116 / 142
Sortie-02:騎士たちは西欧より来たりて
第八章:This moment, we own it./04
しおりを挟む
先に歩いて行った二人と追いついた二人、アリサたち四人が駐車場から歩くこと五分……以上は掛かったか。しかし十分までは掛かっていない。とにもかくにも、そうして四人が辿り着いた先は、この港湾地帯でも一番の目玉に当たる大きな水族館だった。
水族館は港湾地帯の中でもかなり海に近い場所に建っていて、水族館から歩いて三分ぐらいでもう岸壁という至近距離にある。海風の中に微かに漂う潮の匂いが清々しく、肌を撫でる柔風もどことなく涼しげな……そんな場所にある水族館だ。
で、この水族館は近隣地区で最大級の売り文句に違わず、建屋から何からがやたらと大きくて広い。というか、平面的な広さでいえば此処が日本で最も広大な水族館なのだそうだ。更にとてつもなく大きな屋外水槽もあり、こちらは日本どころか世界最大級とのこと。加えて、海洋生物の研究などの学術的な面でも抜きん出た実績を有する水族館のようだ。恐らくこの規模の水族館となると……世界的な目線じゃあなければ似たような場所を探すのは難しいだろう。何にせよ、大きさも中身も凄い水族館のようだ。
そんな水族館の裏手には少しばかり小ぢんまりとした、割に小規模な遊園地もある。加えて、徒歩数分の距離には大きなショッピングモールなんかの施設もあるから、もうこの近辺だけでも一日中遊べてしまいそうなぐらいだ。右を見ても左を見ても遊ぶ場所だらけだし、食事にも困らない。それに何よりも景色が最高だ。これなら確かに、デートスポットとして有名になるのも納得の場所だった。
ともかく、四人はそんな水族館の正面にある緩い階段を昇り、そのまま正面入り口へ――――ではなく、入り口のすぐ脇にある入場券販売の窓口の方に足を向ける。
窓口自体は全自動の券売機ではなく、古典的で昔ながらな人力の窓口だ。それが横並びに幾つか並んでいて、窓口自体の数も結構あるが……流石に日曜ともなればそれなりに混み合っていて、どの窓口にも多少の待機列が形成されている。とはいえ列も長蛇というワケではなく、五分も待っていれば順番が回ってくる程度の緩い待機列だった。
そんなチケット購入の順番待ち、翔一たちは適当な待機列の最後尾に着けば、暫しの待ち時間を経て。そうすると、まずは先頭に立っていた翔一の順番が回ってきた。
「学生証は……持ってきてないな。まあいいや、大人二枚で」
どうやら学生証の類を提示すれば多少の学割が利く料金設定のようだが、翔一を含めた四人全員、当然のように学生証なんて持ってきていない。だから窓口の前に立った翔一は、仕方なしに自分と……ついでに、真後ろで順番待ちをしていたアリサの分も一緒に。合計二枚のチケットを窓口の係員に申し出る。
「ちょっ、アタシの分まで払う気なの?」
「当然だよ」
「流石に悪いわよ、そんなの。自分の分は自分で払うから」
完全にアリサの分まで自分が持ってやるつもりらしい翔一に対し、彼の真横まで歩み出てきたアリサは遠慮するみたいにそう言うが。しかし横目で彼女の方を一瞥した翔一は薄く表情を綻ばせると「こういう時ぐらい、僕に格好付けさせてくれ」と言い、そのままアリサを押し切って。ジーンズのポケットへ雑に突っ込んでいた幾らかの紙幣を取り出すと、自分の分とアリサの分、二人分の代金をさっさと支払ってしまった。
「君の分だ、受け取ってくれ」
二枚の入場券を受け取り、そのまま翔一が二枚の内の片割れを隣の彼女に差し出してやると。すると差し出されたアリサの顔はやはり、翔一に対して申し訳なさそうな感じではあったが……しかし彼女の頬には、色濃い朱色が差していて。アリサは目の前の彼から視線を逸らし、それを明後日の方向に泳がせつつ。彼女は彼から目を逸らしたまま「……ありがと」と、照れくさそうに礼を言って。そうすれば彼女は漸く、翔一が差し出したその入場券を受け取った。
