108 / 244
イルグリット王国 魔道具編
107話 新たな旅の始まりと角ウサギ大量発生
しおりを挟む
昨今、スマホの普及により、公衆電話が姿を消したとかニュースでよく言ってた。時代の流れとはよく言ったもので、私はスマホの普及と同時に写真を撮るのがカメラからスマホに移行した人が多くいると思うんだ。そう、私が亡くなる頃には、主人の形見のカメラ以外、家族誰もカメラは持っていなくて、高性能のスマホを娘も、娘婿も持っていた。私もバックが重くなるので、カメラはお留守番が多くてあまり使わなくなっていた。そうなるとあまりプリントする事も無くデーターで残っているだけと言う少し味気ない、そんな思いが心に有った。
それでも、家のいたる所に娘の幼い頃の写真や、家族写真、そういうものが飾られて、たまにこんな時もあったなあっと思い出せるのが好きだった。とまあ、私が写真とカメラが好きと言うそんな話です。
はい。こんにちは皆さま、異世界に転移してもう五カ月過ぎた、カナメです。
おかしいな?五カ月って言う割にいろいろありすぎじゃありませんか?異世界に来てから、事件多すぎでしょう。まぁ事件だけじゃなく、出会いも多かったけど。最近はいろいろありすぎて、濃い日々を送っているせいか、日本の事を思いだすことが少なくなってきました。少し寂しく感じる私です。
そんなメッチャ濃かった日々から脱出して、トーさんと隣国イルグリット王国で開催される魔道具の祭典を覗きに行く事になりました!えへへへ~魔道具♡たのしみです。カメラが手に入ると良いな~♡
「トーさん、隣国迄どのくらいかかる?」
「そうだな。2週間くらいかな?馬車移動に山越えもあるし、意外にかかるんだよな。」
「お祭りには間に合う感じでよかった♡」
「早めに行かないと、直前に着いて宿が満室なんて困るし。人が多く出入りするの時期は、野営は危ないからな。寄り道せずに向かおうな」
「はーい!!」
私は元気に返事した。そんな私は、ウハハとトーさんと一緒に、街から街に移動する巡回馬車に揺られ、久々の旅路を満喫している。空は青く澄み渡り 今日の天気は大丈夫と確信できる空模様に安心している。巡回馬車の同乗の人は。本日は三組。商人親子二人と家族四人。冒険者二人組と、私達親子。御者さん1人と護衛さん1人の合計12人で次の街に向かっている。そんな馬車の前にぴょんと飛び出る角ウサギ。
「あ!角ウサギだ!!かわいいモフモフだ♡」
モフモフウサギは目の保養。かわいいは見てるだけで癒される。突進してくるし、馬に蹴散らされてるけど。あーーーモフモフが飛んでいく。メッチャ飛んでいく…天気は良いのに、角ウサギの雨が降るってる………
多くない?
