ダンマス(異端者)

AN@RCHY

文字の大きさ
371 / 2,518

第371話 強姦の冤罪、女冒険者の末路

しおりを挟む
 ホモークたちから遅れる事三十分ほどしてから、汁男ダンジョンを出発する。

 馬車に乗ってホモークの通った道ではなく、上の道を通って帰ることにした。同じ所を通りたくないという俺のわがままを聞いてもらった形だ。

 だってさ、隷属させたとはいえホモークが通った道を通りたくないじゃん! でも世界観も性別も違う妻たちにはわかってもらえなかったので、土下座をしてお願いしたほどだ。

 ゴーストタウンに戻ってきてびっくりした。少しゆっくり戻って来たとはいえ、強化したウォーホースをニ頭で走らせている馬車を使って帰ってきているのに、ホモークたちは俺より早くゴーストタウンについたそうだ。

 一応連絡してはいたが、予想以上に早く着いたため、整備に当たっていた兵士が危うく掘られそうになったので、エサとして用意していた強姦罪で捕まったマッチョメンな奴隷を生贄に逃げたそうだ。

 ナイス判断! でも、後でめっちゃ文句言われたので、サッキュバスと一ヶ月好きなだけ遊べる券を準備してあげた。

 それにしてもホモークのいるエリアは、きついな。特に男は何かを削り取られるため、中に入りたがらない男の職員が増えた。

 中に入りたがらない男の職員がいなくなった……とならなかったのは、特殊な趣味の男職員がいたからだ。腐女子ならぬ腐男子とでもいえばいいのだろうか? 女が好きなのだが、ホモ的な物も見るのは嫌いでない奴だったからだ。

 合意のもとで同性同士のお付き合いなら止めはしないけど、巻き込まないでくれよな!

 ただ、強姦の被害にあった者や未遂に終わったが危険な目にあった娘たちには、人気スポットと言っていいのだろうか? 復讐心とは違うが、何かすっきりして吹っ切れるという事で訪れる女性が多いそうだ。

 男がホモークに掘られている姿か。被害にあった女性からすればすっきりするってことか? 冒険者たちにはここで活動する前に、見学に行く義務を課せばさらに被害は減りそうだな、稼いで娼館にいけばいい思いができるんだからな!

 被害が減ったようで良かった。

 ホモークを確保してから戻ってくる間に、ギャンブルエリアの大まかな計画が出来たそうなので、依頼された通りにダンマスのスキルで作っていく。

 結構な人数を収容できるエリアの様だ。一万人くらいは収容出来るのではないのだろうか? 今回は、カジノエリアは制作しない方向で進み、色々なものを競い合わせるような競技場のようなものになった。

 ただ作っていて思ったのだが、観客席が内側と外側にあり、天井が思っていたより高かったので理由を聞いてみると、様々なものを競い合わせる場所という事で飛行系の魔物の競争も行うそうだ。

 従魔にいるメンバーで空飛べるのはハクだけだったな。モフモフな鳥系の魔物もほしいな。ひよこみたいなのも悪くないし、タカみたいにかっこいいのも悪くないよね! 後でちょっとリストを見てみるかな。

 それに併設する形で商館も作ったが、このエリアも予想より大きく作られていた。魔物であるサッキュバス、インキュバスのいるエリアなので、魔物の精神衛生上の問題を考えて広く作り、働いている時以外に自由にしていられる場所を作ったため大きくなったのだ。

 魔物であるため戦闘本能もあるようなので、専用のダンジョンまで制作している。思ったより魔物の管理って大変なんだな。俺はほとんど何もしていないけどな!

 ダンジョンINダンジョンは俺たちしか入れないので、大丈夫なのか確認するとある程度知識が高いようで、ダンジョンから出てきて農作業を手伝ったり、戦闘訓練をしているそうだ。思ったより自由度の高い奴らだな!

 そういえば、強姦にあったと被害訴えてきた女性冒険者の一人が狩り場のトラブルの仕返しに、冤罪を被せようとして訴えたことだったらしい。

 ゴーストタウンで決めた法律では、奴隷娼婦にすることになるのだが、そういった存在にしようにも見た目がね。なんといえばいいのだろうか?

 女性相撲取り体形で、ヒキガエルの顔をつぶしたような。醜いと言っても過言ではない見た目だったのだ。よくその顔で被害を訴えてきたな、と受け付けた人間がぼやいていたそうだ。

 そういう事情もあって奴隷娼婦にすることはできなかった。これを見越してあいつは被害を訴えたのだろうか?

