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愚王の崩壊
81話 王家の評判と悪行
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「とりあえず、ゆっくり食べながら耳だけ貸してくれ。お前たちがこもっている間に、俺が神殿辺り、伯爵が王城を、ササが市井を探ってきた。
神殿は第3王子のケアが中心だ。かなり兄王子達に痛めつけられていたみたいで外傷が癒えても心が悲鳴を上げている。少し前にいつも一緒に居た護衛騎士が王子を庇って片腕を無くし退職したそうだ。そこで心が悲鳴を上げたのかもな…ただ聖女様から伝言。宰相が王が退位するなら第3王子しかいないと言っている。」
狼さんが教会情報をくれる。第三王子大丈夫かな?それって心が折れてしまわないうちに対処しなくてはいけないのでは…
「そうだね。第一王子は人に無理難題言いつけるだけのダメ人間だし。第2王子はただの色ボケ小僧だ。国政などはさせられんよ」
お爺ちゃんは腹に据えかねていたのか吐き捨てるように王子の愚痴を言う。
あー第一王子はパワハラ・モラハラ男で第2王子は盛りの付いたサル男と理解した。二人とも王家から除籍したいな。こういうやつらに権力持たせたらダメ絶対。
さっちゃんもあきれ顔で市井での情報を教えてくれる。
「市井でも王家の評判は悪いですね。
第一王子の使いが無理難題言ってくるのは日常で、苦情を城に言っていくケースが後を絶たない。
第2王子殿下は直接市井を見学に行っては見目のいい平民の娘を連れていくそうです。数日後フラッと記憶を無くして帰ってくるケースと帰ってこなかったケースがある。帰って来た人間には金貨を握らせて何も言わせないようにしています。帰ってこないケースこれは完全に人さらいです。犯罪ですから。」
お爺ちゃんは市井の噂は知っていたようで額に手を当て大きなため息を吐く
「城でもその二人の王子の噂は酷いものですよ。ただ第3王子は悪い噂は無いものの何もしていないとみられている。実際は孤児院や救護院に予算をまわすように嘆願書を陛下に何度か出しては却下されている状態だ。」
「第3王子は要領が悪いのかな?うーん支える側に頭の周る人が必要か…宰相…よりももっと身近に話せる第三王子の片腕が居れば安定するかな?
彼とあまり年齢の変わらない…いや少し年上の方で次代を支えられる人いない?」
皆は顔を見合わせて…
「「ニコライ・ミヤノマエ」」
伯爵と狼さんの言葉が被る。二人は顔を見合わせた、狼さんはフッと笑みをこぼし、言葉を続ける
「ニコライはミヤノマエ家の三男で20歳、今宰相室の文官をしてる」
伯爵もその情報に追加としての情報
「王子が16歳なので年上としてのカバーもできる頭の回転のいい男ですよ。ミヤノマエ家の四男は武の方に行きましたから、あと五男はミハイルの友人になってくれています」
お兄ちゃんの友達…ミヤノマエ家ってハインツさんの家か。あの家は孤児院の子供への教育も前向きにしてくれていたし、孤児院に入ってくれたスタッフも丁寧だったな…うん。あの人の弟だったら信頼できる。あとは
「大事なのは、その方と王子の相性ですね」
私がそう言うと、お爺ちゃんは頷いて軽く手を上げ
「一度場を設けよう。そちらは私が動こう」
そう請け負ってくれた。ありがたい。
「お爺ちゃんお願いします。あと、怪我をした方って聖女様では治癒できなかったのですか?」
「欠損は聖女様のお力でも治りませんので」
そっか…残念…生やせないか………ん?生やす生やす…
「その騎士の方紹介いただけませんか?」
お爺ちゃんは困惑顔で了承してくれた。私がぶつぶつつぶやき始めるとトーさんが眉間に皺をよせ聞いてきた
「カナメ?何する気だ?」
私はトーさんの方を向いてとっても悪い顔でニヤッと笑う。
「トーさん協力してね♡」
「おう」
周りがほのぼのと見守り体制だ。なぜ?私悪い顔したのに?コホンと仕切りなおして
「王城的には、後一部の領地の他国への割譲。これの信憑性ですね。聞いただけでは今は動けないので後回しです」
みんなが一斉に頷く。情報が確実になったらまた作戦会議することに決定。
私とウハハは退職された護衛さんを、トーさんは王妃周辺を捜索 お爺ちゃんはニコライさんとの繋ぎを 狼さんは消えた使用人さんたちの捜索。 さっちゃんは……
「こんな感じでいかがでしょうか」
さっちゃんが回るとスカートがきれいに円を描く。キラキラのプラチナブロンド髪のまつ毛バシバシの、見た目美女なさっちゃん。商家のお嬢さん風の服装で、あと使用人を連れていく感じで……第二王子すぐ釣れそうだよ。
神殿は第3王子のケアが中心だ。かなり兄王子達に痛めつけられていたみたいで外傷が癒えても心が悲鳴を上げている。少し前にいつも一緒に居た護衛騎士が王子を庇って片腕を無くし退職したそうだ。そこで心が悲鳴を上げたのかもな…ただ聖女様から伝言。宰相が王が退位するなら第3王子しかいないと言っている。」
狼さんが教会情報をくれる。第三王子大丈夫かな?それって心が折れてしまわないうちに対処しなくてはいけないのでは…
「そうだね。第一王子は人に無理難題言いつけるだけのダメ人間だし。第2王子はただの色ボケ小僧だ。国政などはさせられんよ」
お爺ちゃんは腹に据えかねていたのか吐き捨てるように王子の愚痴を言う。
あー第一王子はパワハラ・モラハラ男で第2王子は盛りの付いたサル男と理解した。二人とも王家から除籍したいな。こういうやつらに権力持たせたらダメ絶対。
さっちゃんもあきれ顔で市井での情報を教えてくれる。
「市井でも王家の評判は悪いですね。
第一王子の使いが無理難題言ってくるのは日常で、苦情を城に言っていくケースが後を絶たない。
第2王子殿下は直接市井を見学に行っては見目のいい平民の娘を連れていくそうです。数日後フラッと記憶を無くして帰ってくるケースと帰ってこなかったケースがある。帰って来た人間には金貨を握らせて何も言わせないようにしています。帰ってこないケースこれは完全に人さらいです。犯罪ですから。」
お爺ちゃんは市井の噂は知っていたようで額に手を当て大きなため息を吐く
「城でもその二人の王子の噂は酷いものですよ。ただ第3王子は悪い噂は無いものの何もしていないとみられている。実際は孤児院や救護院に予算をまわすように嘆願書を陛下に何度か出しては却下されている状態だ。」
「第3王子は要領が悪いのかな?うーん支える側に頭の周る人が必要か…宰相…よりももっと身近に話せる第三王子の片腕が居れば安定するかな?
彼とあまり年齢の変わらない…いや少し年上の方で次代を支えられる人いない?」
皆は顔を見合わせて…
「「ニコライ・ミヤノマエ」」
伯爵と狼さんの言葉が被る。二人は顔を見合わせた、狼さんはフッと笑みをこぼし、言葉を続ける
「ニコライはミヤノマエ家の三男で20歳、今宰相室の文官をしてる」
伯爵もその情報に追加としての情報
「王子が16歳なので年上としてのカバーもできる頭の回転のいい男ですよ。ミヤノマエ家の四男は武の方に行きましたから、あと五男はミハイルの友人になってくれています」
お兄ちゃんの友達…ミヤノマエ家ってハインツさんの家か。あの家は孤児院の子供への教育も前向きにしてくれていたし、孤児院に入ってくれたスタッフも丁寧だったな…うん。あの人の弟だったら信頼できる。あとは
「大事なのは、その方と王子の相性ですね」
私がそう言うと、お爺ちゃんは頷いて軽く手を上げ
「一度場を設けよう。そちらは私が動こう」
そう請け負ってくれた。ありがたい。
「お爺ちゃんお願いします。あと、怪我をした方って聖女様では治癒できなかったのですか?」
「欠損は聖女様のお力でも治りませんので」
そっか…残念…生やせないか………ん?生やす生やす…
「その騎士の方紹介いただけませんか?」
お爺ちゃんは困惑顔で了承してくれた。私がぶつぶつつぶやき始めるとトーさんが眉間に皺をよせ聞いてきた
「カナメ?何する気だ?」
私はトーさんの方を向いてとっても悪い顔でニヤッと笑う。
「トーさん協力してね♡」
「おう」
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