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第469話 ダンジョンバトルは暇が多い
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ゆっくりと食事をしてから、また自分の持ち場へ戻っていった。
それからはダンジョンバトルを見て、色々な情報をゲットしていく。召喚できる魔物は、ダンジョンマスターのタイプとレベルで決まると思っていたが、それだけでなくダンジョンマスターや眷属、仲間にあたる者が倒した、野生の魔物の種族が経験値として溜まっていき、召喚できる魔物が増えて行くようだ。
初めの頃に倒したのって、亜人の森でたくさんの亜人の魔物を殺して、鬼人族とかが召喚できるようになった気がするな。オーガも初めは召喚できなかったはずだしな。それを言えば強化種や上位種なんて、召喚は出来なかったよな?
その日から俺の動きは、ダンジョンバトルをながめてバザールの様子を確認して、ダンジョンの中をカスタマイズしての繰り返しだった。十日程経って、これ以上はバトルをしてみないとわからない、という結論になりダンジョンバトルを行う方向になった。
ダンジョンバトルは、すぐに何か起きるかけじゃないが、自分から意識的に攻めるのは、初めてになるのでみんなを集めて、ちょっと話し合いをしてみた。
「ダンジョンバトルの攻めの大将は、阿修羅スケルトンと金剛スケルトンなんだけど、四体ずつ召喚しておいた。で物量は、スケルトン系各種で攻めてみようと思う。一応ノーマルじゃ弱すぎるから、強化種が物量の中心で、ジェネラルやジェネラルの強化種、指揮ようにキングも配置してる。
チビ神に確認をとったけど、攻め手の魔物は専用のダンジョンに召喚できるみたいだから、途中でもどんどん召喚できるみたいだから気楽にやろう!」
ちょっと緩い感じはするが、説明が終わったので、マッチングを開始する。
「お!? 思ったよりすぐにマッチングされるんだな。相手の評価は、可もなく不可もなく? だってさ。なんだこれ? こんな評価だったっけ? 初戦は普通ってことだな!」
【ダンジョンバトル開始!】
「おぃ! いきなり始まるんかい!」
マッチングが決まって、一分も経たないうちにバトルが開始されてしまった。
「ダンジョンに攻め込んできている魔物は、どういったタイプの魔物が来たか分かるか?」
今回ダンジョンを監視するスプリガンではなく、ダンジョンバトル用に監視部屋を新たに作成して、そこで報告を受けている。
「獣系の魔物だと思います。先頭を狼っぽい魔物が走っていますね。初めの部屋に到着しました! 戦闘になったようですが、ゴブリンじゃどうにもなりませんね」
やっぱりそうだよね。ゴブリンなんて壁にすらならんわな。
「中層までは普通に抜けられる前提だから、しょうがないね。こっちの攻め手はどんな感じ?」
「そうですね。初めの部屋に到着して、二体ほどやられてますね。物量で攻めて倒してる感じだと思います」
「ん~どう評価していいのかよくわからんな。スケルトンキングにいける所まで頑張ってもらおうか。もうどうにもならない様なら、阿修羅スケルトンと金剛スケルトンを出せばいいよな。
念の為リビングアーマーも準備しておくか、前衛中衛後衛を四体ずつ召喚しておくか。あんまり強い奴だとあれだから、鎧の入れ替えはやめて、DPで強化するくらいにとどめておこう」
特に見どころもなく一週間が経過した。その期間、DBS部屋には妻たちが二・三人で交代し、監視を続けている。俺もその中に入って監視を続けていたが……本当に暇だった。
守りの誤算としては、ダンジョンが広すぎて相手の進行速度が緩かったことだろうか? 中層のボスくらいまでは、サクサク進んでいくかと思ったが、一週間で十五層までしか踏破されなかったのだ。相変わらず魔物たちは、サクサク倒されているので強い個体が複数いるようだ。
それに対して攻めは、一度相手のダンジョン八階で全滅してしまっていた。
攻めるのに使っていた魔物が、だいたい五〇〇程だったので、かなりの損耗率だ。そのうちの一五〇体は八階の強敵に打ち取られている。見たことないタイプの獣系の魔物だろうが、その姿はムササビを大きくしたようなフォルムだった。
「さて、全滅しちゃったけどどうしようか? 同じレベルの魔物を派遣してもしょうがないから、強めのを配置しないといけないと思うけどどうかな?」
「シュウ君の言うとおりかな? 数を増やしても、次の階にもっと強いのがいると仮定したら、無意味になるでしょうね。攻め手のメインとして使う予定だった、スケルトンとリビングアーマーを出すべきじゃないかな?」
ミリーがそう発言すると半数以上のメンバーが頷いている。この場にはスプリガンの皆さんも参加している。スプリガンの皆さんも頷いているので、攻め用のスケルトンたちを送り出すことが決まった。この一週間で再召喚された、下位スケルトンたちを連れての侵攻だ。
「八階までの道順は、判っているから二日もあれば到着できるかな?」
そういって集まりは解散となる。今日の監視役を残して俺は、土木組の教師役としての仕事をすることになった。
土木組の成長が、教師たちの予想より早いらしく、確認してほしいとの事で、どのくらいの事が出来るようになったかを、確認しに行くこととなったのだ。
結果、土木組の成長は、穴を掘る事や、壁を作るといった点は問題なく行えるようになっていた。ちょっと前まで均一に穴を掘ることも、一定の厚みで壁を作ることもできなかったみんなが、問題なく行えるようになってたのだ。
クリエイトゴーレムについては、目の前に物がなくても一度作った事のある物であれば、かなりのクオリティーで再現ができるようになっていた。でも、魔核を作ることはできないようだ。
何が原因なんだろうな? ドワーフたちも妻たちも誰も成功していないんだよな……唯一俺以外にできる人物といえば、綾乃だけだな。
そういえば、その綾乃が、面白半分に土木組の教師をしてから、メンバーの成長が早くなったらしい。その時は、教師も他の仕事に追われていて自習の時間だったようで、綾乃が何をしたのかわかっていないようだ。後で聞いたようだけど、教えただけと言っているため、それ以上突っ込めなかったようだ。
それから自習になるとことあるごとに、どこで嗅ぎつけたのか綾乃がきて勉強を教えていたそうだ。
綾乃の勉強というのがとても心配ではあるが、さすがに綾乃も何もわからない子どもたちに、変な事を教える事は無いだろう。
それからはダンジョンバトルを見て、色々な情報をゲットしていく。召喚できる魔物は、ダンジョンマスターのタイプとレベルで決まると思っていたが、それだけでなくダンジョンマスターや眷属、仲間にあたる者が倒した、野生の魔物の種族が経験値として溜まっていき、召喚できる魔物が増えて行くようだ。
初めの頃に倒したのって、亜人の森でたくさんの亜人の魔物を殺して、鬼人族とかが召喚できるようになった気がするな。オーガも初めは召喚できなかったはずだしな。それを言えば強化種や上位種なんて、召喚は出来なかったよな?
その日から俺の動きは、ダンジョンバトルをながめてバザールの様子を確認して、ダンジョンの中をカスタマイズしての繰り返しだった。十日程経って、これ以上はバトルをしてみないとわからない、という結論になりダンジョンバトルを行う方向になった。
ダンジョンバトルは、すぐに何か起きるかけじゃないが、自分から意識的に攻めるのは、初めてになるのでみんなを集めて、ちょっと話し合いをしてみた。
「ダンジョンバトルの攻めの大将は、阿修羅スケルトンと金剛スケルトンなんだけど、四体ずつ召喚しておいた。で物量は、スケルトン系各種で攻めてみようと思う。一応ノーマルじゃ弱すぎるから、強化種が物量の中心で、ジェネラルやジェネラルの強化種、指揮ようにキングも配置してる。
チビ神に確認をとったけど、攻め手の魔物は専用のダンジョンに召喚できるみたいだから、途中でもどんどん召喚できるみたいだから気楽にやろう!」
ちょっと緩い感じはするが、説明が終わったので、マッチングを開始する。
「お!? 思ったよりすぐにマッチングされるんだな。相手の評価は、可もなく不可もなく? だってさ。なんだこれ? こんな評価だったっけ? 初戦は普通ってことだな!」
【ダンジョンバトル開始!】
「おぃ! いきなり始まるんかい!」
マッチングが決まって、一分も経たないうちにバトルが開始されてしまった。
「ダンジョンに攻め込んできている魔物は、どういったタイプの魔物が来たか分かるか?」
今回ダンジョンを監視するスプリガンではなく、ダンジョンバトル用に監視部屋を新たに作成して、そこで報告を受けている。
「獣系の魔物だと思います。先頭を狼っぽい魔物が走っていますね。初めの部屋に到着しました! 戦闘になったようですが、ゴブリンじゃどうにもなりませんね」
やっぱりそうだよね。ゴブリンなんて壁にすらならんわな。
「中層までは普通に抜けられる前提だから、しょうがないね。こっちの攻め手はどんな感じ?」
「そうですね。初めの部屋に到着して、二体ほどやられてますね。物量で攻めて倒してる感じだと思います」
「ん~どう評価していいのかよくわからんな。スケルトンキングにいける所まで頑張ってもらおうか。もうどうにもならない様なら、阿修羅スケルトンと金剛スケルトンを出せばいいよな。
念の為リビングアーマーも準備しておくか、前衛中衛後衛を四体ずつ召喚しておくか。あんまり強い奴だとあれだから、鎧の入れ替えはやめて、DPで強化するくらいにとどめておこう」
特に見どころもなく一週間が経過した。その期間、DBS部屋には妻たちが二・三人で交代し、監視を続けている。俺もその中に入って監視を続けていたが……本当に暇だった。
守りの誤算としては、ダンジョンが広すぎて相手の進行速度が緩かったことだろうか? 中層のボスくらいまでは、サクサク進んでいくかと思ったが、一週間で十五層までしか踏破されなかったのだ。相変わらず魔物たちは、サクサク倒されているので強い個体が複数いるようだ。
それに対して攻めは、一度相手のダンジョン八階で全滅してしまっていた。
攻めるのに使っていた魔物が、だいたい五〇〇程だったので、かなりの損耗率だ。そのうちの一五〇体は八階の強敵に打ち取られている。見たことないタイプの獣系の魔物だろうが、その姿はムササビを大きくしたようなフォルムだった。
「さて、全滅しちゃったけどどうしようか? 同じレベルの魔物を派遣してもしょうがないから、強めのを配置しないといけないと思うけどどうかな?」
「シュウ君の言うとおりかな? 数を増やしても、次の階にもっと強いのがいると仮定したら、無意味になるでしょうね。攻め手のメインとして使う予定だった、スケルトンとリビングアーマーを出すべきじゃないかな?」
ミリーがそう発言すると半数以上のメンバーが頷いている。この場にはスプリガンの皆さんも参加している。スプリガンの皆さんも頷いているので、攻め用のスケルトンたちを送り出すことが決まった。この一週間で再召喚された、下位スケルトンたちを連れての侵攻だ。
「八階までの道順は、判っているから二日もあれば到着できるかな?」
そういって集まりは解散となる。今日の監視役を残して俺は、土木組の教師役としての仕事をすることになった。
土木組の成長が、教師たちの予想より早いらしく、確認してほしいとの事で、どのくらいの事が出来るようになったかを、確認しに行くこととなったのだ。
結果、土木組の成長は、穴を掘る事や、壁を作るといった点は問題なく行えるようになっていた。ちょっと前まで均一に穴を掘ることも、一定の厚みで壁を作ることもできなかったみんなが、問題なく行えるようになってたのだ。
クリエイトゴーレムについては、目の前に物がなくても一度作った事のある物であれば、かなりのクオリティーで再現ができるようになっていた。でも、魔核を作ることはできないようだ。
何が原因なんだろうな? ドワーフたちも妻たちも誰も成功していないんだよな……唯一俺以外にできる人物といえば、綾乃だけだな。
そういえば、その綾乃が、面白半分に土木組の教師をしてから、メンバーの成長が早くなったらしい。その時は、教師も他の仕事に追われていて自習の時間だったようで、綾乃が何をしたのかわかっていないようだ。後で聞いたようだけど、教えただけと言っているため、それ以上突っ込めなかったようだ。
それから自習になるとことあるごとに、どこで嗅ぎつけたのか綾乃がきて勉強を教えていたそうだ。
綾乃の勉強というのがとても心配ではあるが、さすがに綾乃も何もわからない子どもたちに、変な事を教える事は無いだろう。
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