536 / 2,518
第536話 白虎の生態
しおりを挟む
「よっしゃー! 白虎をゲットだぜ!」
『主殿! 私を解放してくださりありがとうございます。馬鹿神共に洗脳されて、主殿と無理やり戦闘をさせられていました。左腕誠に申し訳ございません。主の奥方たちにも怪我をさせてしまい……』
語尾が小さくなるのと、一緒に体もしぼんでいる。喋ったこともビックリしたけど、身体がしぼむってビビるよな?
「というか、お前体が小さくなるんだな。それにしゃべってるし、獣の口の構造でよく言葉をしゃべれるもんだ」
『主殿、先に出た言葉が体のサイズが変わるってことですか? 精霊のスプリガンだって、体のサイズ変わりますよ? 霊獣である私だって出来ても、おかしくないとは思いませんか?
それに、しゃべっているのではなく、念話と呼ばれるものですね。精霊でも中級以上で声を出せない精霊は、念話を大体使えると認識してますが』
「そうなんだ。これからは我が家のペットになるからよろしくな! 先輩であるクロやギン、ハクにニコ、ソウやコウには、敬意を払ってくれよ。特にコウやソウにいらんことすると、後で嫌がらせされるぞ! お前もうちょっと小さくなれるか? サイズ的にはこんくらいとか」
手で小型犬と中型犬の間位のサイズを表すと、そのサイズになってくれたが、デフォルメされた白虎になった。白虎の赤ちゃんという感じではないが、可愛いものは可愛いな。何よりモフモフだ! ちょこちょこ歩く姿も可愛いな! 可愛さだけで言えば最強がニコだけどな!
それにしても、霊獣って体の大きさも変えられて、念話が使えるんだな。霊獣……やっぱり四匹いるのかな?
「なぁ、白虎ちょっと聞いていいか?」
『何でしょうか?』
「白虎って俺の知識では、四神とか四獣とか呼ばれていて、他に玄武、蒼龍、朱雀がいるって認識なんだけど、あってるか?」
『おぉ、主殿は他の三柱についても知っているんですね。世界で見ると、蒼龍ではなく青龍と呼ばれていることが多いので、すこし驚いています!』
そこに驚いたのな。自分たちの事を柱と呼んでいるってことは、四神の方だったのかな?
『主殿、私はあの馬鹿神共のペットに近い扱いだったので、自分の事を数える時に柱と呼んでいますが、実際は霊獣なので四獣の方が近いと思われます』
ありゃ? 俺の考えてることがわかっちゃったか?
「そこらへんはどうでもいいか、もう一個質問なんだけど、他の四獣の玄武、蒼龍、朱雀はこの世界にいるのか?」
『確か、玄武と朱雀はこの世界に来ているはずですが、どういった状況かまではわかりません。蒼龍は大分昔に家出をして以来、あっていないのでどうなっているか分かりません』
「それならいつかは会えるかもしれないのか。相当な悪さをしていない、限り今回みたいに支配してみるか。少なくとも後二回は、同じような襲撃があるかもしれないからな。次はもしかしたら、同時に攻めてくるかもしれないしな。
白虎にお願いするのは、俺の妻たちを守ってやってくれ。みんなは俺の事を守ってくれるけど、皆を守る存在がいないのは、俺としても捨て置けない問題だった。お前の能力であれば問題ないだろ?」
『お願いではなく、命令してくださればいいのに、我が全霊を込めて守らせていただきます! 突然で厚手がましいお願いなのですが、名前を付けて頂けないでしょうか? 付き従うモノとして、主殿から名前をいただければと思います』
「ん~名前か……白い虎、白虎。ビャク? ヒャク? シャク? 白虎にちなんだ名前は、考えるのが難しいから止めよう。見た目、猫科だからタマ? 今の姿なら悪くない気もするけど、さすがにな。毛玉とタマから考えて、ダマ! ってのはどうだ?」
我ながら名付けのセンスが皆無だな。
『主殿がいいのであれば、私はなんでも嬉しいです。ただ、ダマという響きは何故か体の底から、嬉しさがあふれ出してくる感じがします』
え……どこにツボがあったんだ? 嬉しいのならいいんだけど、人とは感性が違うのだからそういう事もあるかな?
「お前がそれでいいなら、これからはダマって呼ぶことにするけどいいのか?」
『ありがとうございます。これからはダマと名乗らせていただきます。誠心誠意、主殿に仕えさせていただきます』
「という事でみんな、怪我させられたダマに思う事があるかもしれないけど、今からはみんなを守ってくれる、守護霊獣みたいなものだから仲良くしてやってくれ」
不満が出るかと思ったが、見た目が変わったためか大きな混乱はなかった。特に年少組は小さくなってデフォルメされた、顔デカ短足の白虎を抱きかかえて奪い合っている。しばらく見ていると若干疲れた顔になってきたのが分かるが、しばらくは……年少組が満足するまでは、我慢してもらおう。
「ダマはそのままでいいとして、ディストピアの住人たちが自宅に戻れるようにしないといけないから、確認しよう。
中心になっていたダマが、俺の支配下にはいったから、おそらく散り散りになると思うけど……もともと樹海の魔物が集まってきた形なら、いついて強い奴がディストピアの周りに、残るかもしれないからできるだけ間引くか」
俺の認識では、モンスターパレードは、魔物の領域から人里に魔物が移動して、侵攻する物だと考えている。理由はよくわからないが、そういうものなので割り切る。
ここで問題になってくるのは、中心となった魔物を倒すと魔物の領域に戻っていくという、習性と言っていいのだろうか? それは魔物の領域から出た場合で、このディストピアがある場所って、樹海と呼ばれる魔物の領域なので、中心となった魔物を倒した後の行動が、不明なので殲滅しておこうという感じだ。
「強い魔物はそこまでいないけど、突発的に現れるかもしれないから、三人以上で行動するように!」
簡単な指示だけしてからみんなで行動に移る。
『主殿! 私を解放してくださりありがとうございます。馬鹿神共に洗脳されて、主殿と無理やり戦闘をさせられていました。左腕誠に申し訳ございません。主の奥方たちにも怪我をさせてしまい……』
語尾が小さくなるのと、一緒に体もしぼんでいる。喋ったこともビックリしたけど、身体がしぼむってビビるよな?
「というか、お前体が小さくなるんだな。それにしゃべってるし、獣の口の構造でよく言葉をしゃべれるもんだ」
『主殿、先に出た言葉が体のサイズが変わるってことですか? 精霊のスプリガンだって、体のサイズ変わりますよ? 霊獣である私だって出来ても、おかしくないとは思いませんか?
それに、しゃべっているのではなく、念話と呼ばれるものですね。精霊でも中級以上で声を出せない精霊は、念話を大体使えると認識してますが』
「そうなんだ。これからは我が家のペットになるからよろしくな! 先輩であるクロやギン、ハクにニコ、ソウやコウには、敬意を払ってくれよ。特にコウやソウにいらんことすると、後で嫌がらせされるぞ! お前もうちょっと小さくなれるか? サイズ的にはこんくらいとか」
手で小型犬と中型犬の間位のサイズを表すと、そのサイズになってくれたが、デフォルメされた白虎になった。白虎の赤ちゃんという感じではないが、可愛いものは可愛いな。何よりモフモフだ! ちょこちょこ歩く姿も可愛いな! 可愛さだけで言えば最強がニコだけどな!
それにしても、霊獣って体の大きさも変えられて、念話が使えるんだな。霊獣……やっぱり四匹いるのかな?
「なぁ、白虎ちょっと聞いていいか?」
『何でしょうか?』
「白虎って俺の知識では、四神とか四獣とか呼ばれていて、他に玄武、蒼龍、朱雀がいるって認識なんだけど、あってるか?」
『おぉ、主殿は他の三柱についても知っているんですね。世界で見ると、蒼龍ではなく青龍と呼ばれていることが多いので、すこし驚いています!』
そこに驚いたのな。自分たちの事を柱と呼んでいるってことは、四神の方だったのかな?
『主殿、私はあの馬鹿神共のペットに近い扱いだったので、自分の事を数える時に柱と呼んでいますが、実際は霊獣なので四獣の方が近いと思われます』
ありゃ? 俺の考えてることがわかっちゃったか?
「そこらへんはどうでもいいか、もう一個質問なんだけど、他の四獣の玄武、蒼龍、朱雀はこの世界にいるのか?」
『確か、玄武と朱雀はこの世界に来ているはずですが、どういった状況かまではわかりません。蒼龍は大分昔に家出をして以来、あっていないのでどうなっているか分かりません』
「それならいつかは会えるかもしれないのか。相当な悪さをしていない、限り今回みたいに支配してみるか。少なくとも後二回は、同じような襲撃があるかもしれないからな。次はもしかしたら、同時に攻めてくるかもしれないしな。
白虎にお願いするのは、俺の妻たちを守ってやってくれ。みんなは俺の事を守ってくれるけど、皆を守る存在がいないのは、俺としても捨て置けない問題だった。お前の能力であれば問題ないだろ?」
『お願いではなく、命令してくださればいいのに、我が全霊を込めて守らせていただきます! 突然で厚手がましいお願いなのですが、名前を付けて頂けないでしょうか? 付き従うモノとして、主殿から名前をいただければと思います』
「ん~名前か……白い虎、白虎。ビャク? ヒャク? シャク? 白虎にちなんだ名前は、考えるのが難しいから止めよう。見た目、猫科だからタマ? 今の姿なら悪くない気もするけど、さすがにな。毛玉とタマから考えて、ダマ! ってのはどうだ?」
我ながら名付けのセンスが皆無だな。
『主殿がいいのであれば、私はなんでも嬉しいです。ただ、ダマという響きは何故か体の底から、嬉しさがあふれ出してくる感じがします』
え……どこにツボがあったんだ? 嬉しいのならいいんだけど、人とは感性が違うのだからそういう事もあるかな?
「お前がそれでいいなら、これからはダマって呼ぶことにするけどいいのか?」
『ありがとうございます。これからはダマと名乗らせていただきます。誠心誠意、主殿に仕えさせていただきます』
「という事でみんな、怪我させられたダマに思う事があるかもしれないけど、今からはみんなを守ってくれる、守護霊獣みたいなものだから仲良くしてやってくれ」
不満が出るかと思ったが、見た目が変わったためか大きな混乱はなかった。特に年少組は小さくなってデフォルメされた、顔デカ短足の白虎を抱きかかえて奪い合っている。しばらく見ていると若干疲れた顔になってきたのが分かるが、しばらくは……年少組が満足するまでは、我慢してもらおう。
「ダマはそのままでいいとして、ディストピアの住人たちが自宅に戻れるようにしないといけないから、確認しよう。
中心になっていたダマが、俺の支配下にはいったから、おそらく散り散りになると思うけど……もともと樹海の魔物が集まってきた形なら、いついて強い奴がディストピアの周りに、残るかもしれないからできるだけ間引くか」
俺の認識では、モンスターパレードは、魔物の領域から人里に魔物が移動して、侵攻する物だと考えている。理由はよくわからないが、そういうものなので割り切る。
ここで問題になってくるのは、中心となった魔物を倒すと魔物の領域に戻っていくという、習性と言っていいのだろうか? それは魔物の領域から出た場合で、このディストピアがある場所って、樹海と呼ばれる魔物の領域なので、中心となった魔物を倒した後の行動が、不明なので殲滅しておこうという感じだ。
「強い魔物はそこまでいないけど、突発的に現れるかもしれないから、三人以上で行動するように!」
簡単な指示だけしてからみんなで行動に移る。
5
あなたにおすすめの小説
俺は善人にはなれない
気衒い
ファンタジー
とある過去を持つ青年が異世界へ。しかし、神様が転生させてくれた訳でも誰かが王城に召喚した訳でもない。気が付いたら、森の中にいたという状況だった。その後、青年は優秀なステータスと珍しい固有スキルを武器に異世界を渡り歩いていく。そして、道中で沢山の者と出会い、様々な経験をした青年の周りにはいつしか多くの仲間達が集っていた。これはそんな青年が異世界で誰も成し得なかった偉業を達成する物語。
人の才能が見えるようになりました。~いい才能は幸運な俺が育てる~
犬型大
ファンタジー
突如として変わった世界。
塔やゲートが現れて強いものが偉くてお金も稼げる世の中になった。
弱いことは才能がないことであるとみなされて、弱いことは役立たずであるとののしられる。
けれども違ったのだ。
この世の中、強い奴ほど才能がなかった。
これからの時代は本当に才能があるやつが強くなる。
見抜いて、育てる。
育てて、恩を売って、いい暮らしをする。
誰もが知らない才能を見抜け。
そしてこの世界を生き残れ。
なろう、カクヨムその他サイトでも掲載。
更新不定期
最上級のパーティで最底辺の扱いを受けていたDランク錬金術師は新パーティで成り上がるようです(完)
みかん畑
ファンタジー
最上級のパーティで『荷物持ち』と嘲笑されていた僕は、パーティからクビを宣告されて抜けることにした。
在籍中は僕が色々肩代わりしてたけど、僕を荷物持ち扱いするくらい優秀な仲間たちなので、抜けても問題はないと思ってます。
スキル【レベル転生】でダンジョン無双
世界るい
ファンタジー
六年前、突如、異世界から魔王が来訪した。「暇だから我を愉しませろ」そう言って、地球上のありとあらゆる場所にダンジョンを作り、モンスターを放った。
そんな世界で十八歳となった獅堂辰巳は、ダンジョンに潜る者、ダンジョンモーラーとしての第一歩を踏み出し、ステータスを獲得する。だが、ステータスは最低値だし、パーティーを組むと経験値を獲得できない。スキルは【レベル転生】という特殊スキルが一つあるだけで、それもレベル100にならないと使えないときた。
そんな絶望的な状況下で、最弱のソロモーラーとしてダンジョンに挑み、天才的な戦闘センスを磨き続けるも、攻略は遅々として進まない。それでも諦めずチュートリアルダンジョンを攻略していたある日、一人の女性と出逢う。その運命的な出逢いによって辰巳のモーラー人生は一変していくのだが……それは本編で。
小説家になろう、カクヨムにて同時掲載
カクヨム ジャンル別ランキング【日間2位】【週間2位】
なろう ジャンル別ランキング【日間6位】【週間7位】
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
ダンジョンで有名モデルを助けたら公式配信に映っていたようでバズってしまいました。
夜兎ましろ
ファンタジー
高校を卒業したばかりの少年――夜見ユウは今まで鍛えてきた自分がダンジョンでも通用するのかを知るために、はじめてのダンジョンへと向かう。もし、上手くいけば冒険者にもなれるかもしれないと考えたからだ。
ダンジョンに足を踏み入れたユウはとある女性が魔物に襲われそうになっているところに遭遇し、魔法などを使って女性を助けたのだが、偶然にもその瞬間がダンジョンの公式配信に映ってしまっており、ユウはバズってしまうことになる。
バズってしまったならしょうがないと思い、ユウは配信活動をはじめることにするのだが、何故か助けた女性と共に配信を始めることになるのだった。
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる