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Chapter-02『新たなる神姫、深紅の力は無窮の愛が為に』
エピローグ:雨の奏でる詩/04
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「…………?」
朝。奇妙なまでに暖かな感触をすぐ傍に感じつつ戒斗が目を覚ますと。すると、ベッドに横たわる自分の目の前には何故か――――同じベッドに寝転がっている、アンジェの顔があった。
すぅすぅと穏やかな寝息を立てている彼女の顔が、今にも触れられそうなぐらいに近くて。そんな彼女の顔をすぐ近くに見ていると、何だか戒斗は照れくさくなってきてしまう。
すぐ真横に寝転がる彼女が学園のブレザー制服姿な辺り……戒斗を起こしに来て、そのまま寝てしまったのか。ミイラ取りがミイラになったような、今はそんな状況なのだろう。目覚めたばかりで寝ぼけきった頭でも、それぐらいは分かる。
「……アンジェ」
寝息を立てる彼女にそっと呼び掛けてやると、するとアンジェは戒斗の声に導かれるようにして目を覚ます。
「あー……カイト、起きちゃったんだ」
閉じていた瞼を開けたアンジェは、すぐ傍にある彼の顔を綺麗なアイオライトの瞳で見つめながら。穏やかに緩んだ顔でそう言い、手を伸ばすと――――近くに横たわる戒斗の頬に、そっと左の指先を触れさせる。
そうして頬に触れた指先は緩く動き、アンジェはまるで赤子をあやすように優しく、そっと戒斗の頬を指先で撫でる。
彼女の白い指先に撫でられていると、なんだか不思議と心が落ち着いてきて。また意識が眠りの国へと引きずり込まれそうになるが……戒斗はどうにか意識を保ちつつ、ポツリと彼女にこう問いかける。
「起こしに来たんだろ?」
「うーん……そのはずだったんだけれどね。カイトの顔見てたら、なんだか僕まで眠くなってきちゃって」
寝ぼけたような顔と声でアンジェは言うと「それに」と続けて、
「……昨日、色々あったから。だから、どうしてもカイトの傍に居たかったんだ」
と、細い声で目の前の彼にそんな一言を囁きかけていた。
「……そうか」
彼女に囁きかけられて、戒斗は眠たそうな顔でそっと微笑み。ただ一言だけを呟いて、アンジェに小さく頷き返す。
「ねぇカイト、もう少しだけこうしていたいな」
「良いのか? 優等生がサボったりなんかして」
「良いんだよ、そんな小さなこと。僕にとっては……君と一緒にこうしていることが、何よりも大事なことだから」
言って、アンジェは戒斗に手を伸ばし。彼の頭を両手で抱き抱えると、そのままぐっと自分の胸元へと引き寄せた。幼子を抱き締めるように、優しい仕草で。
「なっ、アンジェ……!?」
そんな風に、いきなり彼女の胸に抱き寄せられてしまうと。これには流石の戒斗も戸惑い、顔を赤くした彼は咄嗟にアンジェの腕を振りほどいて離れようとしたのだが。
「だーめ」
離れようとした矢先、アンジェにそう言われてしまい。すると戒斗はもう、抵抗は無駄だと思って……彼女から離れることを諦め、ただただアンジェに身を任せることにした。
…………こうしていても、悪い気はしない。寧ろこんな風に彼女の胸に抱かれていると、異様なぐらいに安心してしまう自分が居る。とても安心して、心の底から安らいで……自然と眠くなってしまうぐらいに。
「…………アンジェ」
抱き締められたまま、ふわふわとした眠気を覚えながら。戒斗はうわ言のように覚束ない調子で彼女の名を呼ぶ。
「んー?」
すると、アンジェは本当に赤子を相手にしているかのような調子で、間延びした声の反応を返してくるから。戒斗はそんなアンジェに対し、何気なくこんな問いを投げ掛けていた。
