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第618話 心配なので確認
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チビ神からの声が途切れて、のんびりと家への道を歩いていると、子どもたちが元気に走っている。時間的にはおやつ前ってところだから、元気に遊んでるってところかな?
途中の公園には、赤ちゃんを抱いたお母さま方が、一回り大きな子どもたちを見守りながら、お話をしている。
子供が生まれてるって事は、子供の世代も増えてきてるってことかな? 食料自給率は、人口が四万を超えても、一〇〇パーセントを超えるから、なんの問題もないな。それに隣の街のゴーストタウンも、バザールのおかげで食料自給率が高いしな。
こういうのんびりとした日常を見れるとホッとするな。この日常を守れてよかった。妻たちには怪我をさせてしまったけど……後でみんなに謝らないとな。バザールに連絡しておこう。
「バザール、DPで作り替える時の制限は、骨から肉体をえるわけだから、関節の可動域とかに制限がかかるっぽいぞ。普通の肉体から見れば、特に制限はないっぽい。ただ、アンデッドなのに生身の肉体があるという、不思議な存在になるっぽいぞ」
『そうでござるか。この骨の姿も悪くないでござるが、やっぱり肉体を持って、食事とかしたいでござるな。自分で作った野菜たちを、食べたいでござる』
「そういう事だから、ゆっくり考えるといいさ。もしやってみたいなら、その時に言ってくれれば問題ないからな」
『了解でござる』
バザールへの連絡は、これで終わりだな。四大精霊の所によって、体を見てもらうか? あいつらなら長く生きている分、何か違和感があれば言ってくれるだろうし。
ダンジョン農園に集まっているようだったので、家に入らずにそのままダンジョン農園に入っていく。
しばらく進んでいくと、ツィード君が正座させられてるな。また何か悪さしたのか?
「何してんだ?」
「あ、シュウ様。この子が悪戯ばかりするので、ちょっとお仕置きと指導をしています」
やっぱり悪戯して怒られてたのな。そして怒るのはアクアか……ツィード君は本当に懲りないな、精霊の特性だと思うけどやりすぎはいかんな。
「今回は何したんだ?」
「ドリアードが大切に育てていた、植物の苗を悪戯半分で引っこ抜いて、遊んでたんです」
「そりゃいかんな。ツィード君、そろそろ悪戯をやめないと、とんでもない事になるからいい加減にしろよ。悪さしたツィード君はこのままでいいとして、ドリアードたちには後で、クインハニービーのハチミツから作った、ミードでも持って行ってやるか」
「シュウ様、それで何か御用だったのでは?」
「そうだった。ちょっと精霊の力で、俺の身体を見てほしいんだけど、何か変わったところはあるかな?」
「………? どういうことですか?」
「ん~前情報なしで見てほしいんだが、ダメか?」
「よくわかりませんが、何も聞かない方がよろしいんですね?」
アクアの言葉の後に、四大精霊と光精霊の精霊が俺の身体を見てくれている。五分程ジロジロ見られて、居心地の悪い時間が過ぎる。
「皆さんどうですか?」
「そうじゃな、人間なのに何かが違うと言った感じかのう?」
「そうだな。何か変質してはいるが、人間であることは変わりなさそうだが?」
「そうですね、変質しているという事は同意しますが、どちらかというと、存在のランクが上がった感じでしょうか? なんていうかはわかりませんが、普通の人間がヒューマンなら、シュウ様はハイヒューマンみたいな感じ、と言えばいいのでしょうか?」
「存在の格が上がった感じが、表現にすると正しいのかしら? 精霊とは違う方向に、存在が進化したとも表現できるのかな?」
ノーマン、ガルド、メイ、アクアの順で発言している。
「で、どういうこと?」
「シュウ様が進化したってことでいいと思いますが、実際何があったんですか?」
「実は……」
侵攻者との戦闘の話をして、チビ神に助けをしてもらって、体を作り替えた事を正直に話した。
「そうだったのですか。本当に体を作り替えて寿命が無くなっただけで、体自体は人間としての機能をすべて持っていますね。この状態のシュウ様を人間と呼ぶのは難しいかもしれないですね。でも、シュウ様はシュウ様ですので、何の問題もないのではないでしょうか?」
「そっか、チビ神の言っていたことは、概ね正しかったんだな。あの状況で嘘は言わないと思っていたけど、本当の事も隠しているような気がしたから、お前たちに確認してもらったんだよ。
今の所何の問題もなさそうだからいいか、みんなありがとね。それとアクア、ツィード君があまり悪さをするようなら、正座させるときに太腿の上に、何か乗せるといいぞ。尖った物を置くのも悪くないよ」
「それはいい事聞きました。ツィード君、次悪さをすれば、シュウ様の案を実行しますからね!」
それを聞いたツィード君は、震えあがっていた。それはしょうがないよね、これでしばらくは悪戯を控えるだろうけど、どれくらい耐えられるかね?
まだ説教が終わっていないようで、ツィード君が情けない声を出しているが無視していこう。
チビ神の言った通り、体を作り替えただけなんだな。寿命が無くなった事が、どう影響するか知らないけど、みんなが助かったからよかったとしよう。
ダンジョン農園から出て、世界樹の木陰でお気に入りの椅子に座ってのんびりしていると、お腹の上にハクが飛んできて丸くなる。そういえば、こいつあれから大きくならねえな。これがこいつの成龍の状態なのか?
可愛いからこのまま大きくならないなら、ならないでいいんだけど、大きいサイズのもふもふになるのも捨てがたいな。
お腹の上のハクを撫でていると、足元にスライムが集まってきて、何かを要求している。俺の足にのってぴょーんっと跳ねる仕草をしたので、おそらく高く飛ばしてほしいって事なんだろうと判断して、足に乗ったニ匹のスライムを真上に蹴り上げる。
そうすると、他のスライムも乗ってきたので、間違いではなかったようだ。続けて蹴り上げると、途中で落ちてきたスライムとぶつかって、弾け飛ばされた。
軌道的にはぶつからなかったはずなのになんでだ?足元にいるスライムが、早く早くと急かしてくるので、続けて蹴り上げていく。
そうするとまたぶつかっていたので、自分で方向を調整しているようだった。ニ十分程蹴り上げていると満足したようで、椅子の下に潜り込んで身を寄せ合っていた。よくわからん奴らだな。
途中の公園には、赤ちゃんを抱いたお母さま方が、一回り大きな子どもたちを見守りながら、お話をしている。
子供が生まれてるって事は、子供の世代も増えてきてるってことかな? 食料自給率は、人口が四万を超えても、一〇〇パーセントを超えるから、なんの問題もないな。それに隣の街のゴーストタウンも、バザールのおかげで食料自給率が高いしな。
こういうのんびりとした日常を見れるとホッとするな。この日常を守れてよかった。妻たちには怪我をさせてしまったけど……後でみんなに謝らないとな。バザールに連絡しておこう。
「バザール、DPで作り替える時の制限は、骨から肉体をえるわけだから、関節の可動域とかに制限がかかるっぽいぞ。普通の肉体から見れば、特に制限はないっぽい。ただ、アンデッドなのに生身の肉体があるという、不思議な存在になるっぽいぞ」
『そうでござるか。この骨の姿も悪くないでござるが、やっぱり肉体を持って、食事とかしたいでござるな。自分で作った野菜たちを、食べたいでござる』
「そういう事だから、ゆっくり考えるといいさ。もしやってみたいなら、その時に言ってくれれば問題ないからな」
『了解でござる』
バザールへの連絡は、これで終わりだな。四大精霊の所によって、体を見てもらうか? あいつらなら長く生きている分、何か違和感があれば言ってくれるだろうし。
ダンジョン農園に集まっているようだったので、家に入らずにそのままダンジョン農園に入っていく。
しばらく進んでいくと、ツィード君が正座させられてるな。また何か悪さしたのか?
「何してんだ?」
「あ、シュウ様。この子が悪戯ばかりするので、ちょっとお仕置きと指導をしています」
やっぱり悪戯して怒られてたのな。そして怒るのはアクアか……ツィード君は本当に懲りないな、精霊の特性だと思うけどやりすぎはいかんな。
「今回は何したんだ?」
「ドリアードが大切に育てていた、植物の苗を悪戯半分で引っこ抜いて、遊んでたんです」
「そりゃいかんな。ツィード君、そろそろ悪戯をやめないと、とんでもない事になるからいい加減にしろよ。悪さしたツィード君はこのままでいいとして、ドリアードたちには後で、クインハニービーのハチミツから作った、ミードでも持って行ってやるか」
「シュウ様、それで何か御用だったのでは?」
「そうだった。ちょっと精霊の力で、俺の身体を見てほしいんだけど、何か変わったところはあるかな?」
「………? どういうことですか?」
「ん~前情報なしで見てほしいんだが、ダメか?」
「よくわかりませんが、何も聞かない方がよろしいんですね?」
アクアの言葉の後に、四大精霊と光精霊の精霊が俺の身体を見てくれている。五分程ジロジロ見られて、居心地の悪い時間が過ぎる。
「皆さんどうですか?」
「そうじゃな、人間なのに何かが違うと言った感じかのう?」
「そうだな。何か変質してはいるが、人間であることは変わりなさそうだが?」
「そうですね、変質しているという事は同意しますが、どちらかというと、存在のランクが上がった感じでしょうか? なんていうかはわかりませんが、普通の人間がヒューマンなら、シュウ様はハイヒューマンみたいな感じ、と言えばいいのでしょうか?」
「存在の格が上がった感じが、表現にすると正しいのかしら? 精霊とは違う方向に、存在が進化したとも表現できるのかな?」
ノーマン、ガルド、メイ、アクアの順で発言している。
「で、どういうこと?」
「シュウ様が進化したってことでいいと思いますが、実際何があったんですか?」
「実は……」
侵攻者との戦闘の話をして、チビ神に助けをしてもらって、体を作り替えた事を正直に話した。
「そうだったのですか。本当に体を作り替えて寿命が無くなっただけで、体自体は人間としての機能をすべて持っていますね。この状態のシュウ様を人間と呼ぶのは難しいかもしれないですね。でも、シュウ様はシュウ様ですので、何の問題もないのではないでしょうか?」
「そっか、チビ神の言っていたことは、概ね正しかったんだな。あの状況で嘘は言わないと思っていたけど、本当の事も隠しているような気がしたから、お前たちに確認してもらったんだよ。
今の所何の問題もなさそうだからいいか、みんなありがとね。それとアクア、ツィード君があまり悪さをするようなら、正座させるときに太腿の上に、何か乗せるといいぞ。尖った物を置くのも悪くないよ」
「それはいい事聞きました。ツィード君、次悪さをすれば、シュウ様の案を実行しますからね!」
それを聞いたツィード君は、震えあがっていた。それはしょうがないよね、これでしばらくは悪戯を控えるだろうけど、どれくらい耐えられるかね?
まだ説教が終わっていないようで、ツィード君が情けない声を出しているが無視していこう。
チビ神の言った通り、体を作り替えただけなんだな。寿命が無くなった事が、どう影響するか知らないけど、みんなが助かったからよかったとしよう。
ダンジョン農園から出て、世界樹の木陰でお気に入りの椅子に座ってのんびりしていると、お腹の上にハクが飛んできて丸くなる。そういえば、こいつあれから大きくならねえな。これがこいつの成龍の状態なのか?
可愛いからこのまま大きくならないなら、ならないでいいんだけど、大きいサイズのもふもふになるのも捨てがたいな。
お腹の上のハクを撫でていると、足元にスライムが集まってきて、何かを要求している。俺の足にのってぴょーんっと跳ねる仕草をしたので、おそらく高く飛ばしてほしいって事なんだろうと判断して、足に乗ったニ匹のスライムを真上に蹴り上げる。
そうすると、他のスライムも乗ってきたので、間違いではなかったようだ。続けて蹴り上げると、途中で落ちてきたスライムとぶつかって、弾け飛ばされた。
軌道的にはぶつからなかったはずなのになんでだ?足元にいるスライムが、早く早くと急かしてくるので、続けて蹴り上げていく。
そうするとまたぶつかっていたので、自分で方向を調整しているようだった。ニ十分程蹴り上げていると満足したようで、椅子の下に潜り込んで身を寄せ合っていた。よくわからん奴らだな。
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