メンタル弱めのΩの僕は、鬼畜『鬼』隊長とは番えません

ニア。

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37 産後のオメガ検診?!


 出産後、一年、アーロンと僕は、学園を休学したんだ。



 今は、アーロンのお陰で、僕の心配なんて、何でも無い事だったんだな、って、思えるんだよ。



 ベビーが加わった、僕たち家族は、相変わらず、だったかなぁ?


 「ルルは、ミルク飲んだか?」

 「うん、、、寝ちゃったよ。でも、僕、おっぱいちゃんと、出てるのかなぁ?」

 心配症の、僕は自分に自信が持てないんだ。

 アーロンは、そんな、僕を抱き上げ、ベッドに座った、自分の膝の上に、向かい合わせに、座らせると、僕の胸を吸ってきた。

 「あっ、ぁぁぁ、、、」

 「ラーラ、大丈夫だ。ちゃんと出てるぞ。甘くて、美味しいな。もっと、飲みたいが、ルルに取っておこうな。俺は今は、舐めるだけだなぁ。残念だぁ。」

 「うぅ~ぅ、今、僕とても敏感だから、舐めちゃだめだよぉ。」

 オメガのヒートは、出産後、しばらくは、止まっているけど、毎日ルルに吸われているお胸の先は、とても敏感になってしまったんだ。

 「敏感なのかぁ、、、そうか、、、心配だな、よし、どれくらい敏感なのか、確かめようか。ラーラ、俺たちの部屋へ行くぞ。産後の検診もしよう。」

 「え、え、えぇ???」

 「この、検診下着に、着替えような。出産後の、オメガ子宮と、産道を検査しよう。」

 検診下着とは、胸の先だけ、穴の空いたブラと、お尻に穴の開いた紐で出来た小さなパンツの、上下セットだった。

 「な、何これ???」

 「何って、オメガの検査下着だな。検査は、とても大切なんだ。しっかりと、診ておこうな?ラーラ。」

 「え?こ、こ、これ着けるの?」

 るよりは、けるって感じの布の面積だよ?

 「ほ、本当に???」

 「産後のオメガ検診だからな、必要な事だ。」

 「そうなの?」

 「そうだ。」


 魔女の契約で、ベッドの上では、アーロンには、逆らえない僕は、渋々ではあったが、素直(?)に検診下着(?)に着替えた。

 「うぅぅ、やだぁ、、、見ないでぇ」

 「よし、良い子だな、ラーラ。じゃあ、このまま、ゆっくりと、でんぐり返ししてみようか?」

 「み、見えちゃいけない所が、見えちゃうよぉ。」

 「見たい所を、見せてもらう為に、するんだ。大丈夫。出来るよね?」

 お尻を真上に、持ち上げた形で、止められ、子宮検診の為、アーロンの、指が、後孔に、入って来た。

 「上手だよ?良い子だねー。そのままね?」

 アーロンの指は、ゆっくりと、肛壁を隅々まで触診しながら、動いていく。

 「あっ、ゔぅん、はぅ、ぼ、僕、ひふぅ、変な所あ、ある?」

 「可愛いなぁ、ラーラ綺麗だ、大丈夫だよ?異常は無いな。でも、心配だから、少しだけ、消炎作用の有る、オイルのお薬を入れようね。」

 アーロンの指を伝って、オイルがゆっくりと入って来た。

 「ゾネの、精製オイルは、粘度が良いな、、、。」

 何で、笑顔なの?

 「んんんっ」

 「ルルが、おっぱいを卒業したら、胸に付けるゾネ作の、オメガのケア軟膏セットも、買って有るからな。楽しみだな?」

 楽しみ???

 「ふぅぅ、、、」

 あれ?このオイル、何だかおかしい。

 「オメガ膣が、濡れてきたぞ?検診中なのに、仕方ないなぁ、ラーラ。『お胸の先』の敏感さを、まだ診ていないのに。」

 「あっ、あぁ、ゔぅぅ~、ん、ん、ん、」

 「どうする?このまま止めたら、嫌でしょ?少し、しようか?『アーロン挿れて』は?」

 「うぅ、うぁ、、、」

 「ラーラ?」

 「ア、アーロン、、、」

 「なぁに?ラーラ?」

 「い、い、れて」

 「ふふ、良く言えました。頑張ったね。ラーラ、かわいいよ。いっぱい愛し合おうねぇ。」

 ベットの上で、僕に、NOなんて答えは、無いんだ。真っ赤な顔で、頑張ったよ。


 そして、朝ルルが起きるまで、アーロンに、食べられ続けました。


 ゾネめ、なんて物を、作ってくれたんだ~。オメガケア軟膏セットって、どんな物なの?怖すぎるよぉ。



 たまに、変な事もするけど、基本的には、頼れる良いダンナ様なんだよ。きっとね。希望的観測かも、だけどね…。



 ルルが小さく、まだ、言葉が未熟だった時も、泣いて訴える、ルルの気持ちを、すぐに理解してくれたんだよ。


 「ふぇぇん、ふぇぇん、ふぇぇえん」

 「え?あれ?あれれ?ルルなぁに?」

 オムツ?ミルク?ねんね?僕はただ、オロオロしていたんだけどね。

 「ルル、外の空気、吸おうな。」

 隣の部屋で、仕事をしていた、アーロンが、ルルを、ヒョイっと、縦に抱き上げて、窓を開けたんだ。


 すると、真っ赤な顔で泣いていたルルが、あっという間に、泣き止んだんだ。


 「すごい、アーロン。どうして、ルルの気持ちが、分かったの?」


 「あはは、どうしてかなぁ?ルルと俺は、ラーラが好き過ぎて、心が通じ合ったのかもな?『少し離れた、ママの可愛い、お顔が見たかったでちゅ』ってさ?『いつも、お世話ありがとでちゅ』だって!」

 「ルルがそう言ってたの?」

 「そう言ってるぞ?『ママだいちゅき』だって、俺と、一緒だなぁ。」

 「きゃ~ありがと。ママも、ルルとアーロンが大好きだよぉ」

 「嬉しいなぁ、愛する伴に、好きって、言ってもらえたら、その愛に応えなくては、いけないな?」


 「え?えぇ???」



 後に、ルルさん(18)は、


 「あ~、あの時は、ミルクを飲んだ後で、ゲップが出そうだったんですよねー。縦抱きにされて、スッキリした後、窓の外を眺めてましたねぇ。」

 と、過去を振り返って語りました。

 「ウチの母は、頼れる親ではないので、自分が、しっかり、しなければと、僕は、成長が早かったですよ?え?父ですか?父は、何でも、かんでも、母と、イチャ、イチャする事に、子供の僕を、使いましたからねぇ、、、」
 
 と、遠い目をしていました。




 そうやって、朝から晩まで、夫と、息子から、貪り尽くされる日々は、可愛い我が子の成長と、共に、あっという間に過ぎていった。


 ルルが歩ける様になった頃、アーロンと、2人で、ルルを連れて復学したんだ。




 「ママ、がっこ」

 「うん。行こうね?ルルくん。お荷物持ってくるから、くっく履いて、待っててね。」

 「うん、くっく、はける」

 「ラーラ?ルルの荷物は持ったぞ?」

 「ありがとう、アーロン。じゃあ、もう家を出れるよ。」


 朝は、バタバタしちゃうから、少し大変だけど、息子のルルは、目に入れても痛くない。

 お顔は、魅了の魔女に似た僕にそっくりだけど、アーロンに似て優秀なんだよ。手がかからない、賢い子なんだぁ。



 アーロンのユニコーンに、魔女のほうきをアレンジしたサイドシートを付け、荷物を載せる。

 僕は、ルルを抱きしめ、アーロンに、抱かれてユニコーンに乗り、学園まで行く。



 アーロンの腕の中は、オメガの僕にとって、世界で一番安心する場所なんだよ。

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