422 / 430
第七章『ティアーズ・イン・ヘヴン/復讐は雨のように』
Int.22:円卓 -The Round Table-
しおりを挟む
『サイファーから各機、相棒の調子はどうだ?』
『……レイピア03、問題なし』
『れ、レイピア04。こちらも問題ありません。寧ろ普段より調子良いぐらいです』
「レイピア02、異常なし」
その頃、小松基地を飛び立った玲二たち第307飛行隊≪レイピア≫の面々は、各々がF-16JA戦闘機に編隊を組ませ、淡路島上空の作戦空域へ向け雲の上を飛んでいた。
TACネーム"サイファー"こと飛行隊長の津雲少佐、コールサイン・レイピア01を先頭とし、菱形を描くように四機のF-16Jが一定間隔を保ちつつ綺麗な編隊を形作っている。右翼を玲二機、左翼を美希の機体が担い、そして最後尾に三柴機といった布陣だ。彼には悪いが、"ブービー"の名に違わない位置である。
下方に分厚く黒ずんだ雲海を見下ろしながら、しかしその真上を飛ぶ玲二たちの周りには青々とした蒼穹が広がっていて、地上で見るよりもずっとずっと距離の近い太陽の暖かな日差しもあって、随分と綺麗なものだった。
高度三万フィート以上ともなれば、当然だ。地上が幾ら暗い空模様だとしても、ひとたび雲の上に出てしまえば変わらない。どれだけ下が酷い天気でも、自分の翼でパッと空に飛び上がってしまえば関係ないのだ。だから、玲二は飛ぶことが好きだった。例え戦う為の銀翼であったとしても、こうして自分の翼で、自分の意志で大空に飛び立つことが、何よりも好きだった。
『今日から向こう暫く、淡路上空は荒れ模様の天気らしい。分かってると思うが、各機十分に注意して掛かれよ』
そんな、何処か冗談っぽいようにラフな口調で言う津雲の声を無線越しに聞きながら、玲二は目の前の計器盤にあるMFD(=マルチ・ファンクション・ディスプレイ。様々な情報を表示できる液晶画面)に触れた。自機が吊している兵装を、もう一度確認しておきたかった。
対地任務の為、玲二機は主翼下の外側、及び中央パイロンに二千ポンド級のGPS誘導爆弾・JDAMが各パイロンに一つずつ、両側合わせて計四つが吊り下げられていた。
F-16の日本仕様であるJ型は、本来は空対空ミサイル用である翼下外側パイロンにも対地兵装が積めるように改装が施されている。それが故に可能な芸当だった。誘導用にスナイパーXR照準ポッドも機体インテーク近くに積んではいるが、恐らくそこまで必要とはしないだろう。
また空対空ミサイルは一切積んでおらず、他に積んでいる物といえば、主翼下の内側パイロンには三七〇ガロンの、胴体下の中央部分には六〇〇ガロンの燃料を積んだ増槽をぶら下げている。加えて胴体の上部には、特徴的な形のCFTまで装備している徹底っぷりだ。
――――CFT、コンフォーマル・フューエル・タンク。機体固定式の増槽のことだ。通常の増槽……それこそ今、各機が共通してパイロンにぶら下げているような物と異なり、作戦中に空中で棄てることは出来ない。とはいえ空力的な面も考慮した形をしているから、機体の空力特性をほぼ変えないままに燃料搭載量を増やすことが出来るという利点もある。
とにかく、今回の作戦では出来うる限り長い時間、戦場の上を滞空していることを要求されているのだ。それが故のCFT、そして通常増槽の併用ということになる。これだけの燃料と爆弾を積み込めば流石に機体も重くて仕方ないが、空対空戦闘をするワケではない。故に、多少の機動力低下は問題にはならないのだ。
(……長い一日になりそうだ)
それを確信すると、玲二はどうにも憂鬱な気分になってくる。空を飛んでいるのは好きだが、どうしても身体の方には、知らず知らずの内にどんどんと疲労が溜まってしまう。操縦するのが人間である以上、避けられやしない。
初戦、作戦の第一段階でこのJDAMを投下した後は一度、小松基地まで帰還することにはなっている。だが兵装を再装備して飛び立った後、第二段階のCAS任務が厄介なのだ。どれだけの時間、空の上に拘束されるかなんて、分かったものじゃない。帰るまでに空中給油を何回する羽目になるのか……考えない方が幸せだろう、きっと。
