10 / 12
10.薬の効果
しおりを挟む
ブランはパチパチと瞬きをしてから、空いた片手で自分のあごをさすった。
それから優雅な微笑みを浮かべた。
「どうやら薬の効果が切れたようですね」
「で、では、今日はこれで」
ローズがなんとかブランの下から抜け出そうと拘束された腕をはずそうともがくと、剥き出しの胸がプルンと揺れた。
「ふむ、この状態で我慢ができるとお思いですか? ローズ姫、ちゃんと優しくして差し上げますよ」
ブランは優雅な笑顔を浮かべながらもローズを放してはくれなかった。
ブランはローズに覆いかぶさり、耳を喰みながら胸に手を置いてあらためて愛撫を再開した。
カリカリと指先で胸の先端を引っかかれると、ローズはお腹の奥がもどかしくなって何度も腰を浮かせてしまったが、それでも必死になっていやいやと首を振った。
「い、いや!! お願い、やめて……」
「嫌と言われてももう止められません」
「違う、違うの! 違います!!」
ローズの両手はまだブランの片手で頭の上でがっちり押さえられ、さらにブランの両足でローズの身体を挟むように押さえ込まれているので逃げるのは無理そうだったが、ローズはもう逃げたいわけではなかった。
ローズは涙目になりながら上目遣いでブランを見つめる。
「私もすべてをお見せするので、ブラン王子も真の姿をお見せになって……」
「ローズ姫?」
ブランはその美しい顔に優雅な微笑みを貼りつけながら首をわずかに傾げた。
ローズは目をギュッとつぶると顔を真っ赤にさせてほんの小さな声で囁いた。
「……真の姿のブラン王子の方が……好き」
ローズも『真の姿をさらけ出す薬』の効果が切れてしまったので素直に言うのはとても恥ずかしかったが、抱かれるならば優雅に微笑むブランではなく少し意地悪に笑う真の姿のブランに抱かれたかった。
ローズのか細い声をきちんと聞きとどけたブランはグッと言葉を詰まらせると、ハァーッと長く息を吐いた。
「ブランだ」
「え?」
「ブランと呼べ」
「ブラン?」
「やっと手に入れたんだ。逃がさないからなローズ。言っただろう? 寝技は得意なんだ」
ブランはローズの腕の拘束を解くと、深い口づけを落としながら両手を使ってローズの身体中をまさぐり始めた。
それから優雅な微笑みを浮かべた。
「どうやら薬の効果が切れたようですね」
「で、では、今日はこれで」
ローズがなんとかブランの下から抜け出そうと拘束された腕をはずそうともがくと、剥き出しの胸がプルンと揺れた。
「ふむ、この状態で我慢ができるとお思いですか? ローズ姫、ちゃんと優しくして差し上げますよ」
ブランは優雅な笑顔を浮かべながらもローズを放してはくれなかった。
ブランはローズに覆いかぶさり、耳を喰みながら胸に手を置いてあらためて愛撫を再開した。
カリカリと指先で胸の先端を引っかかれると、ローズはお腹の奥がもどかしくなって何度も腰を浮かせてしまったが、それでも必死になっていやいやと首を振った。
「い、いや!! お願い、やめて……」
「嫌と言われてももう止められません」
「違う、違うの! 違います!!」
ローズの両手はまだブランの片手で頭の上でがっちり押さえられ、さらにブランの両足でローズの身体を挟むように押さえ込まれているので逃げるのは無理そうだったが、ローズはもう逃げたいわけではなかった。
ローズは涙目になりながら上目遣いでブランを見つめる。
「私もすべてをお見せするので、ブラン王子も真の姿をお見せになって……」
「ローズ姫?」
ブランはその美しい顔に優雅な微笑みを貼りつけながら首をわずかに傾げた。
ローズは目をギュッとつぶると顔を真っ赤にさせてほんの小さな声で囁いた。
「……真の姿のブラン王子の方が……好き」
ローズも『真の姿をさらけ出す薬』の効果が切れてしまったので素直に言うのはとても恥ずかしかったが、抱かれるならば優雅に微笑むブランではなく少し意地悪に笑う真の姿のブランに抱かれたかった。
ローズのか細い声をきちんと聞きとどけたブランはグッと言葉を詰まらせると、ハァーッと長く息を吐いた。
「ブランだ」
「え?」
「ブランと呼べ」
「ブラン?」
「やっと手に入れたんだ。逃がさないからなローズ。言っただろう? 寝技は得意なんだ」
ブランはローズの腕の拘束を解くと、深い口づけを落としながら両手を使ってローズの身体中をまさぐり始めた。
1
あなたにおすすめの小説
敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される
clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。
状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。
初夜に暴言を吐いた夫は後悔し続ける──10年後の償い【完結】
星森 永羽(ほしもりとわ)
恋愛
王命により、辺境伯ロキアのもとへ嫁いだのは、金髪翠眼の美しき公爵令嬢スフィア。
だが、初夜に彼が告げたのは、愛も権限も与えないという冷酷な宣言だった。噂に踊らされ、彼女を「穢れた花嫁」と罵ったロキア。
しかし、わずか一日でスフィアは姿を消し、教会から届いたのは婚姻無効と慰謝料請求の書状──。
王と公爵の怒りを買ったロキアは、爵位も領地も名誉も奪われ、ただの補佐官として生きることに。
そして十年後、運命のいたずらか、彼は被災地で再びスフィアと出会う。
地位も捨て、娘を抱えて生きる彼女の姿に、ロキアの胸に去来するのは、悔恨と赦しを乞う想い──。
⚠️本作はAIの生成した文章を一部に使用しています。
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
バッドエンド予定の悪役令嬢が溺愛ルートを選んでみたら、お兄様に愛されすぎて脇役から主役になりました
美咲アリス
恋愛
目が覚めたら公爵令嬢だった!?貴族に生まれ変わったのはいいけれど、美形兄に殺されるバッドエンドの悪役令嬢なんて絶対困る!!死にたくないなら冷酷非道な兄のヴィクトルと仲良くしなきゃいけないのにヴィクトルは氷のように冷たい男で⋯⋯。「どうしたらいいの?」果たして私の運命は?
冷遇妃ライフを満喫するはずが、皇帝陛下の溺愛ルートに捕まりました!?
由香
恋愛
冷遇妃として後宮の片隅で静かに暮らすはずだった翠鈴。
皇帝に呼ばれない日々は、むしろ自由で快適——そう思っていたのに。
ある夜、突然現れた皇帝に顎を掴まれ、深く口づけられる。
「誰が、お前を愛していないと言った」
守るための“冷遇”だったと明かされ、逃げ道を塞がれ、甘く囲われ、何度も唇を奪われて——。
これは冷遇妃のはずだった少女が、気づけば皇帝の唯一へと捕獲されてしまう甘く濃密な溺愛物語。
触手エイリアンの交配実験〜研究者、被験体になる〜
桜井ベアトリクス
恋愛
異星で触手エイリアンを研究する科学者アヴァ。 唯一観察できていなかったのは、彼らの交配儀式。
上司の制止を振り切り、禁断の儀式を覗き見たアヴァは―― 交わる触手に、抑えきれない欲望を覚える。
「私も……私も交配したい」
太く長い触手が、体の奥深くまで侵入してくる。 研究者が、快楽の実験体になる夜。
淫紋付きランジェリーパーティーへようこそ~麗人辺境伯、婿殿の逆襲の罠にハメられる
柿崎まつる
恋愛
ローテ辺境伯領から最重要機密を盗んだ男が潜んだ先は、ある紳士社交倶楽部の夜会会場。女辺境伯とその夫は夜会に潜入するが、なんとそこはランジェリーパーティーだった!
※辺境伯は女です ムーンライトノベルズに掲載済みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる