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第395話 家の拡張工事?
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カレーパーティーが終わってから一夜明けた、朝食の時間になったので食堂へ入ると……昨日と同じソファーの上で、おでこに冷〇ピタのようなものをつけて狩りを続けていた。
「よっしゃー! 上級にはいって一ランク上がったわ! そろそろ装備を整えたいわね……でもそうするとランク上げる時間が……今の装備では、ちょっと限界があるしな、どうしようかな?」
「綾乃、徹夜か?」
「あら、シュウ君じゃない? それにしても呼び捨てなんて、そんなに私の事すk……いてっ。何で叩くのさ! 最後まで言わせてって、いつも言ってるじゃない! そういえば、みんなまだ寝てないの?」
「今聞いただろ、徹夜したのかって、もう朝だぞ」
「え? もうそんな時間なのね。それだけ時間が経ってたのね、それより聞いて! とうとう上級に入ってから一つ目のランクが上がったわ! ほとんどのクエスト無視して強引に突破したから、装備が微妙だけど何とかクリアできたわ」
「わかったわかった、お前が純粋に廃人だという事を理解したよ。何がお前をそこまでかきたてるんだ?」
「え? そんなの決まってるじゃない、他の人とゲームができるんだよ? 頑張って当たり前じゃない!」
「そうか? オンラインゲームなら顔は見れないけど、チャットとかあっただろ?」
「ふんっ! ボッチを甘く見ちゃいけないわ! オンラインゲームをしたからって、コミュニケーションが取れるわけじゃないのよ! あまりにもソロで廃人プレイしたせいで、パーティーで倒すはずのボスを、ソロで攻略しちゃうくらいなんだからね!」
「威張って言う事じゃないだろ? そこまで一緒にやりたいなら……みんな、装備のランクとメイン武器を縛って狩りに参加したらどうだ?」
「今日は何かしないの? 監視……じゃないや、私たちはご主人様を見守る必要があるんです!」
レミー……監視って言っちゃってるぞ! 分かってたけど面と向かって言われると、信用がないみたいでへこむな。
「今日は、グリエルたちに会いに行く以外は特に予定がないから、すぐに戻ってこれるぞ。その位だったら誰かについていってもらうから一緒に遊んであげてくれ、何か不憫で泣けてくるくらいだからな。カエデ、朝のうちだけ付き合ってもらっていいか? グリエルたちの所に行きたいんだけど」
「いいわよ。鍛冶場に行くくらいしか今日は予定ないから、デート気分で行きましょうか」
「「デート!?!?」」
ミリーとリンドがシンクロしてこっちに近付いてくる。
「「私たちもいくわ!!」」
これは少しデートっぽい事もしないといけないかな?
「今日の俺のお供は三人に任せるから、みんなは綾乃と遊んでていいぞ。食堂だとあれだから、隣にあるスーパー銭湯の一フロアを開放するか。あそこならどれだけ騒いでも、問題ないからな。他のメンバーも今日はあの部屋開放するから、ゲームで遊びたい人はあの部屋にいっていいぞ」
ブラウニーたちは顔を見合わせて、何やら相談している。あの顔は上司に当たるシルキーたちに、なんて言って理解してもらうか企んでるところだな。人は多い方がいいから、ちょっとアシストをしてやろう。
「シルキーたち、今日明日は休みにしようと思うから、午前中に二日分用意できそうか?」
「そうですね、総動員すれば問題ないと思いますよ」
シルキーたちは、さすがに俺のいう事を否定することはないな。
「昼まで全力で食事を作ってくれ。年少組を除いた全員で作る形でよろしく頼む」
「了解しました。みなさん時間はないですが、手を抜いた仕事はできませんよ。早く取り掛かってしまいましょう」
スカーレットの掛け声に合わせて全体が動き出す。すました顔をしているが、シルキーたちも口の端が上がっているので、自分たちも参加できることがうれしいのだろう。
シルキーもブラウニーも家精霊で家事全般が好きなのだが、もちろん遊びも好きで手の空いた時間は、ポータブルゲームで遊んでいるらしい。俺にはそういった姿を全く見せていないので、ゲームはしないものだと思っていたくらいだ。
下準備は終わったので、グリエルたちの所へ向かうか。
「グリエルとガリアはいるか?」
「あ、領主様。お久しぶりです。お二方は今会議室にいると思います。連絡をいただければ向かわせましたのに、わざわざ足を運んでくださりありがとうございます。案内は必要でしょうか?」
受付のお姉さんに大丈夫だと声をかけ、会議室に向かう。中に入ると、