『……レイス』
と、そうしていると。美希がTACネームで玲二を呼んでいた。玲二はそれに「何だ、フィックス」と例に応じ、美希のこともまた彼女のTACネームで以て呼び返してやる。
『私たちは、私たちに出来ることをしましょう。私たちに出来る戦いを、出来る限り』
「分かってる」と、玲二が美希の言葉に返す。「今更、フィックスに言われるまでもない。俺は俺のやり方で、俺たちの空を取り戻す」
玲二が続けて言えば、美希は無線の向こう側で『……そう』と微かに微笑んだ。実際に彼女の顔が見えているワケではないから分からないが、しかし声の調子と。そしてチラリと横目に見た、互いのキャノピー越しに見えた、ヘルメットを被る彼女の横顔が。偶然に視線を交錯させた互いの瞳と瞳が、それを暗黙の内に互いへと告げていた。
『――――レイピア隊、聞こえているのならば応答せよ』
そうしたタイミングだった。この四機の誰でもない、第三者の声が無線から聞こえてきたのは。
『こちらは第307飛行隊、レイピア01。感度良好』と、それに津雲が応じる。
『感度良好、了解。……こちらはAWACS、空域の管制を任されている。コールサインは"ヘリオス"。以降、貴隊の指揮を預かる』
AWACS、早期警戒管制機。この"ヘリオス"は国防空軍のE-767だろう。作戦空域の上を飛ぶ空の眼、空中のレーダーサイトといったところか。今の役目は大量の航空部隊を指揮統制する、空の指揮所のような役目を果たしている。
本来ならAWACSなど、こういった作戦には必要のない機体とも思えるが、恐らくは参加する軍用機の量が桁違いなことから参加措置が執られたのだろう……。玲二は津雲と"ヘリオス"の会話を聞きながら、そんなことを思っていた。
――――淡路島の上空戦域は、今や渋滞状態に等しい。
日本国防空軍の戦闘機、攻撃機、各種支援機を初めとして、米空軍や米海軍。そして国連軍として参加する欧州連合軍機までもが、狭い淡路島の上空にこれでもかと詰めかけているのだ。加えてフライト・ユニットを積んだTAMSや各種ヘリコプターなども飛んでいることを考えれば、現場での航空管制は確かに必要かもしれない。
今も、少し離れた場所を飛んでいく機影を玲二機のレーダーが捉えていた。あれは……確かフランス海軍の艦載機、ラファールMだったか。
……そんな状況下でも、こうして陸海空ともに国防軍の戦力が大多数を占め。そして今もAWACSとして国防空軍のE-767が滞空し、戦場のイニシアチブを取っていること。それがどんな政治的な意味を持つかぐらい、玲二にも分かっていた。
此処は、紛れもない日本の領土内なのだ。その中で米軍、国連軍……諸外国の力にばかり頼っているワケにはいかない。この国が健在であることを各国に、ひいては国連に示さなければならないのだ。今や世界の主導権の一角を握ると言ってもおかしくない立ち位置を、今の国際的な立ち位置を、喪わない為に。
「円卓……」
そう、喩えるなら今この場所は、円卓の上なのだ。
広くも狭い、それこそ円卓のような空域の中に、自分たちを初めとした多種多様な戦闘機がひしめき合う空域。AWACSの綿密な空中管制が無ければ、いつ空中衝突が起きてもおかしくないような場所。そして各国の思惑や視線が交差し合い、それでいて今後の国の命運……いや、人類の命運すら左右されてしまうような、そんな全てが入り混じった魔境に等しいのだ、この淡路島と、そして玲二たちの飛ぶ上空戦域は。
『間もなく作戦が開始される。レイピア隊はそのまま方位220、高度三万フィートを維持。作戦が開始され次第、交戦を許可する』
『レイピア01、了解した』
作戦が、運命の淡路島奪還作戦が始まろうとしている。この先の行く末を占う、この先の戦況を決定付けると言っても過言でない、分水嶺がすぐ目の前に迫っている……。
玲二はそれを思うと、操縦桿を握る右手に自然と力が籠もってしまうのを抑えきれなかった。
――――戦いが、始まる。円卓のように狭いこの蒼穹の中で、各々が各々の意地と誇りを賭けた戦いが。
