568 / 2,518
第568話 死蔵していた武器を使ってみる
しおりを挟む
ファーブニルまでまだ十五メートル程ある。怒っているが、一気に距離を詰めてこようとはしていない。若干のにらみ合いになったため、杖に込めていた魔力をそのまま使って再度【ライトバースト】を使用する。
ファーブニルは、また顔面に爆発をくらって怒っている。一気に距離を詰めてきて、前足で薙ぎ払おうとした。
そんなテレフォンパンチのような爪撃に、あたるわけも無く飛びのいて回避する。
さすがに三十メートル級の魔物だと迫力があるけど、相手が小さいと攻撃をしにくいよな。動作も大きいし爪撃辺りは問題なく! っと、油断をしていたら、体を回転させて尻尾で薙いできた。
逃げ道がなかったので、体を倒して大楯の下を地面に付け、持ち手の部分は俺の身体の上にのせて、その上に結界を張り尻尾を滑らせるようにした。
「うぐっ」
質量が大きいというのは、それだけでかなりのアドバンテージにはなる。ビックゴーレム系とは違い、動きも早いし頭もいいのでかなり厄介だ。比べる相手がおかしいかもしれないけどな。
ただ分かったのは、フォートレスを張って、瞬間的に肉体活性に魔力を注ぎ込めば、耐えれそうだという事だ。少なくともフォートレスは突破されないが、踏ん張りがきかなくて、弾き飛ばされるという所だろう。
体を起こしてファーブニルに向き合う。潰せなかった俺の事を、憎々しそうな目でこちらを見ている。俺の事を気にしすぎて、周りへの注意を怠りすぎだ。盾と剣をしまったシュリが、ファーブニルの死角で重量級のヘビーモールを持ち上げて、攻撃態勢に入っている。
「もう少しこっちに、意識を引き付けようか【ライトアロー】」
ニ十本の光の矢が、ファーブニルをめがけて飛んでいく。狙った場所は、怒りをあおるために頭を狙っている。体を狙っても効果が薄そうだしね。俺の目論見通りさらに怒りだしたファーブニルは、息を吸い込みブレスを吐こうとする、予備動作をとった。、
次の瞬間、ファーブニルは自分の首がもげたのではないか、と思う程の衝撃を頭に受けていた。
状況が分からず、フラフラしているファーブニルに起こった事といえば、死角からシュリのヘビーモールで、顔を思いっきり強打されていたのだ。その隙に、ファーブニルの周りに待機していた魔法組が、準備をしていた魔法を解き放った。
俺の注文通り、光魔法以外の四属性の魔法が、ファーブニルの周りに吹き荒れた。ライムが火魔法、ジュリエットが土魔法、レミーが風魔法、イリアが一番難しい雷魔法を使っている。使っている種類は、中規模範囲攻撃で統一されている。
俺の魔法攻撃を見て、単体攻撃はあまり効率が良くないと感じていたのか、範囲魔法を選択していた。小規模だと三十メートルもあるファーブニルに、有効打を与えられないだろうからの判断か?
四人で撃った魔法にしては、思ったより効いてないな。お互いの魔法が干渉しあっている様子は無いので、ダメージが減っているという事は無いだろうが、当たる部位によっても、ダメージが違うのかな?
四人の魔法をくらったファーブニルは、いらだたし気に周囲を見渡していたので、注意をひくために
「【ライトニングボルト】」
ライトニングボルトは、雷属性単体魔法で、高出力の雷を対象に叩きつける魔法だ。魔法を使う人から対象にかけて雷を撃ち出すのだが、エリアスタンと魔力の使い方が違う。
エリアスタンは効果範囲内に魔力を充満させて、そこで痺れさせる程度の電撃に変えるのに対して、ライトニングボルトは自分の体内にある魔力を、そのまま雷に変換して放出する魔法だ。その際に雷のような轟音は無いけどね。
雷が轟音をたてるのは、雷が音速を超えた時に空気を切り裂いた時に出る音だ。空気を切り裂くのに攻撃力をとられてしまうため、ライトニングボルトでは魔力で導線を作って叩き込むような形をとっている。
大きな音をたてずに対象を攻撃する形だ。たとえは良くないが、真空の通り道を作りそこを雷が走る感じだろう。
「ダメージは与えられてるけど、ライトバーストに比べて効果は薄いかな? 顔の方がダメージが高そうだから、魔法組は顔を狙うように! 可能なら光属性がいいかもしれないけど、ヘイトを稼ぎすぎるかもしれないから、他の属性でも顔を狙ってもいいよ」
色々試しながら時間が経過していく。
「みんな、身体への攻撃はあんまり効果がなさそうだから体の末端、前足や尻尾あたりを攻撃して、削ってくれ。魔法は引き続き顔を狙って」
俺の指示を聞いて、みんなが再度配置について攻撃を開始する。間延びした戦局を変えるために、攻撃方法を変えてみる事にした。
それから三十分経ったあたりで、ファーブニルが悲惨な状況になっている。前足の指は合わせて五本ほど切り取られており、尻尾は三メートル程短くなっていた。
一番悲惨な状況だったのは顔だろう、俺の魔法を何度もくらい、魔法組の魔法も顔に直撃を受けていたのだ。その中で一番貢献していたのは、遠距離攻撃組の弓使いのメアリーとマリアだ。
効果が薄い矢で、どうやってダメージを与えているのかといえば、矢に魔力を込めて撃ち出した後に、土魔法が発動して矢を鉄でおおって、ダメージを与えていたのだ。ファーブニルが嫌がる所を、的確に攻撃して他のメンバーの攻撃をサポートしている。一番の功労は片目を潰した事だ。
「目に見えて、動きが鈍くなってきたな、そろそろとどめを刺せるかな?」
右手に持っていた杖を収納のカバンにしまい、使う事は無いと思っていたネタで作った、対巨大魔物用の杭型長杖を取り出した。
「シュリ!俺の前に来て攻撃を防いでくれ。とどめを刺す準備をするから、その時間を稼いでくれ。みんなはダメージをそのまま与えててくれ」
俺の指示に従いシュリが俺の前に移動して、ここで倒れるんじゃないかと思うほどに、フォートレスと能力向上に魔力を込めていた。
人がこらえられるとは思えない攻撃を受けて、びくともしていないシュリを頼りに、俺はポーションを飲み魔力を回復して、攻撃した後に離脱するための魔力以外を集めて行く。
今回使用するのは、単なる杖から雷を放出する魔法だが、込めた魔力がとんでもない量であるため、魔法の規模が大きくなっているのだ。そのため魔法を構築するのに時間がかかってしまった。
「シュリ、そのままファーブニルの顔まで接近してから、フォートレスを解いてくれ」
シュリに指示を出すと、すぐに行動を開始した。攻撃をされる前に、長杖の杭の部分をファーブニルに突き刺し、構築した魔法を解き放つ。
ファーブニルが何度か痙攣すると、頭の穴という穴から血が流れだした。しばらくすると動きも止まりファーブニルの身体が消え、その場にドロップ品が落ちる。
ファーブニルは、また顔面に爆発をくらって怒っている。一気に距離を詰めてきて、前足で薙ぎ払おうとした。
そんなテレフォンパンチのような爪撃に、あたるわけも無く飛びのいて回避する。
さすがに三十メートル級の魔物だと迫力があるけど、相手が小さいと攻撃をしにくいよな。動作も大きいし爪撃辺りは問題なく! っと、油断をしていたら、体を回転させて尻尾で薙いできた。
逃げ道がなかったので、体を倒して大楯の下を地面に付け、持ち手の部分は俺の身体の上にのせて、その上に結界を張り尻尾を滑らせるようにした。
「うぐっ」
質量が大きいというのは、それだけでかなりのアドバンテージにはなる。ビックゴーレム系とは違い、動きも早いし頭もいいのでかなり厄介だ。比べる相手がおかしいかもしれないけどな。
ただ分かったのは、フォートレスを張って、瞬間的に肉体活性に魔力を注ぎ込めば、耐えれそうだという事だ。少なくともフォートレスは突破されないが、踏ん張りがきかなくて、弾き飛ばされるという所だろう。
体を起こしてファーブニルに向き合う。潰せなかった俺の事を、憎々しそうな目でこちらを見ている。俺の事を気にしすぎて、周りへの注意を怠りすぎだ。盾と剣をしまったシュリが、ファーブニルの死角で重量級のヘビーモールを持ち上げて、攻撃態勢に入っている。
「もう少しこっちに、意識を引き付けようか【ライトアロー】」
ニ十本の光の矢が、ファーブニルをめがけて飛んでいく。狙った場所は、怒りをあおるために頭を狙っている。体を狙っても効果が薄そうだしね。俺の目論見通りさらに怒りだしたファーブニルは、息を吸い込みブレスを吐こうとする、予備動作をとった。、
次の瞬間、ファーブニルは自分の首がもげたのではないか、と思う程の衝撃を頭に受けていた。
状況が分からず、フラフラしているファーブニルに起こった事といえば、死角からシュリのヘビーモールで、顔を思いっきり強打されていたのだ。その隙に、ファーブニルの周りに待機していた魔法組が、準備をしていた魔法を解き放った。
俺の注文通り、光魔法以外の四属性の魔法が、ファーブニルの周りに吹き荒れた。ライムが火魔法、ジュリエットが土魔法、レミーが風魔法、イリアが一番難しい雷魔法を使っている。使っている種類は、中規模範囲攻撃で統一されている。
俺の魔法攻撃を見て、単体攻撃はあまり効率が良くないと感じていたのか、範囲魔法を選択していた。小規模だと三十メートルもあるファーブニルに、有効打を与えられないだろうからの判断か?
