619 / 2,518
第619話 休日
しおりを挟む
夕食の時間になっても、みんなは食堂に来なかった。集まっているのは、土木組の子たちだけだった。みんな不思議そうな顔をしているが、用事があるからというと納得して食事を始める。マップ先生で位置を確認すると、まだ庁舎の会議室にいるようで帰ってくる様子がなかった。
「スカーレット、ちょっといいか?」
「はいはい、何ですか?」
「みんなの事は話聞いてるか?」
「今日は夕食を食べに行けないかも、と聞いています」
「やっぱりそうか、ブラウニーたちに庁舎の会議室に食事を運ばせてくれ。サンドイッチとか簡単に食べられる物が、嬉しいんだけど準備できるか?」
「問題ありません。時間が余っている時に、手軽に食べられる食事は、まとめてたくさん作ってから収納のカバンに入れて、保存してますのでいつでも準備できます。他にもおにぎりや唐揚げ、ソーセージ、厚焼き玉子、フライドチキン等の行楽弁当は、いつでも出せるように準備してます」
さすが家精霊、俺の想定していなかったことまで、しっかりと準備してくれているんだからな。
「じゃぁ、持って行ってもらっていいか?」
「おまかせください! 三人もいれば問題なく準備できると思いますので、さっそく準備をさせてきます。片付けは?」
「準備だけでいいよ、終わったら帰ってきてもらって、自分の仕事に戻ってくれ。俺も食事をするかな」
土木組のみんなと食事をしてから、食堂でくつろいでいると、土木組の子たちに話をねだられたので、侵攻者の話をする。色々はぶいてお話しして、最後の最後でみんなの作ってくれた、防御陣が機能を発揮してかなり助かったと話すと、大分喜んでいた。
そのままゲームを一緒にすることになり、珍しく格闘ゲームをすることになった。皆が上手だったので、俺はほとんど勝てなかった。みんなゲームになじんできたな。
夜になって、土木組の子達が寝る時間になったので、俺は家に戻ることにした。戻る途中でみんなの様子をマップ先生で確認すると、家に戻ってきているようだった。食堂に集まっているのでちょっと様子を見に行くか。
食堂の中を覗くと庁舎でわかれた時とは違い、表情が明るくなっている。これなら大丈夫かな?
「みんなお帰り。大丈夫かな?」
「心配をおかけしました。話し合いは長くなりましたが、終わりました」
ピーチがそういって前に出てきて頭を下げる。
「みんなに聞いてほしいことがあるんだけど、いいかな?」
みんなが肯定の意味で、首を縦に振ってくれたので話始める。
「あの戦闘の最後で俺の強さが、変わったことに気付いたかな? 見ていた人は気付いたよね。あの時……」
あの時に起きた事を順をおって話すと、みんなの顔が険しくなっていく。帰ってきた後に四大精霊に見てもらって、問題なかったことを伝えると、どことなくほっとされている様子が見られる。
最後に、俺は何も後悔していないし、みんなを守れた事を嬉しく思っていると伝えた。
その後は雑談をして寝る事になった。結局みんなが何の話をしていたか分からなかったが、俺の事で気に病んでないといいな。と言っても、俺がみんなの立場だったら、自分を責めるだろうな。大丈夫と言われても、どうにもならないのが人の気持ちなんだよな。
明日みんなで何かするか?
寝る前に明日みんなを誘って、のんびりと過ごすプランを考えて……寝た。
朝食の時にみんなに今日の予定を話すと、ばつの悪そうな表情をしてるから何かと思えば、昨日負けたことが悔しくて今日から特訓しなおす予定だったようだ。
別に急ぐ必要はない事を伝えて、ゆっくり強くなればいいと言っておいた。俺が強くなったから、みんなが慌てて強くなる必要はないというと、反感が出るのでゆっくりと強くなればいいと念を押した。
そもそもこの子たちは、この世界で言えばベテランクラスの強さを手に入れるのに、一年もかかっていないのだ。技術を鍛えても、どうにもならない事があるんだ。経験っていう技術も大切だし、ゆっくりと頑張ってもらおう。
そして今日と明日は遊び倒す予定だ。今日の朝カレンダーを確認したら、今日が土曜日だという事に気付き予定を変更して土、日とガッツリと遊ぶ予定に変えたのだ。何でもできるけど、何がしたいかは多数決になるかな?
それにしても、妻たちは休みの日に訓練をしようとしていたんだな……休む時は休んでくれ。
「はい注目! 今日する事は海水浴ダンジョンで海を楽しむぞ!」
あまり乗り気ではなかった妻たちだが、俺がみんなと遊びたいと熱弁すると、やっと乗り気になってくれた。もちろんみんなには、水着を準備している。土木組も一緒に行く事になったが、水着がなかった。
土木組はみんなでお揃いがいいという事になったので、いくつかデザインの水着を出すとネタ枠で出していた、スクール水着をみんな選んだため、皆に出していると年少組もそれがいいと騒ぎ出したので、年少組にも出すことになった。かわいいのか?
暑いダンジョンの中に入り、みんなでパラソルをたてた。近くでは、海の家をブラウニーたちがやっており、メニューは海の家とは思えないほど充実していたが、定番の焼きそばやカレー、かき氷などもきちんと準備されていた。多分時間になったら、いいにおいがするんだろうな。
午前中はビーチバレーをしたり、ビーチフラッグをしたり、みんなで海で競争したりした。定番の昼食を食べて、午後は水上バイクを使ったバナナボートや、水圧で体を浮き上がらせる機械系のスポーツをして楽しんだ。
もちろん夕食も、そのままビーチでバーベキューだ。魚介系中心の予定だったが、お肉も食べたいというリクエストに応えて、ブラウニーたちに急いで準備をしてもらった。家の庭でやるバーベキューも美味しいけど、こういう所でやるバーベキューは、また違った美味しさがあるよな。
急遽、涼しくなったビーチにテントを張って、寝る事になった。さすがに海に入ったの、でお風呂に入らないわけにはいかないから、土木組の子たちが露天風呂をサクッと作ってくれた。
簡単に作れるようになって、みんな頑張ってるな。そこにかけ流しできるように、魔核で作ったお湯を出す魔道具を作成して設置した。
イメージはライオンの口から、大量にお湯が出てくる感じの見た目にしてある。よくわからないがスライムがこいつを気に入って、お湯の出てくるところに強引に潜って、圧力で飛ばされる、みたいな遊びをしていた。こいつらもお風呂は好きだからな。
「スカーレット、ちょっといいか?」
「はいはい、何ですか?」
「みんなの事は話聞いてるか?」
「今日は夕食を食べに行けないかも、と聞いています」
「やっぱりそうか、ブラウニーたちに庁舎の会議室に食事を運ばせてくれ。サンドイッチとか簡単に食べられる物が、嬉しいんだけど準備できるか?」
「問題ありません。時間が余っている時に、手軽に食べられる食事は、まとめてたくさん作ってから収納のカバンに入れて、保存してますのでいつでも準備できます。他にもおにぎりや唐揚げ、ソーセージ、厚焼き玉子、フライドチキン等の行楽弁当は、いつでも出せるように準備してます」
さすが家精霊、俺の想定していなかったことまで、しっかりと準備してくれているんだからな。
「じゃぁ、持って行ってもらっていいか?」
「おまかせください! 三人もいれば問題なく準備できると思いますので、さっそく準備をさせてきます。片付けは?」
「準備だけでいいよ、終わったら帰ってきてもらって、自分の仕事に戻ってくれ。俺も食事をするかな」
土木組のみんなと食事をしてから、食堂でくつろいでいると、土木組の子たちに話をねだられたので、侵攻者の話をする。色々はぶいてお話しして、最後の最後でみんなの作ってくれた、防御陣が機能を発揮してかなり助かったと話すと、大分喜んでいた。
そのままゲームを一緒にすることになり、珍しく格闘ゲームをすることになった。皆が上手だったので、俺はほとんど勝てなかった。みんなゲームになじんできたな。
夜になって、土木組の子達が寝る時間になったので、俺は家に戻ることにした。戻る途中でみんなの様子をマップ先生で確認すると、家に戻ってきているようだった。食堂に集まっているのでちょっと様子を見に行くか。
食堂の中を覗くと庁舎でわかれた時とは違い、表情が明るくなっている。これなら大丈夫かな?
「みんなお帰り。大丈夫かな?」
「心配をおかけしました。話し合いは長くなりましたが、終わりました」
ピーチがそういって前に出てきて頭を下げる。
「みんなに聞いてほしいことがあるんだけど、いいかな?」
みんなが肯定の意味で、首を縦に振ってくれたので話始める。
「あの戦闘の最後で俺の強さが、変わったことに気付いたかな? 見ていた人は気付いたよね。あの時……」
あの時に起きた事を順をおって話すと、みんなの顔が険しくなっていく。帰ってきた後に四大精霊に見てもらって、問題なかったことを伝えると、どことなくほっとされている様子が見られる。
最後に、俺は何も後悔していないし、みんなを守れた事を嬉しく思っていると伝えた。
その後は雑談をして寝る事になった。結局みんなが何の話をしていたか分からなかったが、俺の事で気に病んでないといいな。と言っても、俺がみんなの立場だったら、自分を責めるだろうな。大丈夫と言われても、どうにもならないのが人の気持ちなんだよな。
明日みんなで何かするか?
寝る前に明日みんなを誘って、のんびりと過ごすプランを考えて……寝た。
朝食の時にみんなに今日の予定を話すと、ばつの悪そうな表情をしてるから何かと思えば、昨日負けたことが悔しくて今日から特訓しなおす予定だったようだ。
別に急ぐ必要はない事を伝えて、ゆっくり強くなればいいと言っておいた。俺が強くなったから、みんなが慌てて強くなる必要はないというと、反感が出るのでゆっくりと強くなればいいと念を押した。
そもそもこの子たちは、この世界で言えばベテランクラスの強さを手に入れるのに、一年もかかっていないのだ。技術を鍛えても、どうにもならない事があるんだ。経験っていう技術も大切だし、ゆっくりと頑張ってもらおう。
そして今日と明日は遊び倒す予定だ。今日の朝カレンダーを確認したら、今日が土曜日だという事に気付き予定を変更して土、日とガッツリと遊ぶ予定に変えたのだ。何でもできるけど、何がしたいかは多数決になるかな?
それにしても、妻たちは休みの日に訓練をしようとしていたんだな……休む時は休んでくれ。
「はい注目! 今日する事は海水浴ダンジョンで海を楽しむぞ!」
あまり乗り気ではなかった妻たちだが、俺がみんなと遊びたいと熱弁すると、やっと乗り気になってくれた。もちろんみんなには、水着を準備している。土木組も一緒に行く事になったが、水着がなかった。
土木組はみんなでお揃いがいいという事になったので、いくつかデザインの水着を出すとネタ枠で出していた、スクール水着をみんな選んだため、皆に出していると年少組もそれがいいと騒ぎ出したので、年少組にも出すことになった。かわいいのか?
暑いダンジョンの中に入り、みんなでパラソルをたてた。近くでは、海の家をブラウニーたちがやっており、メニューは海の家とは思えないほど充実していたが、定番の焼きそばやカレー、かき氷などもきちんと準備されていた。多分時間になったら、いいにおいがするんだろうな。
午前中はビーチバレーをしたり、ビーチフラッグをしたり、みんなで海で競争したりした。定番の昼食を食べて、午後は水上バイクを使ったバナナボートや、水圧で体を浮き上がらせる機械系のスポーツをして楽しんだ。
もちろん夕食も、そのままビーチでバーベキューだ。魚介系中心の予定だったが、お肉も食べたいというリクエストに応えて、ブラウニーたちに急いで準備をしてもらった。家の庭でやるバーベキューも美味しいけど、こういう所でやるバーベキューは、また違った美味しさがあるよな。
急遽、涼しくなったビーチにテントを張って、寝る事になった。さすがに海に入ったの、でお風呂に入らないわけにはいかないから、土木組の子たちが露天風呂をサクッと作ってくれた。
簡単に作れるようになって、みんな頑張ってるな。そこにかけ流しできるように、魔核で作ったお湯を出す魔道具を作成して設置した。
イメージはライオンの口から、大量にお湯が出てくる感じの見た目にしてある。よくわからないがスライムがこいつを気に入って、お湯の出てくるところに強引に潜って、圧力で飛ばされる、みたいな遊びをしていた。こいつらもお風呂は好きだからな。
2
あなたにおすすめの小説
現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!
