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67.喧嘩上等!!終わり良ければ全て良し。
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バキッという音と共に、殴り飛ばされる兵士。一応加減はしてる。
こいつ等は、間違いなく神官側の兵士だ。
ターベルやザルビア兵達が私等を殴りに来るはずがないからだ。
敵味方が分からなくなった以上、はっきりと敵と認識できる私と紅蓮メンバーが集中攻撃を受け出した。
まっ、当たり前やな。
私は集まった数だけ、殴りつけながら問いかける。
健太や三上達もそれを心得たように、援護していた。
『なぁ・・、あんた等兵士はアイザック達の手足や。頭が指示して手足が動く。でもその逆の考えもでけへんか?』
─────手足が動くから本体も動く。
『・・・頭のアイザックはもうおらん。お前等は、自由に動けるんやで?ピラミッドの図式で頂点にいる人間より、あんた等兵士の方が多いんや。数では負けてへん。底辺が動いたら、ピラミッドは移動する。それぐらい底辺には力があるんや、それに早よ気づき』
「・・・」
ちょっとは聞く気になってきた敵兵に、言葉を続ける。
『私は、素手での戦いが好きや。殴られると痛いのは当たり前。でも殴った方も素手やから痛い。所謂、お相子の勝負や。殺し殺されの武器での戦いは、このお相子がない。戦うっていうのは、向うも痛み感じる分、こっちも痛みを感じなあかん思てる。それに面白いと思わんか?鎧や紋章が無くなって、もう敵味方が分からへん。好きなように暴れられるねんで。見てみい、うちのメンバー。誰ともなしに殴りに行ってる。今、殴られたのは私等を助けに来たターベルの兵士かもしれんのに殴っとる!大笑いやろ?』
そう言って笑う私に、1人の兵士が聞いて来た。
「アイザック神官長は、死んだのか?!」
『・・・自滅したってとこかな。私も聖騎士団達も殺してへんで。あいつが自分で選びよった道や。あんた等も自分で選び。アイザックは微塵もあんた等の事も、この国の事も最後は考えへんかった。ここがあんた等の分岐点や。少しでもこの言葉が理解できるんやったら、同僚に上司に、そして私等に主張や要求をぶつけておいで。その為の場をこうして作ってやった。剣で生死を掛けた問答じゃなく、拳で分かり合える問答しておいで』
「・・・」
少し考える兵士達を置いて、次の戦ってる兵士達の所に進んで行く。
その置いて行かれた兵士同士が、問答をし出す。
一石を投じるだけで波紋は広がる──────────
それがいびつな円になるか、綺麗な円になるかは私も分からん・・・。
私は、きっかけを作るだけ。それがどっちに転ぶかは、こいつ等次第。
上の命令で動く手足である前に、あんた等は人間や。しっかり、脳細胞動かして答え出し。剣でやりあってたら、答えだす前にお陀仏や。殴り合いしながら考えろ!
やり合う敵兵に何度も、そう言って語り掛ける。
そして私の波紋は、ちょっとずつ広がって行った。
考え出した敵兵同士が、問答しながら殴り合いをやり出したからだ。
うん、意見が別れたか・・・。まっ、それもありやな。
個々個人に考え方があるんや、ぶつかって何かしらの答えを出したらええ。
あとは頭の固い上層部にどれだけこの波紋が行き届くかや。
そう思っていたら、その上層部が目の前を立ち塞ぐ。あの廊下であった小太りの神官も中に居るのが見えた。
「「「この、"魔"め!!」」」
そう言って、石を投げて来た。
私を庇う健太や三上達に当たる中、前に壁が来た。
ラムスのおっさんだった。おっさんが暴走してないかだけ確認する。
『お、おっさん、大丈夫か?』
「・・・」
返事をせんおっさんに、やっぱり意識がないんかと思って、前に廻りこんで見上げる。
『・・・』
号泣しとった…。
こいつのスイッチは何処にあんねんと思って、再度声を掛ける。
『おっさん、石が当たった所が痛いんか?』
「胸がっ・・胸が痛いでござる」
『・・・』
意味が分からん。当たった所は腹やったように思うが・・・。
神官達がまた、石を投げる。素早く健太がラムスのおっさんの背に隠れる。
今度はいつの間に来ていたのか、ベルナール達が私等の壁になって投石を受ける。
『皆!』
頭から血を出すベルナール達を見て、その壁から顔を出して神官達に怒鳴る。
『お前等、投石はずっこいぞ!!素手で勝負せぇ!!』
「「「お前に素手で勝てるか!!」」」
横で健太がごもっとも!と相打ちを打った。
『これは、勝つか負けるかの戦いちゃうで。主張、要求のぶつけ合いや。ちょうどいいわ、そこのおっさんに言いたい事があってん』
そう言って、廊下であった小太りのおっさんに指を指す。
指を指された小太りのおっさんは、?顔でこっちを見た。
『ロスに"何としてもあの姫には、孕んでもらわなければ…"って言うたあの言葉、今も変わらんか?アイザックと同じと捉えてええんか?』
「・・・?!、お、お前あの時の後ろに居た、神官見習いか?!!」
『ご名答。んで、さっきの問いやけどお答えは?』
「同じに決まっておろう!くそっ、ロスめ裏切りおって!!」
そう言って地団駄をうつおっさん。
『誤解したらあかん。ロスは裏切ったんちゃう、気づいたんや。自分達が守って来たものに、色がついてるって事に…。暗い所で同じ色に見えてたものが、明るい所に出した途端、同じ色じゃなかったって気づいたんや。アイザックやあんた等には、歴代の祖の王達は同じ色に見えるやろうけど、同じ物なんてありえへん。あんた等が崇拝する祖の王達は尊い血を持ってる前に、あんた等と同じ人間や。個性や人格という色がついてる。ロスがお前等の事を"黒く染まった人間"って言うたけど、じゃ、染まる前はどんな色やってん。自分達の色を思い出せ!!』
「・・・」
考え込む神官達に、健太が声を掛ける。
「おっさん達、染まったものは洗濯するっす。桃花さん、本物の洗濯はズボラでしないっすけど、こういう洗濯はこまめっすよ。色が落ちないからって捨てないっす。逆にその上に違う色を染めるんすよ、何度も何度もね・・・」
「・・・」
そう言った後、大きな壁が突然動いた。
私を担いで自分の肩に乗せる。
『ぎゃー、突然何すんねん!高すぎるっ、降ろせ。怖い!!今度は何のスイッチが入ってん!!』
「トーカ殿、再度惚れ直したでござる。健太殿も惚れたでござるよ」
「あっ、俺そういう趣味ないっすよ。俺の分まで、桃花さんにその愛情あげて下さい」
『おい、健太助けんかい!』
ぎゃーぎゃー言い合う中、下を見たら神官共が膝をついて、項垂れてた。
それを見て再度声を掛ける。
『喧嘩上等……、私は売られた喧嘩を買いに来た。買ったらからには、責任もって面倒見たる。但し……あんた等がついてくる意志があっての話や。…今まで、歴代の神官達がこうしてきたからって、疑問も悩みも持たへんかった分、存分に悩め!わっははははっ…』
「、、、」
赤毛達がボロボロになって、こっちに来た。
「嬢ちゃん、やってくれたな!!結局、只の喧嘩になっちまった」
ちらほらと、まだ殴り合いをやってる兵士達が居たが、殆どがへたばっているか、手を止めて私等を見ていた。
「トーカーー!」
そう言ってグラン達やマルクスとゲル、ポポもやって来た。
ラムスのおっさんの肩から全体を見る。
さっきまで戦ってた兵士全員がこっちを見てた。
「おい、モンキー娘、幕引きだ。皆に何か言ってやれ」
そう言われても……。小恥ずかしい。どないしようと思ってたら、ゲルに言われる。
「何でもいい、お前らしい言葉でいいのではないか」
私らしいか・・・。考えて出た幕引きの言葉がこれだった。
『素手の喧嘩、おもろかったやろ?また、やろな』
その途端、どっと笑い声が響き渡る。
ベルさん達を改めて見ると、見目麗しい顔に青タンを作ってた。
その顔が非常に残念に思い、手を伸ばす。
ラムスのおっさんは、それが分かったのか私を肩から降ろす。
『凄い顔やなベルさん、男前が台無しや』
「これは、存分に楽しんだという証拠だ…」
『皆のこと、ギュッと抱きしめていいかな?』
そう言って目の前のベルさん達を、1人1人抱きしめた。
全員抱きしめた後、背中に視線を感じて後ろを振り返る。
何故かエロじじいが丘で大きく手を広げて、ニギニギしてた。
目を逸らして、スルーしとく。
『ほんじゃ、皆の衆~。怪我人に手を貸したって。魔術解放~~!!』
その一言で、魔術師が回復魔術を怪我人に駆けだした。辺りは男ナイチンゲールだらけになる。
横に赤毛がやって来て、騙して悪かったなと言って謝まった。
『終わり良ければ、全て良し。ほんでもって、ご苦労さん赤毛!!』
そう言って笑うと、口の端を切っているのか痛そうな顔で同じように笑った。
こいつ等は、間違いなく神官側の兵士だ。
ターベルやザルビア兵達が私等を殴りに来るはずがないからだ。
敵味方が分からなくなった以上、はっきりと敵と認識できる私と紅蓮メンバーが集中攻撃を受け出した。
まっ、当たり前やな。
私は集まった数だけ、殴りつけながら問いかける。
健太や三上達もそれを心得たように、援護していた。
『なぁ・・、あんた等兵士はアイザック達の手足や。頭が指示して手足が動く。でもその逆の考えもでけへんか?』
─────手足が動くから本体も動く。
『・・・頭のアイザックはもうおらん。お前等は、自由に動けるんやで?ピラミッドの図式で頂点にいる人間より、あんた等兵士の方が多いんや。数では負けてへん。底辺が動いたら、ピラミッドは移動する。それぐらい底辺には力があるんや、それに早よ気づき』
「・・・」
ちょっとは聞く気になってきた敵兵に、言葉を続ける。
『私は、素手での戦いが好きや。殴られると痛いのは当たり前。でも殴った方も素手やから痛い。所謂、お相子の勝負や。殺し殺されの武器での戦いは、このお相子がない。戦うっていうのは、向うも痛み感じる分、こっちも痛みを感じなあかん思てる。それに面白いと思わんか?鎧や紋章が無くなって、もう敵味方が分からへん。好きなように暴れられるねんで。見てみい、うちのメンバー。誰ともなしに殴りに行ってる。今、殴られたのは私等を助けに来たターベルの兵士かもしれんのに殴っとる!大笑いやろ?』
そう言って笑う私に、1人の兵士が聞いて来た。
「アイザック神官長は、死んだのか?!」
『・・・自滅したってとこかな。私も聖騎士団達も殺してへんで。あいつが自分で選びよった道や。あんた等も自分で選び。アイザックは微塵もあんた等の事も、この国の事も最後は考えへんかった。ここがあんた等の分岐点や。少しでもこの言葉が理解できるんやったら、同僚に上司に、そして私等に主張や要求をぶつけておいで。その為の場をこうして作ってやった。剣で生死を掛けた問答じゃなく、拳で分かり合える問答しておいで』
「・・・」
少し考える兵士達を置いて、次の戦ってる兵士達の所に進んで行く。
その置いて行かれた兵士同士が、問答をし出す。
一石を投じるだけで波紋は広がる──────────
それがいびつな円になるか、綺麗な円になるかは私も分からん・・・。
私は、きっかけを作るだけ。それがどっちに転ぶかは、こいつ等次第。
上の命令で動く手足である前に、あんた等は人間や。しっかり、脳細胞動かして答え出し。剣でやりあってたら、答えだす前にお陀仏や。殴り合いしながら考えろ!
やり合う敵兵に何度も、そう言って語り掛ける。
そして私の波紋は、ちょっとずつ広がって行った。
考え出した敵兵同士が、問答しながら殴り合いをやり出したからだ。
うん、意見が別れたか・・・。まっ、それもありやな。
個々個人に考え方があるんや、ぶつかって何かしらの答えを出したらええ。
あとは頭の固い上層部にどれだけこの波紋が行き届くかや。
そう思っていたら、その上層部が目の前を立ち塞ぐ。あの廊下であった小太りの神官も中に居るのが見えた。
「「「この、"魔"め!!」」」
そう言って、石を投げて来た。
私を庇う健太や三上達に当たる中、前に壁が来た。
ラムスのおっさんだった。おっさんが暴走してないかだけ確認する。
『お、おっさん、大丈夫か?』
「・・・」
返事をせんおっさんに、やっぱり意識がないんかと思って、前に廻りこんで見上げる。
『・・・』
号泣しとった…。
こいつのスイッチは何処にあんねんと思って、再度声を掛ける。
『おっさん、石が当たった所が痛いんか?』
「胸がっ・・胸が痛いでござる」
『・・・』
意味が分からん。当たった所は腹やったように思うが・・・。
神官達がまた、石を投げる。素早く健太がラムスのおっさんの背に隠れる。
今度はいつの間に来ていたのか、ベルナール達が私等の壁になって投石を受ける。
『皆!』
頭から血を出すベルナール達を見て、その壁から顔を出して神官達に怒鳴る。
『お前等、投石はずっこいぞ!!素手で勝負せぇ!!』
「「「お前に素手で勝てるか!!」」」
横で健太がごもっとも!と相打ちを打った。
『これは、勝つか負けるかの戦いちゃうで。主張、要求のぶつけ合いや。ちょうどいいわ、そこのおっさんに言いたい事があってん』
そう言って、廊下であった小太りのおっさんに指を指す。
指を指された小太りのおっさんは、?顔でこっちを見た。
『ロスに"何としてもあの姫には、孕んでもらわなければ…"って言うたあの言葉、今も変わらんか?アイザックと同じと捉えてええんか?』
「・・・?!、お、お前あの時の後ろに居た、神官見習いか?!!」
『ご名答。んで、さっきの問いやけどお答えは?』
「同じに決まっておろう!くそっ、ロスめ裏切りおって!!」
そう言って地団駄をうつおっさん。
『誤解したらあかん。ロスは裏切ったんちゃう、気づいたんや。自分達が守って来たものに、色がついてるって事に…。暗い所で同じ色に見えてたものが、明るい所に出した途端、同じ色じゃなかったって気づいたんや。アイザックやあんた等には、歴代の祖の王達は同じ色に見えるやろうけど、同じ物なんてありえへん。あんた等が崇拝する祖の王達は尊い血を持ってる前に、あんた等と同じ人間や。個性や人格という色がついてる。ロスがお前等の事を"黒く染まった人間"って言うたけど、じゃ、染まる前はどんな色やってん。自分達の色を思い出せ!!』
「・・・」
考え込む神官達に、健太が声を掛ける。
「おっさん達、染まったものは洗濯するっす。桃花さん、本物の洗濯はズボラでしないっすけど、こういう洗濯はこまめっすよ。色が落ちないからって捨てないっす。逆にその上に違う色を染めるんすよ、何度も何度もね・・・」
「・・・」
そう言った後、大きな壁が突然動いた。
私を担いで自分の肩に乗せる。
『ぎゃー、突然何すんねん!高すぎるっ、降ろせ。怖い!!今度は何のスイッチが入ってん!!』
「トーカ殿、再度惚れ直したでござる。健太殿も惚れたでござるよ」
「あっ、俺そういう趣味ないっすよ。俺の分まで、桃花さんにその愛情あげて下さい」
『おい、健太助けんかい!』
ぎゃーぎゃー言い合う中、下を見たら神官共が膝をついて、項垂れてた。
それを見て再度声を掛ける。
『喧嘩上等……、私は売られた喧嘩を買いに来た。買ったらからには、責任もって面倒見たる。但し……あんた等がついてくる意志があっての話や。…今まで、歴代の神官達がこうしてきたからって、疑問も悩みも持たへんかった分、存分に悩め!わっははははっ…』
「、、、」
赤毛達がボロボロになって、こっちに来た。
「嬢ちゃん、やってくれたな!!結局、只の喧嘩になっちまった」
ちらほらと、まだ殴り合いをやってる兵士達が居たが、殆どがへたばっているか、手を止めて私等を見ていた。
「トーカーー!」
そう言ってグラン達やマルクスとゲル、ポポもやって来た。
ラムスのおっさんの肩から全体を見る。
さっきまで戦ってた兵士全員がこっちを見てた。
「おい、モンキー娘、幕引きだ。皆に何か言ってやれ」
そう言われても……。小恥ずかしい。どないしようと思ってたら、ゲルに言われる。
「何でもいい、お前らしい言葉でいいのではないか」
私らしいか・・・。考えて出た幕引きの言葉がこれだった。
『素手の喧嘩、おもろかったやろ?また、やろな』
その途端、どっと笑い声が響き渡る。
ベルさん達を改めて見ると、見目麗しい顔に青タンを作ってた。
その顔が非常に残念に思い、手を伸ばす。
ラムスのおっさんは、それが分かったのか私を肩から降ろす。
『凄い顔やなベルさん、男前が台無しや』
「これは、存分に楽しんだという証拠だ…」
『皆のこと、ギュッと抱きしめていいかな?』
そう言って目の前のベルさん達を、1人1人抱きしめた。
全員抱きしめた後、背中に視線を感じて後ろを振り返る。
何故かエロじじいが丘で大きく手を広げて、ニギニギしてた。
目を逸らして、スルーしとく。
『ほんじゃ、皆の衆~。怪我人に手を貸したって。魔術解放~~!!』
その一言で、魔術師が回復魔術を怪我人に駆けだした。辺りは男ナイチンゲールだらけになる。
横に赤毛がやって来て、騙して悪かったなと言って謝まった。
『終わり良ければ、全て良し。ほんでもって、ご苦労さん赤毛!!』
そう言って笑うと、口の端を切っているのか痛そうな顔で同じように笑った。
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