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第622話 シュウの失敗
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することが終わったので、休日を満喫しよう! 本を読んだりゲームをしたり、みんなで遊んだりして終わってしまった。
また新しい一週間が始まった。先週とする事は変わらず、俺はレベル上げ用のダンジョンへ、ドッペルと従魔たちを連れて向かう。今週中にはレベルを六〇〇まで上げたいと考えているので、DPを無駄に使って、パワーレベリングに近い状態で、狩りを行っている。
メインに狩りしているのが俺だから、パワーレベリングと言っていいのか微妙な感じだが、レベルの上がるペースを考えれば、そういっても問題は無い位の狩りである。
戦闘技術も鍛えたいと思っているが、どう考えてもこの状態は、鍛えられているか怪しい所である。
それでも止めるわけにはいかないので、養殖だと言われようと俺は強引にでも、レベルを上げている。本当はDPでもあげられるならよかったが、人間がDPでレベルがあげられるのが三〇〇までだったので、DPによる強化はできていない。
あいつが六七〇超えてたんだから、俺も最低でもそのラインまでレベルを上げないと、安心できない……というか、一番レベル高い奴っていくつなんだ?
今掌握しているなかで一番高い奴って誰なんだろうな? 俺はマップ先生をいじって調べてみる事にした。
そうすると、聖国の北側にあったような大きな樹海が帝国の南側にもあり、そこのど真ん中位に一人で住んでる、レベル九九九の世捨て人みたいな存在が、ポツンといた……この人何なんだろ? 一番怖いのはステータスもスキルも不明としか出てこない事だ。
これこそ規格外っていうんじゃない? それに歳まで不明ってやめてほしいわ。こいつはマーキングしておこう、何かあった時にアラームが鳴るようにしておけば、ある程度は対処しやすくなるよな。それにしてもレベル九九九ってカンストなのかな?
よくわからない山奥に住んでる、年齢一〇〇〇歳を超えるドラゴンや、トレントと言った魔物がいたが、こいつらのLvは七〇〇台と思ったより高くないが、人間のレベル七〇〇に比べれば、かなりステータスが高いのだから、Lv九九九になったとしたら、とんでもない事になるな。
それに本当にレベルの上限が、九九九かも怪しいな。実際レベル三〇〇で上限解放が人間にはあったしな。魔物というか俺の従魔たちは、上限解放したのだろうか?
色々困る物を発見してしまったが、知らないより知っていた方が、数倍はいいので早めに知れてよかったとしよう。雑念を捨ててレベル上げに励みますか。
ダンジョンでは地上と比べると、同レベルの魔物でも経験値が多く入るので、格上を相手に戦ってはいないが、連戦となればそれなりに疲労していくのは、仕方がない事だろう。
レッドドラゴンのスケイルメイルを装備して、鱗にはアダマンコーティングを施しているので、少し重くなっているが、防御は折り紙付きなので、大きなダメージを負う事は無いが、疲れはポーションだけでは、どうにもならない問題だ。
大変でもみんなを守るためと思えば、何とかしないとな。
一日が終わる頃には、疲労を回復する薬を飲んでいても、化け物級のステータスの俺でも身心共に疲弊しきってしまう。お風呂やサウナに入って一日の疲れをとり、妻たちと少し触れあってから寝る事となる。
妻たちも特訓しており、日に日に体に痣が増えていくので心配だ。ピーチの話では回復魔法を使えば、治せる程度の事なので心配しないで大丈夫と、過保護になりすぎないでほしいと言われてしまった。
顔についてしまった場合は、すぐに治しているので安心してほしいとも言われた。全然安心できないんだが!
金曜日のお昼過ぎに、俺は一つのミスをしてしまい、大怪我をおってしまう。疲れがたまっていたという事もあるが、油断してしまったことが一番の原因だろう。
その時の相手は亜人系の魔物、アイアンゴーレムだった。レベルが高いのでアイアンゴーレムでも、ヴローツマインのオリハルコンゴーレムみたいに硬いのだ。それにドロップもアイアンゴーレムなのに、オリハルコンを落とすという謎仕様だ。
そのアイアンゴーレム三匹を相手に問題なく戦っていたのだが、最初に倒していたと思っていた、アイアンゴーレムが倒しきれていなくて、不意打ちの自重を使った腕の振り下ろし攻撃を避けようと移動した際に、転がしていたアイアンゴーレムに足を引っかけてしまい、左足に攻撃をくらってしまった。
振り下ろし攻撃によるダメージはそこそこあったが、問題だったのは人間の構造上弱い攻撃が、右膝にあたってしまい脱臼と共に、骨が折れてしまったのだ。
俺の危険を感じ取った従魔たちとドッペルが、アイアンゴーレムを屠ってくれた。激痛に襲われながら俺は、エリクサーを口に運び飲み干して体を癒す。
体を確認するが、元通りに動くのに違和感が出てしまった。今日中に後六くらいは、レベルを上げたいと思っていたが、この状態でレベル上げは危険だと思い、この時点で引き返すことを決めた。
家に戻るとシルキーたちが、出迎えてくれる。いつもより早く帰って来たのに、一部の隙も無く完璧な状態だった。
でも、早く帰って来た事により何かトラブルがあったとばれてしまい、隠せると思っていた負傷もばれてしまった。家精霊の洞察力という物なのだろうか? 不老の身体を手に入れても、どうにもならない事もあるんだと感じた。
大怪我を負ったが、エリクサーですぐ治して戻って来たから問題は無いと伝え、その時の違和感から動きがあまりよくないので、今日は帰って来たと素直に答えた。
シルキーたちは大丈夫と判断したようだが、念のため妻たちに連絡をしたらしい。そうすると、特訓を中断してまでみんな帰ってきてしまった。
屋上の日除けのある所に置いている、お気に入りのソファーに座ってニコを頭の上に乗せ、ハクをお腹の上にのせてくつろいでいたら、階段を慌てて駆け上がってくる音が聞こえて、すぐに妻たちが屋上に上がって来た。
その後は、根掘り葉掘り様子を聞かれて、疲れた。体は大丈夫なのはわかったが、心配なのは変わりないと言われた。しばらくレベル上げのためにダンジョンに潜る時は、妻たちの中から最低三人は連れていく事になった。
金曜・土曜・日曜と、体が動くのに看病という名で、部屋に軟禁をされていた。それでみんなが満足するならいいか。
また新しい一週間が始まった。先週とする事は変わらず、俺はレベル上げ用のダンジョンへ、ドッペルと従魔たちを連れて向かう。今週中にはレベルを六〇〇まで上げたいと考えているので、DPを無駄に使って、パワーレベリングに近い状態で、狩りを行っている。
メインに狩りしているのが俺だから、パワーレベリングと言っていいのか微妙な感じだが、レベルの上がるペースを考えれば、そういっても問題は無い位の狩りである。
戦闘技術も鍛えたいと思っているが、どう考えてもこの状態は、鍛えられているか怪しい所である。
それでも止めるわけにはいかないので、養殖だと言われようと俺は強引にでも、レベルを上げている。本当はDPでもあげられるならよかったが、人間がDPでレベルがあげられるのが三〇〇までだったので、DPによる強化はできていない。
あいつが六七〇超えてたんだから、俺も最低でもそのラインまでレベルを上げないと、安心できない……というか、一番レベル高い奴っていくつなんだ?
今掌握しているなかで一番高い奴って誰なんだろうな? 俺はマップ先生をいじって調べてみる事にした。
そうすると、聖国の北側にあったような大きな樹海が帝国の南側にもあり、そこのど真ん中位に一人で住んでる、レベル九九九の世捨て人みたいな存在が、ポツンといた……この人何なんだろ? 一番怖いのはステータスもスキルも不明としか出てこない事だ。
これこそ規格外っていうんじゃない? それに歳まで不明ってやめてほしいわ。こいつはマーキングしておこう、何かあった時にアラームが鳴るようにしておけば、ある程度は対処しやすくなるよな。それにしてもレベル九九九ってカンストなのかな?
よくわからない山奥に住んでる、年齢一〇〇〇歳を超えるドラゴンや、トレントと言った魔物がいたが、こいつらのLvは七〇〇台と思ったより高くないが、人間のレベル七〇〇に比べれば、かなりステータスが高いのだから、Lv九九九になったとしたら、とんでもない事になるな。
それに本当にレベルの上限が、九九九かも怪しいな。実際レベル三〇〇で上限解放が人間にはあったしな。魔物というか俺の従魔たちは、上限解放したのだろうか?
色々困る物を発見してしまったが、知らないより知っていた方が、数倍はいいので早めに知れてよかったとしよう。雑念を捨ててレベル上げに励みますか。
ダンジョンでは地上と比べると、同レベルの魔物でも経験値が多く入るので、格上を相手に戦ってはいないが、連戦となればそれなりに疲労していくのは、仕方がない事だろう。
レッドドラゴンのスケイルメイルを装備して、鱗にはアダマンコーティングを施しているので、少し重くなっているが、防御は折り紙付きなので、大きなダメージを負う事は無いが、疲れはポーションだけでは、どうにもならない問題だ。
大変でもみんなを守るためと思えば、何とかしないとな。
一日が終わる頃には、疲労を回復する薬を飲んでいても、化け物級のステータスの俺でも身心共に疲弊しきってしまう。お風呂やサウナに入って一日の疲れをとり、妻たちと少し触れあってから寝る事となる。
妻たちも特訓しており、日に日に体に痣が増えていくので心配だ。ピーチの話では回復魔法を使えば、治せる程度の事なので心配しないで大丈夫と、過保護になりすぎないでほしいと言われてしまった。
顔についてしまった場合は、すぐに治しているので安心してほしいとも言われた。全然安心できないんだが!
金曜日のお昼過ぎに、俺は一つのミスをしてしまい、大怪我をおってしまう。疲れがたまっていたという事もあるが、油断してしまったことが一番の原因だろう。
その時の相手は亜人系の魔物、アイアンゴーレムだった。レベルが高いのでアイアンゴーレムでも、ヴローツマインのオリハルコンゴーレムみたいに硬いのだ。それにドロップもアイアンゴーレムなのに、オリハルコンを落とすという謎仕様だ。
そのアイアンゴーレム三匹を相手に問題なく戦っていたのだが、最初に倒していたと思っていた、アイアンゴーレムが倒しきれていなくて、不意打ちの自重を使った腕の振り下ろし攻撃を避けようと移動した際に、転がしていたアイアンゴーレムに足を引っかけてしまい、左足に攻撃をくらってしまった。
振り下ろし攻撃によるダメージはそこそこあったが、問題だったのは人間の構造上弱い攻撃が、右膝にあたってしまい脱臼と共に、骨が折れてしまったのだ。
俺の危険を感じ取った従魔たちとドッペルが、アイアンゴーレムを屠ってくれた。激痛に襲われながら俺は、エリクサーを口に運び飲み干して体を癒す。
体を確認するが、元通りに動くのに違和感が出てしまった。今日中に後六くらいは、レベルを上げたいと思っていたが、この状態でレベル上げは危険だと思い、この時点で引き返すことを決めた。
家に戻るとシルキーたちが、出迎えてくれる。いつもより早く帰って来たのに、一部の隙も無く完璧な状態だった。
でも、早く帰って来た事により何かトラブルがあったとばれてしまい、隠せると思っていた負傷もばれてしまった。家精霊の洞察力という物なのだろうか? 不老の身体を手に入れても、どうにもならない事もあるんだと感じた。
大怪我を負ったが、エリクサーですぐ治して戻って来たから問題は無いと伝え、その時の違和感から動きがあまりよくないので、今日は帰って来たと素直に答えた。
シルキーたちは大丈夫と判断したようだが、念のため妻たちに連絡をしたらしい。そうすると、特訓を中断してまでみんな帰ってきてしまった。
屋上の日除けのある所に置いている、お気に入りのソファーに座ってニコを頭の上に乗せ、ハクをお腹の上にのせてくつろいでいたら、階段を慌てて駆け上がってくる音が聞こえて、すぐに妻たちが屋上に上がって来た。
その後は、根掘り葉掘り様子を聞かれて、疲れた。体は大丈夫なのはわかったが、心配なのは変わりないと言われた。しばらくレベル上げのためにダンジョンに潜る時は、妻たちの中から最低三人は連れていく事になった。
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