ヤンキー・モンキー・ベイビー!

卯月うさぎ

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123.繁殖期祭の夜は、まだまだまだ長く… 後編

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全ての言葉が出る前に、キスされる。しかもこれがキスかと言うぐらい吸われた。

昔の人がキスの事を口吸いと言ったらしいが、吸うと言う意味なら今の状況はぴったりだと思う。何故ならダ○ソーの掃除機張りな吸引力でヂュウヂュウ吸われているからだ。

唇が伸びるっ!腫れるっ!って叫びたいが、おっさんのかぶり付いた大きな口によってその言葉を封鎖された。

終いに吸われる事で自然と口が開き、その開いた口めがけて分厚いおっさんの舌が乱入して来た。

私の舌に絡みつけるように襲い掛かるおっさんの分厚い舌。

口を大きく開けないといけないぐらい大人と子供位の差があった。身体も大きいがパーツも半端なかった・・・。


しかも、油断した隙におっさんの逞しい太ももが私の足の間に入り込む。私のウエストぐらいあろうかと言うような太ももを片足ではなく両足入れて来た為、股裂けのような苦しい体位になる。


『(うぎゃー!!股関節脱臼するっ!しかも、///ダイレクトにイチモツがあそこに当たっとる!!)』


密着を確認するように腰を揺らし始めるおっさん。苦しい体位の為、仕方なく足をおっさんの腰に絡ませる。その為、必然的に私も一緒に揺される事となった。

おっさんのキスに段々と熱が籠る。

やばい、やばい、やばい。

赤毛→ゲル様→おっさんの順に段々行為がエスカレートしていってる気がする。
私自身も何や、息が荒くなる。濃厚なキスをしてる為、鼻にかかったような声が漏れ出す。

その声を聞いて、おっさんがぶるっと震えたのが分かった。

一旦口の中を襲っていた舌が出て行ったと思ったら、首筋をちゅぱちゅぱ音を鳴らして舐めまわしてきた。おっさんの分厚い舌がこそばすように動く。そして、大きな手がグッと私のお尻を鷲掴みにし、より一層お互いの股間をこすりつけた。


『はあぁ・・あ・・ん・・』


漸く大きく息が出来たと思った所に、首筋への愛撫ときつすぎる股間の密着にあの映像の女のような声が出てしまう。

とっさに手で口を塞いだ。慌てて聞こえてへんやろうなとおっさんを見ると吃驚した顔のおっさんと目が合った。


『・・・』
「・・・」
『・・・・・おい、おっさん。意識あるやろ』
「・・・」
『今、目逸らしたな!お、お前・・いつからや!いつから意識があってん!!』
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・最初・・・・から?」
『なに疑問形で返すねん!』


おっさんの筋肉質な胸をピシパシ叩いて怒る。未だ股間を密着させたまま、腰を揺らしてるおっさん。


『しかも何喋りながら未だ腰揺らしてんねん!早う、どかんかい!』
「・・・あと、もうちょっとだけ」


そう言って、ハァ、ハァ、言いながら腰を揺らす速度を速めたおっさん。


『ぎぁー・・何、ヤル気あげてんねん!私は股関節脱臼するんちゃうかっていうぐらい、しんどい体位やねんぞ、早うどきさらせ!!』


渋々私の上から退くおっさん。退いたと思ったら、胡坐をかいた上に私を乗せた。所謂対面座位だ。

また、イチモツが私の股間に密着する。
しかも寝てた体位をそのまま起こされただけで、股間おっぴろげのしんどい体位は変わらずだった。


『///おい!』
「もう暫し・・密着したいでござるぅ、、、、ハァ」


こんなセックスしてたら私は股関節脱臼した挙句、蟹股になること間違いなしや。
ジト目でおっさんにプレッシャーをかけると、叱られた子供のような顔をして胡座をかいた上から私を降ろした。
降りた途端、おっさんの淡いブルーのズボンが股間部分だけ濃いブルーに変わってる事に気づく。


濡れとる・・・・・。


自分のせいかと思って焦って股間を見る。そこまでは濡れてない…。そこでそれがおっさんの先走り汁と答えが出た。しかもビクビク動いてる…。

何処かでこういうシーンあったなと、また脳内で映画のワンシーンを思い出す。

あっ、エイリアンや!

気分が悪くなって医務室に運び込まれた人間の胸を突き破ってエイリアンの幼生が出てくるシーンや…。


思わずおっさんのビクビク動くイチモツをもう一度ガン見する。ガン見されればされるほど、ビクビクうにょうにょと生き物のように動き出した。


「///はぁ・・あっ・・トーカ殿・・そんなに見られるとっ!うっ・・」
『いっやーー!出すなっ!出すなっ!!止めろ!根性見せろ!!ケツの穴に力こめー!!!』
「うっ・・うぅぅぅ・・・はぁぁぁっつ・・あぁぁぁぁぁ・・・ぁぁ・・・」


出しよった・・・。出してしまいよった・・・。


部屋中に独特の匂いが充満する。
しかも、淡いブルーのズボンがお漏らししたみたいに、広範囲に濃いいブルーに染まっていた。出た量も半端なくすごかった……。一回の量、クロードはそこまでなかったぞ?身体も大きかったら、出す量も多いと心でメモる。


『・・・』
「///申し訳ござらん!!」


お漏らししたようなおっさんを、このまま帰す訳にも行かず、何か着替えになるものはないかと探す。無い……だって2mのおっさん、この世界でも特注やもん。

自分が巻いてたタオルを渡し、それで前を隠して帰れと指示を出した。

何度も恥ずかしそうに謝るおっさんに、もういいから早よ帰れとばかりに背中を押す。

するとまたドアをノックする音が聞こえた。


デジャブである・・・。


おっさんと私が顔を見合わせ、オタオタする。仕方なしに、おっさんを股間も洗える浴室に押し込んだら、そこで先客が居た事をドアを開けて思い出した。


「・・・」
「・・・えっ何故ゲル様が、此処に?」


おっさんの問いにゲル様は黙ったまま、私等2人をじっと見ていた。

何や変な感じはしたが、文句も言われなかったので、今はおっさんを隠す事に重きを置く。グイグイおっさんを浴室の間に押し込める。


「いや・・、ちょっと待つでござる・・トーカ殿、何故ゲル様が此処に!」
『うっさい、うっさい!その事は、後や。おっさんも此処から絶対動くなや。命令やぞ!微動だにしてみい、帰る時タオル貸さへんからな。そのお漏らししたみたいなズボンで帰ってもらうからな・・ステイやぞ、ステイ!!』


そう言って、ドアを閉めた。

ノック音がまたする。眉間に皺を寄せ、ドアを開きに行く私。




ここで私はどんどん爆弾を大きくしてる事に気づいていない。
そして・・繁殖期祭りの夜は、まだまだまだまだ長い──────と、思い知らされる。
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