 とはいえ、何もしないわけにはいかないので、オークの中に放り込んでおけばいいんじゃない? と受け付けの女性がぼやいたのを採用して、実験的に強化したオークと、そこそこ強い女性冒険者の子供が強いのかという実験が行われた。

 が! この計画は一日で頓挫したのである。まさかの召喚して強化したオークたちが、このヒキガエルをつぶしたような顔をした女冒険者に興味を示さなかったのだ。

 人型の女や雌ならなんでもいい、と思っていた俺たちにとっては驚愕の事実だった。でもさ、オークのメスも今回の冒険者も俺たちから見れば、大して違いはない気がするのに、オークたちにとっては対象外だったらしい。

 ヒキガエルをつぶしたような顔の女冒険者は、実験室に入る時は泣き叫んで拒否していたが、出てくる時には、魂が抜けたような表情で出てきたらしい。

 利用方法がないという事で、まずはダイエットでもさせるかという話になりヴローツマインの鉱山で、一番危険なエリアに回されることになったようだ。

 何か考えないでもいい事を考えさせられた気がするな。意外な事実が分かって面白かったけどね。

 オークにも好き嫌いが存在しているんだな。
しおりを挟む
感想 316

あなたにおすすめの小説

俺は善人にはなれない

気衒い
ファンタジー
とある過去を持つ青年が異世界へ。しかし、神様が転生させてくれた訳でも誰かが王城に召喚した訳でもない。気が付いたら、森の中にいたという状況だった。その後、青年は優秀なステータスと珍しい固有スキルを武器に異世界を渡り歩いていく。そして、道中で沢山の者と出会い、様々な経験をした青年の周りにはいつしか多くの仲間達が集っていた。これはそんな青年が異世界で誰も成し得なかった偉業を達成する物語。

人の才能が見えるようになりました。~いい才能は幸運な俺が育てる~

犬型大
ファンタジー
突如として変わった世界。 塔やゲートが現れて強いものが偉くてお金も稼げる世の中になった。 弱いことは才能がないことであるとみなされて、弱いことは役立たずであるとののしられる。 けれども違ったのだ。 この世の中、強い奴ほど才能がなかった。 これからの時代は本当に才能があるやつが強くなる。 見抜いて、育てる。 育てて、恩を売って、いい暮らしをする。 誰もが知らない才能を見抜け。 そしてこの世界を生き残れ。 なろう、カクヨムその他サイトでも掲載。 更新不定期

最上級のパーティで最底辺の扱いを受けていたDランク錬金術師は新パーティで成り上がるようです(完)

みかん畑
ファンタジー
最上級のパーティで『荷物持ち』と嘲笑されていた僕は、パーティからクビを宣告されて抜けることにした。 在籍中は僕が色々肩代わりしてたけど、僕を荷物持ち扱いするくらい優秀な仲間たちなので、抜けても問題はないと思ってます。

スキル【レベル転生】でダンジョン無双

世界るい
ファンタジー
 六年前、突如、異世界から魔王が来訪した。「暇だから我を愉しませろ」そう言って、地球上のありとあらゆる場所にダンジョンを作り、モンスターを放った。  そんな世界で十八歳となった獅堂辰巳は、ダンジョンに潜る者、ダンジョンモーラーとしての第一歩を踏み出し、ステータスを獲得する。だが、ステータスは最低値だし、パーティーを組むと経験値を獲得できない。スキルは【レベル転生】という特殊スキルが一つあるだけで、それもレベル100にならないと使えないときた。  そんな絶望的な状況下で、最弱のソロモーラーとしてダンジョンに挑み、天才的な戦闘センスを磨き続けるも、攻略は遅々として進まない。それでも諦めずチュートリアルダンジョンを攻略していたある日、一人の女性と出逢う。その運命的な出逢いによって辰巳のモーラー人生は一変していくのだが……それは本編で。 小説家になろう、カクヨムにて同時掲載 カクヨム ジャンル別ランキング【日間2位】【週間2位】 なろう ジャンル別ランキング【日間6位】【週間7位】

最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。

MP
ファンタジー
高校2年の夏。 高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。 地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。 しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。

ダンジョンで有名モデルを助けたら公式配信に映っていたようでバズってしまいました。

夜兎ましろ
ファンタジー
 高校を卒業したばかりの少年――夜見ユウは今まで鍛えてきた自分がダンジョンでも通用するのかを知るために、はじめてのダンジョンへと向かう。もし、上手くいけば冒険者にもなれるかもしれないと考えたからだ。  ダンジョンに足を踏み入れたユウはとある女性が魔物に襲われそうになっているところに遭遇し、魔法などを使って女性を助けたのだが、偶然にもその瞬間がダンジョンの公式配信に映ってしまっており、ユウはバズってしまうことになる。  バズってしまったならしょうがないと思い、ユウは配信活動をはじめることにするのだが、何故か助けた女性と共に配信を始めることになるのだった。

異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします

Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。 相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。 現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

処理中です...