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71.迷い人、迷いが消えてただの人。
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"明日招集する各国の王に、ここを継ぐ桃花のお披露目をしようと思う───"
親父達に呼び出され開口一番そう言われた。
赤毛の奴、この話が出ると分かって数日前、私の部屋に侵入したなと思った。
数日前の私やったら、返答に困ってたところだ。
赤毛の家訓はそんな私にドンピシャな答えを出させた。だから、親父達にはっきり答える。
『私の名前は神崎桃花。ラ・ドゥ―ルを名乗るつもりはないで』
「なっ!!」
「桃花!」
エドワード王と親父が慌てた声を出した。横に居る宰相はじっと私を驚きもせず見る。毛むくじゃらなじじいも、黙ってた。
『ここではっきり言わせてもらう。今回の事、親父等も悪い!ローレリアの王やったら王らしく、統治せなあかんかった。神官任せにしてるからこんな事になんねん。王座に黙って座ってるだけやったら、お座りの出来る犬でも出来んで』
「「・・・。」」
『それともう1つ。此処に私を召喚した理由も理由や。結局純粋な竜人の血を呼べば、事が済むって考えてるんやったら、あんた等も血に拘ってたアイザックと同じやで。純粋に私に会いたいでなかった事が悲しいわ!』
「「・・・。」」
黙る兄弟王。
水戸黄門の最後のお開きや。耳の穴かっぽじいてよう聞きや。
『始祖の王は、ローレリアと言う国を作り、その人となりで皆から尊敬と敬意を持たれた。もう一度、親父等は、そこまで戻るべきやと思うで…。ここ一ヶ月で神官共も洗濯できたし、親父等にあいつ等を返す。あいつ等を染めるのは私ではなく、親父等がしろ。明日のお披露目での私の立場は、あくまで迷い人の立場でいい。あんた等の中だけで、私が親子であり姪であると認めてもらえれば、それで言う事はない。以上!』
「・・・。」
親父が大きな溜息をつき、私に問いかける。
「勝手に召喚して、私達は桃花がこの王家を継ぐと決めていた。確かにお前には、選択肢が無かったな。再度言い直そう・・・・」
────────桃花はこれからどうしたい?
***
次の日──────。
私は、死んだ兵士達の墓に花を置いていた。
ザルビアで鳩尾に一発くらわせて、ゲロが出た子分B。他にも一杯死んでた…。
敵、味方の沢山のお墓の前で皆に別れを言う。
そしてパシッと頬を叩き、気合いを入れて王城に向き直った。
『お待たせや、ホルスさん。ほな行こか』
「はい、トーカ様」
ホルスさん達と一緒に皆が待ってる王城の広間に向かう。
広間の前には、正装をした赤毛が立っていた。
「嬢ちゃん!!遅いぞ」
赤毛が私を見つけて、走ってやって来る。そんな赤毛をホルスさんが諌めた。
「隊長、何度も申しましたが、もうその呼び方はおやめください!」
「んー…、トーカ様?・・・言いづれぇ」
『もう嬢ちゃんでいい。私もあんたのこと赤毛って言うてるしな。それにあんたにトーカって言われると、何かこう背中がゾクゾクするわ』
「おっ、俺に感じてるのか?」
『アホかっ!寒気の方に決まってるやろ!ほんま残念無念なエロ人間やなぁ…正装してたらカッコいい騎士に見えるっちゅうのに…。宝の持ち腐れって、あんたみたいなこと言うねんな』
「嬢ちゃん、それはお互いさまのように、思うぞ。おっと、それよりも時間です。トーカ様…、お手を…」
『///キショい!!わざとトーカって言うたやろ!!』
プンプン怒る私の腕を笑いながら、自分の腕に廻させた。重厚な扉の向こうに2人して足を踏み入れる。
その途端、空気が一変した。
私を見て吃驚した顔の各国の王達。水戸黄門の時、私が迷い人って知らんかったもんなぁ。私に礼の意味で頭を下げる王もいれば、まだ納得の出来てない王もいた。色々な感情が入り混じった目が私を見つめる中、王座に向かって歩く。
緊張から、思わず赤毛の腕をギュッと掴んだ。
赤毛が小声で「大丈夫。とって食われねぇよ。もし食っても、食あたりするだろうしっ」って言いやがった。
本人は笑わそうと思って言った言葉だろうが、失礼極まりない言葉に赤毛の腕を薄皮一枚抓る。
すると、優雅に歩いていた歩幅が、ちょこちょことした小股に変わった。ざまーみろと赤毛を見上げると、小声で「この、血まみれパンツ」と言われた。
人生最大の汚点を思い出した動揺から、私も左手と左足が同時に出る失態をおかす。
皆には万弁の笑みを浮かべながら、2人腹話術のような口の攻防が始まった。
『この、曲がりち〇こ!』
「乳だけ色気好きやがって、このお転婆」
『万年発情人間』
「体質的に、それは嬢ちゃんだな」
『露出狂』
「ふっ、自慢のブツだ」
『ふっ、世界を知らんな。ベルさんとラムスのおっさんの方がでかいぞ』
「・・・。」
赤毛が絶句した瞬間、腹話術のような口の攻防は私が勝利した。
そんな下ネタの言い合いをしてる間に、王達の前まで来る。
さっきの緊張もいつの間にかこのやり取りで解け、ジルと一緒に祖の王達の前に膝まづいた。
そして、エドワード王がそれを見て声を出す。
「迷い人のトーカ殿、此度は我等を救っていただいたことに、礼を申す。そして、その働きに褒美を取らす。何が望みか?」
『私の唯一の望みは、何処の国で市民権を持ち、普通に暮らすこと。ただそれだけです』
「それだけで本当良いのか?」
昨日私は自分の気持ちを正直に伝えた後、自分の活躍に褒美が欲しいと言って親父等に強請った。
その強請ったものは、市民権。
エドワード王が何度も、そんな物より住む屋敷や金などのほうがいいのではないかと聞いて来たが、首を振って断った。元々、健太と同じでバイトをしながら高校に通っていたので、働くことに苦は感じない。それに、知り合い(マルクス達)を頼りに何処かを紹介してもらおうと言う図々しさを持っていたから、働き口の心配は無いと思っている。暫くラムスのおっさんの所でやっかいになって、金が溜まったら、何処か安い貸し部屋を探すつもりだ。1人暮らしも母が死んでから、慣れている。
私の事が心配なエドワード王は最終確認として、本当にと言う所を強調して聞いて来た。
ここに居る全員の心に届くように、最後の言葉を伝える。
『山もなく谷もない、平凡が一番の幸せとこの世界に来てつくづく思いました。豊かになれば守りに入り、貧困であれば上級な暮らしの人間を妬ましく思う。そして平凡がつまらないと思っていた者は、そのありきたりな繰り返しが無くなって、初めてそれが一番幸せだったと気づく。……ここに集まった各国の王よ、あなた方も無くなって分かった事があったのではないですか?普通に戸外から聞こえる子供たちの笑い声、主婦の井戸端会議や活気のある街中・・そんな普通の風景が一番国を豊かに見せるのだと、思いませんか?再度祖の王に一国民として申します。お金は、日々暮らせて行けるお金があれば十分。家も、雨露が凌げれば充分と存じます。後は私の努力次第。心配はご無用でございます』
「・・・そなたの気持ちあい分かった。では次に聖騎士団隊長ジル・ヴァインズも今回の活躍に褒美を取らす。その方は、何を求める?」
「では私は、迷い人トーカ様の警護騎士となることのお許しを頂きたく…」
『あ゛っ?!!』
「「えっ!!」」
その言葉に3人同じように声が出た。まさか、赤毛がそんな事を褒美に出して来るとは思わなかったからだ。
「あー…、ジルよ。意味が分からぬのだが。それは、褒美と言わず人事願いのように思うのだが…」
「今回のトーカ様の活躍に惚れ、このお方をお守りしたいと思いました。王に忠誠を捧げる聖騎士、まして私は隊長職を務めております。そんな私が王への忠誠を捨てることは本来なら大罪。その大罪を許して頂き、尚且つトーカ様の警護騎士にして頂く事は、私にとって最大の褒美かと…」
『・・・。』
エドワード王と親父がお互いの顔を見合わせ、少し笑いながら、親父がエドワード王の代わりに答えた。
「ジルよ、その願い聞き届けよう。そしてこれは欲のない2人に、私から1つ褒美の言葉を送ろうと思う」
"此処に集まりし各国の王よ、迷い人トーカは私の娘と同じと思え。それを守るジルは、私の友と思え。この意味が分かる者は、その場で膝づけ"
そう言葉を発した後、各国の王全員が私等に膝まづいた。鼻がツーンとした。さっき納得の出来てない目で見ていた各国の王も、私に深々と頭を下げた。
そして"迷い人"のお披露目は無事終わり、一週間後私と赤毛はローレリアを去る事となった。
親父達に呼び出され開口一番そう言われた。
赤毛の奴、この話が出ると分かって数日前、私の部屋に侵入したなと思った。
数日前の私やったら、返答に困ってたところだ。
赤毛の家訓はそんな私にドンピシャな答えを出させた。だから、親父達にはっきり答える。
『私の名前は神崎桃花。ラ・ドゥ―ルを名乗るつもりはないで』
「なっ!!」
「桃花!」
エドワード王と親父が慌てた声を出した。横に居る宰相はじっと私を驚きもせず見る。毛むくじゃらなじじいも、黙ってた。
『ここではっきり言わせてもらう。今回の事、親父等も悪い!ローレリアの王やったら王らしく、統治せなあかんかった。神官任せにしてるからこんな事になんねん。王座に黙って座ってるだけやったら、お座りの出来る犬でも出来んで』
「「・・・。」」
『それともう1つ。此処に私を召喚した理由も理由や。結局純粋な竜人の血を呼べば、事が済むって考えてるんやったら、あんた等も血に拘ってたアイザックと同じやで。純粋に私に会いたいでなかった事が悲しいわ!』
「「・・・。」」
黙る兄弟王。
水戸黄門の最後のお開きや。耳の穴かっぽじいてよう聞きや。
『始祖の王は、ローレリアと言う国を作り、その人となりで皆から尊敬と敬意を持たれた。もう一度、親父等は、そこまで戻るべきやと思うで…。ここ一ヶ月で神官共も洗濯できたし、親父等にあいつ等を返す。あいつ等を染めるのは私ではなく、親父等がしろ。明日のお披露目での私の立場は、あくまで迷い人の立場でいい。あんた等の中だけで、私が親子であり姪であると認めてもらえれば、それで言う事はない。以上!』
「・・・。」
親父が大きな溜息をつき、私に問いかける。
「勝手に召喚して、私達は桃花がこの王家を継ぐと決めていた。確かにお前には、選択肢が無かったな。再度言い直そう・・・・」
────────桃花はこれからどうしたい?
***
次の日──────。
私は、死んだ兵士達の墓に花を置いていた。
ザルビアで鳩尾に一発くらわせて、ゲロが出た子分B。他にも一杯死んでた…。
敵、味方の沢山のお墓の前で皆に別れを言う。
そしてパシッと頬を叩き、気合いを入れて王城に向き直った。
『お待たせや、ホルスさん。ほな行こか』
「はい、トーカ様」
ホルスさん達と一緒に皆が待ってる王城の広間に向かう。
広間の前には、正装をした赤毛が立っていた。
「嬢ちゃん!!遅いぞ」
赤毛が私を見つけて、走ってやって来る。そんな赤毛をホルスさんが諌めた。
「隊長、何度も申しましたが、もうその呼び方はおやめください!」
「んー…、トーカ様?・・・言いづれぇ」
『もう嬢ちゃんでいい。私もあんたのこと赤毛って言うてるしな。それにあんたにトーカって言われると、何かこう背中がゾクゾクするわ』
「おっ、俺に感じてるのか?」
『アホかっ!寒気の方に決まってるやろ!ほんま残念無念なエロ人間やなぁ…正装してたらカッコいい騎士に見えるっちゅうのに…。宝の持ち腐れって、あんたみたいなこと言うねんな』
「嬢ちゃん、それはお互いさまのように、思うぞ。おっと、それよりも時間です。トーカ様…、お手を…」
『///キショい!!わざとトーカって言うたやろ!!』
プンプン怒る私の腕を笑いながら、自分の腕に廻させた。重厚な扉の向こうに2人して足を踏み入れる。
その途端、空気が一変した。
私を見て吃驚した顔の各国の王達。水戸黄門の時、私が迷い人って知らんかったもんなぁ。私に礼の意味で頭を下げる王もいれば、まだ納得の出来てない王もいた。色々な感情が入り混じった目が私を見つめる中、王座に向かって歩く。
緊張から、思わず赤毛の腕をギュッと掴んだ。
赤毛が小声で「大丈夫。とって食われねぇよ。もし食っても、食あたりするだろうしっ」って言いやがった。
本人は笑わそうと思って言った言葉だろうが、失礼極まりない言葉に赤毛の腕を薄皮一枚抓る。
すると、優雅に歩いていた歩幅が、ちょこちょことした小股に変わった。ざまーみろと赤毛を見上げると、小声で「この、血まみれパンツ」と言われた。
人生最大の汚点を思い出した動揺から、私も左手と左足が同時に出る失態をおかす。
皆には万弁の笑みを浮かべながら、2人腹話術のような口の攻防が始まった。
『この、曲がりち〇こ!』
「乳だけ色気好きやがって、このお転婆」
『万年発情人間』
「体質的に、それは嬢ちゃんだな」
『露出狂』
「ふっ、自慢のブツだ」
『ふっ、世界を知らんな。ベルさんとラムスのおっさんの方がでかいぞ』
「・・・。」
赤毛が絶句した瞬間、腹話術のような口の攻防は私が勝利した。
そんな下ネタの言い合いをしてる間に、王達の前まで来る。
さっきの緊張もいつの間にかこのやり取りで解け、ジルと一緒に祖の王達の前に膝まづいた。
そして、エドワード王がそれを見て声を出す。
「迷い人のトーカ殿、此度は我等を救っていただいたことに、礼を申す。そして、その働きに褒美を取らす。何が望みか?」
『私の唯一の望みは、何処の国で市民権を持ち、普通に暮らすこと。ただそれだけです』
「それだけで本当良いのか?」
昨日私は自分の気持ちを正直に伝えた後、自分の活躍に褒美が欲しいと言って親父等に強請った。
その強請ったものは、市民権。
エドワード王が何度も、そんな物より住む屋敷や金などのほうがいいのではないかと聞いて来たが、首を振って断った。元々、健太と同じでバイトをしながら高校に通っていたので、働くことに苦は感じない。それに、知り合い(マルクス達)を頼りに何処かを紹介してもらおうと言う図々しさを持っていたから、働き口の心配は無いと思っている。暫くラムスのおっさんの所でやっかいになって、金が溜まったら、何処か安い貸し部屋を探すつもりだ。1人暮らしも母が死んでから、慣れている。
私の事が心配なエドワード王は最終確認として、本当にと言う所を強調して聞いて来た。
ここに居る全員の心に届くように、最後の言葉を伝える。
『山もなく谷もない、平凡が一番の幸せとこの世界に来てつくづく思いました。豊かになれば守りに入り、貧困であれば上級な暮らしの人間を妬ましく思う。そして平凡がつまらないと思っていた者は、そのありきたりな繰り返しが無くなって、初めてそれが一番幸せだったと気づく。……ここに集まった各国の王よ、あなた方も無くなって分かった事があったのではないですか?普通に戸外から聞こえる子供たちの笑い声、主婦の井戸端会議や活気のある街中・・そんな普通の風景が一番国を豊かに見せるのだと、思いませんか?再度祖の王に一国民として申します。お金は、日々暮らせて行けるお金があれば十分。家も、雨露が凌げれば充分と存じます。後は私の努力次第。心配はご無用でございます』
「・・・そなたの気持ちあい分かった。では次に聖騎士団隊長ジル・ヴァインズも今回の活躍に褒美を取らす。その方は、何を求める?」
「では私は、迷い人トーカ様の警護騎士となることのお許しを頂きたく…」
『あ゛っ?!!』
「「えっ!!」」
その言葉に3人同じように声が出た。まさか、赤毛がそんな事を褒美に出して来るとは思わなかったからだ。
「あー…、ジルよ。意味が分からぬのだが。それは、褒美と言わず人事願いのように思うのだが…」
「今回のトーカ様の活躍に惚れ、このお方をお守りしたいと思いました。王に忠誠を捧げる聖騎士、まして私は隊長職を務めております。そんな私が王への忠誠を捨てることは本来なら大罪。その大罪を許して頂き、尚且つトーカ様の警護騎士にして頂く事は、私にとって最大の褒美かと…」
『・・・。』
エドワード王と親父がお互いの顔を見合わせ、少し笑いながら、親父がエドワード王の代わりに答えた。
「ジルよ、その願い聞き届けよう。そしてこれは欲のない2人に、私から1つ褒美の言葉を送ろうと思う」
"此処に集まりし各国の王よ、迷い人トーカは私の娘と同じと思え。それを守るジルは、私の友と思え。この意味が分かる者は、その場で膝づけ"
そう言葉を発した後、各国の王全員が私等に膝まづいた。鼻がツーンとした。さっき納得の出来てない目で見ていた各国の王も、私に深々と頭を下げた。
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