好感度が100%超えた魔物を人間化&武器化する加護がチートすぎるので、魔物娘を集めてハーレムパーティーを作ろうと思う

花京院 光

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第一章「冒険者編」

第十八話「ハーレムの時間が終わったので、魔法の練習を始めようと思う」

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 浴室から出ると、エリカが頬を膨らませて俺を見上げた。
 それからいつのも様に顎をツンと突き上げて腰に手を当てる。

「ラインハルト! ど、どどどうしてフローラが人間の状態で風呂から出てくるのだ!?」
「フローラに嫉妬しているエリカも可愛いと思うよ」
「か、かかか可愛い……!? そ、それは本当なのか?」
「ああ。エリカもフローラも可愛いよ」

 エリカの頭を撫でると、彼女は俺の胸に顔を埋めた。
 心地良いエリカの匂いが精神を高ぶらせる。
 視線を落とすと、ドレスの胸元から豊かな胸の谷間が見えている事に気が付いた。

「私もお風呂に入るわ。眠たかったら先に寝ていても良いぞ。べ、別に待ってて欲しい訳じゃないんだからなっ!」
「わかったよ。ちゃんと待ってるからね」
「うん!」

 エリカが今日一番の笑みを浮かべると、俺は彼女の明るい表情に嬉しさを感じた。
 エリカを待つ間にフローラの髪を乾かそう。

「フローラ、こっちにおいで」
「はい、髪を乾かしてくれるんですね。人間の体って不思議です。胸はなんだかスライムみたいに柔らかいですし、髪は長くて邪魔くさいですし。でもだんだんこの体にも慣れてきました」
「ゴールデンスライムの体に戻りたいと思う?」
「いいえ……私はゴールデンスライムの状態より人間の姿をしていた方が暮らしやすいので。体の小さな魔物として生きていた以前の生活を思い出すと、私って随分劣悪な環境で頑張っていたんだなと思います」
「ダンジョン内の階段とか、トラップとか、ゴールデンスライムの状態では厳しい場所もあるよね」
「はい、階段を上るにも大きくジャンブして上りましたし、落とし穴に落ちれば何日も穴の中から出られませんでした。親切な冒険者さんが助けてくれた事もありましたが、ダンジョンは本当に過酷でしたから」
「これからはフローラが楽に生きられる様に努力するからね」

 フローラの頭を撫でると、彼女は俺の手を握りながら上目遣いで俺を見た。
 エリカの様な小悪魔的な感じは一切ない。
 素直で好奇心旺盛。
 いつも俺の事ばかり気遣ってくれる。
 心優しい善良なゴールデンスライムなのだ。

 フローラを椅子に座らせ、両手から熱風を放出して髪を乾かす。
 長く伸びた金色の髪がなびき、天井付近に浮かぶ魔石の光を受けて美しく輝く。

 風呂上りのフローラはピンク色のパジャマを着ている。
 外見の年齢は十五歳程だろうか。
 人間にしか見えないフローラと同じ空間に居る事に緊張を感じる。
 今までフローラの様な美少女とこんなに長い時間を共に過ごした事はない。

 勇者パーティーにも魔術師の女が居たが、特に俺好みの容姿でもなかった。
 そして相手も俺には好意を抱いてはいなかった。
 いつも俺に大量のポーションや着替えを持つ様に命令した。

 サポーターの生活を五年も続けたからか、体力だけは付いた。
 重い荷物を担いで山を登る事もあれば、ダンジョンに潜る事もあった。
 だから基本的な体力や筋力は備わっている。
 俺がこれから追求すべきは戦闘能力なのだ。

「フローラ、俺はどうしたらもっと強くなれると思う?」
「そうですね……ラインハルトさんはソロモンさんの加護によって魔物を武器に変える事が出来るので、様々な武器を使いこなせる冒険者になるのはどうでしょうか? 私達魔物が武器になれば、通常のアイテムではなく、マジックアイテム化するみたいですし」
「確かに、特殊な力を持つマジックアイテムを集めて自由自在に扱えれば、今よりも遥かに強くなれるだろうね」
「はい。まずはウィンドホースを封印しなければならないんですよね。ですが、これ以上女性が増えると、私と遊ぶ時間が少なくなってしまいますよね……」
「大丈夫、仲間が増えてもフローラと過ごす時間は作るから」
「あの……私ってやっぱり嫉妬深いんでしょうか。私は人間ではないので、魔物的な思考しか出来ませんから、ラインハルトさん好みの女性になるのは難しいと思います。もっとラインハルトさんに好きになって欲しいんですが……」

 俺は今でも十分フローラの事が好きだと思う。
 少なくとも、今まで出会った女性の中で一番好意を抱いている。
 勿論エリカも同じくらい好きだ。

「フローラは今のままで良いんだよ」
「その言葉を聞けて嬉しいです。本心ではラインハルトさんを独り占めしたいって思いますが、エリカさんもラインハルトさんの召喚獣なので、私一人のものではないって理解しているんです」

 フローラが俺の手を握ると、浴室の扉が勢い良く開いた。
 タオルを巻いただけのエリカが室内に入ると、俺は思わず彼女の肉体に見とれた。
 タオル越しでも分かる形の良い胸に、綺麗なくびれ。
 水分を吸収して体にピッタリとくっついたタオルが妙に色っぽい。
 身長は百四十センチ程だが、胸が随分大きいので無意識に視線が胸に行く。

「私の体つきも悪くないだろう? ラインハルトは人間の体よりもブラックドラゴンの体の方が好きか?」
「どっちのエリカも魅力的だと思うよ」
「そうか。しかし、フローラよりも胸が小さいのは納得がいかないな。どうしてフローラの胸はこんなに大きいのだ」

 エリカはフローラの背後に立ち、おもむろにフローラの胸を揉みしだいた。
 フローラは驚きながらも頬を染めて俺を見つめている。

「駄目です……エリカさん……」
「全く……どうしてこんなに揉み心地が良いのだ? ゴールデンスライムの体の特徴を受け継いでいるのか」
「エリカさんも十分大きいと思います。あの……そろそろ恥ずかしいので放して下さい……!」

 フローラがエリカの手を振りほどくと、エリカのタオルが宙を舞った。
 え……?
 一瞬全裸のエリカが見えた後、フローラが物凄い速度でタオルをキャッチ。
 それからエリカの体に巻き付けると、エリカは恥じらいながら俯いた。

「見たな……?」
「いや、フローラの動きが早すぎて見えなかったよ……」

 正直、俺はエリカの裸体をばっちりと目撃した。
 フローラにも負けず劣らず、整った豊かな肉体が脳裏に焼き付いている。

「エリカさん、ごめんなさい……わざとじゃないんです」
「わかっている、フローラ。今回だけ特別に許してやる……全く、次からは気を付けるのだぞ。自分から見せるのは何とも思わないが、こういう見せ方は嫌いなのだ……」

 エリカがフローラを許すと、俺はエリカの髪を乾かしてあげた。
 エリカは薔薇色のパジャマを着ると、ベッドに潜り込んだ。
 きっと不意に裸を見られた事が恥ずかしかったのだろう。
 フローラはエリカと同じ布団に入り、俺の手を握った。

「ラインハルトさん、おやすみなさい……」
「ああ、おやすみ。フローラ」

 二人が眠りに就くと、俺はマナポーションを持って外に出た。
 エリカとフローラの裸体を見て精神が高ぶっているが、すぐに訓練を始めよう。
 まずはエリカから教わった攻撃魔法を徹底して練習する。

 退屈そうに地面をかいていたウィンドホースが俺を見つめた。
 彼女は俺にエールを送る様に小さく鳴いた。

 早速魔法の練習を始めよう。
 武器に炎を纏わせるエンチャント・ファイア。
 炎の球を放つファイアボール。
 前方向に炎を噴射するフレイム。
 そしてブラックドラゴンの固有魔法であるヘルファイア。

 魔力を使い続けて枯渇すればマナポーションを飲んで回復させる。
 そして繰り返し魔法を使い続けると、魔力の総量、強さを上昇させる事が出来る。

 それから俺は朝の四時まで魔法を放ち続けた。
 魔法訓練を終えて馬車の家に戻る。
 何故かエリカが俺のベッドで眠っている。
 俺は彼女を抱き上げてフローラのベッドに戻した。

「一緒に眠るのはいけない事か……? 私は千年も一人で暮らしていたのだ。少し寂しいから今日は一緒のベッドで眠りたい」
「やれやれ……今日だけだからな……」
「うむ。それで良いぞ」

 ルビー色の瞳を輝かせ、俺を見つめるエリカの美貌に気分が高揚する。
 ゆっくりとベッドに寝かせ、彼女の隣に横になる。
 まさか、彼女居ない歴イコール年齢の俺がエリカと同じベッドで眠る事になるとは。
 すぐ隣にはエリカが居て、パジャマの胸のボタンが外れている。
 エリカが寝ぼけて俺の腕を抱きしめると、腕にエリカの柔らかい胸が触れた。

 暫く目を瞑りながら、旅の生活を想像していると、いつの間にか眠りに落ちていた……。
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