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第571話 知らない所で騒動が……
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扉を抜けた先は、コアルームと呼べばいいのだろうか? ファイ〇ルファンタ〇ーのクリスタルルームのような所で、クリスタルのあった場所にダンジョンコアがあった。
「みんな離れてて、俺が行ってダンジョンを奪取してくるよ。ここのダンジョンを作った同郷の人間の頼みと、俺の目的が一緒だから叶えてやろう。
チビ神に踊らされてこのダンジョンに来た事を、若干後悔しているけど、全体的に見てこのニヶ月くらいは、みんなとも過ごせたし楽しかったな」
『チビじゃないわよ!』
おっと、聞かれていたのか。チビ神様の希望通り制覇してやったぞ。今からダンジョンを奪取するからな。
『だ~か~ら~、チビじゃないってば! でもよくやったわ! そこのダンジョンが出来て、かなり長い時間が経ってるけど誰も攻略できないか、行こうともしなかった半ばあきらめてたダンジョンを攻略したんだから、召喚した私はさらに鼻が高いわ!』
胸が低くて鼻が高いのはわかったけど、また俺に悪ささせるようなことは無いように頼むぞ。
『誰がペチャパイよ! あなたと話していると調子が狂うわね。前回の馬鹿女神たちのようなことは、おそらくないと思うわ。召喚するにも多少制限がかかったからね。私頑張ったのよ!』
誰もペチャパイとは言ってないだろ? 胸が低いって言っただけだ! つるペタだと思ってるけどな。
『どっちも意味は一緒じゃない! あなたのペースのまま行くと疲れるから、この辺でやめましょう。さっさと奪取しちゃいなさい!』
む? せっかくからかってたのに、中断されちまったな。じゃぁ制御を奪いますか、どれだけDPを持っていかれるんだろうな?
コアに振れて制御を奪っていく、まぁまぁDPを消費したけど、総DPの内の一割程で制御を奪う事に成功した。奪取した際にダンジョンコアにたまっていたDPが、俺のDPと統合される……あれ?
つかったDPより大分増えているんだが、どれだけ放置されていたか分からないけど、それだけ長い時間放置されてたまったDPってことか。
それと各階にLvの違う魔物が出てくる理由が分かった。各階層毎にLvがあるようだ。階のLvを上げると、その階で生み出される魔物のLvが、そのレベルに固定されるようだ。
でも俺のダンジョンではそれが出来ないので、ここのダンジョンマスターのオリジナルなのか、まだダンジョンマスターとしてのLvが足りないのか、分からないから放置だな。
「何事も無く終わったな。面白い事もわかったから、後でみんなに教えるね」
『ギャ~~~~!!!!!』
ん? 何かチビ神が俺に声を送ってきやがったな、何なんだ?
『な、な、何よあのフロア! 黒くてカサカサしたのが大量にいるんですけど! あれってゴ「シャラップ! それ以上は言ってはいけない! 呪いの言葉だ!」ハァハァ、あんなものを見る羽目になるとはね……あなた、あのフロアは消しなさい』
それは出来ない相談だな。このダンジョンはよっぽどな事がない限り、作り替えるつもりはないしな。俺だって苦労して攻略したんだから(妻たちが焼き払って)残しておくに決まってるだろ!
それにしてもいきなりダンジョンの中の見学とな、時間かかったし、この世界の理の外のダンジョンを奪取したんだから、それなりにダンジョンマスターの経験値稼げてるよな?
『ん~どうかしら? 私たちが干渉できなかった点を考えると、理から外れているっていうのは間違いじゃないけど、理の外にあるダンジョンって、踏破したダンマスがいないのよね。
過去に勇者のパーティーが辺境にあったダンジョンを踏破したけど、あっちは壊して遺跡っぽくなってたかな?』
まじか! 結構大きいダンジョンだったのに、ダンマスのレベルには影響しないのか……とりあえず、自主的に攻略に来たけど、お願いされたからきてるんだし、何かあってもいいと思うんだけどな~
チラッチラッ
『最後のそれ鬱陶しいわね。攻略してほしいってお願いしたのは私だし、何か問題ない範囲で、あげられるボーナス的な物を検討しておくわ。ダンジョン攻略お疲れ様。これからちょっと仕事があるからまた今度ね~』
お? 何かチビ神がほめてくれた。って仕事なんてあったんだな。一日中食っちゃ寝食っちゃ寝してるもんだと思ってたわ。起きてる時に娯楽と称して、ダンジョンマスターと勇者を操ってるだけの奴だろと思ってたのに、でも仕事って何してんだろうな?
「さて、地上に戻ろうか。商会の様子をニ・三日見たら、俺たちの家があるディストピアに帰ろうか。明日はみんなでゆっくり過ごそう」
みんなの返事を聞いて、一一六階のエレベーターがある部屋に戻って来た。そのままファーブニルを倒してゲットしたカードを使って、そのまま五階まで戻っていく。
一一六階直通のエレベーターから出て、四階に上る階段へ向かうと、八十階あたりのエレベーターがある付近が騒がしかった。何かあったのだろうか?
近くに見知った門番がいたので、聞いてみることにした。
「お前さんたちか。ちょっとな、寝ぼけてた冒険者が間違って、八十階のエレベーターだと思われる所に行ったら、使われた形跡があったから、慌てて確認に来たところだよ。
どのパーティーが踏破したか知らないけど、誰も報告に来ていない事を考えると、よくわからないというのが現状なんだよ。お前さんたちは、何か知らないか?」
内心ドキッとしたが、そんなことは顔に出さずに済みすっとぼけて答える。
「そうだよな、ニヶ月前くらいに来たお前さんたちがいくら強いとはいえ、さすがに八十階までは行けてないよな。ちなみに今どこを潜っているんだ?」
どうしようかな? 溶岩階層を攻略中とでもいうか?
「今は、溶岩階層? とでもいうのか、あの無駄に暑い階を攻略中だけど、大分稼いだしそろそろ国に戻る予定だな」
「あの階層攻略に乗り出てたのか、シングルの冒険者集団が強引に突破した以外に、話を聞かないからな、もうちょっと頑張ってほしかったけど、しょうがないよな。また来てくれよ。これからちょっと調査しなきゃいけないから行ってくるわ」
「情報ありがとさん。これで同僚と美味い物でも食ってくれ」
情報料を渡してその場を後にする。ドーンボーンのダンジョンの情報を出してみたが、使用前に戻す方法がなく放置することに決めた。
後日全部のエレベーターが使われた形跡があり、大問題になったのは別の話。
「みんな離れてて、俺が行ってダンジョンを奪取してくるよ。ここのダンジョンを作った同郷の人間の頼みと、俺の目的が一緒だから叶えてやろう。
チビ神に踊らされてこのダンジョンに来た事を、若干後悔しているけど、全体的に見てこのニヶ月くらいは、みんなとも過ごせたし楽しかったな」
『チビじゃないわよ!』
おっと、聞かれていたのか。チビ神様の希望通り制覇してやったぞ。今からダンジョンを奪取するからな。
『だ~か~ら~、チビじゃないってば! でもよくやったわ! そこのダンジョンが出来て、かなり長い時間が経ってるけど誰も攻略できないか、行こうともしなかった半ばあきらめてたダンジョンを攻略したんだから、召喚した私はさらに鼻が高いわ!』
胸が低くて鼻が高いのはわかったけど、また俺に悪ささせるようなことは無いように頼むぞ。
『誰がペチャパイよ! あなたと話していると調子が狂うわね。前回の馬鹿女神たちのようなことは、おそらくないと思うわ。召喚するにも多少制限がかかったからね。私頑張ったのよ!』
誰もペチャパイとは言ってないだろ? 胸が低いって言っただけだ! つるペタだと思ってるけどな。
『どっちも意味は一緒じゃない! あなたのペースのまま行くと疲れるから、この辺でやめましょう。さっさと奪取しちゃいなさい!』
む? せっかくからかってたのに、中断されちまったな。じゃぁ制御を奪いますか、どれだけDPを持っていかれるんだろうな?
コアに振れて制御を奪っていく、まぁまぁDPを消費したけど、総DPの内の一割程で制御を奪う事に成功した。奪取した際にダンジョンコアにたまっていたDPが、俺のDPと統合される……あれ?
つかったDPより大分増えているんだが、どれだけ放置されていたか分からないけど、それだけ長い時間放置されてたまったDPってことか。
それと各階にLvの違う魔物が出てくる理由が分かった。各階層毎にLvがあるようだ。階のLvを上げると、その階で生み出される魔物のLvが、そのレベルに固定されるようだ。
でも俺のダンジョンではそれが出来ないので、ここのダンジョンマスターのオリジナルなのか、まだダンジョンマスターとしてのLvが足りないのか、分からないから放置だな。
「何事も無く終わったな。面白い事もわかったから、後でみんなに教えるね」
『ギャ~~~~!!!!!』
ん? 何かチビ神が俺に声を送ってきやがったな、何なんだ?
『な、な、何よあのフロア! 黒くてカサカサしたのが大量にいるんですけど! あれってゴ「シャラップ! それ以上は言ってはいけない! 呪いの言葉だ!」ハァハァ、あんなものを見る羽目になるとはね……あなた、あのフロアは消しなさい』
それは出来ない相談だな。このダンジョンはよっぽどな事がない限り、作り替えるつもりはないしな。俺だって苦労して攻略したんだから(妻たちが焼き払って)残しておくに決まってるだろ!
それにしてもいきなりダンジョンの中の見学とな、時間かかったし、この世界の理の外のダンジョンを奪取したんだから、それなりにダンジョンマスターの経験値稼げてるよな?
『ん~どうかしら? 私たちが干渉できなかった点を考えると、理から外れているっていうのは間違いじゃないけど、理の外にあるダンジョンって、踏破したダンマスがいないのよね。
過去に勇者のパーティーが辺境にあったダンジョンを踏破したけど、あっちは壊して遺跡っぽくなってたかな?』
まじか! 結構大きいダンジョンだったのに、ダンマスのレベルには影響しないのか……とりあえず、自主的に攻略に来たけど、お願いされたからきてるんだし、何かあってもいいと思うんだけどな~
チラッチラッ
『最後のそれ鬱陶しいわね。攻略してほしいってお願いしたのは私だし、何か問題ない範囲で、あげられるボーナス的な物を検討しておくわ。ダンジョン攻略お疲れ様。これからちょっと仕事があるからまた今度ね~』
お? 何かチビ神がほめてくれた。って仕事なんてあったんだな。一日中食っちゃ寝食っちゃ寝してるもんだと思ってたわ。起きてる時に娯楽と称して、ダンジョンマスターと勇者を操ってるだけの奴だろと思ってたのに、でも仕事って何してんだろうな?
「さて、地上に戻ろうか。商会の様子をニ・三日見たら、俺たちの家があるディストピアに帰ろうか。明日はみんなでゆっくり過ごそう」
みんなの返事を聞いて、一一六階のエレベーターがある部屋に戻って来た。そのままファーブニルを倒してゲットしたカードを使って、そのまま五階まで戻っていく。
一一六階直通のエレベーターから出て、四階に上る階段へ向かうと、八十階あたりのエレベーターがある付近が騒がしかった。何かあったのだろうか?
近くに見知った門番がいたので、聞いてみることにした。
「お前さんたちか。ちょっとな、寝ぼけてた冒険者が間違って、八十階のエレベーターだと思われる所に行ったら、使われた形跡があったから、慌てて確認に来たところだよ。
どのパーティーが踏破したか知らないけど、誰も報告に来ていない事を考えると、よくわからないというのが現状なんだよ。お前さんたちは、何か知らないか?」
内心ドキッとしたが、そんなことは顔に出さずに済みすっとぼけて答える。
「そうだよな、ニヶ月前くらいに来たお前さんたちがいくら強いとはいえ、さすがに八十階までは行けてないよな。ちなみに今どこを潜っているんだ?」
どうしようかな? 溶岩階層を攻略中とでもいうか?
「今は、溶岩階層? とでもいうのか、あの無駄に暑い階を攻略中だけど、大分稼いだしそろそろ国に戻る予定だな」
「あの階層攻略に乗り出てたのか、シングルの冒険者集団が強引に突破した以外に、話を聞かないからな、もうちょっと頑張ってほしかったけど、しょうがないよな。また来てくれよ。これからちょっと調査しなきゃいけないから行ってくるわ」
「情報ありがとさん。これで同僚と美味い物でも食ってくれ」
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