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107.あわよくばムフフ・・・?前編
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「「「はぁー・・・・」」」
番認定者全員が温泉事件の次の日、溜息をつきながら食事をしていた。悶々としながら夜を明かし、寝不足であろう事は見て取れた。そして何故か未だ前屈みである・・・。
当の本人はもう気にしていないようで朝からもりもり食っていた。お代りだと言って食堂の調理場に皿を持っていく始末。健太もすっぽんぽんで朝方帰って来て、疲れた~と言って今は寝ている。
席を立ったトーカの後姿を見ながら、ジルがポツリと言った。
「いい身体だったな・・・」
確かに色が白くて、つんと上を向いた形の良い胸。ピンク色の乳首にクビれたウエスト。腕っぷしからして、もっと女騎士のように筋肉質かと思いきや、そうでもない身体。
そして、全員が見たであろう生えの薄い──────。
「「「//////!」」」
途端、ジル以外からつーっと鼻血が垂れた。これで何度目だ?お前等全員、血が足りなくなるぞ?ガントとギルス殿は、もう苦笑いだ。
グランに至っては、自分の娘の裸を見られた親父の立場らしく、記憶から消せ!と言って怒っていた。
そして誰もあいつのケツの鱗は見てねぇ。ちょうどケツ側に俺が立って居たからだ。
神様は、何処まで行っても貧乏くじなポジションを変えてはくれねぇみたいだ…。俺は、番認定者達と違う意味の溜息をついた。
そして食堂奥から戻って来たトーカが、俺等に言葉を掛けた。
『なぁ、今、食堂のおっちゃんから聞いたけど、ザルビアもターベルも日にちをずらしてお祭りがあるんやろ。仕事も休みやしザルビアの祭り、皆で行かへんか?』
その言葉で番認定者達が一瞬固まったが、すぐに全員が何かを考え出した。
おい、おい、お前等考えるより、説明しろよ!野郎共の脳内で何かの計算が働いてるようだ。仕方なしに俺等はそれを黙って見守る。
この時期に行われる祭りは繁殖期用だ。
多分、休暇を取ってるビリー達も参加するはず。この世界の人間なら説明しなくても分かる事だが、トーカはそれを知らない。で、未だそれを説明しないのは、脳内にこういう図式が出来上がってると推測される。
繁殖期祭り→デート→甘い予感→あわよくばムフフ・・・
それを証明するかのように、興奮して鼻血が垂れた。
それを見たグランパパが、行き過ぎた行動をさせないように、"節度だぞ!せ・つ・ど!!"と言い聞かせるように声を出していた。
当の本人は、例の食べ歩きマップを見て、違う意味で興奮しているようだった…。
***
そして、皆それぞれの思惑を抱え、ザルビア国の繁殖期祭となった。
『おっ、あっちから何や美味しそうな匂いがするで!健太行くぞ』
「もう俺食べれないっすよ?まだ食う気っすか?桃花さんの胃2つあるんじゃないっすか?!」
俺達もいい加減うんざりだ。見て見ろベルナール達を。今日この日の為に、ビシッと決めた服。
逆にバカ猿の恰好は動きやすい現場に入る格好だ。
この服装のずれで読み取れるのは・・・祭り→食べる→食べる→食べる→満腹→帰るの結論が出る。
何処にもデートだとか、甘い予感やムフフ・・・があるようには見えない。
お前と同じ粗雑な分類のラムス閣下でさえ、どこぞの紳士かという格好をしているのに・・・そんなラムス閣下が一番気づかれずに可哀想に見えるのは何でだろう?
そして、この雰囲気を気づけないお前は、非常に残念な女だと今更ながらに痛感する。その女を番認定してるお前等の目も、腐っているのではないかとさえ思い出した・・・。
そんな時、ジルとポポが何やら怪しい行動をしているのに気付く。よく見たら、屋台で何かを買っていた。買っているものを見て、何がしたいか分かる。
あっ、言葉が違った。もう一度言い直そう…。何がシたいか分かった。
この繁殖期祭には、様々なラブグッズが売られる。どうやら、それを買っているようだ。興味のあるポポを目を凝らして見る。
「・・・。」
突っ込んでいいか、ポポ…。お前マジでそれどうすんだ?よく12歳で堂々と買えるな。屋台の親父もドン引きだぞ?!!手前に居るジルの方を見ると、全く同じものを買っていた・・・。
えーっと、何処を突っ込もうか?こいつ等が、同じ思考の持ち主だという事か?
それとも、そっちの趣味なんだという事か?思わず、見てる俺が何故か照れた。
番認定者全員が温泉事件の次の日、溜息をつきながら食事をしていた。悶々としながら夜を明かし、寝不足であろう事は見て取れた。そして何故か未だ前屈みである・・・。
当の本人はもう気にしていないようで朝からもりもり食っていた。お代りだと言って食堂の調理場に皿を持っていく始末。健太もすっぽんぽんで朝方帰って来て、疲れた~と言って今は寝ている。
席を立ったトーカの後姿を見ながら、ジルがポツリと言った。
「いい身体だったな・・・」
確かに色が白くて、つんと上を向いた形の良い胸。ピンク色の乳首にクビれたウエスト。腕っぷしからして、もっと女騎士のように筋肉質かと思いきや、そうでもない身体。
そして、全員が見たであろう生えの薄い──────。
「「「//////!」」」
途端、ジル以外からつーっと鼻血が垂れた。これで何度目だ?お前等全員、血が足りなくなるぞ?ガントとギルス殿は、もう苦笑いだ。
グランに至っては、自分の娘の裸を見られた親父の立場らしく、記憶から消せ!と言って怒っていた。
そして誰もあいつのケツの鱗は見てねぇ。ちょうどケツ側に俺が立って居たからだ。
神様は、何処まで行っても貧乏くじなポジションを変えてはくれねぇみたいだ…。俺は、番認定者達と違う意味の溜息をついた。
そして食堂奥から戻って来たトーカが、俺等に言葉を掛けた。
『なぁ、今、食堂のおっちゃんから聞いたけど、ザルビアもターベルも日にちをずらしてお祭りがあるんやろ。仕事も休みやしザルビアの祭り、皆で行かへんか?』
その言葉で番認定者達が一瞬固まったが、すぐに全員が何かを考え出した。
おい、おい、お前等考えるより、説明しろよ!野郎共の脳内で何かの計算が働いてるようだ。仕方なしに俺等はそれを黙って見守る。
この時期に行われる祭りは繁殖期用だ。
多分、休暇を取ってるビリー達も参加するはず。この世界の人間なら説明しなくても分かる事だが、トーカはそれを知らない。で、未だそれを説明しないのは、脳内にこういう図式が出来上がってると推測される。
繁殖期祭り→デート→甘い予感→あわよくばムフフ・・・
それを証明するかのように、興奮して鼻血が垂れた。
それを見たグランパパが、行き過ぎた行動をさせないように、"節度だぞ!せ・つ・ど!!"と言い聞かせるように声を出していた。
当の本人は、例の食べ歩きマップを見て、違う意味で興奮しているようだった…。
***
そして、皆それぞれの思惑を抱え、ザルビア国の繁殖期祭となった。
『おっ、あっちから何や美味しそうな匂いがするで!健太行くぞ』
「もう俺食べれないっすよ?まだ食う気っすか?桃花さんの胃2つあるんじゃないっすか?!」
俺達もいい加減うんざりだ。見て見ろベルナール達を。今日この日の為に、ビシッと決めた服。
逆にバカ猿の恰好は動きやすい現場に入る格好だ。
この服装のずれで読み取れるのは・・・祭り→食べる→食べる→食べる→満腹→帰るの結論が出る。
何処にもデートだとか、甘い予感やムフフ・・・があるようには見えない。
お前と同じ粗雑な分類のラムス閣下でさえ、どこぞの紳士かという格好をしているのに・・・そんなラムス閣下が一番気づかれずに可哀想に見えるのは何でだろう?
そして、この雰囲気を気づけないお前は、非常に残念な女だと今更ながらに痛感する。その女を番認定してるお前等の目も、腐っているのではないかとさえ思い出した・・・。
そんな時、ジルとポポが何やら怪しい行動をしているのに気付く。よく見たら、屋台で何かを買っていた。買っているものを見て、何がしたいか分かる。
あっ、言葉が違った。もう一度言い直そう…。何がシたいか分かった。
この繁殖期祭には、様々なラブグッズが売られる。どうやら、それを買っているようだ。興味のあるポポを目を凝らして見る。
「・・・。」
突っ込んでいいか、ポポ…。お前マジでそれどうすんだ?よく12歳で堂々と買えるな。屋台の親父もドン引きだぞ?!!手前に居るジルの方を見ると、全く同じものを買っていた・・・。
えーっと、何処を突っ込もうか?こいつ等が、同じ思考の持ち主だという事か?
それとも、そっちの趣味なんだという事か?思わず、見てる俺が何故か照れた。
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