「どうしてあの時、俺を庇おうとした?」
「カイトを守らなきゃって、無我夢中だったからね。君を守れさえすれば、僕はどうなったって構わなかったんだ」
「……もしも、あの時。もしも神姫になれなかったら、君は…………」
今となっては、あり得ない話だ。
しかし、それはあり得たかも知れない可能性の話。IFの話だ。もしもあの時、戒斗を庇ったアンジェが神姫に覚醒できなければ、その時はきっと――――。
「それでも、僕は良かったんだよ」
戒斗がそんな可能性のことを考えていると、するとアンジェは胸に抱いた彼に向かって告げた。それでも良かったと、ハッキリとした声で。
「昔、君に守ってもらったみたいに。今度は……僕が、君を守りたかったんだ」
「アンジェ……」
「僕はね、カイト。僕は神姫になれて良かったと思ってるよ。だって僕はこの力で、これから先もずっとずっと、君を守ってあげられるんだから」
「…………優しいな、君は」
「そうかな?」
訊き返され、戒斗は「ああ」と眠たげな声で肯定する。
「ああ、優しいよアンジェは。君は誰よりも優しくて、芯が強い女の子で……そんなアンジェだから、俺は――――――」
紡ぎ出せたのは、そこまで。
その先の言葉を紡がない彼に、アンジェは「カイト?」と抱き締めたまま声を掛けるが。ふと自分の胸元に視線を落としてみると、すると……アンジェの胸の中で、戒斗は既に穏やかな寝息を立てていた。
「ふふっ……そっか、寝ちゃったか」
眠る彼の顔を間近に見て、アンジェは柔らかく微笑み。抱き寄せた彼の頭を、そっと左手で撫でてみる。
指に絡む黒い髪。少しばかり丈の長い、多少跳ね気味なその髪の感触も。制服越しに胸に伝わる、彼の穏やかな寝息も……この温もりも。全てが、彼が今も生きているという証。自分が彼を守ることが出来たという、その何よりもの証明だった。
だからこそ、伝わる感覚の全てがアンジェは愛おしくてたまらない。彼が今もこうして生きていてくれることが、彼を守れたことが……アンジェはどうしようもなく、嬉しかった。
「君が言おうとしていたこと、僕にも分かるよ。だって……僕も君と同じ気持ちだから」
指でそっと撫でる髪の感触は柔らかで、ずっとずっと触っていたくなる。
彼の頬も、自分よりガッチリした肩も。体格は彼の方が大きくなってしまったけれど、でもアンジェにとって……胸の中で眠る彼は、まるで赤子のような感覚だった。
ぎゅっと抱き締める彼は、誰よりも何よりも大切で、ずっとずっと守っていきたい……大切な、自分だけの宝物。
「………………僕も大好きだよ、カイト」
そんな彼を胸に抱きながら、赤子のように眠る彼にアンジェは微笑みかける。穏やかな、慈愛に満ち溢れた……そんな、優しい笑顔を。
――――互いの鼓動を、体温を感じながら。窓の外の静かな雨音だけが聞こえる中、こうしていると……まるで世界にたった二人だけになったみたいで。そんな心地よい静寂の中、アンジェは彼をそっと抱き締める。無意識に縋り付いてくる彼を柔らかな胸で受け止めて、子供のような彼を優しく包み込むように。
「この力で……神姫の力で、僕はヴァーミリオン・ミラージュとして君を守り続ける。世界中の皆が君の敵になっても、僕だけは君の味方であり続けるから。どんなことがあったって、僕だけは君の傍で……君のことだけを守り続けるよ。
―――――だから、大丈夫だよ。僕は何処にも行かない、ずっと傍に居るから…………」
そっと彼の頭を撫でながら、慈愛に満ちた瞳で……アイオライトのように綺麗な蒼い瞳で見つめて、アンジェは呟く。
「――――おやすみ、カイト」
静かな雨音と、互いの鼓動だけが聞こえる中。抱き寄せた彼の頭を撫でる彼女の左手で――――――深紅のミラージュ・ブレスが、柔らかな輝きを放っていた。
(Chapter-02『新たなる神姫、深紅の力は無窮の愛が為に』完)
朝。奇妙なまでに暖かな感触をすぐ傍に感じつつ戒斗が目を覚ますと。すると、ベッドに横たわる自分の目の前には何故か――――同じベッドに寝転がっている、アンジェの顔があった。
すぅすぅと穏やかな寝息を立てている彼女の顔が、今にも触れられそうなぐらいに近くて。そんな彼女の顔をすぐ近くに見ていると、何だか戒斗は照れくさくなってきてしまう。
すぐ真横に寝転がる彼女が学園のブレザー制服姿な辺り……戒斗を起こしに来て、そのまま寝てしまったのか。ミイラ取りがミイラになったような、今はそんな状況なのだろう。目覚めたばかりで寝ぼけきった頭でも、それぐらいは分かる。
「……アンジェ」
寝息を立てる彼女にそっと呼び掛けてやると、するとアンジェは戒斗の声に導かれるようにして目を覚ます。
「あー……カイト、起きちゃったんだ」
閉じていた瞼を開けたアンジェは、すぐ傍にある彼の顔を綺麗なアイオライトの瞳で見つめながら。穏やかに緩んだ顔でそう言い、手を伸ばすと――――近くに横たわる戒斗の頬に、そっと左の指先を触れさせる。
そうして頬に触れた指先は緩く動き、アンジェはまるで赤子をあやすように優しく、そっと戒斗の頬を指先で撫でる。
彼女の白い指先に撫でられていると、なんだか不思議と心が落ち着いてきて。また意識が眠りの国へと引きずり込まれそうになるが……戒斗はどうにか意識を保ちつつ、ポツリと彼女にこう問いかける。
「起こしに来たんだろ?」
「うーん……そのはずだったんだけれどね。カイトの顔見てたら、なんだか僕まで眠くなってきちゃって」
寝ぼけたような顔と声でアンジェは言うと「それに」と続けて、
「……昨日、色々あったから。だから、どうしてもカイトの傍に居たかったんだ」
と、細い声で目の前の彼にそんな一言を囁きかけていた。
「……そうか」
彼女に囁きかけられて、戒斗は眠たそうな顔でそっと微笑み。ただ一言だけを呟いて、アンジェに小さく頷き返す。
「ねぇカイト、もう少しだけこうしていたいな」
「良いのか? 優等生がサボったりなんかして」
「良いんだよ、そんな小さなこと。僕にとっては……君と一緒にこうしていることが、何よりも大事なことだから」
言って、アンジェは戒斗に手を伸ばし。彼の頭を両手で抱き抱えると、そのままぐっと自分の胸元へと引き寄せた。幼子を抱き締めるように、優しい仕草で。
「なっ、アンジェ……!?」
そんな風に、いきなり彼女の胸に抱き寄せられてしまうと。これには流石の戒斗も戸惑い、顔を赤くした彼は咄嗟にアンジェの腕を振りほどいて離れようとしたのだが。
「だーめ」
離れようとした矢先、アンジェにそう言われてしまい。すると戒斗はもう、抵抗は無駄だと思って……彼女から離れることを諦め、ただただアンジェに身を任せることにした。
…………こうしていても、悪い気はしない。寧ろこんな風に彼女の胸に抱かれていると、異様なぐらいに安心してしまう自分が居る。とても安心して、心の底から安らいで……自然と眠くなってしまうぐらいに。
「…………アンジェ」
抱き締められたまま、ふわふわとした眠気を覚えながら。戒斗はうわ言のように覚束ない調子で彼女の名を呼ぶ。
「んー?」
すると、アンジェは本当に赤子を相手にしているかのような調子で、間延びした声の反応を返してくるから。戒斗はそんなアンジェに対し、何気なくこんな問いを投げ掛けていた。
「どうしてあの時、俺を庇おうとした?」
「カイトを守らなきゃって、無我夢中だったからね。君を守れさえすれば、僕はどうなったって構わなかったんだ」
「……もしも、あの時。もしも神姫になれなかったら、君は…………」
今となっては、あり得ない話だ。
しかし、それはあり得たかも知れない可能性の話。IFの話だ。もしもあの時、戒斗を庇ったアンジェが神姫に覚醒できなければ、その時はきっと――――。
「それでも、僕は良かったんだよ」
戒斗がそんな可能性のことを考えていると、するとアンジェは胸に抱いた彼に向かって告げた。それでも良かったと、ハッキリとした声で。
「昔、君に守ってもらったみたいに。今度は……僕が、君を守りたかったんだ」
「アンジェ……」
「僕はね、カイト。僕は神姫になれて良かったと思ってるよ。だって僕はこの力で、これから先もずっとずっと、君を守ってあげられるんだから」
「…………優しいな、君は」
「そうかな?」
訊き返され、戒斗は「ああ」と眠たげな声で肯定する。
「ああ、優しいよアンジェは。君は誰よりも優しくて、芯が強い女の子で……そんなアンジェだから、俺は――――――」
紡ぎ出せたのは、そこまで。
その先の言葉を紡がない彼に、アンジェは「カイト?」と抱き締めたまま声を掛けるが。ふと自分の胸元に視線を落としてみると、すると……アンジェの胸の中で、戒斗は既に穏やかな寝息を立てていた。
「ふふっ……そっか、寝ちゃったか」
眠る彼の顔を間近に見て、アンジェは柔らかく微笑み。抱き寄せた彼の頭を、そっと左手で撫でてみる。
指に絡む黒い髪。少しばかり丈の長い、多少跳ね気味なその髪の感触も。制服越しに胸に伝わる、彼の穏やかな寝息も……この温もりも。全てが、彼が今も生きているという証。自分が彼を守ることが出来たという、その何よりもの証明だった。
だからこそ、伝わる感覚の全てがアンジェは愛おしくてたまらない。彼が今もこうして生きていてくれることが、彼を守れたことが……アンジェはどうしようもなく、嬉しかった。
「君が言おうとしていたこと、僕にも分かるよ。だって……僕も君と同じ気持ちだから」
指でそっと撫でる髪の感触は柔らかで、ずっとずっと触っていたくなる。
彼の頬も、自分よりガッチリした肩も。体格は彼の方が大きくなってしまったけれど、でもアンジェにとって……胸の中で眠る彼は、まるで赤子のような感覚だった。
ぎゅっと抱き締める彼は、誰よりも何よりも大切で、ずっとずっと守っていきたい……大切な、自分だけの宝物。
「………………僕も大好きだよ、カイト」
そんな彼を胸に抱きながら、赤子のように眠る彼にアンジェは微笑みかける。穏やかな、慈愛に満ち溢れた……そんな、優しい笑顔を。
――――互いの鼓動を、体温を感じながら。窓の外の静かな雨音だけが聞こえる中、こうしていると……まるで世界にたった二人だけになったみたいで。そんな心地よい静寂の中、アンジェは彼をそっと抱き締める。無意識に縋り付いてくる彼を柔らかな胸で受け止めて、子供のような彼を優しく包み込むように。
「この力で……神姫の力で、僕はヴァーミリオン・ミラージュとして君を守り続ける。世界中の皆が君の敵になっても、僕だけは君の味方であり続けるから。どんなことがあったって、僕だけは君の傍で……君のことだけを守り続けるよ。
―――――だから、大丈夫だよ。僕は何処にも行かない、ずっと傍に居るから…………」
そっと彼の頭を撫でながら、慈愛に満ちた瞳で……アイオライトのように綺麗な蒼い瞳で見つめて、アンジェは呟く。
「――――おやすみ、カイト」
静かな雨音と、互いの鼓動だけが聞こえる中。抱き寄せた彼の頭を撫でる彼女の左手で――――――深紅のミラージュ・ブレスが、柔らかな輝きを放っていた。
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