四人で撃った魔法にしては、思ったより効いてないな。お互いの魔法が干渉しあっている様子は無いので、ダメージが減っているという事は無いだろうが、当たる部位によっても、ダメージが違うのかな?
四人の魔法をくらったファーブニルは、いらだたし気に周囲を見渡していたので、注意をひくために
「【ライトニングボルト】」
ライトニングボルトは、雷属性単体魔法で、高出力の雷を対象に叩きつける魔法だ。魔法を使う人から対象にかけて雷を撃ち出すのだが、エリアスタンと魔力の使い方が違う。
エリアスタンは効果範囲内に魔力を充満させて、そこで痺れさせる程度の電撃に変えるのに対して、ライトニングボルトは自分の体内にある魔力を、そのまま雷に変換して放出する魔法だ。その際に雷のような轟音は無いけどね。
雷が轟音をたてるのは、雷が音速を超えた時に空気を切り裂いた時に出る音だ。空気を切り裂くのに攻撃力をとられてしまうため、ライトニングボルトでは魔力で導線を作って叩き込むような形をとっている。
大きな音をたてずに対象を攻撃する形だ。たとえは良くないが、真空の通り道を作りそこを雷が走る感じだろう。
「ダメージは与えられてるけど、ライトバーストに比べて効果は薄いかな? 顔の方がダメージが高そうだから、魔法組は顔を狙うように! 可能なら光属性がいいかもしれないけど、ヘイトを稼ぎすぎるかもしれないから、他の属性でも顔を狙ってもいいよ」
色々試しながら時間が経過していく。
「みんな、身体への攻撃はあんまり効果がなさそうだから体の末端、前足や尻尾あたりを攻撃して、削ってくれ。魔法は引き続き顔を狙って」
俺の指示を聞いて、みんなが再度配置について攻撃を開始する。間延びした戦局を変えるために、攻撃方法を変えてみる事にした。
それから三十分経ったあたりで、ファーブニルが悲惨な状況になっている。前足の指は合わせて五本ほど切り取られており、尻尾は三メートル程短くなっていた。
一番悲惨な状況だったのは顔だろう、俺の魔法を何度もくらい、魔法組の魔法も顔に直撃を受けていたのだ。その中で一番貢献していたのは、遠距離攻撃組の弓使いのメアリーとマリアだ。
効果が薄い矢で、どうやってダメージを与えているのかといえば、矢に魔力を込めて撃ち出した後に、土魔法が発動して矢を鉄でおおって、ダメージを与えていたのだ。ファーブニルが嫌がる所を、的確に攻撃して他のメンバーの攻撃をサポートしている。一番の功労は片目を潰した事だ。
「目に見えて、動きが鈍くなってきたな、そろそろとどめを刺せるかな?」
右手に持っていた杖を収納のカバンにしまい、使う事は無いと思っていたネタで作った、対巨大魔物用の杭型長杖を取り出した。
「シュリ!俺の前に来て攻撃を防いでくれ。とどめを刺す準備をするから、その時間を稼いでくれ。みんなはダメージをそのまま与えててくれ」
俺の指示に従いシュリが俺の前に移動して、ここで倒れるんじゃないかと思うほどに、フォートレスと能力向上に魔力を込めていた。
人がこらえられるとは思えない攻撃を受けて、びくともしていないシュリを頼りに、俺はポーションを飲み魔力を回復して、攻撃した後に離脱するための魔力以外を集めて行く。
今回使用するのは、単なる杖から雷を放出する魔法だが、込めた魔力がとんでもない量であるため、魔法の規模が大きくなっているのだ。そのため魔法を構築するのに時間がかかってしまった。
「シュリ、そのままファーブニルの顔まで接近してから、フォートレスを解いてくれ」
シュリに指示を出すと、すぐに行動を開始した。攻撃をされる前に、長杖の杭の部分をファーブニルに突き刺し、構築した魔法を解き放つ。
ファーブニルが何度か痙攣すると、頭の穴という穴から血が流れだした。しばらくすると動きも止まりファーブニルの身体が消え、その場にドロップ品が落ちる。
5
あなたにおすすめの小説
現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!
おとうふ
ファンタジー
2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。
ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。
過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。
ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。
世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。
やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。
至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!
人の才能が見えるようになりました。~いい才能は幸運な俺が育てる~
犬型大
ファンタジー
突如として変わった世界。
塔やゲートが現れて強いものが偉くてお金も稼げる世の中になった。
弱いことは才能がないことであるとみなされて、弱いことは役立たずであるとののしられる。
けれども違ったのだ。
この世の中、強い奴ほど才能がなかった。
これからの時代は本当に才能があるやつが強くなる。
見抜いて、育てる。
育てて、恩を売って、いい暮らしをする。
誰もが知らない才能を見抜け。
そしてこの世界を生き残れ。
なろう、カクヨムその他サイトでも掲載。
更新不定期
ハズレスキル【地図化(マッピング)】で追放された俺、実は未踏破ダンジョンの隠し通路やギミックを全て見通せる世界で唯一の『攻略神』でした
夏見ナイ
ファンタジー
勇者パーティの荷物持ちだったユキナガは、戦闘に役立たない【地図化】スキルを理由に「無能」と罵られ、追放された。
しかし、孤独の中で己のスキルと向き合った彼は、その真価に覚醒する。彼の脳内に広がるのは、モンスター、トラップ、隠し通路に至るまで、ダンジョンの全てを完璧に映し出す三次元マップだった。これは最強の『攻略神』の眼だ――。
彼はその圧倒的な情報力を武器に、同じく不遇なスキルを持つ仲間たちの才能を見出し、不可能と言われたダンジョンを次々と制覇していく。知略と分析で全てを先読みし、完璧な指示で仲間を導く『指揮官』の成り上がり譚。
一方、彼を失った勇者パーティは迷走を始める……。爽快なダンジョン攻略とカタルシス溢れる英雄譚が、今、始まる!
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜
KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。
~あらすじ~
世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。
そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。
しかし、その恩恵は平等ではなかった。
富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。
そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。
彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。
あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。
妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。
希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。
英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。
これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。
彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。
テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。
SF味が増してくるのは結構先の予定です。
スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。
良かったら読んでください!
どうしてこうなった道中記-サブスキルで面倒ごとだらけ-
すずめさん
ファンタジー
ある日、友達に誘われ始めたMMORPG…[アルバスクロニクルオンライン]
何の変哲も無くゲームを始めたつもりがしかし!?…
たった一つのスキルのせい?…で起きる波乱万丈な冒険物語。
※本作品はPCで編集・改行がされて居る為、スマホ・タブレットにおける
縦読みでの読書は読み難い点が出て来ると思います…それでも良いと言う方は……
ゆっくりしていってね!!!
※ 現在書き直し慣行中!!!
ダンジョン作成から始まる最強クラン
山椒
ファンタジー
ダンジョンが出現して数十年が経ち、ダンジョンがあることが日常となっていた。
そんな世界で五年前に起きた大規模魔物侵攻により心に傷を受けた青年がいた。
極力誰とも関わりを持たずにいた彼の住んでいる部屋に寝ている間にダンジョンが出現し、彼はそこに落ちた。
そのダンジョンは他に確認されていない自作するダンジョンであった。
ダンジョンとモンスターにトラウマを抱えつつもダンジョン作成を始めていく。
ただそのダンジョンは特別性であった。
ダンジョンが彼を、彼の大事な人を強くするダンジョンであった。
ダンジョン学園サブカル同好会の日常
くずもち
ファンタジー
ダンジョンを攻略する人材を育成する学校、竜桜学園に入学した主人公綿貫 鐘太郎(ワタヌキ カネタロウ)はサブカル同好会に所属し、気の合う仲間達とまったりと平和な日常を過ごしていた。しかしそんな心地のいい時間は長くは続かなかった。
まったく貢献度のない同好会が部室を持っているのはどうなのか?と生徒会から同好会解散を打診されたのだ。
しかしそれは困るワタヌキ達は部室と同好会を守るため、ある条件を持ちかけた。
一週間以内に学園のため、学園に貢献できる成果を提出することになったワタヌキは秘策として同好会のメンバーに彼の秘密を打ちあけることにした。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる