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11.はじめてのえっち-2
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マリエルは快感でボーっとする頭で、必死に教わったことを思い出す。
「えっと……コーヘイが動けない場合は、手で大きくするって……」
マリエルが震える身体をゆっくり起こすと、コーヘイもベッドに座って軽く足を開く。
コーヘイの腰に巻いてある布を何かが大きく押し上げていた。
(アレがコーヘイの……)
マリエルはごくりと唾を飲み込んでから、ゆっくりとコーヘイの腰に巻いてある布をはずした。
はらりと落ちた布から現れたソレは、コーヘイのお腹にくっつきそうなほど立派に聳え立っていた。
マリエルが手を伸ばしてソレに触れると、熱くて硬いソレがぴくりと揺れ、コーヘイが熱い息をこぼした。
「はぁ……」
「ねぇ、コーヘイ。これってもう十分大きいわよね?」
「え?」
「さっきお風呂でコーヘイが子種を出したのも、これくらい大きい時?」
「……まぁ、そーだね」
「じゃあ、これでコーヘイの準備は十分よね?」
「……チッ」
「ん?」
コーヘイは横を向いて小さく舌打ちをしてから、すぐにマリエルに向かって笑いかける。
「なんでもない。そうだね、これで子種は出せるね」
「じゃあこれを、私のここに……」
「待って、待って!!」
マリエルがソレを自分の中に挿れようとコーヘイに跨ると、コーヘイがあわてて肩を掴んで動きを止めた。
「なにか、間違えてた?」
「えっと、それじゃまだ入らないよ」
「そうなの?」
「うん。まずはここを解さないと」
コーヘイは肩を掴んでいた手を外して、マリエルの足の間に触れた。
コーヘイの指先がマリエルのうっすらと生えた銀の下生えをかき分けると、クチュ、小さな水音が立つ。
そのままコーヘイは指先でマリエルのそこをクチュクチュかき混ぜた。
カシャカシャと揺れる鎖の音と水音が混ざって音を鳴らす。
「あっ、あっ! あ、やん……っ」
すがりつくものが欲しくてコーヘイに抱きつくと、コーヘイの手が足の間から外れてしまった。
「あんっ」
「あー、クソッ。手枷が邪魔だな。もうこれ外しちゃおうかな……」
「ん……コーヘイ?」
マリエルが抱きつく手を緩めて潤んだ目でコーヘイを見つめると、コーヘイは少し考えたあとにいいことを思いついた、とばかりにニヤリと笑う。
「マリエル、僕に跨ってもらっていい?」
「……え?」
ズリズリと身体を下げてベッドに横たわったコーヘイは、マリエルを見上げながらにっこり笑って自分の口を指差した。
「ここに跨って」
「え! そんな……」
「僕は手が動かせないからさ。ね、お願い」
手枷のことを言われてしまうと、マリエルは逆らえない。
マリエルは恥ずかしさで顔を真っ赤にしながら、コーヘイの顔の上に跨った。
こんな格好ではコーヘイにすべてが丸見えだ。
「うわ……すご……」
「ん、コーヘイ……そこで喋らないで……」
コーヘイの熱い息がかかり、足の間がじわりと濡れていく。
コーヘイは頭を上げてマリエルの足の間にむしゃぶりついた。
「あ、あっ、あんっ……んんっ!」
コーヘイの熱く濡れた舌が、マリエルの敏感なところを舐めまわす。
マリエルの腰は勝手に揺れ、足の力が抜けてコーヘイにそこをもっと押しつけてしまった。
コーヘイの舌が中に埋められ、マリエルはあられもない声が止まらなくなってしまう。
「あっ、あっ……コーヘイ……きもちい……あっ……もっと……」
マリエルがビクンッと大きく身体を震わせ崩れ落ちそうになると、コーヘイが手枷のついたままの腕で器用にマリエルを支えた。
「ハァッ……これでもう入ると思うから、マリエル、自分で挿れられる?」
「うん……」
快感に震える身体をなんとか支えながら、マリエルはコーヘイのいきり立ったソレに手を添えて、つぷりと中に埋めた。
「えっと……コーヘイが動けない場合は、手で大きくするって……」
マリエルが震える身体をゆっくり起こすと、コーヘイもベッドに座って軽く足を開く。
コーヘイの腰に巻いてある布を何かが大きく押し上げていた。
(アレがコーヘイの……)
マリエルはごくりと唾を飲み込んでから、ゆっくりとコーヘイの腰に巻いてある布をはずした。
はらりと落ちた布から現れたソレは、コーヘイのお腹にくっつきそうなほど立派に聳え立っていた。
マリエルが手を伸ばしてソレに触れると、熱くて硬いソレがぴくりと揺れ、コーヘイが熱い息をこぼした。
「はぁ……」
「ねぇ、コーヘイ。これってもう十分大きいわよね?」
「え?」
「さっきお風呂でコーヘイが子種を出したのも、これくらい大きい時?」
「……まぁ、そーだね」
「じゃあ、これでコーヘイの準備は十分よね?」
「……チッ」
「ん?」
コーヘイは横を向いて小さく舌打ちをしてから、すぐにマリエルに向かって笑いかける。
「なんでもない。そうだね、これで子種は出せるね」
「じゃあこれを、私のここに……」
「待って、待って!!」
マリエルがソレを自分の中に挿れようとコーヘイに跨ると、コーヘイがあわてて肩を掴んで動きを止めた。
「なにか、間違えてた?」
「えっと、それじゃまだ入らないよ」
「そうなの?」
「うん。まずはここを解さないと」
コーヘイは肩を掴んでいた手を外して、マリエルの足の間に触れた。
コーヘイの指先がマリエルのうっすらと生えた銀の下生えをかき分けると、クチュ、小さな水音が立つ。
そのままコーヘイは指先でマリエルのそこをクチュクチュかき混ぜた。
カシャカシャと揺れる鎖の音と水音が混ざって音を鳴らす。
「あっ、あっ! あ、やん……っ」
すがりつくものが欲しくてコーヘイに抱きつくと、コーヘイの手が足の間から外れてしまった。
「あんっ」
「あー、クソッ。手枷が邪魔だな。もうこれ外しちゃおうかな……」
「ん……コーヘイ?」
マリエルが抱きつく手を緩めて潤んだ目でコーヘイを見つめると、コーヘイは少し考えたあとにいいことを思いついた、とばかりにニヤリと笑う。
「マリエル、僕に跨ってもらっていい?」
「……え?」
ズリズリと身体を下げてベッドに横たわったコーヘイは、マリエルを見上げながらにっこり笑って自分の口を指差した。
「ここに跨って」
「え! そんな……」
「僕は手が動かせないからさ。ね、お願い」
手枷のことを言われてしまうと、マリエルは逆らえない。
マリエルは恥ずかしさで顔を真っ赤にしながら、コーヘイの顔の上に跨った。
こんな格好ではコーヘイにすべてが丸見えだ。
「うわ……すご……」
「ん、コーヘイ……そこで喋らないで……」
コーヘイの熱い息がかかり、足の間がじわりと濡れていく。
コーヘイは頭を上げてマリエルの足の間にむしゃぶりついた。
「あ、あっ、あんっ……んんっ!」
コーヘイの熱く濡れた舌が、マリエルの敏感なところを舐めまわす。
マリエルの腰は勝手に揺れ、足の力が抜けてコーヘイにそこをもっと押しつけてしまった。
コーヘイの舌が中に埋められ、マリエルはあられもない声が止まらなくなってしまう。
「あっ、あっ……コーヘイ……きもちい……あっ……もっと……」
マリエルがビクンッと大きく身体を震わせ崩れ落ちそうになると、コーヘイが手枷のついたままの腕で器用にマリエルを支えた。
「ハァッ……これでもう入ると思うから、マリエル、自分で挿れられる?」
「うん……」
快感に震える身体をなんとか支えながら、マリエルはコーヘイのいきり立ったソレに手を添えて、つぷりと中に埋めた。
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