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第一章「冒険者編」
第四話「順調にパーティーのハーレム化が加速しているので、魔物娘のハーレムパーティーで成り上がろうと思う」
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ブラックドラゴンが舌を伸ばしてミネストローネを舐めると、片翼を激しく動かした。
それから爆発的な咆哮を上げ、慌ててミネストローネが入った皿を前足で隠した。
まるで子供が自分の好物を隠している様だ。
「こ、これは私のものだからな……! 誰にも渡さないからな……!」
「いや、奪うつもりなんてないよ」
「トマトがこんなにも柔らかく、小さな野菜が口の中で踊る様だ! それに、チーズの風味も良い。食材の調和が取れた味わい深いスープだ」
「つまり、美味しいって事かな?」
「うっ……私はまだまだ満足などしていないぞ! だが、お前を殺すのは暫く待ってやろう!」
まさかブラックドラゴンがツンデレだったとは。
大事そうに舌の先端でミネストローネを舐める姿が何とも可愛らしい。
スープが少し減る度に悲しそうに皿を見つめている。
俺がそんな様子に気が付くと、ブラックドラゴンは頬を染めながらそっぽをむいた。
どうやら再び好感度が更新された様だ。
『Lv.80 Aランク・ブラックドラゴン 好感度:70%』
ブラックドラゴンはきな粉餅よりもミネストローネが好みだったのだろう。
好感度が一気に上昇している。
これならもう一品あれば100%を達成出来るかもしれない。
それから名前を付けて人間化すれば俺達の脅威にはならないだろう。
「早く料理を作るのだ! 料理の量は少ないが、味は良いから我慢してやるぞ!」
ミネストローネを食べ終えたブラックドラゴンが俺の方に皿を押しやった。
恥ずかしそうに赤い瞳を輝かせて俺を見つめている。
ソロモン王がブラックドラゴンを壺に封印した理由は分からない。
しかし、暫く同じ空間に居て分かったが、ブラックドラゴンは俺達を一切攻撃しない。
口では強がっているが、きっと人間を嫌っている訳ではないのだろう。
「君はどうして翼が片方しかないんだい?」
「以前人間に切り落とされたのだ。私は仲間達と共に山で暮らしていたが、仲間は全て人間に殺された。人間は殺した仲間を解体し、体内から魔石を抜き取った。それから牙や翼、爪、心臓、鱗を切り分け、嬉しそうに山を去っていたよ。きっとブラックドラゴンの素材は高値で取引されているのだろう」
「仲間を殺されたのか……」
「そうだ……確かに私の一族は大勢の人間を殺してきた! 人間を好んで喰らう者も居た。だが、人間は孵化したばかりの雛まで切り殺したのだ!」
ブラックドラゴンが叫んだ瞬間、再び好感度が更新された。
『Lv.80 Aランク・ブラックドラゴン 好感度:1%』
これは非常にまずい。
もし好感度が0%まで下がったら、その時は俺達を襲い始めるのではないだろうか。
震えながらフローラの手を握る。
何かブラックドラゴンの心に響く言葉を言わなければ……。
好感度が0%になる前に。
「俺は君を傷付けない! 誓うよ! 俺が君を守る!」
「なんだと……? 人間風情が私を守る!? その貧弱な体で私を守れるのか!?」
「守れるよ。強くなってみせる! だがら信じてくれ! 俺は君を傷付けない。他の人間が君を襲おうとしても、俺が君を守る!」
ゆっくりとブラックドラゴンに近付く。
ブラックドラゴンは涙を浮かべながら尻尾を振った。
瞬間、ブラックドラゴンの尻尾が俺の体を吹き飛ばした。
勇者にも何度か殴られた事があったが、人間の攻撃とは比較にならない。
「さぁどうだ? 反撃してみろ! ブラックドラゴンである私を守ろうとする人間なんて居る筈がない!」
「俺は君を傷付けないって言っただろう……? 反撃なんてする筈がないじゃないか……」
全身から脂汗が吹き出し、激痛が体中を駆け巡る。
ブラックドラゴンの好感度は1%で止まっている。
彼女の心を開くにはどうすれば良いだろうか。
再びゆっくりと近付くと、ブラックドラゴンが爪を振り上げた。
瞬間、目にも留まらぬ速度で俺の胸部を切り裂いた。
爪によって切り裂かれた胸からは大量の血が流れている。
あまりの痛さに一瞬意識が飛びかけた。
こんな痛みは経験した事がない。
Dランクの俺がAランクの魔物の攻撃を直撃したのだ。
すぐに命を落としても不思議ではない。
「ラインハルトさん! このままでは死んでしまいます! 逃げて下さい! 私が囮になりますから!」
「俺の料理を喜んで食べてくれたブラックドラゴンを残して逃げるなんて、俺には出来ない……!」
再びブラックドラゴンに近付くと、彼女は大粒の涙を流して俺を見つめた。
ゆっくりとブラックドラゴンの肉体に触れる。
「俺が君を守るよ。だからどうか怯えないでくれ……」
「人間が……私を守る……? その言葉は本当だろうな……?」
「ああ。約束だ」
「本当に本当だな……? 私を愛すると誓うか?」
「誓うよ」
「毎日私のために料理を作ると誓うか……? 私を一生養うと誓うか? 私と一緒に居てくれると誓うのか!?」
「ああ、誓うよ」
彼女の肉体にキスをした。
瞬間、視界に映っていた好感度が強い輝きを放った。
『Lv.80 Aランク・ブラックドラゴン 好感度:100%』
彼女の名前は……。
「エリカ!」
ブラックドラゴンの肉体が炎の包まれ、炎の中から一糸まとわぬ少女が姿を現した。
身長は百四十センチ程。
長く伸びた黒髪に、成熟した肉体。
髪形は姫カットで、胸はフローラよりも控えめだが十分大きい。
全裸のエリカに見とれていると、彼女がゆっくりと近づいてきた。
それから彼女は恥ずかしそうに俺の手を握り、俺の手を自分の胸に押し付けた。
「今日から私はお前のものなのだ……ラインハルト」
「俺のもの?」
「そうだ。一生愛してくれるのだろう……? それならば私はお前だけの黒竜になろう……」
俺の手がエリカの胸に触れている。
あまりにも柔らかくて温かい。
人生で初めて生の胸を触った。
勇者パーティーを追放された十七歳無職童貞に春が来た。
なんと柔らかいのだろうか。
ずっとこうしていたい。
エリカがルビー色の瞳に涙を浮かべると、俺は慌てて服を着せた……。
それから爆発的な咆哮を上げ、慌ててミネストローネが入った皿を前足で隠した。
まるで子供が自分の好物を隠している様だ。
「こ、これは私のものだからな……! 誰にも渡さないからな……!」
「いや、奪うつもりなんてないよ」
「トマトがこんなにも柔らかく、小さな野菜が口の中で踊る様だ! それに、チーズの風味も良い。食材の調和が取れた味わい深いスープだ」
「つまり、美味しいって事かな?」
「うっ……私はまだまだ満足などしていないぞ! だが、お前を殺すのは暫く待ってやろう!」
まさかブラックドラゴンがツンデレだったとは。
大事そうに舌の先端でミネストローネを舐める姿が何とも可愛らしい。
スープが少し減る度に悲しそうに皿を見つめている。
俺がそんな様子に気が付くと、ブラックドラゴンは頬を染めながらそっぽをむいた。
どうやら再び好感度が更新された様だ。
『Lv.80 Aランク・ブラックドラゴン 好感度:70%』
ブラックドラゴンはきな粉餅よりもミネストローネが好みだったのだろう。
好感度が一気に上昇している。
これならもう一品あれば100%を達成出来るかもしれない。
それから名前を付けて人間化すれば俺達の脅威にはならないだろう。
「早く料理を作るのだ! 料理の量は少ないが、味は良いから我慢してやるぞ!」
ミネストローネを食べ終えたブラックドラゴンが俺の方に皿を押しやった。
恥ずかしそうに赤い瞳を輝かせて俺を見つめている。
ソロモン王がブラックドラゴンを壺に封印した理由は分からない。
しかし、暫く同じ空間に居て分かったが、ブラックドラゴンは俺達を一切攻撃しない。
口では強がっているが、きっと人間を嫌っている訳ではないのだろう。
「君はどうして翼が片方しかないんだい?」
「以前人間に切り落とされたのだ。私は仲間達と共に山で暮らしていたが、仲間は全て人間に殺された。人間は殺した仲間を解体し、体内から魔石を抜き取った。それから牙や翼、爪、心臓、鱗を切り分け、嬉しそうに山を去っていたよ。きっとブラックドラゴンの素材は高値で取引されているのだろう」
「仲間を殺されたのか……」
「そうだ……確かに私の一族は大勢の人間を殺してきた! 人間を好んで喰らう者も居た。だが、人間は孵化したばかりの雛まで切り殺したのだ!」
ブラックドラゴンが叫んだ瞬間、再び好感度が更新された。
『Lv.80 Aランク・ブラックドラゴン 好感度:1%』
これは非常にまずい。
もし好感度が0%まで下がったら、その時は俺達を襲い始めるのではないだろうか。
震えながらフローラの手を握る。
何かブラックドラゴンの心に響く言葉を言わなければ……。
好感度が0%になる前に。
「俺は君を傷付けない! 誓うよ! 俺が君を守る!」
「なんだと……? 人間風情が私を守る!? その貧弱な体で私を守れるのか!?」
「守れるよ。強くなってみせる! だがら信じてくれ! 俺は君を傷付けない。他の人間が君を襲おうとしても、俺が君を守る!」
ゆっくりとブラックドラゴンに近付く。
ブラックドラゴンは涙を浮かべながら尻尾を振った。
瞬間、ブラックドラゴンの尻尾が俺の体を吹き飛ばした。
勇者にも何度か殴られた事があったが、人間の攻撃とは比較にならない。
「さぁどうだ? 反撃してみろ! ブラックドラゴンである私を守ろうとする人間なんて居る筈がない!」
「俺は君を傷付けないって言っただろう……? 反撃なんてする筈がないじゃないか……」
全身から脂汗が吹き出し、激痛が体中を駆け巡る。
ブラックドラゴンの好感度は1%で止まっている。
彼女の心を開くにはどうすれば良いだろうか。
再びゆっくりと近付くと、ブラックドラゴンが爪を振り上げた。
瞬間、目にも留まらぬ速度で俺の胸部を切り裂いた。
爪によって切り裂かれた胸からは大量の血が流れている。
あまりの痛さに一瞬意識が飛びかけた。
こんな痛みは経験した事がない。
Dランクの俺がAランクの魔物の攻撃を直撃したのだ。
すぐに命を落としても不思議ではない。
「ラインハルトさん! このままでは死んでしまいます! 逃げて下さい! 私が囮になりますから!」
「俺の料理を喜んで食べてくれたブラックドラゴンを残して逃げるなんて、俺には出来ない……!」
再びブラックドラゴンに近付くと、彼女は大粒の涙を流して俺を見つめた。
ゆっくりとブラックドラゴンの肉体に触れる。
「俺が君を守るよ。だからどうか怯えないでくれ……」
「人間が……私を守る……? その言葉は本当だろうな……?」
「ああ。約束だ」
「本当に本当だな……? 私を愛すると誓うか?」
「誓うよ」
「毎日私のために料理を作ると誓うか……? 私を一生養うと誓うか? 私と一緒に居てくれると誓うのか!?」
「ああ、誓うよ」
彼女の肉体にキスをした。
瞬間、視界に映っていた好感度が強い輝きを放った。
『Lv.80 Aランク・ブラックドラゴン 好感度:100%』
彼女の名前は……。
「エリカ!」
ブラックドラゴンの肉体が炎の包まれ、炎の中から一糸まとわぬ少女が姿を現した。
身長は百四十センチ程。
長く伸びた黒髪に、成熟した肉体。
髪形は姫カットで、胸はフローラよりも控えめだが十分大きい。
全裸のエリカに見とれていると、彼女がゆっくりと近づいてきた。
それから彼女は恥ずかしそうに俺の手を握り、俺の手を自分の胸に押し付けた。
「今日から私はお前のものなのだ……ラインハルト」
「俺のもの?」
「そうだ。一生愛してくれるのだろう……? それならば私はお前だけの黒竜になろう……」
俺の手がエリカの胸に触れている。
あまりにも柔らかくて温かい。
人生で初めて生の胸を触った。
勇者パーティーを追放された十七歳無職童貞に春が来た。
なんと柔らかいのだろうか。
ずっとこうしていたい。
エリカがルビー色の瞳に涙を浮かべると、俺は慌てて服を着せた……。
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