上がどう思っていようが、この戦いにどんな政治的な意味合いを持たされていようが。そんなこと、実際に生命を賭けて戦う玲二たちには関係のないことだ。政治屋の大好きなボードゲームは、埃まみれのテーブルの上でだけやればいい。この蒼穹の上に、この戦場に、そしてこの円卓の中に。それを持ち込ませなどしない。此処で確かに、飛空士としての生命と誇りを賭けて戦う一人として。それだけは、認めてはならないのだ。
『レイピア各機、気張って行けよ』
「……レイピア02、了解」
青々とした蒼穹の中、玲二たちレイピア隊、四機のF-16Jが飛んでいく。ターボファン・エンジンの甲高い轟音を響かせて、目の前に迫る円卓の中へと、その身を自らの意志で投げ込まんとして。
『……レイピア03、問題なし』
『れ、レイピア04。こちらも問題ありません。寧ろ普段より調子良いぐらいです』
「レイピア02、異常なし」
その頃、小松基地を飛び立った玲二たち第307飛行隊≪レイピア≫の面々は、各々がF-16JA戦闘機に編隊を組ませ、淡路島上空の作戦空域へ向け雲の上を飛んでいた。
TACネーム"サイファー"こと飛行隊長の津雲少佐、コールサイン・レイピア01を先頭とし、菱形を描くように四機のF-16Jが一定間隔を保ちつつ綺麗な編隊を形作っている。右翼を玲二機、左翼を美希の機体が担い、そして最後尾に三柴機といった布陣だ。彼には悪いが、"ブービー"の名に違わない位置である。
下方に分厚く黒ずんだ雲海を見下ろしながら、しかしその真上を飛ぶ玲二たちの周りには青々とした蒼穹が広がっていて、地上で見るよりもずっとずっと距離の近い太陽の暖かな日差しもあって、随分と綺麗なものだった。
高度三万フィート以上ともなれば、当然だ。地上が幾ら暗い空模様だとしても、ひとたび雲の上に出てしまえば変わらない。どれだけ下が酷い天気でも、自分の翼でパッと空に飛び上がってしまえば関係ないのだ。だから、玲二は飛ぶことが好きだった。例え戦う為の銀翼であったとしても、こうして自分の翼で、自分の意志で大空に飛び立つことが、何よりも好きだった。
『今日から向こう暫く、淡路上空は荒れ模様の天気らしい。分かってると思うが、各機十分に注意して掛かれよ』
そんな、何処か冗談っぽいようにラフな口調で言う津雲の声を無線越しに聞きながら、玲二は目の前の計器盤にあるMFD(=マルチ・ファンクション・ディスプレイ。様々な情報を表示できる液晶画面)に触れた。自機が吊している兵装を、もう一度確認しておきたかった。
対地任務の為、玲二機は主翼下の外側、及び中央パイロンに二千ポンド級のGPS誘導爆弾・JDAMが各パイロンに一つずつ、両側合わせて計四つが吊り下げられていた。
F-16の日本仕様であるJ型は、本来は空対空ミサイル用である翼下外側パイロンにも対地兵装が積めるように改装が施されている。それが故に可能な芸当だった。誘導用にスナイパーXR照準ポッドも機体インテーク近くに積んではいるが、恐らくそこまで必要とはしないだろう。
また空対空ミサイルは一切積んでおらず、他に積んでいる物といえば、主翼下の内側パイロンには三七〇ガロンの、胴体下の中央部分には六〇〇ガロンの燃料を積んだ増槽をぶら下げている。加えて胴体の上部には、特徴的な形のCFTまで装備している徹底っぷりだ。
――――CFT、コンフォーマル・フューエル・タンク。機体固定式の増槽のことだ。通常の増槽……それこそ今、各機が共通してパイロンにぶら下げているような物と異なり、作戦中に空中で棄てることは出来ない。とはいえ空力的な面も考慮した形をしているから、機体の空力特性をほぼ変えないままに燃料搭載量を増やすことが出来るという利点もある。
とにかく、今回の作戦では出来うる限り長い時間、戦場の上を滞空していることを要求されているのだ。それが故のCFT、そして通常増槽の併用ということになる。これだけの燃料と爆弾を積み込めば流石に機体も重くて仕方ないが、空対空戦闘をするワケではない。故に、多少の機動力低下は問題にはならないのだ。
(……長い一日になりそうだ)
それを確信すると、玲二はどうにも憂鬱な気分になってくる。空を飛んでいるのは好きだが、どうしても身体の方には、知らず知らずの内にどんどんと疲労が溜まってしまう。操縦するのが人間である以上、避けられやしない。
初戦、作戦の第一段階でこのJDAMを投下した後は一度、小松基地まで帰還することにはなっている。だが兵装を再装備して飛び立った後、第二段階のCAS任務が厄介なのだ。どれだけの時間、空の上に拘束されるかなんて、分かったものじゃない。帰るまでに空中給油を何回する羽目になるのか……考えない方が幸せだろう、きっと。
『……レイス』
と、そうしていると。美希がTACネームで玲二を呼んでいた。玲二はそれに「何だ、フィックス」と例に応じ、美希のこともまた彼女のTACネームで以て呼び返してやる。
『私たちは、私たちに出来ることをしましょう。私たちに出来る戦いを、出来る限り』
「分かってる」と、玲二が美希の言葉に返す。「今更、フィックスに言われるまでもない。俺は俺のやり方で、俺たちの空を取り戻す」
玲二が続けて言えば、美希は無線の向こう側で『……そう』と微かに微笑んだ。実際に彼女の顔が見えているワケではないから分からないが、しかし声の調子と。そしてチラリと横目に見た、互いのキャノピー越しに見えた、ヘルメットを被る彼女の横顔が。偶然に視線を交錯させた互いの瞳と瞳が、それを暗黙の内に互いへと告げていた。
『――――レイピア隊、聞こえているのならば応答せよ』
そうしたタイミングだった。この四機の誰でもない、第三者の声が無線から聞こえてきたのは。
『こちらは第307飛行隊、レイピア01。感度良好』と、それに津雲が応じる。
『感度良好、了解。……こちらはAWACS、空域の管制を任されている。コールサインは"ヘリオス"。以降、貴隊の指揮を預かる』
AWACS、早期警戒管制機。この"ヘリオス"は国防空軍のE-767だろう。作戦空域の上を飛ぶ空の眼、空中のレーダーサイトといったところか。今の役目は大量の航空部隊を指揮統制する、空の指揮所のような役目を果たしている。
本来ならAWACSなど、こういった作戦には必要のない機体とも思えるが、恐らくは参加する軍用機の量が桁違いなことから参加措置が執られたのだろう……。玲二は津雲と"ヘリオス"の会話を聞きながら、そんなことを思っていた。
――――淡路島の上空戦域は、今や渋滞状態に等しい。
日本国防空軍の戦闘機、攻撃機、各種支援機を初めとして、米空軍や米海軍。そして国連軍として参加する欧州連合軍機までもが、狭い淡路島の上空にこれでもかと詰めかけているのだ。加えてフライト・ユニットを積んだTAMSや各種ヘリコプターなども飛んでいることを考えれば、現場での航空管制は確かに必要かもしれない。
今も、少し離れた場所を飛んでいく機影を玲二機のレーダーが捉えていた。あれは……確かフランス海軍の艦載機、ラファールMだったか。
……そんな状況下でも、こうして陸海空ともに国防軍の戦力が大多数を占め。そして今もAWACSとして国防空軍のE-767が滞空し、戦場のイニシアチブを取っていること。それがどんな政治的な意味を持つかぐらい、玲二にも分かっていた。
此処は、紛れもない日本の領土内なのだ。その中で米軍、国連軍……諸外国の力にばかり頼っているワケにはいかない。この国が健在であることを各国に、ひいては国連に示さなければならないのだ。今や世界の主導権の一角を握ると言ってもおかしくない立ち位置を、今の国際的な立ち位置を、喪わない為に。
「円卓……」
そう、喩えるなら今この場所は、円卓の上なのだ。
広くも狭い、それこそ円卓のような空域の中に、自分たちを初めとした多種多様な戦闘機がひしめき合う空域。AWACSの綿密な空中管制が無ければ、いつ空中衝突が起きてもおかしくないような場所。そして各国の思惑や視線が交差し合い、それでいて今後の国の命運……いや、人類の命運すら左右されてしまうような、そんな全てが入り混じった魔境に等しいのだ、この淡路島と、そして玲二たちの飛ぶ上空戦域は。
『間もなく作戦が開始される。レイピア隊はそのまま方位220、高度三万フィートを維持。作戦が開始され次第、交戦を許可する』
『レイピア01、了解した』
作戦が、運命の淡路島奪還作戦が始まろうとしている。この先の行く末を占う、この先の戦況を決定付けると言っても過言でない、分水嶺がすぐ目の前に迫っている……。
玲二はそれを思うと、操縦桿を握る右手に自然と力が籠もってしまうのを抑えきれなかった。
――――戦いが、始まる。円卓のように狭いこの蒼穹の中で、各々が各々の意地と誇りを賭けた戦いが。
上がどう思っていようが、この戦いにどんな政治的な意味合いを持たされていようが。そんなこと、実際に生命を賭けて戦う玲二たちには関係のないことだ。政治屋の大好きなボードゲームは、埃まみれのテーブルの上でだけやればいい。この蒼穹の上に、この戦場に、そしてこの円卓の中に。それを持ち込ませなどしない。此処で確かに、飛空士としての生命と誇りを賭けて戦う一人として。それだけは、認めてはならないのだ。
『レイピア各機、気張って行けよ』
「……レイピア02、了解」
青々とした蒼穹の中、玲二たちレイピア隊、四機のF-16Jが飛んでいく。ターボファン・エンジンの甲高い轟音を響かせて、目の前に迫る円卓の中へと、その身を自らの意志で投げ込まんとして。
0
あなたにおすすめの小説
大絶滅 2億年後 -原付でエルフの村にやって来た勇者たち-
半道海豚
SF
200万年後の姉妹編です。2億年後への移住は、誰もが思いもよらない結果になってしまいました。推定2億人の移住者は、1年2カ月の間に2億年後へと旅立ちました。移住者2億人は11万6666年という長い期間にばらまかれてしまいます。結果、移住者個々が独自に生き残りを目指さなくてはならなくなります。本稿は、移住最終期に2億年後へと旅だった5人の少年少女の奮闘を描きます。彼らはなんと、2億年後の移動手段に原付を選びます。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
世にも奇妙な世界 弥勒の世
蔵屋
キャラ文芸
私は、日本神道の家に生まれ、長年、神さまの教えに触れ、神さまとともに生きてきました。するとどうでしょう。神さまのことがよくわかるようになりました。また、私の家は、真言密教を信仰する家でもありました。しかし、私は日月神示の教えに出会い、私の日本神道と仏教についての考え方は一変しました。何故なら、日月神示の教えこそが、私達人類が暮らしている大宇宙の真理であると隠ししたからです。そして、出口なおという人物の『お筆先』、出口王仁三郎の『霊界物語』、岡田茂吉の『御神書(六冊)』、『旧約聖書』、『新訳聖書』、『イエス・キリストの福音書(四冊)』、『法華経』などを学問として、研究し早いもので、もう26年になります。だからこそ、この『奇妙な世界 弥勒の世』という小説を執筆中することが出来るのです。
私が執筆した小説は、思想と言論の自由に基づいています。また、特定の人物、団体、機関を否定し、批判し、攻撃するものではありません。
万物争覇のコンバート 〜回帰後の人生をシステムでやり直す〜
黒城白爵
ファンタジー
異次元から現れたモンスターが地球に侵攻してくるようになって早数十年。
魔力に目覚めた人類である覚醒者とモンスターの戦いによって、人類の生息圏は年々減少していた。
そんな中、瀕死の重体を負い、今にもモンスターに殺されようとしていた外神クロヤは、これまでの人生を悔いていた。
自らが持つ異能の真価を知るのが遅かったこと、異能を積極的に使おうとしなかったこと……そして、一部の高位覚醒者達の横暴を野放しにしてしまったことを。
後悔を胸に秘めたまま、モンスターの攻撃によってクロヤは死んだ。
そのはずだったが、目を覚ますとクロヤは自分が覚醒者となった日に戻ってきていた。
自らの異能が構築した新たな力〈システム〉と共に……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる