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第一章「迷宮都市フェーベル編」
第二十九話「ギレーヌとの出会い」
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恐らく俺の目の前に居る少女が死霊の精霊・ギレーヌなのだろう。身長は百四十センチ程。年齢は十三歳程だろうか。薔薇色のドレスにルビー色の瞳。肌は白く、黒髪を腰まで伸ばしている。
両手には魔力から作り上げた大鎌を持ち、非常に冷静な表情で俺を見上げている。俺が精霊狩りなのか、ダンジョンに入り込んだだけの人間なのか、またはレーナの様に精霊に理解ある者なのか。俺の正体を探る様にじっと花束を見つめている。
黒い魔力から出来た大鎌で何十人もの精霊狩りを殺してきたのだとか。ギレーヌの身長よりも大きな禍々しい大鎌を見て思わず恐怖を感じた。幻獣クラスの魔物と遭遇した時の様な、明らかに自分が生物的に劣っていると悟るこの感じ。
森で狩人に遭遇した小動物もこんな気持なのだろうか。自分では明らかに抵抗出来ない、強烈な魔力が俺の体を蝕む様に流れてくる。まるで彼女の周囲だけが闇に包まれている様にも感じる。闇の魔力が蔓延する墓地で生を受けた最悪の精霊。俺は今からこの子の心を開かなければならない。
ゆっくりと跪き、花束を差し出す。ギレーヌは吊り目気味の三白眼を多く見開き、美しく澄んだルビー色の瞳でじっと俺を見つめると、次の瞬間口元に笑みを浮かべた。
「何のつもり?」
「君に渡そうと思って。気に入ってくれたかな?」
「馬鹿じゃないの? どうせ私を眠らせる効果がある花なんでしょう? それか、手に持つと呪いが掛かるとか。今度はどんな手段で私を殺しに来たの? 全く、人間は様々な手段で私を殺そうとするから退屈しないわ。自分が用意した罠を見破られた瞬間の人間の表情! 死の瞬間にやっと自分の浅はかさに気づき、泣きながら命乞いする人間の醜さ! まるでおもちゃが壊れる様で、人間の死は何度見ても面白いの。あなたはどんな壊れ方をするのかしら? せめて最期くらい綺麗に壊れなさいな」
「死霊の精霊ともあろう方が、花束が怖いのかい?」
「あまり調子に乗ると今すぐ斬り殺すわよ」
まるでギレーヌの体は霧の様に形を変え、瞬時に俺の背後に移動すると、俺の首元に大鎌を突きつけた。移動の瞬間を捉える事すら出来なかった。幼い頃から父の高速の剣を見続けてきた。それでもギレーヌが俺の背後に回った瞬間を目視出来なかった。これが人間を狩る精霊の力なのか……。
リビングデッドとの戦闘とは比較にならない程の圧倒的な恐怖と、迫り来る死を感じる。いつ殺されてもおかしくない。心の底から人間という種族を憎んでいるのだろう。ギレーヌの大鎌が俺の首を僅かに切ると、俺は絶望を感じた。
エミリアと再開するまでは何があっても死なない。絶対にエミリアとの生活を取り戻してみせる。どんな言葉を掛ければギレーヌの冷めきった心を動かせるだろうか。全く言葉が出てこない。
俺が最期の言葉を放った瞬間、ギレーヌの大鎌が首を切り落とすために触れている様だ。精霊の彼女にとっては、魔法を覚えたばかりの俺の様な人間は苦労せずに殺せるだろう。
俺の生命を刈り取るのには大鎌を少し動かすだけで良い。ギレーヌが俺の命を握っているのだ。言葉ひとつ間違えば、俺の首が転がり落ちる事になる。ギレーヌはエミリアの様に優しくはないだろう。人間を当たり前に殺せる精霊なのだ。
だが、ギレーヌだって生まれた瞬間から人間を嫌っていた訳ではない。精霊は創造神が人間を守るために作り上げた生物。人間もまた精霊を守るために造られた。敵対すべきは魔物なのだ。本来はお互いの助け合って生きる様に造られている。
「俺は勇気を振り絞って君に会いに来た。武器も持たずに降りてきたのは精霊狩りではないと証明するためなんだ。俺の全てを信じてくれとは言わない。この鎌を俺の首から離してくれると助かるよ」
「私が大鎌を離した瞬間、周囲に待機している仲間が私に攻撃でも仕掛けるのかしら」
「そんな仲間は居ないよ。俺は一人で五階層まで降りてきたんだ。君を攻撃するつもりなら武装してこの場に立っていただろう。武器も防具も無いんだ。君は丸腰の人間が怖いのかい? 生まれながらに人間を凌駕する力を授かっているのに、自分よりも遥かに弱い俺に恐怖を抱いているのか?」
「恐怖……? 私があなたに恐怖を? 笑わせてくれるわね。こんなにちっぽけな人間をなぜ恐れなければならないの? リビングデッドすら満足に狩れない男に私が恐怖を抱く!?」
流石に挑発しすぎただろうか。ギレーヌは妙にプライドが高そうだから、挑発は有効だと思ったのだが、下手をすれば次の言葉を発する前に俺の命が尽きる可能性もある。慎重に言葉を選びながらも、どんな言葉を使った時に彼女の気持ちが動くか知る必要がある。恐らくそこが突破口になる。
僅かなきっかけさえあれば俺は彼女の心を開けると思っている。精霊は人間に力を授けるために生まれてきたのだ。どんな精霊も人間なしでは生きられない。ギレーヌもきっとそれを悟っているのだろう。俺を見た瞬間に斬り殺す事も出来た。しかし彼女は俺との対話を選択したのだ。
「死霊の精霊って、どんな恐ろしい精霊かと思ったらこんなに可愛い子だなんて思わなかったよ」
「可愛い!? くだらない冗談は嫌いよ。あなたはこの状況が分かっているのかしら? あなたの命は私が預かっているのよ」
「花束は気に入って貰えなかったかな? 他にもサンドイッチとか乾燥肉とか用意してきたんだけど、途中で落としてしまったんだ。一緒に食事をしたいと思ってさ」
「精霊と人間が食事!? 自分が対等だとでも思っているのかしら」
「そうだよ。人間と精霊は対等。人間は精霊を守るために生まれ、精霊は人間に力を授けるために生まれる。敵対すべきは魔物であって人間ではないんだ。君は契約者なしには生き続けられないと悟っている。だから必要以上に魔力を使わない。そうだろう?」
「あなたに精霊の何が分かるの……? それ以上わかった様な事を言うと首を切るわよ……」
「誰よりも精霊に憧れていたんだよ。今でも憧れている。精霊が居る生活を望んでいたんだ。どんな微精霊も俺に加護を授けてくれなかった。契約者を持たない精霊の気持ちは俺が一番理解出来るんだ! 俺は加護を持たない人間だったから……」
「そろそろおしゃべりは終わりかしら」
「それはどういう意味だい……?」
ギレーヌがゆっくりと大鎌を離すと、六階層に続く階段からは体長三メートルを超える幻獣が姿を現した……。
両手には魔力から作り上げた大鎌を持ち、非常に冷静な表情で俺を見上げている。俺が精霊狩りなのか、ダンジョンに入り込んだだけの人間なのか、またはレーナの様に精霊に理解ある者なのか。俺の正体を探る様にじっと花束を見つめている。
黒い魔力から出来た大鎌で何十人もの精霊狩りを殺してきたのだとか。ギレーヌの身長よりも大きな禍々しい大鎌を見て思わず恐怖を感じた。幻獣クラスの魔物と遭遇した時の様な、明らかに自分が生物的に劣っていると悟るこの感じ。
森で狩人に遭遇した小動物もこんな気持なのだろうか。自分では明らかに抵抗出来ない、強烈な魔力が俺の体を蝕む様に流れてくる。まるで彼女の周囲だけが闇に包まれている様にも感じる。闇の魔力が蔓延する墓地で生を受けた最悪の精霊。俺は今からこの子の心を開かなければならない。
ゆっくりと跪き、花束を差し出す。ギレーヌは吊り目気味の三白眼を多く見開き、美しく澄んだルビー色の瞳でじっと俺を見つめると、次の瞬間口元に笑みを浮かべた。
「何のつもり?」
「君に渡そうと思って。気に入ってくれたかな?」
「馬鹿じゃないの? どうせ私を眠らせる効果がある花なんでしょう? それか、手に持つと呪いが掛かるとか。今度はどんな手段で私を殺しに来たの? 全く、人間は様々な手段で私を殺そうとするから退屈しないわ。自分が用意した罠を見破られた瞬間の人間の表情! 死の瞬間にやっと自分の浅はかさに気づき、泣きながら命乞いする人間の醜さ! まるでおもちゃが壊れる様で、人間の死は何度見ても面白いの。あなたはどんな壊れ方をするのかしら? せめて最期くらい綺麗に壊れなさいな」
「死霊の精霊ともあろう方が、花束が怖いのかい?」
「あまり調子に乗ると今すぐ斬り殺すわよ」
まるでギレーヌの体は霧の様に形を変え、瞬時に俺の背後に移動すると、俺の首元に大鎌を突きつけた。移動の瞬間を捉える事すら出来なかった。幼い頃から父の高速の剣を見続けてきた。それでもギレーヌが俺の背後に回った瞬間を目視出来なかった。これが人間を狩る精霊の力なのか……。
リビングデッドとの戦闘とは比較にならない程の圧倒的な恐怖と、迫り来る死を感じる。いつ殺されてもおかしくない。心の底から人間という種族を憎んでいるのだろう。ギレーヌの大鎌が俺の首を僅かに切ると、俺は絶望を感じた。
エミリアと再開するまでは何があっても死なない。絶対にエミリアとの生活を取り戻してみせる。どんな言葉を掛ければギレーヌの冷めきった心を動かせるだろうか。全く言葉が出てこない。
俺が最期の言葉を放った瞬間、ギレーヌの大鎌が首を切り落とすために触れている様だ。精霊の彼女にとっては、魔法を覚えたばかりの俺の様な人間は苦労せずに殺せるだろう。
俺の生命を刈り取るのには大鎌を少し動かすだけで良い。ギレーヌが俺の命を握っているのだ。言葉ひとつ間違えば、俺の首が転がり落ちる事になる。ギレーヌはエミリアの様に優しくはないだろう。人間を当たり前に殺せる精霊なのだ。
だが、ギレーヌだって生まれた瞬間から人間を嫌っていた訳ではない。精霊は創造神が人間を守るために作り上げた生物。人間もまた精霊を守るために造られた。敵対すべきは魔物なのだ。本来はお互いの助け合って生きる様に造られている。
「俺は勇気を振り絞って君に会いに来た。武器も持たずに降りてきたのは精霊狩りではないと証明するためなんだ。俺の全てを信じてくれとは言わない。この鎌を俺の首から離してくれると助かるよ」
「私が大鎌を離した瞬間、周囲に待機している仲間が私に攻撃でも仕掛けるのかしら」
「そんな仲間は居ないよ。俺は一人で五階層まで降りてきたんだ。君を攻撃するつもりなら武装してこの場に立っていただろう。武器も防具も無いんだ。君は丸腰の人間が怖いのかい? 生まれながらに人間を凌駕する力を授かっているのに、自分よりも遥かに弱い俺に恐怖を抱いているのか?」
「恐怖……? 私があなたに恐怖を? 笑わせてくれるわね。こんなにちっぽけな人間をなぜ恐れなければならないの? リビングデッドすら満足に狩れない男に私が恐怖を抱く!?」
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「死霊の精霊って、どんな恐ろしい精霊かと思ったらこんなに可愛い子だなんて思わなかったよ」
「可愛い!? くだらない冗談は嫌いよ。あなたはこの状況が分かっているのかしら? あなたの命は私が預かっているのよ」
「花束は気に入って貰えなかったかな? 他にもサンドイッチとか乾燥肉とか用意してきたんだけど、途中で落としてしまったんだ。一緒に食事をしたいと思ってさ」
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「あなたに精霊の何が分かるの……? それ以上わかった様な事を言うと首を切るわよ……」
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