「へえ、やるじゃん翔一め。男前じゃん。よっし、だったら俺も負けてらんねえな。スンマッセーン! お姉さーん! 俺も大人二人分で――――」
「それには及ばないよ、宗悟。僕らのチケットならもう此処にある」
そんな風に気を利かせた翔一と、照れくさそうなアリサとのやり取りをすぐ目の前で見ていた宗悟は、自分も負けていられないと……まさに本人が口にした通りに意気込み、自分もまた翔一のようにミレーヌの分を持とうとしたのだが。しかし後ろから彼の肩を叩いたミレーヌの、したり顔を浮かべた彼女の指には――――いつの間に用意したのか、既に水族館の入場券が二枚挟まれていた。
当然、片方は宗悟の分だろう。知らない間に列を離れ、他の空いている窓口で先に購入していたのだろうか。ミレーヌらしくちゃっかりしているというか、何というか。宗悟がどうこうするよりも先に自分で全部済ませてしまっている辺り、本当に彼女らしいが……しかし、翔一を見て意気込んでいた宗悟本人といえば、
「おいおい、そりゃないぜ…………」
こんな風に、全力で肩をがっくりと落としているといった有様で。そんな具合に落ち込んでいるというか、気勢を削がれたといった風な彼に対し、ミレーヌはいつものように透かした笑みを向けつつ。目の前で大袈裟なぐらいに肩を落とす宗悟に対し、彼女はいつものように皮肉っぽいというか、斜に構えたような口調で……彼にこんな言葉を投げ掛けていた。
「こういう時、格好付けるのは僕の役目だからね。君は黙ってこのチケットを受け取ってくれれば、それで良いのさ。
だから宗悟……いいや、王子様? 僕からのささやかなプレゼント、受け取ってくれるかな?」
――――と、ある意味であまりにミレーヌらしい一言を。
水族館は港湾地帯の中でもかなり海に近い場所に建っていて、水族館から歩いて三分ぐらいでもう岸壁という至近距離にある。海風の中に微かに漂う潮の匂いが清々しく、肌を撫でる柔風もどことなく涼しげな……そんな場所にある水族館だ。
で、この水族館は近隣地区で最大級の売り文句に違わず、建屋から何からがやたらと大きくて広い。というか、平面的な広さでいえば此処が日本で最も広大な水族館なのだそうだ。更にとてつもなく大きな屋外水槽もあり、こちらは日本どころか世界最大級とのこと。加えて、海洋生物の研究などの学術的な面でも抜きん出た実績を有する水族館のようだ。恐らくこの規模の水族館となると……世界的な目線じゃあなければ似たような場所を探すのは難しいだろう。何にせよ、大きさも中身も凄い水族館のようだ。
そんな水族館の裏手には少しばかり小ぢんまりとした、割に小規模な遊園地もある。加えて、徒歩数分の距離には大きなショッピングモールなんかの施設もあるから、もうこの近辺だけでも一日中遊べてしまいそうなぐらいだ。右を見ても左を見ても遊ぶ場所だらけだし、食事にも困らない。それに何よりも景色が最高だ。これなら確かに、デートスポットとして有名になるのも納得の場所だった。
ともかく、四人はそんな水族館の正面にある緩い階段を昇り、そのまま正面入り口へ――――ではなく、入り口のすぐ脇にある入場券販売の窓口の方に足を向ける。
窓口自体は全自動の券売機ではなく、古典的で昔ながらな人力の窓口だ。それが横並びに幾つか並んでいて、窓口自体の数も結構あるが……流石に日曜ともなればそれなりに混み合っていて、どの窓口にも多少の待機列が形成されている。とはいえ列も長蛇というワケではなく、五分も待っていれば順番が回ってくる程度の緩い待機列だった。
そんなチケット購入の順番待ち、翔一たちは適当な待機列の最後尾に着けば、暫しの待ち時間を経て。そうすると、まずは先頭に立っていた翔一の順番が回ってきた。
「学生証は……持ってきてないな。まあいいや、大人二枚で」
どうやら学生証の類を提示すれば多少の学割が利く料金設定のようだが、翔一を含めた四人全員、当然のように学生証なんて持ってきていない。だから窓口の前に立った翔一は、仕方なしに自分と……ついでに、真後ろで順番待ちをしていたアリサの分も一緒に。合計二枚のチケットを窓口の係員に申し出る。
「ちょっ、アタシの分まで払う気なの?」
「当然だよ」
「流石に悪いわよ、そんなの。自分の分は自分で払うから」
完全にアリサの分まで自分が持ってやるつもりらしい翔一に対し、彼の真横まで歩み出てきたアリサは遠慮するみたいにそう言うが。しかし横目で彼女の方を一瞥した翔一は薄く表情を綻ばせると「こういう時ぐらい、僕に格好付けさせてくれ」と言い、そのままアリサを押し切って。ジーンズのポケットへ雑に突っ込んでいた幾らかの紙幣を取り出すと、自分の分とアリサの分、二人分の代金をさっさと支払ってしまった。
「君の分だ、受け取ってくれ」
二枚の入場券を受け取り、そのまま翔一が二枚の内の片割れを隣の彼女に差し出してやると。すると差し出されたアリサの顔はやはり、翔一に対して申し訳なさそうな感じではあったが……しかし彼女の頬には、色濃い朱色が差していて。アリサは目の前の彼から視線を逸らし、それを明後日の方向に泳がせつつ。彼女は彼から目を逸らしたまま「……ありがと」と、照れくさそうに礼を言って。そうすれば彼女は漸く、翔一が差し出したその入場券を受け取った。
「へえ、やるじゃん翔一め。男前じゃん。よっし、だったら俺も負けてらんねえな。スンマッセーン! お姉さーん! 俺も大人二人分で――――」
「それには及ばないよ、宗悟。僕らのチケットならもう此処にある」
そんな風に気を利かせた翔一と、照れくさそうなアリサとのやり取りをすぐ目の前で見ていた宗悟は、自分も負けていられないと……まさに本人が口にした通りに意気込み、自分もまた翔一のようにミレーヌの分を持とうとしたのだが。しかし後ろから彼の肩を叩いたミレーヌの、したり顔を浮かべた彼女の指には――――いつの間に用意したのか、既に水族館の入場券が二枚挟まれていた。
当然、片方は宗悟の分だろう。知らない間に列を離れ、他の空いている窓口で先に購入していたのだろうか。ミレーヌらしくちゃっかりしているというか、何というか。宗悟がどうこうするよりも先に自分で全部済ませてしまっている辺り、本当に彼女らしいが……しかし、翔一を見て意気込んでいた宗悟本人といえば、
「おいおい、そりゃないぜ…………」
こんな風に、全力で肩をがっくりと落としているといった有様で。そんな具合に落ち込んでいるというか、気勢を削がれたといった風な彼に対し、ミレーヌはいつものように透かした笑みを向けつつ。目の前で大袈裟なぐらいに肩を落とす宗悟に対し、彼女はいつものように皮肉っぽいというか、斜に構えたような口調で……彼にこんな言葉を投げ掛けていた。
「こういう時、格好付けるのは僕の役目だからね。君は黙ってこのチケットを受け取ってくれれば、それで良いのさ。
だから宗悟……いいや、王子様? 僕からのささやかなプレゼント、受け取ってくれるかな?」
――――と、ある意味であまりにミレーヌらしい一言を。
0
あなたにおすすめの小説
サイレント・サブマリン ―虚構の海―
来栖とむ
SF
彼女が追った真実は、国家が仕組んだ最大の嘘だった。
科学技術雑誌の記者・前田香里奈は、謎の科学者失踪事件を追っていた。
電磁推進システムの研究者・水嶋総。彼の技術は、完全無音で航行できる革命的な潜水艦を可能にする。
小与島の秘密施設、広島の地下工事、呉の巨大な格納庫—— 断片的な情報を繋ぎ合わせ、前田は確信する。
「日本政府は、秘密裏に新型潜水艦を開発している」
しかし、その真実を暴こうとする前田に、次々と圧力がかかる。
謎の男・安藤。突然現れた協力者・森川。 彼らは敵か、味方か——
そして8月の夜、前田は目撃する。 海に下ろされる巨大な「何か」を。
記者が追った真実は、国家が仕組んだ壮大な虚構だった。 疑念こそが武器となり、嘘が現実を変える——
これは、情報戦の時代に問う、現代SF政治サスペンス。
【全17話完結】
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話
登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。
神典日月神示 真実の物語
蔵屋
歴史・時代
私は二人の方々の神憑りについて、今から25年前にその真実を知りました。
この方たちのお名前は
大本開祖•出口なお(でぐちなお)、
神典研究家で画家でもあった岡本天明(おかもとてんめい)です。
この日月神示(ひつきしんじ)または日尽神示(ひつくしんじ)は、神典研究家で画家でもあった岡本天明(おかもとてんめい)に「国常立尊(国之常立神)という高級神霊からの神示を自動書記によって記述したとされる書物のことです。
昭和19年から27年(昭和23・26年も無し)に一連の神示が降り、6年後の昭和33、34年に補巻とする1巻、さらに2年後に8巻の神示が降りたとされています。
その神示を纏めた書類です。
私はこの日月神示(ひつきしんじ)に出会い、研究し始めてもう25年になります。
日月神示が降ろされた場所は麻賀多神社(まかたじんじゃ)です。日月神示の最初の第一帖と第二帖は第二次世界大戦中の昭和19年6月10日に、この神社の社務所で岡本天明が神憑りに合い自動書記さされたのです。
殆どが漢数字、独特の記号、若干のかな文字が混じった文体で構成され、抽象的な絵のみで書記されている「巻」もあります。
本巻38巻と補巻1巻の計39巻が既に発表されているが、他にも、神霊より発表を禁じられている「巻」が13巻あり、天明はこの未発表のものについて昭和36年に「或る時期が来れば発表を許されるものか、許されないのか、現在の所では不明であります」と語っています。
日月神示は、その難解さから、書記した天明自身も当初は、ほとんど読むことが出来なかったが、仲間の神典研究家や霊能者達の協力などで少しずつ解読が進み、天明亡き後も妻である岡本三典(1917年〈大正6年〉11月9日 ~2009年〈平成21年〉6月23日)の努力により、現在では一部を除きかなりの部分が解読されたと言われているます。しかし、一方では神示の中に「この筆示は8通りに読めるのであるぞ」と書かれていることもあり、解読法の一つに成功したという認識が関係者の間では一般的です。
そのために、仮訳という副題を添えての発表もありました。
なお、原文を解読して漢字仮名交じり文に書き直されたものは、特に「ひふみ神示」または「一二三神示」と呼ばれています。
縄文人の祝詞に「ひふみ祝詞(のりと)」という祝詞の歌があります。
日月神示はその登場以来、関係者や一部専門家を除きほとんど知られていなかったが、1990年代の初め頃より神典研究家で翻訳家の中矢伸一の著作などにより広く一般にも知られるようになってきたと言われています。
この小説は真実の物語です。
「神典日月神示(しんてんひつきしんじ)真実の物語」
どうぞ、お楽しみ下さい。
『神知りて 人の幸せ 願うのみ
神のつたへし 愛善の道』
歌人 蔵屋日唱
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる