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六章 オネエの騎士に溺愛されています
107.三度目の銀夜祭-1
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今日はこの世界に来てから三度目の銀夜祭だ。
ちょうど三日前にシルヴィアから伝令の銀色の鳥が飛んできた。
『マコさんを着飾るのをぜひ手伝わせてもらえませんか?』
シルヴィアとカイラは王宮の近くに二人の宮を建ててもらって普段はそこで生活しているらしいが、今日は王宮まで来て着飾るという。
そして今回もまた一緒に着飾ってくれるというので、真子はお願いすることにした。
いつものようにたくさんの女性たちにピカピカにしてもらって、今日はこちらで用意した衣装を着つけてもらう。
黒いタイトな上衣は背中にボタンの並んだ一人では脱ぎ着ができないタイプの服で、襟や袖、裾などには赤と金の糸で刺繍がしてあった。
サイドに大胆に入ったスリットから覗く下衣は軽い透け感のある白い薄衣でできていて、うっすらと真子の脚の輪郭を浮かび上がらせた。
肩に着くまで伸びた髪は丁寧に編み込まれ、髪をまとめるように結んだ赤い紐の先には鈴がついている。
初めての銀夜祭の時を思い出して懐かしく思いながら、真子は首を少しだけ振って、リィンと鳴る鈴の音を楽しんだ。
真子が着飾り終えてシルヴィアたちの待つ部屋に行くと、アレクセイがシルヴィアに話しかけていた。
「さすが王家御用達。その黒い生地の発色良いですね。どこの店?」
「アレクセイとお揃いなんて嫌だから教えませんよ。それにマコさんの髪に合わせるなら漆黒よりも焦茶に近いでしょう?」
「アレクセイ近い。もっと離れろ」
真子と揃いの黒地に赤と金の糸で刺繍された衣装に身を包んだアレクセイは、黒地に銀糸の刺繍をされた衣装を着たシルヴィアに近づきすぎてカイルに怒られていた。
「アレク! あんまり二人を困らせちゃダメだよ」
「マーコ! うん、似合っている。すごくカワイイ!」
真子の姿を見たアレクセイは満面の笑みを浮かべて両手を広げながら真子に近づくと、化粧や髪型を崩さないように気をつけながら頬に軽くキスをした。
「シルヴィアさん、今日はありがとうございます」
「ふふ。マコさんを着飾るのはとても楽しいので良いですよ」
ふんわり微笑むシルヴィアはいつも通り、いや、いつも以上に美しかった。
身につけた黒い衣装はゆったりとしたラインの服で、身体に負担をかけないようになっている。
すぐ隣に立っているカイルがシルヴィアの腰に手を添えてしっかりと支えている。
シルヴィアは元々の美しさに加え、肌の内側から光り輝くように幸せなオーラをふりまいていた。
真子は見ているだけで幸せを分けてもらったようで嬉しくなった。
「ジェフリーとマリクは今日は魔術騎士団の新しいメンバーとお祝いするってさ」
「そのうちマコも一緒に任務につくこともあるだろうから、その前に一度挨拶させる」
「わかった」
新メンバーとの挨拶の日時を決めて、アレクセイと真子は二人にお礼を言って別れた。
ちょうど三日前にシルヴィアから伝令の銀色の鳥が飛んできた。
『マコさんを着飾るのをぜひ手伝わせてもらえませんか?』
シルヴィアとカイラは王宮の近くに二人の宮を建ててもらって普段はそこで生活しているらしいが、今日は王宮まで来て着飾るという。
そして今回もまた一緒に着飾ってくれるというので、真子はお願いすることにした。
いつものようにたくさんの女性たちにピカピカにしてもらって、今日はこちらで用意した衣装を着つけてもらう。
黒いタイトな上衣は背中にボタンの並んだ一人では脱ぎ着ができないタイプの服で、襟や袖、裾などには赤と金の糸で刺繍がしてあった。
サイドに大胆に入ったスリットから覗く下衣は軽い透け感のある白い薄衣でできていて、うっすらと真子の脚の輪郭を浮かび上がらせた。
肩に着くまで伸びた髪は丁寧に編み込まれ、髪をまとめるように結んだ赤い紐の先には鈴がついている。
初めての銀夜祭の時を思い出して懐かしく思いながら、真子は首を少しだけ振って、リィンと鳴る鈴の音を楽しんだ。
真子が着飾り終えてシルヴィアたちの待つ部屋に行くと、アレクセイがシルヴィアに話しかけていた。
「さすが王家御用達。その黒い生地の発色良いですね。どこの店?」
「アレクセイとお揃いなんて嫌だから教えませんよ。それにマコさんの髪に合わせるなら漆黒よりも焦茶に近いでしょう?」
「アレクセイ近い。もっと離れろ」
真子と揃いの黒地に赤と金の糸で刺繍された衣装に身を包んだアレクセイは、黒地に銀糸の刺繍をされた衣装を着たシルヴィアに近づきすぎてカイルに怒られていた。
「アレク! あんまり二人を困らせちゃダメだよ」
「マーコ! うん、似合っている。すごくカワイイ!」
真子の姿を見たアレクセイは満面の笑みを浮かべて両手を広げながら真子に近づくと、化粧や髪型を崩さないように気をつけながら頬に軽くキスをした。
「シルヴィアさん、今日はありがとうございます」
「ふふ。マコさんを着飾るのはとても楽しいので良いですよ」
ふんわり微笑むシルヴィアはいつも通り、いや、いつも以上に美しかった。
身につけた黒い衣装はゆったりとしたラインの服で、身体に負担をかけないようになっている。
すぐ隣に立っているカイルがシルヴィアの腰に手を添えてしっかりと支えている。
シルヴィアは元々の美しさに加え、肌の内側から光り輝くように幸せなオーラをふりまいていた。
真子は見ているだけで幸せを分けてもらったようで嬉しくなった。
「ジェフリーとマリクは今日は魔術騎士団の新しいメンバーとお祝いするってさ」
「そのうちマコも一緒に任務につくこともあるだろうから、その前に一度挨拶させる」
「わかった」
新メンバーとの挨拶の日時を決めて、アレクセイと真子は二人にお礼を言って別れた。
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