おとうふ
ファンタジー
2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。
ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。
過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。
ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。
世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。
やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。
至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
人の才能が見えるようになりました。~いい才能は幸運な俺が育てる~
犬型大
ファンタジー
突如として変わった世界。
塔やゲートが現れて強いものが偉くてお金も稼げる世の中になった。
弱いことは才能がないことであるとみなされて、弱いことは役立たずであるとののしられる。
けれども違ったのだ。
この世の中、強い奴ほど才能がなかった。
これからの時代は本当に才能があるやつが強くなる。
見抜いて、育てる。
育てて、恩を売って、いい暮らしをする。
誰もが知らない才能を見抜け。
そしてこの世界を生き残れ。
なろう、カクヨムその他サイトでも掲載。
更新不定期
痩せる為に不人気のゴブリン狩りを始めたら人生が変わりすぎた件~痩せたらお金もハーレムも色々手に入りました~
ぐうのすけ
ファンタジー
主人公(太田太志)は高校デビューと同時に体重130キロに到達した。
食事制限とハザマ(ダンジョン)ダイエットを勧めれるが、太志は食事制限を後回しにし、ハザマダイエットを開始する。
最初は甘えていた大志だったが、人とのかかわりによって徐々に考えや行動を変えていく。
それによりスキルや人間関係が変化していき、ヒロインとの関係も変わっていくのだった。
※最初は成長メインで描かれますが、徐々にヒロインの展開が多めになっていく……予定です。
カクヨムで先行投稿中!
『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる
仙道
ファンタジー
気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。 この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。 俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。 オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。 腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。 俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。 こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。
12/23 HOT男性向け1位
ブラック企業で心身ボロボロの社畜だった俺が少年の姿で異世界に転生!? ~鑑定スキルと無限収納を駆使して錬金術師として第二の人生を謳歌します~
楠富 つかさ
ファンタジー
ブラック企業で働いていた小坂直人は、ある日、仕事中の過労で意識を失い、気がつくと異世界の森の中で少年の姿になっていた。しかも、【錬金術】という強力なスキルを持っており、物質を分解・合成・強化できる能力を手にしていた。
そんなナオが出会ったのは、森で冒険者として活動する巨乳の美少女・エルフィーナ(エル)。彼女は魔物討伐の依頼をこなしていたが、強敵との戦闘で深手を負ってしまう。
「やばい……これ、動けない……」
怪我人のエルを目の当たりにしたナオは、錬金術で作成していたポーションを与え彼女を助ける。
「す、すごい……ナオのおかげで助かった……!」
異世界で自由気ままに錬金術を駆使するナオと、彼に惚れた美少女冒険者エルとのスローライフ&冒険ファンタジーが今、始まる!
ダンジョン作成から始まる最強クラン
山椒
ファンタジー
ダンジョンが出現して数十年が経ち、ダンジョンがあることが日常となっていた。
そんな世界で五年前に起きた大規模魔物侵攻により心に傷を受けた青年がいた。
極力誰とも関わりを持たずにいた彼の住んでいる部屋に寝ている間にダンジョンが出現し、彼はそこに落ちた。
そのダンジョンは他に確認されていない自作するダンジョンであった。
ダンジョンとモンスターにトラウマを抱えつつもダンジョン作成を始めていく。
ただそのダンジョンは特別性であった。
ダンジョンが彼を、彼の大事な人を強くするダンジョンであった。
男:女=1:10000の世界に来た記憶が無いけど生きる俺
マオセン
ファンタジー
突然公園で目覚めた青年「優心」は身辺状況の記憶をすべて忘れていた。分かるのは自分の名前と剣道の経験、常識くらいだった。
その公園を通りすがった「七瀬 椿」に話しかけてからこの物語は幕を開ける。
彼は何も記憶が無い状態で男女比が圧倒的な世界を生き抜けることができるのか。
そして....彼の身体は大丈夫なのか!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる