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二度目の接触、翻弄
3、「俺を求めちゃってるじゃん」
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「また胸だけでイっちゃったね、きよみちゃん」
強烈な快楽から解放された身体は、荒い呼吸を繰り返す。満足げに見下ろす彼を鋭く睨みつけてやりたかったが、疲労感のせいでただ見つめるだけになってしまった。
「この前、なんて言ってたかな。ああ、そうだ。胸だけでイけるわけない、だっけ?」
確かにそう言った。前回彼が家にきた時だ。歴代の彼氏にどんなに愛撫されても、多少性感が高まるだけで達したことがなかったきよみは、固くそう信じていた。そうして「じゃあ試してみよっか」という彼の挑発に、浅はかにも乗ってしまったのだ。
アルコールとノリで軽く応じた結果、衝撃的な初体験を得ることになったきよみは、暫くその事実が受け入れられなかった。
「ちょっと、疲れただけです」
「イってないって言いたいの?」
愉悦を滲ませた瞳でのぞき込まれ、きよみはふいと視線を逸らす。
「素直じゃないなあ、きよみちゃんは。それとも俺を挑発してるの? また胸でイかされたい?」
「そんなこと言ってないでしょう」
呼吸が整い始めたおかげで、いつもの負けん気が戻ってくる。キャミソールを直し、服を整えると、きよみはソファから下り、めげずに彼の腕を引く。
「さ、もう帰ってください。用は済んだでしょう」
「ええ? 自分だけ気持ちよくなって俺はお払い箱? ひどくない?」
「先輩が勝手に私の身体撫でまわしたり舐めまわしたりしたんでしょう。やりたいなら他の女の子のとこ行ってください。私は最初から帰ってほしいって言ってます」
「そんなに胸だけでイかされたのが悔しいの?」
「違いますよ。さっさと帰ってほしいだけです」
「んーじゃあ、胸だけでイっちゃったのが恥ずかしい?」
「そういうのじゃないんですってば。もういいから帰ってください」
「でもまだ最後までやってないじゃん?」
「もう終わりです。終わりました」
「俺はまだ全然だよ。きよみちゃんも余力あるでしょ。元気じゃん」
「これ以上、先輩の好きにはさせません。もう帰ってください!」
きよみは出来る限りの厳めしい顔を作って言った。
「えー、わかったよ。わかったけど。……でもその前にいっこだけ」
「なんですか」
「まあまあまあまあ、ちょっと座って」
正座して座りこんだ彼の誘導に従って、きよみは眉をひそめながらも大人しく従った。ソファで彼の正面に腰を下ろし、その顔を見下ろした。
「きよみちゃんってさ、ホント人を疑うこと知らないよね」
膝立ちになった彼は、素早くきよみの太ももを開かせてひざ裏に手を入れると、力強く自分の方に引き寄せた。
「ちょ、なっ」
「まだ全然こっちの方は触ってないじゃん。だから最後までやらないとさ」
足を持ち上げられて立てない状態にされると、再び彼がのしかかってくる。
「わ、わかった、わかりました。胸だけでイかれさました! 認めるからもういいでしょ」
「認めるんだ」
「認めますよ、もう」
彼の動きが止まった。
「でもそういうのじゃないんでしょ?」
「はい?」
「そういうの関係なく、ただ俺を追い返そうとしたんでしょ。自分だけ気持ちよくなっちゃってさ」
「それは、先輩が勝手に……」
「あー、まだ言うんだ」
「だって、やめてって私、何度も言ったじゃないですか」
「うん。でもきよみちゃん、本気で嫌がってなかったじゃん」
探られるようにのぞき込まれ、つい顔を背けてしまう。
「ほら」
「ち、ちが……だって身体が……反応しちゃったから」
「なんて?」
「っ……もう、とにかく私は先輩としたくないんです!」
「きよみちゃんが本気で嫌がってるなら俺もこんな強引なことしないよ。でも本気じゃないじゃん? 俺を求めちゃってるじゃん?」
「どこがですか、何でですか」
「例えばほら、その瞳、唇。あとはこの辺もかな」
言いながら、彼はふとももの内側を撫で上げた。びくりと身体が反応する。
「そんなの……」
反論しようとしたとき、ぱっと身体を離した彼が俊敏な動きを見せた。ハーフパンツを引き抜かれ、きよみは慌てて身体を起こそうとする。
「先輩!」
「あとは下着だけだね。キャミソールはまだ着とく? もう全部脱いじゃう?」
立ち上がろうにも、開かれた脚の間にいる彼のせいで動けない。
「俺ももうそろそろ限界でさ。ほら」
彼がぐいと腰を押し付けてくる。湿っていたきよみのそこがぬるりと押し上げられ、ん、と鼻にかかったような吐息が漏れた。彼の口角が吊り上がる。このままじゃまた流される。きよみは今度こそ流されまいと、彼の肩を押して逃れようと抗った。
「んあっ」
抵抗空しく、彼の腰の動きに声が上がる。すでに濡れているせいで、下着の上からこすられても十分な刺激になってしまう。
何度か揺らされ、官能をやり過ごすことに集中している隙に、いつの間にか下着を脱がされていた。気付けば彼は、脚の間に顔を埋めようとしていた。
「ま、待って、そこは……っ」
きよみの身体が仰け反った。たっぷりと潤っていたそこは、その愛撫を待ち受けていたようだ。生温かい感触が全体を覆ったかと思うと、緊張をほぐすように周囲の筋肉に口づけられる。太ももをがっちりと抱え込まれ、閉じることはかなわない。
鼠径部に舌を這わされ、内腿を舐め上げられると、蜜がさらに溢れ出す。彼の眼前でひくひくとそこが動いてしまうのがわかって、必死に自らの動きを制御する。けれど彼の舌は、容赦なく彼女のそんな努力を打ち砕く。
力を抜いて、面積が広くなった平らな舌が、蜜の溢れるそこを覆った。馴染ませるようにそこに暫く留まると、上に向かってゆっくりと移動する。そこにある敏感な蕾に触れる直前に動きを止めると、舌を尖らせ、硬く鋭利なものへと形を変え、周囲を優しく滑っていく。絶妙な焦らしに、たまらなくなったきよみの腰は浮き上がる。
ああ、もう耐えられない。こうなっては身を委ねるしかない。頭ではまだ反抗しようと頑張っていたが、身体はすっかり快楽を求めてしまっている。きよみは懇願するように身体をくねらせ、彼から与えられる刺激を待っていた。
強烈な快楽から解放された身体は、荒い呼吸を繰り返す。満足げに見下ろす彼を鋭く睨みつけてやりたかったが、疲労感のせいでただ見つめるだけになってしまった。
「この前、なんて言ってたかな。ああ、そうだ。胸だけでイけるわけない、だっけ?」
確かにそう言った。前回彼が家にきた時だ。歴代の彼氏にどんなに愛撫されても、多少性感が高まるだけで達したことがなかったきよみは、固くそう信じていた。そうして「じゃあ試してみよっか」という彼の挑発に、浅はかにも乗ってしまったのだ。
アルコールとノリで軽く応じた結果、衝撃的な初体験を得ることになったきよみは、暫くその事実が受け入れられなかった。
「ちょっと、疲れただけです」
「イってないって言いたいの?」
愉悦を滲ませた瞳でのぞき込まれ、きよみはふいと視線を逸らす。
「素直じゃないなあ、きよみちゃんは。それとも俺を挑発してるの? また胸でイかされたい?」
「そんなこと言ってないでしょう」
呼吸が整い始めたおかげで、いつもの負けん気が戻ってくる。キャミソールを直し、服を整えると、きよみはソファから下り、めげずに彼の腕を引く。
「さ、もう帰ってください。用は済んだでしょう」
「ええ? 自分だけ気持ちよくなって俺はお払い箱? ひどくない?」
「先輩が勝手に私の身体撫でまわしたり舐めまわしたりしたんでしょう。やりたいなら他の女の子のとこ行ってください。私は最初から帰ってほしいって言ってます」
「そんなに胸だけでイかされたのが悔しいの?」
「違いますよ。さっさと帰ってほしいだけです」
「んーじゃあ、胸だけでイっちゃったのが恥ずかしい?」
「そういうのじゃないんですってば。もういいから帰ってください」
「でもまだ最後までやってないじゃん?」
「もう終わりです。終わりました」
「俺はまだ全然だよ。きよみちゃんも余力あるでしょ。元気じゃん」
「これ以上、先輩の好きにはさせません。もう帰ってください!」
きよみは出来る限りの厳めしい顔を作って言った。
「えー、わかったよ。わかったけど。……でもその前にいっこだけ」
「なんですか」
「まあまあまあまあ、ちょっと座って」
正座して座りこんだ彼の誘導に従って、きよみは眉をひそめながらも大人しく従った。ソファで彼の正面に腰を下ろし、その顔を見下ろした。
「きよみちゃんってさ、ホント人を疑うこと知らないよね」
膝立ちになった彼は、素早くきよみの太ももを開かせてひざ裏に手を入れると、力強く自分の方に引き寄せた。
「ちょ、なっ」
「まだ全然こっちの方は触ってないじゃん。だから最後までやらないとさ」
足を持ち上げられて立てない状態にされると、再び彼がのしかかってくる。
「わ、わかった、わかりました。胸だけでイかれさました! 認めるからもういいでしょ」
「認めるんだ」
「認めますよ、もう」
彼の動きが止まった。
「でもそういうのじゃないんでしょ?」
「はい?」
「そういうの関係なく、ただ俺を追い返そうとしたんでしょ。自分だけ気持ちよくなっちゃってさ」
「それは、先輩が勝手に……」
「あー、まだ言うんだ」
「だって、やめてって私、何度も言ったじゃないですか」
「うん。でもきよみちゃん、本気で嫌がってなかったじゃん」
探られるようにのぞき込まれ、つい顔を背けてしまう。
「ほら」
「ち、ちが……だって身体が……反応しちゃったから」
「なんて?」
「っ……もう、とにかく私は先輩としたくないんです!」
「きよみちゃんが本気で嫌がってるなら俺もこんな強引なことしないよ。でも本気じゃないじゃん? 俺を求めちゃってるじゃん?」
「どこがですか、何でですか」
「例えばほら、その瞳、唇。あとはこの辺もかな」
言いながら、彼はふとももの内側を撫で上げた。びくりと身体が反応する。
「そんなの……」
反論しようとしたとき、ぱっと身体を離した彼が俊敏な動きを見せた。ハーフパンツを引き抜かれ、きよみは慌てて身体を起こそうとする。
「先輩!」
「あとは下着だけだね。キャミソールはまだ着とく? もう全部脱いじゃう?」
立ち上がろうにも、開かれた脚の間にいる彼のせいで動けない。
「俺ももうそろそろ限界でさ。ほら」
彼がぐいと腰を押し付けてくる。湿っていたきよみのそこがぬるりと押し上げられ、ん、と鼻にかかったような吐息が漏れた。彼の口角が吊り上がる。このままじゃまた流される。きよみは今度こそ流されまいと、彼の肩を押して逃れようと抗った。
「んあっ」
抵抗空しく、彼の腰の動きに声が上がる。すでに濡れているせいで、下着の上からこすられても十分な刺激になってしまう。
何度か揺らされ、官能をやり過ごすことに集中している隙に、いつの間にか下着を脱がされていた。気付けば彼は、脚の間に顔を埋めようとしていた。
「ま、待って、そこは……っ」
きよみの身体が仰け反った。たっぷりと潤っていたそこは、その愛撫を待ち受けていたようだ。生温かい感触が全体を覆ったかと思うと、緊張をほぐすように周囲の筋肉に口づけられる。太ももをがっちりと抱え込まれ、閉じることはかなわない。
鼠径部に舌を這わされ、内腿を舐め上げられると、蜜がさらに溢れ出す。彼の眼前でひくひくとそこが動いてしまうのがわかって、必死に自らの動きを制御する。けれど彼の舌は、容赦なく彼女のそんな努力を打ち砕く。
力を抜いて、面積が広くなった平らな舌が、蜜の溢れるそこを覆った。馴染ませるようにそこに暫く留まると、上に向かってゆっくりと移動する。そこにある敏感な蕾に触れる直前に動きを止めると、舌を尖らせ、硬く鋭利なものへと形を変え、周囲を優しく滑っていく。絶妙な焦らしに、たまらなくなったきよみの腰は浮き上がる。
ああ、もう耐えられない。こうなっては身を委ねるしかない。頭ではまだ反抗しようと頑張っていたが、身体はすっかり快楽を求めてしまっている。きよみは懇願するように身体をくねらせ、彼から与えられる刺激を待っていた。
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