裂き、ヴィクトリアは強烈すぎるホーリーの魔法を放ってデュラハンの群れを一度に十体も消滅させた。

 ヘンリエッテは巨大なゴーレムを作り出し、ゴーレムの両手に風のエンチャントを掛け、エキドナの固有魔法であるヘルファイアを石の盾で防ぎながら戦っている。流石のエキドナも自慢の炎を盾で防がれてはゴーレムに攻撃を当てる事すら出来ない。

 父から魔法の手ほどきを受けたヘンリエッテは三種類の魔法を同時に制御出来る様になり、エキドナが炎を放つ度に石の盾で的確に攻撃を受け止め、ゴーレムがエキドナの頭を叩き潰した。

 圧倒的なゴーレムの破壊力にエキドナの群れが逃げ出した瞬間、ロングソードに聖属性のエンチャントを掛けた国王陛下がエキドナの群れに切り込んだ。商業区は仲間達に任せれおけばすぐに魔物を狩り尽くせるだろう。問題は父とヴォルフ師匠の姿が見当たらない事だ。

 中央区ではララがアイシクルレインを放ち、レッドドラゴンとブラックドラゴンを地上に叩き落している。恐らく中央区の魔物もすぐに狩り尽くせるだろう。街は仲間に任せ、俺はヒュドラ討伐に挑む。

 王都の正門から外に出ると、衛兵達がタイタンと戦っていた。Cランク、水属性の巨人であるタイタンが三つ又の槍を振り上げた瞬間、俺は竜の魔装に魔力を込め、折り畳み式の翼を開いて飛び上がった。

「雷光閃!」

 超高速で石宝刀を抜刀し、タイタンの首を切り落とす。魔大陸で初めてタイタンを見た時は自分の死を予感したものだが、今ではCランク程度の魔物には恐怖すら感じない。

 タイタンが死の死骸が魔石に変わると、俺は魔石をマジックバックに仕舞い、衛兵達と共にタイタンを狩り始めた。

 王都の周辺にはタイタンだけではなく、エキドナやデュラハンも徘徊している。魔物達がヒュドラに従って王都を襲撃している事が容易に想像出来る。魔物の中には他種族と協力して人間を狩る者も存在する。

 レッドドラゴンは単純にヒュドラを恐れてクロノ山脈を出たのだろうが、エキドナやデュラハン、タイタン、そしてサイクロプスとブラックドラゴンは自らの意思で王都を襲撃している様だ。統制が取れた魔物の一斉襲撃に、父もヴォルフ師匠も正門を守り抜く事は出来なかった。

 戦場から逃げ出す衛兵も多くおり、俺はそんな衛兵を守りながら魔物を狩った。魔大陸で何度も狩り続けたデュラハンに懐かしさを感じながらも、俺はデュラハンのクレイモアを受けた。

 敵の攻撃があまりにも軽い。俺自身の肉体の成長と共に防御力も随分上がったのだろう。石宝刀でデュラハンのクレイモアをはじき、左手でデュラハンの鎧を殴りぬく。火のエンチャントを掛けた拳がデュラハンの鎧を突きぬくと、鎧に隠れていた本体が飛び出した。瞬間、左手を開いてデュラハンの本体に向ける。

「ファイアボルト!」

 炎の矢を飛ばし、黒い魔力の体をしたデュラハンの本体を仕留める。それから俺は数十体のデュラハンを狩ると、遠くの方で爆発的な咆哮が上がった。

 父をも上回るこの爆発的な魔力は間違いなくヒュドラのものだろう。ヒュドラの進行と共に大地が揺れ、強烈な魔力が徐々に王都に近づく。父とヴォルフ師匠が俺の元に駆け寄ってきた。ヒュドラから逃げてきたのだろう。

「ユリウス! 間もなくヒュドラが到着する! 正門を死守するぞ!」
「はい、お父様!」

 ボリス、ヴィクトリア、ヘンリエッテ、ジークフリート、ララが駆け付けてくると、ヴォルフ師匠は衛兵に街に戻る様に命令した。ここで俺達が敗北すれば王都が落ちる。何が何でもこの勝負には勝利しなければならないのだ。

 大陸の歴史を左右するヒュドラとの決戦。この日の事だけを考え続け、死ぬ気で己を追い込んできた。エレオノーレ様が俺を信じて石宝刀を授けてくれた。封魔石宝流の継承者として、最強の敵を討つ……。

〈決戦時・主要メンバーステータス〉
『Lv.107 Aランク 封魔師 ユリウス・フォン・シュタイン』
『Lv.80 Aランク 魔術師 ララ・シュタイン』
『Lv.120 Sランク 魔法道具屋 ギルベルト・フォン・シュタイン』
『Lv.85 Aランク 魔法剣士 アレクシス・フォン・ファルケンハイン』
『Lv.68 Aランク 魔術師 ヴィクトリア・フォン・ファルケンハイン』
『Lv.73 Aランク 魔法剣士 ボリス・フォン・イェーガー』
『Lv.180 Sランク 封魔師 ヴォルフ・フォン・ベルンシュタイン』
『Lv.70 Aランク 戦士 イリス・クラフト』
『Lv.68 Aランク 魔術師 レーネ・フォン・ノイラート』
『Lv.62 Aランク 魔術師 レベッカ・ヘンゼル』
『Lv.74 Aランク 魔術師 ヘンリエッテ・フォン・エーベルト』
『Lv.83 Aランク 悪魔祓い ゲオルグ・フォン・カーフェン』
『Lv.90 Bランク ミノタウロス・ジークフリート』
『Lv.60 Cランク パラディン・フランツ エドガー ロビン』
『Lv.150 Sランク 封魔師 エレオノーレ・フォン・クライン』

 ※パラディンは平均レベルで表示しています
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