トーさんが御者さんに思わず声をかけた。
「おやじさん、この辺りはいつもこんなに角ウサギがでるのかい?」
「最近増えましたね。この街道を通る時は馬と馬車に結界魔法かけておかなきゃ、通れないくらいです。」
「街に着いたら、馬車の運営所に連絡をして、冒険者ギルドに相談してくれ。これは、モンスター異常事態に該当するはずだから、対処してくれる。」
モンスター異常事態……スタンピードとかそういう事?角ウサギが?私がそう考えていると、トーさんの話を聞いた御者さんがおずおずとトーさんに聞いてきた。
「モンスター異常とは何ですか?」
トーさんは顎に手を当て、少し考えてから
「魔素濃度の異常で、動物が魔獣になっている可能性が高い。放置するとスタンピードが起こるからな。街に着いたらすぐ相談してくれ」
スタンピードと聞こえた途端、馬車内はざわつき始めた。トーさんは、ため息を付き馬車内に聞こえるように少し大きな声で話はじめた。
「スタンピードと言っても放置すればの話だ。南の辺境伯領ではこのような事頻繁にあった。放置しなければスタンピードは起らない事だ。」
そう聞き馬車の皆はホッとしていた。その中でトーさんに質問をしてくる人が居た。冒険者のお兄さんだ。
「あんた自身が、もしくは俺たちが冒険者ギルドに報告したんじゃダメなのか?」
「こういうのは複数から報告が入って、動くもんなんだ。だから多くから情報が入ると早く対処してくれる。君たちも街に着いたらギルドに行くだろう?報告頼むよ」
「あんた詳しいな」
「冒険者ギルド勤めだったんだ。今は身体壊してね」
トーさんが私の方を向いて頭をなでてくれる。そうして冒険者の方を向いて
「娘と療養がてら祭りに向かっているんだよ。なので門の方の報告は俺がするから、ギルドは君たちに任すよ。」
冒険者の二人は、私の方を見て、納得した顔をして「任せろ」っと言ってくれた。トーさんはそんな二人に、目の前で手紙を書き、鮮やかな黄色い封筒に入れ、封をして渡した。
「これをギルド長に渡せば、絶対信じてもらえるから大丈夫だよ。」
黄色い封筒をまじまじと見た冒険者の二人はすぐに懐にしまい、ぺこりと会釈してくれた。
街に入ってすぐ、馬車は止まり、乗客は全員下りてそれぞれ散っていった。私とトーさんは門の兵士の詰め所に、異常発生のこと南の辺境ではこういう後に、スタンピードが起こった事を告げて報告を終えた。詰め所をトーさんと手を繋いででてからトーさんを見て
「調査してくれるかな?」
と尋ねると、トーさんはニカっと笑って
「調査対応しなかったらこの街は一夜にして魔物に蹂躙されるよ。まあ冒険者ギルドは嫌でも動くさ。」
……あぁ、これスタンピード確定案件だったんだ…というか冒険者ギルドに何したの?トーさん
あれ?なんかこれ…また旅が濃くなる気しかしないんだけど…気のせいであってほしい。
それでも、家のいたる所に娘の幼い頃の写真や、家族写真、そういうものが飾られて、たまにこんな時もあったなあっと思い出せるのが好きだった。とまあ、私が写真とカメラが好きと言うそんな話です。
はい。こんにちは皆さま、異世界に転移してもう五カ月過ぎた、カナメです。
おかしいな?五カ月って言う割にいろいろありすぎじゃありませんか?異世界に来てから、事件多すぎでしょう。まぁ事件だけじゃなく、出会いも多かったけど。最近はいろいろありすぎて、濃い日々を送っているせいか、日本の事を思いだすことが少なくなってきました。少し寂しく感じる私です。
そんなメッチャ濃かった日々から脱出して、トーさんと隣国イルグリット王国で開催される魔道具の祭典を覗きに行く事になりました!えへへへ~魔道具♡たのしみです。カメラが手に入ると良いな~♡
「トーさん、隣国迄どのくらいかかる?」
「そうだな。2週間くらいかな?馬車移動に山越えもあるし、意外にかかるんだよな。」
「お祭りには間に合う感じでよかった♡」
「早めに行かないと、直前に着いて宿が満室なんて困るし。人が多く出入りするの時期は、野営は危ないからな。寄り道せずに向かおうな」
「はーい!!」
私は元気に返事した。そんな私は、ウハハとトーさんと一緒に、街から街に移動する巡回馬車に揺られ、久々の旅路を満喫している。空は青く澄み渡り 今日の天気は大丈夫と確信できる空模様に安心している。巡回馬車の同乗の人は。本日は三組。商人親子二人と家族四人。冒険者二人組と、私達親子。御者さん1人と護衛さん1人の合計12人で次の街に向かっている。そんな馬車の前にぴょんと飛び出る角ウサギ。
「あ!角ウサギだ!!かわいいモフモフだ♡」
モフモフウサギは目の保養。かわいいは見てるだけで癒される。突進してくるし、馬に蹴散らされてるけど。あーーーモフモフが飛んでいく。メッチャ飛んでいく…天気は良いのに、角ウサギの雨が降るってる………
多くない?
トーさんが御者さんに思わず声をかけた。
「おやじさん、この辺りはいつもこんなに角ウサギがでるのかい?」
「最近増えましたね。この街道を通る時は馬と馬車に結界魔法かけておかなきゃ、通れないくらいです。」
「街に着いたら、馬車の運営所に連絡をして、冒険者ギルドに相談してくれ。これは、モンスター異常事態に該当するはずだから、対処してくれる。」
モンスター異常事態……スタンピードとかそういう事?角ウサギが?私がそう考えていると、トーさんの話を聞いた御者さんがおずおずとトーさんに聞いてきた。
「モンスター異常とは何ですか?」
トーさんは顎に手を当て、少し考えてから
「魔素濃度の異常で、動物が魔獣になっている可能性が高い。放置するとスタンピードが起こるからな。街に着いたらすぐ相談してくれ」
スタンピードと聞こえた途端、馬車内はざわつき始めた。トーさんは、ため息を付き馬車内に聞こえるように少し大きな声で話はじめた。
「スタンピードと言っても放置すればの話だ。南の辺境伯領ではこのような事頻繁にあった。放置しなければスタンピードは起らない事だ。」
そう聞き馬車の皆はホッとしていた。その中でトーさんに質問をしてくる人が居た。冒険者のお兄さんだ。
「あんた自身が、もしくは俺たちが冒険者ギルドに報告したんじゃダメなのか?」
「こういうのは複数から報告が入って、動くもんなんだ。だから多くから情報が入ると早く対処してくれる。君たちも街に着いたらギルドに行くだろう?報告頼むよ」
「あんた詳しいな」
「冒険者ギルド勤めだったんだ。今は身体壊してね」
トーさんが私の方を向いて頭をなでてくれる。そうして冒険者の方を向いて
「娘と療養がてら祭りに向かっているんだよ。なので門の方の報告は俺がするから、ギルドは君たちに任すよ。」
冒険者の二人は、私の方を見て、納得した顔をして「任せろ」っと言ってくれた。トーさんはそんな二人に、目の前で手紙を書き、鮮やかな黄色い封筒に入れ、封をして渡した。
「これをギルド長に渡せば、絶対信じてもらえるから大丈夫だよ。」
黄色い封筒をまじまじと見た冒険者の二人はすぐに懐にしまい、ぺこりと会釈してくれた。
街に入ってすぐ、馬車は止まり、乗客は全員下りてそれぞれ散っていった。私とトーさんは門の兵士の詰め所に、異常発生のこと南の辺境ではこういう後に、スタンピードが起こった事を告げて報告を終えた。詰め所をトーさんと手を繋いででてからトーさんを見て
「調査してくれるかな?」
と尋ねると、トーさんはニカっと笑って
「調査対応しなかったらこの街は一夜にして魔物に蹂躙されるよ。まあ冒険者ギルドは嫌でも動くさ。」
……あぁ、これスタンピード確定案件だったんだ…というか冒険者ギルドに何したの?トーさん
あれ?なんかこれ…また旅が濃くなる気しかしないんだけど…気のせいであってほしい。
227
あなたにおすすめの小説
三歩先行くサンタさん ~トレジャーハンターは幼女にごまをする~
杵築しゅん
ファンタジー
戦争で父を亡くしたサンタナリア2歳は、母や兄と一緒に父の家から追い出され、母の実家であるファイト子爵家に身を寄せる。でも、そこも安住の地ではなかった。
3歳の職業選別で【過去】という奇怪な職業を授かったサンタナリアは、失われた超古代高度文明紀に生きた守護霊である魔法使いの能力を受け継ぐ。
家族には内緒で魔法の練習をし、古代遺跡でトレジャーハンターとして活躍することを夢見る。
そして、新たな家門を興し母と兄を養うと決心し奮闘する。
こっそり古代遺跡に潜っては、ピンチになったトレジャーハンターを助けるサンタさん。
身分差も授かった能力の偏見も投げ飛ばし、今日も元気に三歩先を行く。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
なぜ、私に関係あるのかしら?
