264 / 430
第五章『ブルー・オン・ブルー/若き戦士たちの挽歌』
Int.36:亡霊都市、若き戦士たちの死闘⑥
しおりを挟む
「…………国崎くん」
一方、白井たちの潜む山か丘かといった中間ぐらいの、森の生い茂る小高いポイントにまで後退した美桜は、コクピット・ブロックを降ろすと共に自分も≪神武・弐型≫から降りて。そうして、国崎の介抱をしていた。
土の地面に膝を折る国崎は、何度も、何度も吐き戻していた。既にコクピットの中でも何度か吐き戻した形跡があり、今はもう何も出るものが無いという領域にまで達している。
だが、それでも国崎は吐き戻していた。目を真っ赤に腫らし、涙目になりながら。それに美桜はただ付き添い、その背中を撫でてやることしか出来なかった。
(…………)
正直、彼にどんな声を掛けてやれば良いのか。それが、美桜には分からなかった。分からないからこそ、こうしてただ黙って、傍に居てやることしか出来ない。
――――実を言えば、美桜とて気持ちは、あの時国崎と全く同じだった。
助けたい、助け出したい。その気持ちで胸がいっぱいになっていたが、しかし国崎が真っ先に飛び出していってくれたお陰……というのは少し失礼だが、とにかくそのお陰で、美桜はまだ平静を保つことが出来たのだ。
しかし、もしもあの時国崎が飛び出していかなかったら、きっと自分が彼と同じように飛び出していただろうと……美桜は、そうも思っていた。
結果的に、あの老婆と付き添いを助け出すことは出来なかった。そのことに関して彼を責めるつもりも無いし、強制脱出の判断を下した西條の判断は、寧ろ英断だったとすら思う。アレだけ熾烈なレーザー照射を受けた後の装甲では、まず間違いなく焼けた鉄板みたいになっていて。幾らマニピュレータといえども、とても生身の人間は熱すぎて乗れなかっただろう……。
だから、美桜は国崎を責めるつもりなんてなかった。ただ、二人を助け出せなかったことだけは、残念だったと思う。まして、そんな二人がソルジャー種に喰い殺されていく映像を見せられた国崎がこうなるのも、仕方ないとすら思えた。
故に、美桜は一瞬だけスカウト1を恨んだ。悪趣味とすら思った。しかし――――あの光景が全機にデータリンクで共有されてしまったのは、完全に偶然のことなのだ。彼らはただ、己の職務を全うしていただけに過ぎない。そんな彼らを責めるのは、幾ら何でもお門違いというものだろう。
「くそっ、くそっ、くそっ、くそっ……!!」
白井たち後衛部隊の砲声が間近で轟く中で、膝を折る国崎はただ、地面を殴りつけていた。何度も、何度も何度も。
「助けられなかった、助けられたのに、助けられなかった! 俺が、俺が弱かったせいで……! 俺が、俺が遅すぎたせいで……!」
「……違うわよ、国崎くん。貴方は、何も悪くない…………」
「ッ……! 哀川ァッ!! お前に、お前に何が分かる!」
美桜としては、励ましたつもりだった。
しかしそれが却って逆鱗に触れたらしく、国崎は振り返れば、物凄い剣幕で美桜のパイロット・スーツの胸倉を掴んでくる。その顔は至極グロッキーで、眼は涙で腫れ、フレームレスの眼鏡は何処かにぶつけた衝撃でレンズの一部がひび割れていて。とにかく、満身創痍といった顔だった。
「っ……」
そんな国崎の、そこまで激昂する気持ちが分かるからこそ――――美桜は、ただ顔を逸らすのみで。彼に対して、何も言わなかった。いや、言えなかった。
「俺は! 俺はあと一歩で! あと一歩で助けられたんだ! 二人を、二人の命をッ!! あそこで強制排出さえされなければ……きっと!」
「……でも、貴方も死んでいた」
「俺はどうだっていい!! ただ、あの二人が生きていれば……!」
「っ!」
――――俺は、どうだっていい。
その一言が、今度は逆に美桜の癇に障った。
「どうでも良いわけ、ないでしょうにっ!!」
そうすれば、美桜は敢えて胸倉を掴まれたままで。しかし彼の方を真っ直ぐ見ながら、逆に物凄い剣幕で国崎を怒鳴りつける。
「どうでも良いんだよ! 俺は、俺は……! もう俺の目の前で、誰かに死なれたくない! ただ、それだけだ!」
「それだけだ、って……! だったら、尚更どうでも良くない!」
「いいや、良い!」
「良くない!」
「俺の命なんて、軍人になった時からもう、最初から無いようなものなんだよ! そんなの、今更亡くそうが……!」
「っ――――!」
国崎が口走った途端、美桜の平手が彼の頬を打っていた。
「何をする!?」
眼鏡を遠くに吹っ飛ばされながら、しかしそれも構わないといった風に国崎が激昂する。しかし美桜は「貴方を、ぶったのよ!」と負けず劣らずの勢いで言い返し、
「軍人になった時点で、命は最初から無いもの……!? それこそ、冗談にも程があるじゃないのっ!!」
「なにをっ!?」
「なに、じゃない! ――――逆よ、軍人だからこそ、貴方は安易に死んだりなんかしちゃあ、いけないのよっ! 分かる!? いいえ、分かりなさいっ!!」
そう言えば、美桜はもう一度国崎の頬を平手で打つ。
「国崎くん、今日は何処かおかしいわよっ!? こんなこと言うなんて、貴方らしく、ないわよ……っ!」
すると、何故か今度は美桜の方が泣けてきてしまい。瞳に溜めた涙を頬に伝え始めれば、その頃になって国崎は漸く落ち着きを少しだけ取り戻したのか、「あ、哀川……?」なんて風に戸惑いの声を上げる。
「いつもの貴方は、もっと臆病で……! でも、冷静で……っ! とにかく、そういう子だったじゃないのよ……!」
「……でも、嫌なんだよ……。俺の前で、もう誰かに死なれるのは…………」
そんな美桜から眼を逸らしながら、国崎はそう言えば。知らず知らずの内に胸倉を掴んでいた手が解けていて、美桜はそのまま地面に膝を折ってしまった。
「……国崎くん」
脚を左右に投げ出しながら、ぺたんと座り込む美桜が、俯いたままでそう呼びかければ。立ち尽くしたままの国崎は「な、なんだ……?」とそれに応じる。
「貴方、なんで軍人なんかに……?」
それを、国崎はすぐに答えようとはしなかった。答えるのが、なんだか憚られるような気がして。
「…………俺は、元は九州の出身だ」
しかし、国崎は敢えてその気持ちを押し切り、ポツリとそう口を開いた。
「避難してる最中、小さな俺を庇って、父親が死んだ」
「…………」
それを、美桜は黙って聞いていた。いや……返す言葉を、持てなかった。
「そして、錯乱する俺と母親を護る為に、軍人が何人も犠牲になった。俺の、俺たちの目の前で……」
「……だから、貴方は軍人に?」
そうだ、と国崎は頷いた。
「もう、俺の前で誰にも死んで欲しくない……。だから、俺は此処に来た」
まあ、正直言って、戦うのは今でも怖いけどさ――――。
自嘲めいた笑いを浮かべる国崎に、しかし美桜は「そんなこと、ないわよ」と言いながら立ち上がり、
「……貴方は、立派よ」
そうやって囁き、そして――――国崎の頭を、そっと胸に抱き抱えた。
「哀川……」
すると、国崎はもう抵抗する気力もないのか。ぺたんとまた地面に尻を突く美桜にされるがまま、自分も膝を折る。
「貴方がしようとしたことは、決して間違いなんかじゃない。……結果的に、こうなってしまったけれど」
「…………」
「でも、これも覚えていて。――――人に救えるものには、必ず限度があるって」
「限度……」
憔悴した様子の国崎が呟くと、そんな彼を胸に抱きかかえる美桜は「ええ」と頷いて、
「今日のことが、そうよ。…………きっと、あれは、誰が行っても助けられなかった」
「…………それが、限度?」
「ええ、そうよ。……でも、貴方のその気持ち自体は、決して間違いなんかじゃない」
でも、あんな無茶はもう、やめて頂戴ね――――?
ニッコリと、泣き腫らした顔の上で再び聖母めいた優しい微笑みを形作る美桜に言われて、国崎はただ、「……ああ」とだけ頷いた。
「……次にあんな無茶するときは、私も一緒に行ってあげるから」
「えっ……?」
戸惑う国崎が見上げると、そんな彼の顔を見下ろしながら、美桜は「ふふっ……」ともう一度微笑み、
「私だって、国崎くん。貴方と同じよ。――――もう、誰も私の前で、死んで欲しくない。悲しんで欲しくないだけなのよ」
そんな二人の真上を、三機のヘリコプターが回転翼で大気を切り裂きながら、低空で飛んでいく。
それを二人揃って見上げながら、美桜も国崎も、暫くの間そうしていた。
一方、白井たちの潜む山か丘かといった中間ぐらいの、森の生い茂る小高いポイントにまで後退した美桜は、コクピット・ブロックを降ろすと共に自分も≪神武・弐型≫から降りて。そうして、国崎の介抱をしていた。
土の地面に膝を折る国崎は、何度も、何度も吐き戻していた。既にコクピットの中でも何度か吐き戻した形跡があり、今はもう何も出るものが無いという領域にまで達している。
だが、それでも国崎は吐き戻していた。目を真っ赤に腫らし、涙目になりながら。それに美桜はただ付き添い、その背中を撫でてやることしか出来なかった。
(…………)
正直、彼にどんな声を掛けてやれば良いのか。それが、美桜には分からなかった。分からないからこそ、こうしてただ黙って、傍に居てやることしか出来ない。
――――実を言えば、美桜とて気持ちは、あの時国崎と全く同じだった。
助けたい、助け出したい。その気持ちで胸がいっぱいになっていたが、しかし国崎が真っ先に飛び出していってくれたお陰……というのは少し失礼だが、とにかくそのお陰で、美桜はまだ平静を保つことが出来たのだ。
しかし、もしもあの時国崎が飛び出していかなかったら、きっと自分が彼と同じように飛び出していただろうと……美桜は、そうも思っていた。
結果的に、あの老婆と付き添いを助け出すことは出来なかった。そのことに関して彼を責めるつもりも無いし、強制脱出の判断を下した西條の判断は、寧ろ英断だったとすら思う。アレだけ熾烈なレーザー照射を受けた後の装甲では、まず間違いなく焼けた鉄板みたいになっていて。幾らマニピュレータといえども、とても生身の人間は熱すぎて乗れなかっただろう……。
だから、美桜は国崎を責めるつもりなんてなかった。ただ、二人を助け出せなかったことだけは、残念だったと思う。まして、そんな二人がソルジャー種に喰い殺されていく映像を見せられた国崎がこうなるのも、仕方ないとすら思えた。
故に、美桜は一瞬だけスカウト1を恨んだ。悪趣味とすら思った。しかし――――あの光景が全機にデータリンクで共有されてしまったのは、完全に偶然のことなのだ。彼らはただ、己の職務を全うしていただけに過ぎない。そんな彼らを責めるのは、幾ら何でもお門違いというものだろう。
「くそっ、くそっ、くそっ、くそっ……!!」
白井たち後衛部隊の砲声が間近で轟く中で、膝を折る国崎はただ、地面を殴りつけていた。何度も、何度も何度も。
「助けられなかった、助けられたのに、助けられなかった! 俺が、俺が弱かったせいで……! 俺が、俺が遅すぎたせいで……!」
「……違うわよ、国崎くん。貴方は、何も悪くない…………」
「ッ……! 哀川ァッ!! お前に、お前に何が分かる!」
美桜としては、励ましたつもりだった。
しかしそれが却って逆鱗に触れたらしく、国崎は振り返れば、物凄い剣幕で美桜のパイロット・スーツの胸倉を掴んでくる。その顔は至極グロッキーで、眼は涙で腫れ、フレームレスの眼鏡は何処かにぶつけた衝撃でレンズの一部がひび割れていて。とにかく、満身創痍といった顔だった。
「っ……」
そんな国崎の、そこまで激昂する気持ちが分かるからこそ――――美桜は、ただ顔を逸らすのみで。彼に対して、何も言わなかった。いや、言えなかった。
「俺は! 俺はあと一歩で! あと一歩で助けられたんだ! 二人を、二人の命をッ!! あそこで強制排出さえされなければ……きっと!」
「……でも、貴方も死んでいた」
「俺はどうだっていい!! ただ、あの二人が生きていれば……!」
「っ!」
――――俺は、どうだっていい。
その一言が、今度は逆に美桜の癇に障った。
「どうでも良いわけ、ないでしょうにっ!!」
そうすれば、美桜は敢えて胸倉を掴まれたままで。しかし彼の方を真っ直ぐ見ながら、逆に物凄い剣幕で国崎を怒鳴りつける。
「どうでも良いんだよ! 俺は、俺は……! もう俺の目の前で、誰かに死なれたくない! ただ、それだけだ!」
「それだけだ、って……! だったら、尚更どうでも良くない!」
「いいや、良い!」
「良くない!」
「俺の命なんて、軍人になった時からもう、最初から無いようなものなんだよ! そんなの、今更亡くそうが……!」
「っ――――!」
国崎が口走った途端、美桜の平手が彼の頬を打っていた。
「何をする!?」
眼鏡を遠くに吹っ飛ばされながら、しかしそれも構わないといった風に国崎が激昂する。しかし美桜は「貴方を、ぶったのよ!」と負けず劣らずの勢いで言い返し、
「軍人になった時点で、命は最初から無いもの……!? それこそ、冗談にも程があるじゃないのっ!!」
「なにをっ!?」
「なに、じゃない! ――――逆よ、軍人だからこそ、貴方は安易に死んだりなんかしちゃあ、いけないのよっ! 分かる!? いいえ、分かりなさいっ!!」
そう言えば、美桜はもう一度国崎の頬を平手で打つ。
「国崎くん、今日は何処かおかしいわよっ!? こんなこと言うなんて、貴方らしく、ないわよ……っ!」
すると、何故か今度は美桜の方が泣けてきてしまい。瞳に溜めた涙を頬に伝え始めれば、その頃になって国崎は漸く落ち着きを少しだけ取り戻したのか、「あ、哀川……?」なんて風に戸惑いの声を上げる。
「いつもの貴方は、もっと臆病で……! でも、冷静で……っ! とにかく、そういう子だったじゃないのよ……!」
「……でも、嫌なんだよ……。俺の前で、もう誰かに死なれるのは…………」
そんな美桜から眼を逸らしながら、国崎はそう言えば。知らず知らずの内に胸倉を掴んでいた手が解けていて、美桜はそのまま地面に膝を折ってしまった。
「……国崎くん」
脚を左右に投げ出しながら、ぺたんと座り込む美桜が、俯いたままでそう呼びかければ。立ち尽くしたままの国崎は「な、なんだ……?」とそれに応じる。
「貴方、なんで軍人なんかに……?」
それを、国崎はすぐに答えようとはしなかった。答えるのが、なんだか憚られるような気がして。
「…………俺は、元は九州の出身だ」
しかし、国崎は敢えてその気持ちを押し切り、ポツリとそう口を開いた。
「避難してる最中、小さな俺を庇って、父親が死んだ」
「…………」
それを、美桜は黙って聞いていた。いや……返す言葉を、持てなかった。
「そして、錯乱する俺と母親を護る為に、軍人が何人も犠牲になった。俺の、俺たちの目の前で……」
「……だから、貴方は軍人に?」
そうだ、と国崎は頷いた。
「もう、俺の前で誰にも死んで欲しくない……。だから、俺は此処に来た」
まあ、正直言って、戦うのは今でも怖いけどさ――――。
自嘲めいた笑いを浮かべる国崎に、しかし美桜は「そんなこと、ないわよ」と言いながら立ち上がり、
「……貴方は、立派よ」
そうやって囁き、そして――――国崎の頭を、そっと胸に抱き抱えた。
「哀川……」
すると、国崎はもう抵抗する気力もないのか。ぺたんとまた地面に尻を突く美桜にされるがまま、自分も膝を折る。
「貴方がしようとしたことは、決して間違いなんかじゃない。……結果的に、こうなってしまったけれど」
「…………」
「でも、これも覚えていて。――――人に救えるものには、必ず限度があるって」
「限度……」
憔悴した様子の国崎が呟くと、そんな彼を胸に抱きかかえる美桜は「ええ」と頷いて、
「今日のことが、そうよ。…………きっと、あれは、誰が行っても助けられなかった」
「…………それが、限度?」
「ええ、そうよ。……でも、貴方のその気持ち自体は、決して間違いなんかじゃない」
でも、あんな無茶はもう、やめて頂戴ね――――?
ニッコリと、泣き腫らした顔の上で再び聖母めいた優しい微笑みを形作る美桜に言われて、国崎はただ、「……ああ」とだけ頷いた。
「……次にあんな無茶するときは、私も一緒に行ってあげるから」
「えっ……?」
戸惑う国崎が見上げると、そんな彼の顔を見下ろしながら、美桜は「ふふっ……」ともう一度微笑み、
「私だって、国崎くん。貴方と同じよ。――――もう、誰も私の前で、死んで欲しくない。悲しんで欲しくないだけなのよ」
そんな二人の真上を、三機のヘリコプターが回転翼で大気を切り裂きながら、低空で飛んでいく。
それを二人揃って見上げながら、美桜も国崎も、暫くの間そうしていた。
0
あなたにおすすめの小説
大絶滅 2億年後 -原付でエルフの村にやって来た勇者たち-
半道海豚
SF
200万年後の姉妹編です。2億年後への移住は、誰もが思いもよらない結果になってしまいました。推定2億人の移住者は、1年2カ月の間に2億年後へと旅立ちました。移住者2億人は11万6666年という長い期間にばらまかれてしまいます。結果、移住者個々が独自に生き残りを目指さなくてはならなくなります。本稿は、移住最終期に2億年後へと旅だった5人の少年少女の奮闘を描きます。彼らはなんと、2億年後の移動手段に原付を選びます。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
世にも奇妙な世界 弥勒の世
蔵屋
キャラ文芸
私は、日本神道の家に生まれ、長年、神さまの教えに触れ、神さまとともに生きてきました。するとどうでしょう。神さまのことがよくわかるようになりました。また、私の家は、真言密教を信仰する家でもありました。しかし、私は日月神示の教えに出会い、私の日本神道と仏教についての考え方は一変しました。何故なら、日月神示の教えこそが、私達人類が暮らしている大宇宙の真理であると隠ししたからです。そして、出口なおという人物の『お筆先』、出口王仁三郎の『霊界物語』、岡田茂吉の『御神書(六冊)』、『旧約聖書』、『新訳聖書』、『イエス・キリストの福音書(四冊)』、『法華経』などを学問として、研究し早いもので、もう26年になります。だからこそ、この『奇妙な世界 弥勒の世』という小説を執筆中することが出来るのです。
私が執筆した小説は、思想と言論の自由に基づいています。また、特定の人物、団体、機関を否定し、批判し、攻撃するものではありません。
万物争覇のコンバート 〜回帰後の人生をシステムでやり直す〜
黒城白爵
ファンタジー
異次元から現れたモンスターが地球に侵攻してくるようになって早数十年。
魔力に目覚めた人類である覚醒者とモンスターの戦いによって、人類の生息圏は年々減少していた。
そんな中、瀕死の重体を負い、今にもモンスターに殺されようとしていた外神クロヤは、これまでの人生を悔いていた。
自らが持つ異能の真価を知るのが遅かったこと、異能を積極的に使おうとしなかったこと……そして、一部の高位覚醒者達の横暴を野放しにしてしまったことを。
後悔を胸に秘めたまま、モンスターの攻撃によってクロヤは死んだ。
そのはずだったが、目を覚ますとクロヤは自分が覚醒者となった日に戻ってきていた。
自らの異能が構築した新たな力〈システム〉と共に……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる