36 / 71
第一章「冒険者編」
第三十六話「風呂上がりのフローラとレーネが可愛すぎるので、今日は一緒のベッドで眠ろうと思う」
しおりを挟む
フローラの着替え中に扉を開けた俺は、慌てて扉を閉めた。
久しぶりにフローラの裸を見たが、やはり彼女の裸体は刺激的すぎる。
雪の様に白い肌に、Eカップの巨乳。
俺はフローラの様な体系が好きなのだろうか。
「もう大丈夫ですよ……ラインハルトさん」
「うん……」
フローラが扉を開けると、俺は思わず赤面した。
脳裏にはフローラの裸体が浮かぶ。
「ラインハルトさん、もしかして他の魔物と一緒に居ましたか? 知らない匂いがします」
「よく気が付いたね。実は……」
俺はフローラとレーネにサシャとの出会いを話した。
レーネは明日雷山まで俺を乗せてくれる事になった。
「私も盾の状態で一緒に行きますよ。ラインハルトさんは私が守るんですから」
「ありがとう。いつも助かるよ」
フローラの小さな頭を撫でる。
金色のふわふわしたロングヘアは触り心地が良い。
レーネも俺の方に頭を向ける。
ウィンドホースの時も、ブラッシングをして欲しい時は俺をじっと見つめていた。
「レーネも撫でて」
「よしよし。明日は三人でお出かけだ」
「エリカさんは街に残るんですよね?」
「恐らくね。アナスタシアはもしかしたら一緒に来てくれるかもしれないな」
「それなら心強いですね。そろそろ寝ましょうか。今日も楽しかったですね」
「ああ。デニスさんと出会ったり、冒険者達とお酒を飲んだり。明日からもまた忙しくなりそうだ……」
「そうですね。あの……ラインハルトさん、私も一緒のベッドで寝ても良いですか?」
フローラが赤面しながら俺を見つめる。
エメラルド色の澄んだ瞳がまた美しい。
フローラの隣でレーネも静かに俺を見つめている。
「それじゃ三人で寝ようか」
「はい!」
「うん、レーネも一緒に寝るの」
折角ツインベッドの部屋を借りたのだが、結局一つのベッドで眠る事になった。
馬車の家では毎日狭いベッドでエリカやアナスタシアと一緒に寝ていた。
フローラは恥ずかしいからと言って、俺と一緒に眠る事は少なかった。
パジャマ姿のフローラとレーネに挟まれて横になる。
レーネが俺の体に抱き着くと、彼女の豊かな胸が俺の体に触れた。
「ラインハルト……レーネはやっと人間になれて嬉しいよ。これからは毎日近くに居られるんだから」
「俺もレーネが人間になってくれて嬉しいよ」
「ラインハルトさん、私はすっかりゴールデンスライムとしての生き方を忘れてしまいました。私みたいに弱い魔物は人間として生きた方が楽だって気が付きましたよ……」
「今のフローラも素敵だけど、ゴールデンスライムの時のフローラも可愛いと思うよ」
「ありがとうございます……おやすみなさい、ラインハルトさん、レーネさん」
フローラが珍しく俺に抱き着くと、俺は思わず胸が高鳴った。
やっとイステルに到着した訳だが、やらなければならない事は山積みだ。
レーネに常識を教え、酒呑童子の根城を偵察する。
王都ファステンバーグへの旅も再開しなければならない。
「ラインハルトさん……」
フローラが寝言で俺の名前を呼んでいる。
彼女の頭を撫でると、フローラは笑みを浮かべて寝息を立てた。
俺もそろそろ眠ろう……。
暫く目を瞑り、酒呑童子の事を考えていると、俺はいつの間にか眠りに落ちていた……。
早朝からエリカの声が聞こえる。
どうやらエリカが俺に馬乗りになっている様だ。
「起きなさい……ラインハルト」
「……」
「起きないとキスするわよ……」
「……」
このまま寝たふりをしているとどうなるのだろうか。
俺は返事をせず、エリカの出方を伺う事にした。
「本当にキスするわよ……良いの? べ、べべべ別にラインハルトとキスしたい訳じゃないけど、日ごろの感謝の気持ちを込めてキスしてやるわ……」
「……」
「本当にキスするんだからねっ!」
エリカの手が俺の頬に触れた瞬間、俺は目を開けてエリカの唇に指を当てた。
「俺が寝ている間に何するつもりだったの?」
「ば、馬鹿! 何もするつもりなんてないぞ……! ちょっと退屈だからお前の顔を見ていただけだ!」
「へぇ~なんかキスするとか言ってた気がするけど、俺は夢でも見ていたのかな」
「そ、そそそそうよ! 何で私がお前にキスなんかしなければならないの? 全く、ラインハルトったら。いやらしい夢を見る男だな! さぁ起きて私の朝食を用意するのだ!」
「はいはい。俺はいやらしい男ですよ」
いつも通りエリカに起こされ、ゆっくりと起き上がる。
本来なら馬車の家で朝食を作るが、宿では俺が料理をする必要はない。
一階の食堂で済ませれば良い訳だが、エリカは宿の仕組みを知らない。
「エリカ、宿では食堂で料理を食べられるんだよ。イステルに居る間、俺は料理を休んでも良いかな?」
「そう……ならいいわ。一人で食べてくるから」
今日は普段と同じ黒のドレスを着ているみたいだ。
朝から綺麗に整えた姫カットの髪形が彼女の意外に几帳面な性格を表している。
基本的になんでも俺にやらせようとするが、服装や髪形はいつも整っている。
「やっぱり黒のドレスの方が似合うね」
「そう? それは良かったわ。赤のドレスは昨日ベヒモスの返り血を浴びて汚れて仕舞ったから、後で洗濯して頂戴」
「今日はサシャと雷山に行かなきゃならないから、エリカがドレスを洗ってくれるかな? 水の魔石と洗剤で洗うんだよ。わかるよね?」
「お前は私を馬鹿にしているのか? 私はブラックドラゴンだぞ!」
「そうだね、ブラックドラゴンなら一人で洗濯も出来るよね」
「そうだ! 私は人間より賢いのだからな! 洗濯ぐらい自分で出来るわ……全く、ラインハルトったら私を何だと思っているのだ!」
エリカはそう言うと、可愛らしく頬を膨らませて部屋を出て行った。
それからアナスタシアが部屋に入ってくると、彼女は俺とフローラの間に潜り込んだ。
「昨日はラインハルトが居なかったから寂しかったぞ。少しの間わらわを抱きしめてくれんかの?」
「どうしたの? エリカのいじめられたのかい?」
「そういう訳ではない。ただ、ラインハルトと一緒に居たいだけなのじゃ。こうしてわらわを守ってくれる男は今まで一人も居なかったからの」
アナスタシアを抱きしめると、彼女は嬉しそうに目を瞑った。
瞬間、アナスタシアはメタモールファシスの魔法で獣人化した。
モフモフした頬を俺の顔に擦り付けている。
銀色の体毛に包まれた九尾の狐。
勿論、本来の体の大きさとは比較にならない。
身長百五十センチ程。
たれ目気味のオッドアイを細め、俺を見つめる表情がまた美しい。
九本の尻尾を嬉しそうに振ると、俺はアナスタシアの頭を撫でた。
頭部から生えた形の整った耳に触れる。
まるで大型犬とじゃれ合っている様で心地良い。
「今日はどうするのじゃ? 予定はあるのかの?」
「酒呑童子を探しに行くつもりだよ。昨日知り合ったガーゴイルに道案内を頼んだんだ」
「ガーゴイルというと、またメスではないのじゃろう?」
「オスだよ。名前はサシャ」
「そうかそうか、それは安心じゃ。これ以上女が増えると、ラインハルトがわらわの事を忘れそうで怖いのじゃ」
「いつも一緒に居るのに、忘れる訳ないだろう?」
「そうじゃの。さぁラインハルトや、わらわを武装し、勇敢な姿をイステルの市民に披露するのじゃ」
「ああ、今日もよろしく頼むよ。アナスタシア・武装!」
瞬間、アナスタシアの体が地属性の魔力に包まれた。
茶色の魔力の中から青白く輝く魔装が現れると、俺は妖狐の魔装を纏った。
魔装がまるで生き物の様に体に纏わり付き、俺の体系に完璧にフィットする。
「フローラ、レーネ、そろそろ起きる時間だよ」
「ラインハルトさん……おはようございます……」
「おはよう、フローラ」
レーネは寝ぼけながら俺に抱き着いた。
ぼさぼさになった栗色の髪を撫でつける。
「ラインハルト、レーネはシュルスクが食べたい。朝からシュルスクを食べれば雷山だって行けるの」
「わかったよ。すぐに用意するからね」
「うん!」
それから俺達は一階の食堂で食事を済ませた。
レーネをウィンドホースに戻し、フローラは人間のまま俺と一緒にレーネに乗る。
暫く宿の入り口で待っていると、サシャが姿を現した。
「おはよう、ラインハルト。早速雷山に案内するよ」
「ああ、よろしく頼むよ」
サシャが飛び上がると、レーネはサシャを追う様に走り出した……。
久しぶりにフローラの裸を見たが、やはり彼女の裸体は刺激的すぎる。
雪の様に白い肌に、Eカップの巨乳。
俺はフローラの様な体系が好きなのだろうか。
「もう大丈夫ですよ……ラインハルトさん」
「うん……」
フローラが扉を開けると、俺は思わず赤面した。
脳裏にはフローラの裸体が浮かぶ。
「ラインハルトさん、もしかして他の魔物と一緒に居ましたか? 知らない匂いがします」
「よく気が付いたね。実は……」
俺はフローラとレーネにサシャとの出会いを話した。
レーネは明日雷山まで俺を乗せてくれる事になった。
「私も盾の状態で一緒に行きますよ。ラインハルトさんは私が守るんですから」
「ありがとう。いつも助かるよ」
フローラの小さな頭を撫でる。
金色のふわふわしたロングヘアは触り心地が良い。
レーネも俺の方に頭を向ける。
ウィンドホースの時も、ブラッシングをして欲しい時は俺をじっと見つめていた。
「レーネも撫でて」
「よしよし。明日は三人でお出かけだ」
「エリカさんは街に残るんですよね?」
「恐らくね。アナスタシアはもしかしたら一緒に来てくれるかもしれないな」
「それなら心強いですね。そろそろ寝ましょうか。今日も楽しかったですね」
「ああ。デニスさんと出会ったり、冒険者達とお酒を飲んだり。明日からもまた忙しくなりそうだ……」
「そうですね。あの……ラインハルトさん、私も一緒のベッドで寝ても良いですか?」
フローラが赤面しながら俺を見つめる。
エメラルド色の澄んだ瞳がまた美しい。
フローラの隣でレーネも静かに俺を見つめている。
「それじゃ三人で寝ようか」
「はい!」
「うん、レーネも一緒に寝るの」
折角ツインベッドの部屋を借りたのだが、結局一つのベッドで眠る事になった。
馬車の家では毎日狭いベッドでエリカやアナスタシアと一緒に寝ていた。
フローラは恥ずかしいからと言って、俺と一緒に眠る事は少なかった。
パジャマ姿のフローラとレーネに挟まれて横になる。
レーネが俺の体に抱き着くと、彼女の豊かな胸が俺の体に触れた。
「ラインハルト……レーネはやっと人間になれて嬉しいよ。これからは毎日近くに居られるんだから」
「俺もレーネが人間になってくれて嬉しいよ」
「ラインハルトさん、私はすっかりゴールデンスライムとしての生き方を忘れてしまいました。私みたいに弱い魔物は人間として生きた方が楽だって気が付きましたよ……」
「今のフローラも素敵だけど、ゴールデンスライムの時のフローラも可愛いと思うよ」
「ありがとうございます……おやすみなさい、ラインハルトさん、レーネさん」
フローラが珍しく俺に抱き着くと、俺は思わず胸が高鳴った。
やっとイステルに到着した訳だが、やらなければならない事は山積みだ。
レーネに常識を教え、酒呑童子の根城を偵察する。
王都ファステンバーグへの旅も再開しなければならない。
「ラインハルトさん……」
フローラが寝言で俺の名前を呼んでいる。
彼女の頭を撫でると、フローラは笑みを浮かべて寝息を立てた。
俺もそろそろ眠ろう……。
暫く目を瞑り、酒呑童子の事を考えていると、俺はいつの間にか眠りに落ちていた……。
早朝からエリカの声が聞こえる。
どうやらエリカが俺に馬乗りになっている様だ。
「起きなさい……ラインハルト」
「……」
「起きないとキスするわよ……」
「……」
このまま寝たふりをしているとどうなるのだろうか。
俺は返事をせず、エリカの出方を伺う事にした。
「本当にキスするわよ……良いの? べ、べべべ別にラインハルトとキスしたい訳じゃないけど、日ごろの感謝の気持ちを込めてキスしてやるわ……」
「……」
「本当にキスするんだからねっ!」
エリカの手が俺の頬に触れた瞬間、俺は目を開けてエリカの唇に指を当てた。
「俺が寝ている間に何するつもりだったの?」
「ば、馬鹿! 何もするつもりなんてないぞ……! ちょっと退屈だからお前の顔を見ていただけだ!」
「へぇ~なんかキスするとか言ってた気がするけど、俺は夢でも見ていたのかな」
「そ、そそそそうよ! 何で私がお前にキスなんかしなければならないの? 全く、ラインハルトったら。いやらしい夢を見る男だな! さぁ起きて私の朝食を用意するのだ!」
「はいはい。俺はいやらしい男ですよ」
いつも通りエリカに起こされ、ゆっくりと起き上がる。
本来なら馬車の家で朝食を作るが、宿では俺が料理をする必要はない。
一階の食堂で済ませれば良い訳だが、エリカは宿の仕組みを知らない。
「エリカ、宿では食堂で料理を食べられるんだよ。イステルに居る間、俺は料理を休んでも良いかな?」
「そう……ならいいわ。一人で食べてくるから」
今日は普段と同じ黒のドレスを着ているみたいだ。
朝から綺麗に整えた姫カットの髪形が彼女の意外に几帳面な性格を表している。
基本的になんでも俺にやらせようとするが、服装や髪形はいつも整っている。
「やっぱり黒のドレスの方が似合うね」
「そう? それは良かったわ。赤のドレスは昨日ベヒモスの返り血を浴びて汚れて仕舞ったから、後で洗濯して頂戴」
「今日はサシャと雷山に行かなきゃならないから、エリカがドレスを洗ってくれるかな? 水の魔石と洗剤で洗うんだよ。わかるよね?」
「お前は私を馬鹿にしているのか? 私はブラックドラゴンだぞ!」
「そうだね、ブラックドラゴンなら一人で洗濯も出来るよね」
「そうだ! 私は人間より賢いのだからな! 洗濯ぐらい自分で出来るわ……全く、ラインハルトったら私を何だと思っているのだ!」
エリカはそう言うと、可愛らしく頬を膨らませて部屋を出て行った。
それからアナスタシアが部屋に入ってくると、彼女は俺とフローラの間に潜り込んだ。
「昨日はラインハルトが居なかったから寂しかったぞ。少しの間わらわを抱きしめてくれんかの?」
「どうしたの? エリカのいじめられたのかい?」
「そういう訳ではない。ただ、ラインハルトと一緒に居たいだけなのじゃ。こうしてわらわを守ってくれる男は今まで一人も居なかったからの」
アナスタシアを抱きしめると、彼女は嬉しそうに目を瞑った。
瞬間、アナスタシアはメタモールファシスの魔法で獣人化した。
モフモフした頬を俺の顔に擦り付けている。
銀色の体毛に包まれた九尾の狐。
勿論、本来の体の大きさとは比較にならない。
身長百五十センチ程。
たれ目気味のオッドアイを細め、俺を見つめる表情がまた美しい。
九本の尻尾を嬉しそうに振ると、俺はアナスタシアの頭を撫でた。
頭部から生えた形の整った耳に触れる。
まるで大型犬とじゃれ合っている様で心地良い。
「今日はどうするのじゃ? 予定はあるのかの?」
「酒呑童子を探しに行くつもりだよ。昨日知り合ったガーゴイルに道案内を頼んだんだ」
「ガーゴイルというと、またメスではないのじゃろう?」
「オスだよ。名前はサシャ」
「そうかそうか、それは安心じゃ。これ以上女が増えると、ラインハルトがわらわの事を忘れそうで怖いのじゃ」
「いつも一緒に居るのに、忘れる訳ないだろう?」
「そうじゃの。さぁラインハルトや、わらわを武装し、勇敢な姿をイステルの市民に披露するのじゃ」
「ああ、今日もよろしく頼むよ。アナスタシア・武装!」
瞬間、アナスタシアの体が地属性の魔力に包まれた。
茶色の魔力の中から青白く輝く魔装が現れると、俺は妖狐の魔装を纏った。
魔装がまるで生き物の様に体に纏わり付き、俺の体系に完璧にフィットする。
「フローラ、レーネ、そろそろ起きる時間だよ」
「ラインハルトさん……おはようございます……」
「おはよう、フローラ」
レーネは寝ぼけながら俺に抱き着いた。
ぼさぼさになった栗色の髪を撫でつける。
「ラインハルト、レーネはシュルスクが食べたい。朝からシュルスクを食べれば雷山だって行けるの」
「わかったよ。すぐに用意するからね」
「うん!」
それから俺達は一階の食堂で食事を済ませた。
レーネをウィンドホースに戻し、フローラは人間のまま俺と一緒にレーネに乗る。
暫く宿の入り口で待っていると、サシャが姿を現した。
「おはよう、ラインハルト。早速雷山に案内するよ」
「ああ、よろしく頼むよ」
サシャが飛び上がると、レーネはサシャを追う様に走り出した……。
0
あなたにおすすめの小説
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
スライムすら倒せない底辺冒険者の俺、レベルアップしてハーレムを築く(予定)〜ユニークスキル[レベルアップ]を手に入れた俺は最弱魔法で無双する
カツラノエース
ファンタジー
ろくでもない人生を送っていた俺、海乃 哲也は、
23歳にして交通事故で死に、異世界転生をする。
急に異世界に飛ばされた俺、もちろん金は無い。何とか超初級クエストで金を集め武器を買ったが、俺に戦いの才能は無かったらしく、スライムすら倒せずに返り討ちにあってしまう。
完全に戦うということを諦めた俺は危険の無い薬草集めで、何とか金を稼ぎ、ひもじい思いをしながらも生き繋いでいた。
そんな日々を過ごしていると、突然ユニークスキル[レベルアップ]とやらを獲得する。
最初はこの胡散臭過ぎるユニークスキルを疑ったが、薬草集めでレベルが2に上がった俺は、好奇心に負け、ダメ元で再びスライムと戦う。
すると、前までは歯が立たなかったスライムをすんなり倒せてしまう。
どうやら本当にレベルアップしている模様。
「ちょっと待てよ?これなら最強になれるんじゃね?」
最弱魔法しか使う事の出来ない底辺冒険者である俺が、レベルアップで高みを目指す物語。
他サイトにも掲載しています。
最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ
ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。
間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。
多分不具合だとおもう。
召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。
そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます
◇
四巻が販売されました!
今日から四巻の範囲がレンタルとなります
書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます
追加場面もあります
よろしくお願いします!
一応191話で終わりとなります
最後まで見ていただきありがとうございました
コミカライズもスタートしています
毎月最初の金曜日に更新です
お楽しみください!
クラス最底辺の俺、ステータス成長で資産も身長も筋力も伸びて逆転無双
四郎
ファンタジー
クラスで最底辺――。
「笑いもの」として過ごしてきた佐久間陽斗の人生は、ただの屈辱の連続だった。
教室では見下され、存在するだけで嘲笑の対象。
友達もなく、未来への希望もない。
そんな彼が、ある日を境にすべてを変えていく。
突如として芽生えた“成長システム”。
努力を積み重ねるたびに、陽斗のステータスは確実に伸びていく。
筋力、耐久、知力、魅力――そして、普通ならあり得ない「資産」までも。
昨日まで最底辺だったはずの少年が、今日には同級生を超え、やがて街でさえ無視できない存在へと変貌していく。
「なんであいつが……?」
「昨日まで笑いものだったはずだろ!」
周囲の態度は一変し、軽蔑から驚愕へ、やがて羨望と畏怖へ。
陽斗は努力と成長で、己の居場所を切り拓き、誰も予想できなかった逆転劇を現実にしていく。
だが、これはただのサクセスストーリーではない。
嫉妬、裏切り、友情、そして恋愛――。
陽斗の成長は、同級生や教師たちの思惑をも巻き込み、やがて学校という小さな舞台を飛び越え、社会そのものに波紋を広げていく。
「笑われ続けた俺が、全てを変える番だ。」
かつて底辺だった少年が掴むのは、力か、富か、それとも――。
最底辺から始まる、資産も未来も手にする逆転無双ストーリー。
物語は、まだ始まったばかりだ。
異世界だろうがソロキャンだろう!? one more camp!
ちゃりネコ
ファンタジー
ソロキャン命。そして異世界で手に入れた能力は…Awazonで買い物!?
夢の大学でキャンパスライフを送るはずだった主人公、四万十 葦拿。
しかし、運悪く世界的感染症によって殆ど大学に通えず、彼女にまでフラれて鬱屈とした日々を過ごす毎日。
うまくいかないプライベートによって押し潰されそうになっていた彼を救ったのはキャンプだった。
次第にキャンプ沼へのめり込んでいった彼は、全国のキャンプ場を制覇する程のヘビーユーザーとなり、着実に経験を積み重ねていく。
そして、知らん内に異世界にすっ飛ばされたが、どっぷりハマっていたアウトドア経験を駆使して、なんだかんだ未知のフィールドを楽しむようになっていく。
遭難をソロキャンと言い張る男、四万十 葦拿の異世界キャンプ物語。
別に要らんけど異世界なんでスマホからネットショッピングする能力をゲット。
Awazonの商品は3億5371万品目以上もあるんだって!
すごいよね。
―――――――――
以前公開していた小説のセルフリメイクです。
アルファポリス様で掲載していたのは同名のリメイク前の作品となります。
基本的には同じですが、リメイクするにあたって展開をかなり変えているので御注意を。
1話2000~3000文字で毎日更新してます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる