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124.繁殖期祭の夜は、まだまだまだまだ長く…前編
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『今度は誰やねん・・・』
ぶちぶち言いながらドアを開けると、目線がやや下になった。
ポポさん登場である・・・。
そのポポさんはといえば、目線が上下に動いて残念な顔をした。
マジで今度から、腹巻だけでも履かんとこうと心に誓う。
「・・こんな時間にすみません。どうしても寝付けなく・・・・・」
『で、聞きたい事とは?』
もうこの流れから次に出る言葉を先読みして言うと、ポポが吃驚した顔でこっちを見た。
もう此処まで同じルートやったら攻略の仕方は分かった。次に出す答えも用意しておく。
『(さぁ、隙が有ったら掛かってこんかい!)』
「・・・僕以外に誰か来ましたね」
目の前に立つ美少年に不似合いな青筋が米神に浮かび上がる。
『(げっ!質問がちゃう。しかも、断定・・・・・・しくったかっ?!)』
私が何も言わないでいると、ちっ!と舌打ちして「中に入らせてもらいます!」と言って無理やり押しのけられる。
『えっ、ちょっ・・ポポっ!』
キョロキョロと部屋の中を見渡すポポ。
そんなポポの向うに、おっさんが作った巣が見てくれと言わんばかりに存在を主張していた。
思わずムンクの叫びポーズで"あいやー!!"と心で叫ぶ。
交尾用の巣を訝し気に見るポポ。
ダラダラと冷や汗が出る自分が心底嘘がつけない体質だと自覚した。
そして、行き無し"隙が有ったら掛かってこんかい!"から"撤収~!"に変わった瞬間だった。
「・・・何です、これ?」
『床で寛いでたってとこかな・・ははははは・・・』
「・・・この周辺、とてつもなく嫌な匂いがするんですが」
『おっと、コチバの蓋を閉めるのを忘れたかな・・ははははは・・・』
「・・・コチバ?!僕には脳筋の種の匂いがするんですが」
『(さすがや竜人!警察犬も真っ青やな・・・)』
「で、」
『で?』
で、と言われ何がで?なのか分からず可愛らしくこてっと頭を傾けると、青筋がもう一本増えた。
「何があったかですよ!」
とっとと言いやがれ的に怒られる。年上な私もこのポポの威圧には負ける。
『まぁ…そのー…、えー…、ナニがナニして種が出たって事かな…ははははは……』
「貴方、バカでしょ!僕が聞きたいのは何故そういう事になって、そしてどうなったかですよ!!最初と最後を端折って、何故ドンピシャな所をぼかし気味に言うんですかっ!貴方の場合、脳筋男と違って、脳みそが身体能力の方に取られて、頭がピーマンになってるんじゃないですかっ?!」
久しぶりに出たポポのぞんざいな物言い。久しぶりに聞くと串刺しやなぁ……。
普通は胸に突き刺さるけど、ポポの場合脳天からケツの穴に到達する痛さや…。
その痛みを乗り越えて、説明を開始する私。
『えっとな、ラムスのおっさんが訪ねて来て・・ほんで、クロードと何も無かったかって聞かれて…何も無いって答えた』
「で?」
その先を早く言え!みたいに"で"を強く言われる。
それはまるで、親に叱られる子供みたいな図だ。
『……問答が何やかんやあって……襲われた。けど!それこそヤッテないからな!!マジでおっさんだけが、早漏気味にちょっと(大量やけど)……イッタだけやっ!』
「・・・・・」
『・・・ポポ?・・・・ひぃっ!!』
ゴゴゴゴゴゴ……という擬音語が見えそうなぐらい、ポポの回りの空気が震えていた。
そして私の野性的本能が、"退避~!!"と命令を出す。
その命令に従うべくドアに向かおうとしたら、今度はポポに先読みされガシッと腕を掴まれた。
そして、ゆらゆら頭を揺らしながら俯き加減にブツブツ言われる。それはまるで男判貞子であった・・・。
「此処まで・・貴方・・・・・・・だった・・とは・・・・・」
おどろおどろしいブツ切れ気味なセリフがより一層、ホラーを増長させた。精神面にじわじわくるジャパニーズホラーの醍醐味は此処である。外国の外見ホラーのゾンビやモンスターとはまた一味違う。耳を澄まさないと聞こえない状態で、恐怖心を煽っておいて一挙に心臓を握り潰す。
そうこんなふうに!と思ったら、ポポが私の心臓部分、所謂"乳"を握り潰していた。
『///いったーい!痛い!ポポさん!ポポさん!!マジやめてー!!』
「・・・・・いの・・・・・しか・・・・・・・ちょ・・・・・・・」
『猪鹿蝶?花札かっ!よし言いたい事は聞こえた。・・・だが、しかし・・これがどう関係あんねん?!そこは意味が分らんから説明を求ムぞ!!その前に、取り敢えず揉むのを止めてくれ』
「このピーマン頭!!僕の思いの半分も分からずに、しかも脳筋男とちょっとヤラかしたみたいにって、言ったんですよ!もういいです。脳筋男もそう出たんなら、容赦なく僕もヤラせてもらいます!」
ぶちぶち言いながらドアを開けると、目線がやや下になった。
ポポさん登場である・・・。
そのポポさんはといえば、目線が上下に動いて残念な顔をした。
マジで今度から、腹巻だけでも履かんとこうと心に誓う。
「・・こんな時間にすみません。どうしても寝付けなく・・・・・」
『で、聞きたい事とは?』
もうこの流れから次に出る言葉を先読みして言うと、ポポが吃驚した顔でこっちを見た。
もう此処まで同じルートやったら攻略の仕方は分かった。次に出す答えも用意しておく。
『(さぁ、隙が有ったら掛かってこんかい!)』
「・・・僕以外に誰か来ましたね」
目の前に立つ美少年に不似合いな青筋が米神に浮かび上がる。
『(げっ!質問がちゃう。しかも、断定・・・・・・しくったかっ?!)』
私が何も言わないでいると、ちっ!と舌打ちして「中に入らせてもらいます!」と言って無理やり押しのけられる。
『えっ、ちょっ・・ポポっ!』
キョロキョロと部屋の中を見渡すポポ。
そんなポポの向うに、おっさんが作った巣が見てくれと言わんばかりに存在を主張していた。
思わずムンクの叫びポーズで"あいやー!!"と心で叫ぶ。
交尾用の巣を訝し気に見るポポ。
ダラダラと冷や汗が出る自分が心底嘘がつけない体質だと自覚した。
そして、行き無し"隙が有ったら掛かってこんかい!"から"撤収~!"に変わった瞬間だった。
「・・・何です、これ?」
『床で寛いでたってとこかな・・ははははは・・・』
「・・・この周辺、とてつもなく嫌な匂いがするんですが」
『おっと、コチバの蓋を閉めるのを忘れたかな・・ははははは・・・』
「・・・コチバ?!僕には脳筋の種の匂いがするんですが」
『(さすがや竜人!警察犬も真っ青やな・・・)』
「で、」
『で?』
で、と言われ何がで?なのか分からず可愛らしくこてっと頭を傾けると、青筋がもう一本増えた。
「何があったかですよ!」
とっとと言いやがれ的に怒られる。年上な私もこのポポの威圧には負ける。
『まぁ…そのー…、えー…、ナニがナニして種が出たって事かな…ははははは……』
「貴方、バカでしょ!僕が聞きたいのは何故そういう事になって、そしてどうなったかですよ!!最初と最後を端折って、何故ドンピシャな所をぼかし気味に言うんですかっ!貴方の場合、脳筋男と違って、脳みそが身体能力の方に取られて、頭がピーマンになってるんじゃないですかっ?!」
久しぶりに出たポポのぞんざいな物言い。久しぶりに聞くと串刺しやなぁ……。
普通は胸に突き刺さるけど、ポポの場合脳天からケツの穴に到達する痛さや…。
その痛みを乗り越えて、説明を開始する私。
『えっとな、ラムスのおっさんが訪ねて来て・・ほんで、クロードと何も無かったかって聞かれて…何も無いって答えた』
「で?」
その先を早く言え!みたいに"で"を強く言われる。
それはまるで、親に叱られる子供みたいな図だ。
『……問答が何やかんやあって……襲われた。けど!それこそヤッテないからな!!マジでおっさんだけが、早漏気味にちょっと(大量やけど)……イッタだけやっ!』
「・・・・・」
『・・・ポポ?・・・・ひぃっ!!』
ゴゴゴゴゴゴ……という擬音語が見えそうなぐらい、ポポの回りの空気が震えていた。
そして私の野性的本能が、"退避~!!"と命令を出す。
その命令に従うべくドアに向かおうとしたら、今度はポポに先読みされガシッと腕を掴まれた。
そして、ゆらゆら頭を揺らしながら俯き加減にブツブツ言われる。それはまるで男判貞子であった・・・。
「此処まで・・貴方・・・・・・・だった・・とは・・・・・」
おどろおどろしいブツ切れ気味なセリフがより一層、ホラーを増長させた。精神面にじわじわくるジャパニーズホラーの醍醐味は此処である。外国の外見ホラーのゾンビやモンスターとはまた一味違う。耳を澄まさないと聞こえない状態で、恐怖心を煽っておいて一挙に心臓を握り潰す。
そうこんなふうに!と思ったら、ポポが私の心臓部分、所謂"乳"を握り潰していた。
『///いったーい!痛い!ポポさん!ポポさん!!マジやめてー!!』
「・・・・・いの・・・・・しか・・・・・・・ちょ・・・・・・・」
『猪鹿蝶?花札かっ!よし言いたい事は聞こえた。・・・だが、しかし・・これがどう関係あんねん?!そこは意味が分らんから説明を求ムぞ!!その前に、取り敢えず揉むのを止めてくれ』
「このピーマン頭!!僕の思いの半分も分からずに、しかも脳筋男とちょっとヤラかしたみたいにって、言ったんですよ!もういいです。脳筋男もそう出たんなら、容赦なく僕もヤラせてもらいます!」
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