「シュウ様、どうかなさいましたか?」
「どうかしたかと言われればどうかしたのだけど、俺が知らないうちに俺の家にメイドがいたからさ。あれっていないといけないのか?」
「そうですね、四つの街を支配下に置いている方の家に、メイドの一人もいないのは外聞が悪いので配置させてもらいました。
もしどこかの領主にいないのかと聞かれた際にいないと言ってしまえば、質の悪いメイドを送り込まれる可能性がありますので、こちらで邪魔にならないようなメイドを準備しました。できれば、領主なのでもっといい家に住んでほしいのですが」
「やっぱりそうなの? 今の家をプライベートエリアみたいに中心にして、その周りに新しく肉付けするみたいな感じで大きくすればいいか?」
「可能なら庁舎が入っている建物より、大きなものを作ってもらいたいですが」
「いや、さすがにあんなに大きな建物は管理が面倒だ! この街に他の国の貴族を呼ぶ予定はないから、それなりにでかい建物でいいんじゃないか? 対外的にはゴーストタウンの城があるから、十分だと思っているんだけど、だめか?」
「やっぱりそうですよね、ゴーストタウンの城がディストピアの顔になるっていう話でしたしね。分かりました。条件として、今の建物の倍以上は大きくしていただきたいです。そこだけはお願いします!」
「倍ってことは縦横で高さも倍か? それとも面積か?」
「高さも倍にしていただきたいです」
「天井高めの二階建てなだけだから問題ないか? 世界樹が中心にあるからそこを変えないように建物を拡張するわ。プライベートエリアの外側にメイドたちの空間を作って、住み込み希望はそこにすませてもいいな。そうすれば問題ないよな?」
「部屋の配置は任せますので、大きくしていただければ何の問題もないです」
「できてから文句を言うなよ? 帰ったらみんなと相談してみるわ。みんなが嫌がったらあの家を残して近くに専用の建物をおったてる事にするわ。今度見に来てもらうからよろしくな!」
家の拡張工事が決定した。あの建物というか空間が残るので大きくなる分には、みんな文句は言わないと思うけど大丈夫だろうか? 嫌だと言ったら今の建物をキャスリングで移動させればいっか。ダンジョンマスターのスキル様様だな!
「よっしゃー! 上級にはいって一ランク上がったわ! そろそろ装備を整えたいわね……でもそうするとランク上げる時間が……今の装備では、ちょっと限界があるしな、どうしようかな?」
「綾乃、徹夜か?」
「あら、シュウ君じゃない? それにしても呼び捨てなんて、そんなに私の事すk……いてっ。何で叩くのさ! 最後まで言わせてって、いつも言ってるじゃない! そういえば、みんなまだ寝てないの?」
「今聞いただろ、徹夜したのかって、もう朝だぞ」
「え? もうそんな時間なのね。それだけ時間が経ってたのね、それより聞いて! とうとう上級に入ってから一つ目のランクが上がったわ! ほとんどのクエスト無視して強引に突破したから、装備が微妙だけど何とかクリアできたわ」
「わかったわかった、お前が純粋に廃人だという事を理解したよ。何がお前をそこまでかきたてるんだ?」
「え? そんなの決まってるじゃない、他の人とゲームができるんだよ? 頑張って当たり前じゃない!」
「そうか? オンラインゲームなら顔は見れないけど、チャットとかあっただろ?」
「ふんっ! ボッチを甘く見ちゃいけないわ! オンラインゲームをしたからって、コミュニケーションが取れるわけじゃないのよ! あまりにもソロで廃人プレイしたせいで、パーティーで倒すはずのボスを、ソロで攻略しちゃうくらいなんだからね!」
「威張って言う事じゃないだろ? そこまで一緒にやりたいなら……みんな、装備のランクとメイン武器を縛って狩りに参加したらどうだ?」
「今日は何かしないの? 監視……じゃないや、私たちはご主人様を見守る必要があるんです!」
レミー……監視って言っちゃってるぞ! 分かってたけど面と向かって言われると、信用がないみたいでへこむな。
「今日は、グリエルたちに会いに行く以外は特に予定がないから、すぐに戻ってこれるぞ。その位だったら誰かについていってもらうから一緒に遊んであげてくれ、何か不憫で泣けてくるくらいだからな。カエデ、朝のうちだけ付き合ってもらっていいか? グリエルたちの所に行きたいんだけど」
「いいわよ。鍛冶場に行くくらいしか今日は予定ないから、デート気分で行きましょうか」
「「デート!?!?」」
ミリーとリンドがシンクロしてこっちに近付いてくる。
「「私たちもいくわ!!」」
これは少しデートっぽい事もしないといけないかな?
「今日の俺のお供は三人に任せるから、みんなは綾乃と遊んでていいぞ。食堂だとあれだから、隣にあるスーパー銭湯の一フロアを開放するか。あそこならどれだけ騒いでも、問題ないからな。他のメンバーも今日はあの部屋開放するから、ゲームで遊びたい人はあの部屋にいっていいぞ」
ブラウニーたちは顔を見合わせて、何やら相談している。あの顔は上司に当たるシルキーたちに、なんて言って理解してもらうか企んでるところだな。人は多い方がいいから、ちょっとアシストをしてやろう。
「シルキーたち、今日明日は休みにしようと思うから、午前中に二日分用意できそうか?」
「そうですね、総動員すれば問題ないと思いますよ」
シルキーたちは、さすがに俺のいう事を否定することはないな。
「昼まで全力で食事を作ってくれ。年少組を除いた全員で作る形でよろしく頼む」
「了解しました。みなさん時間はないですが、手を抜いた仕事はできませんよ。早く取り掛かってしまいましょう」
スカーレットの掛け声に合わせて全体が動き出す。すました顔をしているが、シルキーたちも口の端が上がっているので、自分たちも参加できることがうれしいのだろう。
シルキーもブラウニーも家精霊で家事全般が好きなのだが、もちろん遊びも好きで手の空いた時間は、ポータブルゲームで遊んでいるらしい。俺にはそういった姿を全く見せていないので、ゲームはしないものだと思っていたくらいだ。
下準備は終わったので、グリエルたちの所へ向かうか。
「グリエルとガリアはいるか?」
「あ、領主様。お久しぶりです。お二方は今会議室にいると思います。連絡をいただければ向かわせましたのに、わざわざ足を運んでくださりありがとうございます。案内は必要でしょうか?」
受付のお姉さんに大丈夫だと声をかけ、会議室に向かう。中に入ると、
「シュウ様、どうかなさいましたか?」
「どうかしたかと言われればどうかしたのだけど、俺が知らないうちに俺の家にメイドがいたからさ。あれっていないといけないのか?」
「そうですね、四つの街を支配下に置いている方の家に、メイドの一人もいないのは外聞が悪いので配置させてもらいました。
もしどこかの領主にいないのかと聞かれた際にいないと言ってしまえば、質の悪いメイドを送り込まれる可能性がありますので、こちらで邪魔にならないようなメイドを準備しました。できれば、領主なのでもっといい家に住んでほしいのですが」
「やっぱりそうなの? 今の家をプライベートエリアみたいに中心にして、その周りに新しく肉付けするみたいな感じで大きくすればいいか?」
「可能なら庁舎が入っている建物より、大きなものを作ってもらいたいですが」
「いや、さすがにあんなに大きな建物は管理が面倒だ! この街に他の国の貴族を呼ぶ予定はないから、それなりにでかい建物でいいんじゃないか? 対外的にはゴーストタウンの城があるから、十分だと思っているんだけど、だめか?」
「やっぱりそうですよね、ゴーストタウンの城がディストピアの顔になるっていう話でしたしね。分かりました。条件として、今の建物の倍以上は大きくしていただきたいです。そこだけはお願いします!」
「倍ってことは縦横で高さも倍か? それとも面積か?」
「高さも倍にしていただきたいです」
「天井高めの二階建てなだけだから問題ないか? 世界樹が中心にあるからそこを変えないように建物を拡張するわ。プライベートエリアの外側にメイドたちの空間を作って、住み込み希望はそこにすませてもいいな。そうすれば問題ないよな?」
「部屋の配置は任せますので、大きくしていただければ何の問題もないです」
「できてから文句を言うなよ? 帰ったらみんなと相談してみるわ。みんなが嫌がったらあの家を残して近くに専用の建物をおったてる事にするわ。今度見に来てもらうからよろしくな!」
家の拡張工事が決定した。あの建物というか空間が残るので大きくなる分には、みんな文句は言わないと思うけど大丈夫だろうか? 嫌だと言ったら今の建物をキャスリングで移動させればいっか。ダンジョンマスターのスキル様様だな!
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