シエル
ファンタジー
「初めまして、アシュフォード公爵家一女、セシリア・アシュフォードと申します」
彼女は、つい先日までこの国の王太子殿下の婚約者だった。
そして今日、このトレヴァント辺境伯家へと嫁いできた。
「…レオンハルト・トレヴァントだ」
非道にも自らの実妹を長年にわたり虐げ、婚約者以外の男との不適切な関係を理由に、王太子妃に不適格とされ、貴族学院の卒業式で婚約破棄を宣告された。
そして、新たな婚約者として、その妹が王太子本人から指名されたのだった。
「私は君と夫婦になるつもりはないし、辺境伯夫人として扱うこともない」
この判断によって、どうなるかなども考えずに…
※ 中世ヨーロッパ風の世界観です。
※ ご都合主義ですので、ご了承下さい、
※ 画像はAIにて作成しております
ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。
ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。
「この家は、もうすぐ潰れます」
家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。
手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。
腹違いの妹にすべてを奪われた薄幸の令嬢が、義理の母に殴られた瞬間、前世のインテリヤクザなおっさんがぶちギレた場合。
灯乃
ファンタジー
十二歳のときに母が病で亡くなった途端、父は後妻と一歳年下の妹を新たな『家族』として迎え入れた。
彼らの築く『家族』の輪から弾き出されたアニエスは、ある日義母の私室に呼び出され――。
タイトル通りのおっさんコメディーです。
貴族令嬢、転生十秒で家出します。目指せ、おひとり様スローライフ
凜
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞にて奨励賞を頂きました。ありがとうございます!
貴族令嬢に転生したリルは、前世の記憶に混乱しつつも今世で恵まれていない環境なことに気が付き、突発で家出してしまう。
前世の社畜生活で疲れていたため、山奥で魔法の才能を生かしスローライフを目指すことにした。しかししょっぱなから魔物に襲われ、元王宮魔法士と出会ったり、はては皇子までやってきてと、なんだかスローライフとは違う毎日で……?
テンプレな異世界を楽しんでね♪~元おっさんの異世界生活~【加筆修正版】
永倉伊織
ファンタジー
神の力によって異世界に転生した長倉真八(39歳)、転生した世界は彼のよく知る「異世界小説」のような世界だった。
転生した彼の身体は20歳の若者になったが、精神は何故か39歳のおっさんのままだった。
こうして元おっさんとして第2の人生を歩む事になった彼は異世界小説でよくある展開、いわゆるテンプレな出来事に巻き込まれながらも、出逢いや別れ、時には仲間とゆる~い冒険の旅に出たり
授かった能力を使いつつも普通に生きていこうとする、おっさんの物語である。
◇ ◇ ◇
本作は主人公が異世界で「生活」していく事がメインのお話しなので、派手な出来事は起こりません。
序盤は1話あたりの文字数が少なめですが
全体的には1話2000文字前後でサクッと読める内容を目指してます。
異世界転生旅日記〜生活魔法は無限大!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
農家の四男に転生したルイ。
そんなルイは、五歳の高熱を出した闘病中に、前世の記憶を思い出し、ステータスを見れることに気付き、自分の能力を自覚した。
農家の四男には未来はないと、家族に隠れて金策を開始する。
十歳の時に行われたスキル鑑定の儀で、スキル【生活魔法 Lv.∞】と【鑑定 Lv.3】を授かったが、親父に「家の役には立たない」と、家を追い出される。
家を追い出されるきっかけとなった【生活魔法】だが、転生あるある?の思わぬ展開を迎えることになる。
ルイの安寧の地を求めた旅が、今始まる!
見切り発車。不定期更新。
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる