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六章 愛の歌

84.初夜-2※

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 アミルはルルティアの膝に手を置くと、グッと太く硬くなったモノをゆっくりと沈めていく。
 久しぶりに感じるアミルのモノはミチミチと隘路を広げながら、ルルティアの中をいっぱいに埋めていった。

「あ……やぁ……すごいの……」

「ハッ……溶けそう」

 アミルが顔を歪めながら熱い吐息をこぼす。
 アミルの色気に当てられてルルティアの中がキュンと反応した。

「くっ……ごめん、ルー」

 アミルは身体を倒しルルティアを強く抱きしめると、そのまま激しく腰を動かし始めた。
 ジュプジュプと水音を立てながらアミルのモノがルルティアの壁を激しく擦り、切っ先が奥を押し上げる。

「ん……んん……」

 口をキスでふさがれ、喘ぎ声まですべてアミルに食べられてしまう。
 アミルの指が器用にルルティアの耳をなぞり、耳の中までくすぐられた。
 ルルティアはアミルの背中に爪をたて、腰に足を回して必死についていった。
 アミルはグッと腰を押しつけた後、ビクビクと震わせながら中に大量の熱を放った。
 アミルの汗ばんだ身体の熱も重さも心地良かった。

 そのまましばらく抱き合っていたらアミルがわずかに顔を上げた。
 夜空色の目で優しく見つめられて、ルルティアは愛おしさがあふれ出した。

「アミル、だいすき……」

「ん、ルー」

 アミルは嬉しそうに目を細めると、そのまままたすぐにキスをした。
 あっという間にキスは深くなり舌を絡めあっているうちに、ルルティアの中に埋められているモノが大きく硬くなっていく。

「ん……ふ……んん!? んー! んんー! ん!」

 ルルティアが待って、と伝えたくてアミルの胸を押しても、強く抱きしめられてアミルはビクともしない。
 再び硬くなったモノを奥に押しつけるように腰をグリグリと動かされて、あっという間にルルティアの熱も高まっていった。
 プハッとようやく口を離すと、アミルは体を起こして雄芯を一度抜いてルルティアをくるりとうつ伏せにした。
 アミルはルルティアに覆い被さりながら、今度はゆっくりと後ろから中を埋めていった。

「んん……はぁっ……あっ……」

 アミルはルルティアの背中に肌をピタリとくっつけて、腰をゆっくりと回しながらクチュクチュとかき混ぜる。アミルがルルティアのうなじに優しくキスをした。

「なぁ、ルー。ここを噛んで良い?」

「あ、うん……うん……アミルの、好きにしていいよ……」

 アミルはゆっくり腰を引いて中に埋めたモノをギリギリまで引き抜くと、ドチュンと一気に奥まで突きいれた。

「……!!」
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