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第一章「冒険者編」
第二十八話「アナスタシアとお風呂に入ったら目のやり場に困った件について」
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アナスタシアと共に浴室に入る。
人間の姿に戻ったアナスタシアが体に白いタオルを巻いて俺を見つめている。
タオル越しでも分かる大きすぎる胸に、ムチムチした白い太もも。
目のやり場に困りながら湯船に浸かる。
「やはり人間の体は便利じゃ。わらわは本来の姿ならこうして風呂に入る事も出来んからの」
「やっぱり体が大きいと不便な事もあるんだよね?」
「不便な事しか無いと言っても過言ではないかもしれん。わらわの様に希少な魔物の素材を狙う冒険者が多いからの。人間から逃げて暮らすだけで精一杯じゃったわい」
「人間に狙われながら暮らすか……」
「うむ。わらわの様に体が大きいとすぐに人間に見つかって仕舞う。じゃから、わららは体の小さな魔物に憧れていたのじゃ。獣人として人間と共に暮らした事もあったが、やはり人間は自分とは異なる種族の生物を歓迎せんかったのじゃ」
「確かに、街に暮らす獣人なんて殆ど居なかったな。俺が所属していたギルドには獣人が一人居たけど、誰も関わろうとはしていなかったし」
獣人は過去に奴隷として扱われていた。
人間でも魔物でもない生物の存在を、人間は決して認めなかった。
現在では獣人の奴隷取引は禁止されている。
それでも過去に奴隷だった種族を人間よりも劣る存在だと認識する者も居る。
アナスタシアが風呂に入ると、目の前にある豊かな胸に釘付けになった。
彼女すら出来た事がない、童貞の俺には刺激が強すぎる。
しかし俺のパーティーは巨乳しか居ないんだな。
フローラも十分巨乳だが、アナスタシアの方が遥かに胸が大きい。
形の良い綺麗な谷間に、水分を含んで体に張り付いたタオルが何ともエロい。
アナスタシアがオッドアイの瞳で俺を見つめると、俺は緊張して視線を逸らした。
「俺はアナスタシアをパーティーに歓迎するよ。俺はCランクの冒険者だし、決して他の冒険者よりも強い訳じゃないけど、仲間を守れる男になってみせるからね」
「お主の言葉が何よりも嬉しいぞ。ゴールデンスライムの様な神聖な魔物が心を許している理由も今ならはっきりと理解出来る。お主は魔物を守るために生まれてきたのかもしれんの」
「俺が魔物を……?」
「そうじゃ、お主には弱者を守れる強さがある。ソロモン王はお主の性質を見抜いて指環と加護を授けたのじゃろうな。まさに勇者の素質という訳じゃ」
アナスタシアは俺の手を取り、自分の胸に押し付けた。
思わず豊かな胸の谷間に視線が行く。
手にはアナスタシアの胸が触れている。
タオル越しでも柔らかく、弾力があって温かい。
「これからお主と共に生きられる事が楽しみじゃ。お主の成長を見届け、お主が寿命を迎えて命を落とせば、わらわはまた一人で生きる事のなるじゃろう」
「俺が死んでもエリカならきっと生き続ける筈だよ」
「そうじゃったな。エリカとももっと仲良くなりたいものじゃ。じゃが、今はラインハルトとの時間を満喫したいの……」
アナスタシアが俺の胸に顔を埋めると、俺は彼女を抱き締めた。
頬を染めて俺を見つめるアナスタシアは近くで見るとまた美しい。
「ラインハルトはなぜ勇者からパーティーを追放されたか考えた事はあるかの?」
「いや……単純にファッシュが俺の事を嫌っていたからだと思ったけど」
「そうではないじゃろう。お主はゴールデンスライムを守るためにミノタウロスやブラックドラゴンの攻撃を受けたと聞いたぞ。わらわが思うに、ファッシュはラインハルトが勇者の素質を秘めていると気が付いたのじゃろう。そして、いつか自分自身のポジションが危うくなる事も……」
「まさか、ファッシュが俺の事をそこまで評価していたなんて」
「わらわは人間よりも遥かに長く生きておる。人を見る目はあるつもりじゃぞ。勇者はブラックドラゴン程の魔物の心を開けるお主の真の強さに気が付いていたのじゃろう。そして、いつの日か第一王女がラインハルトの事を深く知った時、勇者である自分自身よりもラインハルトの方が勇者に相応しい男だと見抜かれる事を悟ったのじゃろうな」
第一王女がアドリオンを訪れる前にファッシュは俺を追放した。
追放というよりも、魔物を利用して俺を殺そうとした。
それは俺を第一王女に会わせない様にするためだったのか。
以前、ファッシュと共に居る第一王女を見かけた事があった。
だが、ファッシュは俺を第一王女から遠ざけた。
実際に言葉を交わしたのはアドリオンでの一件の時だけだ。
ソロモン王が見ず知らずの俺に指環と加護を授けてくれた理由は考えた事がなかった。
俺はソロモン王から授かった力を使い、アナスタシアを救う事も出来た。
俺が正しい行動をすれば、迫害されている魔物を救う事が出来る。
この強大すぎる力は正しく使わなければならないな……。
それから俺はアナスタシアに背中を流して貰い、浴室から出た。
案の定、エリカが顎を突き上げ、不機嫌そうに俺を睨みつけた。
「エリカさん、今日は私と一緒にお風呂に入りましょうね」
「そうだな……ラインハルトは好きだけ女狐とイチャイチャしていろ! 全く女心が分からん奴だ……私以外の他の女と風呂に入るとは! 全くラインハルトはけしからん……」
エリカはぶつぶつと不満を言いながらフローラと共に浴室に入った。
すぐに嫉妬する性格もまた可愛い。
黒髪姫カットのツンデレブラックドラゴン。
日に日に彼女の性格を好きになっている自分に気が付く。
まずはアナスタシアの髪を乾かす。
フローラやエリカの様にロングヘアではないので時間が掛からなくて良い。
両手から熱風を放出し、銀色の艶のある髪を乾燥させる。
それから櫛で調え、フローラのパジャマを渡した。
「わらわはそろそろ眠るとするかの。どっちのベッドを使えば良いのじゃ?」
「フローラの方かな」
「ラインハルトと一緒に眠るのは駄目かの?」
「べ、別にそれでも良いけど……」
「それなら……わらわはラインハルトと共に眠る事にしようかの」
アナスタシアが先にベッドに入ると、俺は彼女の隣に横になった。
暫く目を瞑っていると、風呂から上がったエリカが俺達の前に立った。
「ど、どどどどうしてアナスタシアがラインハルトのベッドで寝ているのだ! そこは私の場所なのだから、早くフローラのベッドに移るのだ!」
「これこれ、人が眠っている時に大声を出すでないぞ」
「どかないなら力づくでも移動させてやるわ……!」
「やれやれ……二人共もう少し仲良くするんだよ」
エリカとアナスタシアが取っ組み合い、どちらが俺のベッドで眠るか言い合いを始めた。
俺はそんな二人を無視して暫く目を瞑っていると、いつの間にか眠りに就いていた……。
人間の姿に戻ったアナスタシアが体に白いタオルを巻いて俺を見つめている。
タオル越しでも分かる大きすぎる胸に、ムチムチした白い太もも。
目のやり場に困りながら湯船に浸かる。
「やはり人間の体は便利じゃ。わらわは本来の姿ならこうして風呂に入る事も出来んからの」
「やっぱり体が大きいと不便な事もあるんだよね?」
「不便な事しか無いと言っても過言ではないかもしれん。わらわの様に希少な魔物の素材を狙う冒険者が多いからの。人間から逃げて暮らすだけで精一杯じゃったわい」
「人間に狙われながら暮らすか……」
「うむ。わらわの様に体が大きいとすぐに人間に見つかって仕舞う。じゃから、わららは体の小さな魔物に憧れていたのじゃ。獣人として人間と共に暮らした事もあったが、やはり人間は自分とは異なる種族の生物を歓迎せんかったのじゃ」
「確かに、街に暮らす獣人なんて殆ど居なかったな。俺が所属していたギルドには獣人が一人居たけど、誰も関わろうとはしていなかったし」
獣人は過去に奴隷として扱われていた。
人間でも魔物でもない生物の存在を、人間は決して認めなかった。
現在では獣人の奴隷取引は禁止されている。
それでも過去に奴隷だった種族を人間よりも劣る存在だと認識する者も居る。
アナスタシアが風呂に入ると、目の前にある豊かな胸に釘付けになった。
彼女すら出来た事がない、童貞の俺には刺激が強すぎる。
しかし俺のパーティーは巨乳しか居ないんだな。
フローラも十分巨乳だが、アナスタシアの方が遥かに胸が大きい。
形の良い綺麗な谷間に、水分を含んで体に張り付いたタオルが何ともエロい。
アナスタシアがオッドアイの瞳で俺を見つめると、俺は緊張して視線を逸らした。
「俺はアナスタシアをパーティーに歓迎するよ。俺はCランクの冒険者だし、決して他の冒険者よりも強い訳じゃないけど、仲間を守れる男になってみせるからね」
「お主の言葉が何よりも嬉しいぞ。ゴールデンスライムの様な神聖な魔物が心を許している理由も今ならはっきりと理解出来る。お主は魔物を守るために生まれてきたのかもしれんの」
「俺が魔物を……?」
「そうじゃ、お主には弱者を守れる強さがある。ソロモン王はお主の性質を見抜いて指環と加護を授けたのじゃろうな。まさに勇者の素質という訳じゃ」
アナスタシアは俺の手を取り、自分の胸に押し付けた。
思わず豊かな胸の谷間に視線が行く。
手にはアナスタシアの胸が触れている。
タオル越しでも柔らかく、弾力があって温かい。
「これからお主と共に生きられる事が楽しみじゃ。お主の成長を見届け、お主が寿命を迎えて命を落とせば、わらわはまた一人で生きる事のなるじゃろう」
「俺が死んでもエリカならきっと生き続ける筈だよ」
「そうじゃったな。エリカとももっと仲良くなりたいものじゃ。じゃが、今はラインハルトとの時間を満喫したいの……」
アナスタシアが俺の胸に顔を埋めると、俺は彼女を抱き締めた。
頬を染めて俺を見つめるアナスタシアは近くで見るとまた美しい。
「ラインハルトはなぜ勇者からパーティーを追放されたか考えた事はあるかの?」
「いや……単純にファッシュが俺の事を嫌っていたからだと思ったけど」
「そうではないじゃろう。お主はゴールデンスライムを守るためにミノタウロスやブラックドラゴンの攻撃を受けたと聞いたぞ。わらわが思うに、ファッシュはラインハルトが勇者の素質を秘めていると気が付いたのじゃろう。そして、いつか自分自身のポジションが危うくなる事も……」
「まさか、ファッシュが俺の事をそこまで評価していたなんて」
「わらわは人間よりも遥かに長く生きておる。人を見る目はあるつもりじゃぞ。勇者はブラックドラゴン程の魔物の心を開けるお主の真の強さに気が付いていたのじゃろう。そして、いつの日か第一王女がラインハルトの事を深く知った時、勇者である自分自身よりもラインハルトの方が勇者に相応しい男だと見抜かれる事を悟ったのじゃろうな」
第一王女がアドリオンを訪れる前にファッシュは俺を追放した。
追放というよりも、魔物を利用して俺を殺そうとした。
それは俺を第一王女に会わせない様にするためだったのか。
以前、ファッシュと共に居る第一王女を見かけた事があった。
だが、ファッシュは俺を第一王女から遠ざけた。
実際に言葉を交わしたのはアドリオンでの一件の時だけだ。
ソロモン王が見ず知らずの俺に指環と加護を授けてくれた理由は考えた事がなかった。
俺はソロモン王から授かった力を使い、アナスタシアを救う事も出来た。
俺が正しい行動をすれば、迫害されている魔物を救う事が出来る。
この強大すぎる力は正しく使わなければならないな……。
それから俺はアナスタシアに背中を流して貰い、浴室から出た。
案の定、エリカが顎を突き上げ、不機嫌そうに俺を睨みつけた。
「エリカさん、今日は私と一緒にお風呂に入りましょうね」
「そうだな……ラインハルトは好きだけ女狐とイチャイチャしていろ! 全く女心が分からん奴だ……私以外の他の女と風呂に入るとは! 全くラインハルトはけしからん……」
エリカはぶつぶつと不満を言いながらフローラと共に浴室に入った。
すぐに嫉妬する性格もまた可愛い。
黒髪姫カットのツンデレブラックドラゴン。
日に日に彼女の性格を好きになっている自分に気が付く。
まずはアナスタシアの髪を乾かす。
フローラやエリカの様にロングヘアではないので時間が掛からなくて良い。
両手から熱風を放出し、銀色の艶のある髪を乾燥させる。
それから櫛で調え、フローラのパジャマを渡した。
「わらわはそろそろ眠るとするかの。どっちのベッドを使えば良いのじゃ?」
「フローラの方かな」
「ラインハルトと一緒に眠るのは駄目かの?」
「べ、別にそれでも良いけど……」
「それなら……わらわはラインハルトと共に眠る事にしようかの」
アナスタシアが先にベッドに入ると、俺は彼女の隣に横になった。
暫く目を瞑っていると、風呂から上がったエリカが俺達の前に立った。
「ど、どどどどうしてアナスタシアがラインハルトのベッドで寝ているのだ! そこは私の場所なのだから、早くフローラのベッドに移るのだ!」
「これこれ、人が眠っている時に大声を出すでないぞ」
「どかないなら力づくでも移動させてやるわ……!」
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