【R18】はじめてのかんきん〜聖女と勇者のワクドキ♡監禁生活〜

河津ミネ

文字の大きさ
6 / 15

6.はじめてのおふろ-3

しおりを挟む
 マリエルの背中にコーヘイの胸板がぴったりとくっつき、首筋にコーヘイの唇が触れた。

「コーヘイ……やっ……あっ……」

 自分で洗えるからと断っているのに、コーヘイは手に泡をつけてマリエルの胸に乗せるとそこを揉んだ。
 マリエルの胸は人よりも少し大きめだったため、大きく立派に育ったコーヘイの手からもはみ出してしまう。

「コ、コーヘイ! そこは、そんなに洗わなくても……あっ、あんっ!」

「はぁ……すご……でっか……柔らかい……」

 コーヘイの手がマリエルの胸のふくらみをたっぷりと揉みしだき、さらにその指先で先端をキュッとつまむ。

「あっ! やっ、そこ、だめ……」

「でも、ここもしっかり洗わないと」

 コーヘイの手の動きは徐々に大胆になり、ハァハァと荒い息がマリエルの首筋にかかる。
 コーヘイがグッと身体を寄せてきて、マリエルのお尻になにやら布越しに硬いモノが押しつけられた。

「あっ、コーヘイ、待って」

「マリエル、マリエル……!!」

 コーヘイの身体に残っていた泡がマリエルの身体にもついて、コーヘイがぬるぬるとふたりの身体を擦り合わせる。
 コーヘイの腰に巻かれていた布が足元に落ち、熱く硬い塊がマリエルの白く柔らかいお尻に埋められた。
 コーヘイの腰の動きがますます激しくなっていく。

「コーヘイ、あっ、やっ」

「はぁっ、マリエル……マリエル……あっ!」

 コーヘイがギュッとマリエルを抱きしめると、マリエルの腰のあたりでコーヘイの硬く熱いモノが震えながらドクドクと中身を吐いた。
 熱いドロッとした液体が、マリエルの背中からお尻にかけてべっとりとかかる。

「あの……コーヘイ?」

「ごめん、マリエル、出ちゃった……」

 コーヘイはマリエルを抱きしめながら、腰をわずかに震わせている。
 マリエルはコーヘイのこの行為に心当たりがあって、おそるおそる尋ねた。

「ねぇ、コーヘイ……もしかして、これって、コーヘイの子種?」

「こだ……! う、うん、そうだけど」

 マリエルはそれを聞いてさっと顔を青くする。

「そんな……どうしよう! 私、コーヘイの子種をもらわないといけなかったのに!!」

「へ? マリエル何を!?」

「どうしよう! どうしたらいいの!?」

 マリエルは顔を青くしたまま、コーヘイの腕の中でうろたえ始める。

「あの、マリエル、ちょっと落ち着いて!」

「うぅ……どうしよう……コーヘイの、子種が無くなっちゃった……すぐにでもコーヘイの子種をもらわないといけなかったのに……うっ、ううっ……」

 いよいよ泣き始めてしまったマリエルを、コーヘイが必死になだめる。

「えっ!? えっと、あの……マリエルは僕の子種が欲しかったの?」

 マリエルはほんの少しうしろを振り返りコーヘイを見つめると、目に涙をためたままこくりと小さくうなずいた。

「あの……それなら、僕まだ出せると思うけど……」

「本当?」

「うん、ここのところ魔王討伐で忙しくてシてなかったから溜まってるし……」

「良かった!」

 マリエルがくるりと向きを変えてコーヘイを上目遣いに見つめる。

「……お願い、コーヘイ。今すぐ私にコーヘイの子種をちょうだい?」

 コーヘイは真っ赤な顔をしたままゴクリと喉を鳴らした。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)

かのん
恋愛
 気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。  わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・  これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。 あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ! 本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。 完結しておりますので、安心してお読みください。

今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を

澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。 そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。 だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。 そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。

極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です

朝陽七彩
恋愛
 私は。 「夕鶴、こっちにおいで」  現役の高校生だけど。 「ずっと夕鶴とこうしていたい」  担任の先生と。 「夕鶴を誰にも渡したくない」  付き合っています。  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  神城夕鶴(かみしろ ゆづる)  軽音楽部の絶対的エース  飛鷹隼理(ひだか しゅんり)  アイドル的存在の超イケメン先生  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  彼の名前は飛鷹隼理くん。  隼理くんは。 「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」  そう言って……。 「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」  そして隼理くんは……。  ……‼  しゅっ……隼理くん……っ。  そんなことをされたら……。  隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。  ……だけど……。  え……。  誰……?  誰なの……?  その人はいったい誰なの、隼理くん。  ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。  その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。  でも。  でも訊けない。  隼理くんに直接訊くことなんて。  私にはできない。  私は。  私は、これから先、一体どうすればいいの……?

敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています

藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。 結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。 聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。 侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。 ※全11話 2万字程度の話です。

巨乳すぎる新入社員が社内で〇〇されちゃった件

ナッツアーモンド
恋愛
中高生の時から巨乳すぎることがコンプレックスで悩んでいる、相模S子。新入社員として入った会社でS子を待ち受ける運命とは....。

存在感のない聖女が姿を消した後 [完]

風龍佳乃
恋愛
聖女であるディアターナは 永く仕えた国を捨てた。 何故って? それは新たに現れた聖女が ヒロインだったから。 ディアターナは いつの日からか新聖女と比べられ 人々の心が離れていった事を悟った。 もう私の役目は終わったわ… 神託を受けたディアターナは 手紙を残して消えた。 残された国は天災に見舞われ てしまった。 しかし聖女は戻る事はなかった。 ディアターナは西帝国にて 初代聖女のコリーアンナに出会い 運命を切り開いて 自分自身の幸せをみつけるのだった。

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

処理中です...