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第684話 チビ神後ダマ
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何もなく、三週間が過ぎた頃、
『あんた! 暇してるなら、他の神のダンジョンも攻略して来てよ!』
またチビ神、お前か! お前さ、基本的には干渉してこないんじゃなかったのか? めっちゃ干渉されてるんだが、そこらへんどうなの?
『ん? そんな事いったかしら? 知らないわね! 他の奴らが、次も早くしろってうるさいのよ! 何とかして!』
俺が知るか! 何でお前のために色々しなきゃいけねえんだよ。神のダンジョンって潜ると、時間がかかるからしばらくはお腹いっぱいだ。
『何さ、けちんぼ!』
神のダンジョンを攻略したけど、特に俺にはメリットなかったじゃん。攻略してもしなくてもどっちでもいいなら、放っておいていいと思うんだわ。
『ダメよ! あなたが攻略してくれないと困るの!』
はぁ? 何でお前が困るんだ? 俺たちは自分で勝手に動く駒みたいな物だろ? それなのに俺に文句をつけるなんておかしくね?
『そんなことないわよ。私が呼びだしたんだから多少は、文句も言いたくなるってものよ!』
お前さ、他の神共に馬鹿にされたか何かで、売り言葉に買い言葉……俺なら、他の二つの神のダンジョンも、攻略できるんだからね! みたいな事いったんじゃないだろうな?
『…………』
図星かよ! お前さ、色々考えて話せって言っただろうが! 攻略は出来るかもしれないけど、する必要ないだろ? 神のダンジョンが、何年攻略されずに残ってたか知らんけど、それを一つ攻略しただけでも十分だろ。後何年何十年……いや、何万年後か知らんけど、誰か攻略してくれるんじゃないのか?
『ダメよ! あんたに攻略してもらわないと、私の威厳が!』
威厳なんてあったのか? そもそもお前の自爆で、俺が頑張らないけないのだ? こんな事なら、もうお前に小説やゲームのデータやらんぞ?
『それは困る! でも攻略してもらわないのも困る!』
おぃおぃ、自分勝手すぎるだろ。一応聞くけど神のダンジョンを攻略することで、何か俺にメリットがあるのか?
『勿論よ!』
えらく自信満々だな。じゃぁそのメリットってなんだ?
『私の威厳回復と、私からの称賛!』
じゃぁ俺寝るから、邪魔しないでくれ。お休み。
『まちなさ~~~い!』
待てと言われても、俺のメリットじゃないだろそれ。
『しょうがないわね、もう一つあなたにとっておきの情報をあげましょう。他の神から聞いた所によると、貴方が攻略した神のダンジョンと、同系列の神のダンジョンが崩壊したらしいのよ』
へ~……でも、俺の攻略した所は残ってるぞ?
『言葉が悪かったわね。あなたの攻略した神のダンジョンを除いて、崩壊したらしいわ。転移がない世界で、強制的にダンジョンから排出されて、全員が出てきた所で崩落が始まったらしいわ』
そっか、他の世界は大変だな。有望か分からないけど、ダンジョンが一つが無くなっているんだよな。ご愁傷様。で、それが何なんだ?
『何だろね? 他の神に、そういえばきっと納得させられる、みたいな事言われたから、言ってみただけだけど?』
お前の言葉じゃないんかい! 他の神のダンジョンは気が向いたら行くけど、急かされたからって、行くつもりはないから諦めてくれ。どうしても行かせたいのなら、俺にメリット……報酬を準備するなら考えなくもないぞ。
もちろん、行く事に対する前報酬と、もし攻略できた時の追加報酬が、最低でも提示されないと無理かな。報酬があっても、俺が見合ったものだと思わなければ拒否するけどな!
『ウグッ。あなた、本当に面倒になったわね。分かったわよ! もし行くようにお願いするなら、あんたが満足できるものを、準備してあげるわよ!』
おぅ、楽しみにしておくわ。
そういうと、チビ神からの干渉が終わった。俺はのんびりとチビ神から言われたことを、頭の中で考えてみた。
俺が攻略した事によって、他の世界にある同系統の神のダンジョンが、崩壊したんだっけ? どういう事なんだろうな? この世界のダンジョンが壊れるなら、そういう設定だったって事だけど……
この世界で残っても一緒か? 何か神のダンジョンって、何かが隠されている気はするんだけど、どうせろくでもない事な気がするからな。考える事はやめるかな。
近くに腹を出して寝ている、野性を忘れたダマがいたので、お腹をワシャワシャして起こすと、不服の訴えで喉を鳴らしてしてくる。意に返さずワシャワシャしていると、くすぐったくなってきたのか身をよじり始めた。それでも止めなかったら、身体を大きくして俺のくすぐり地獄から脱出した。
『主殿、なんですか?』
「ダマにも、チビ神の話したよな? そいつから念話みたいなのがあってな。その時に言われたことを考えてたら、何かモヤモヤして、ダマで癒されていたんだよ。
お前、本当にモフモフしてて気持ちいな。なのに戦闘になれば、その毛が恐ろしく硬くなるしな。本当に良くわからない毛だな。俺的にはモフモフが気持ちいいからいいけどな」
『そうなんですか? ちなみにどんなことを言われたので?』
俺の前に大きな身体で、伏せながら質問してきた。
チビ神との間にあった会話を端折って伝えると、獣の顔で器用に眉間にしわを寄せ、怪訝な顔をしている。
『他の世界があって、その世界の神のダンジョンが崩壊したんですか? 何か意思を感じますが、さすがに分からない相手の事を考えても、分かるわけありませんね。某も主殿と同じように、三つのダンジョンを攻略すれば、何かはあると思いますね。
確か、その神のダンジョンを作ったのは、神の中でも上の人でしたよね? 何かしらの仕掛けがあると思います。ですが、それがいい方なのか悪い方なのかは、判断しかねますね』
「俺もダマと一緒だよ。全部の神のダンジョンを攻略していいのか悩んでる。特に崩落したって言うのを聞いてな。といっても、どうなるかは分からんから考えるだけ無駄で、お前をかまって癒されてたんだよ」
『かまっていただけるのは嬉しいですが、寝てる時にくすぐるのはやめてほしいです』
「分かった。善処する!」
『善処ですか……やめていただける確証はないんですね。離れて寝るべきでしょうか?』
「心がささくれてなければ、そこまで酷いことはしないよ。あんまり警戒するなよ」
不服の訴えを尻尾でしているのか、ブンブンふっている。
『あんた! 暇してるなら、他の神のダンジョンも攻略して来てよ!』
またチビ神、お前か! お前さ、基本的には干渉してこないんじゃなかったのか? めっちゃ干渉されてるんだが、そこらへんどうなの?
『ん? そんな事いったかしら? 知らないわね! 他の奴らが、次も早くしろってうるさいのよ! 何とかして!』
俺が知るか! 何でお前のために色々しなきゃいけねえんだよ。神のダンジョンって潜ると、時間がかかるからしばらくはお腹いっぱいだ。
『何さ、けちんぼ!』
神のダンジョンを攻略したけど、特に俺にはメリットなかったじゃん。攻略してもしなくてもどっちでもいいなら、放っておいていいと思うんだわ。
『ダメよ! あなたが攻略してくれないと困るの!』
はぁ? 何でお前が困るんだ? 俺たちは自分で勝手に動く駒みたいな物だろ? それなのに俺に文句をつけるなんておかしくね?
『そんなことないわよ。私が呼びだしたんだから多少は、文句も言いたくなるってものよ!』
お前さ、他の神共に馬鹿にされたか何かで、売り言葉に買い言葉……俺なら、他の二つの神のダンジョンも、攻略できるんだからね! みたいな事いったんじゃないだろうな?
『…………』
図星かよ! お前さ、色々考えて話せって言っただろうが! 攻略は出来るかもしれないけど、する必要ないだろ? 神のダンジョンが、何年攻略されずに残ってたか知らんけど、それを一つ攻略しただけでも十分だろ。後何年何十年……いや、何万年後か知らんけど、誰か攻略してくれるんじゃないのか?
『ダメよ! あんたに攻略してもらわないと、私の威厳が!』
威厳なんてあったのか? そもそもお前の自爆で、俺が頑張らないけないのだ? こんな事なら、もうお前に小説やゲームのデータやらんぞ?
『それは困る! でも攻略してもらわないのも困る!』
おぃおぃ、自分勝手すぎるだろ。一応聞くけど神のダンジョンを攻略することで、何か俺にメリットがあるのか?
『勿論よ!』
えらく自信満々だな。じゃぁそのメリットってなんだ?
『私の威厳回復と、私からの称賛!』
じゃぁ俺寝るから、邪魔しないでくれ。お休み。
『まちなさ~~~い!』
待てと言われても、俺のメリットじゃないだろそれ。
『しょうがないわね、もう一つあなたにとっておきの情報をあげましょう。他の神から聞いた所によると、貴方が攻略した神のダンジョンと、同系列の神のダンジョンが崩壊したらしいのよ』
へ~……でも、俺の攻略した所は残ってるぞ?
『言葉が悪かったわね。あなたの攻略した神のダンジョンを除いて、崩壊したらしいわ。転移がない世界で、強制的にダンジョンから排出されて、全員が出てきた所で崩落が始まったらしいわ』
そっか、他の世界は大変だな。有望か分からないけど、ダンジョンが一つが無くなっているんだよな。ご愁傷様。で、それが何なんだ?
『何だろね? 他の神に、そういえばきっと納得させられる、みたいな事言われたから、言ってみただけだけど?』
お前の言葉じゃないんかい! 他の神のダンジョンは気が向いたら行くけど、急かされたからって、行くつもりはないから諦めてくれ。どうしても行かせたいのなら、俺にメリット……報酬を準備するなら考えなくもないぞ。
もちろん、行く事に対する前報酬と、もし攻略できた時の追加報酬が、最低でも提示されないと無理かな。報酬があっても、俺が見合ったものだと思わなければ拒否するけどな!
『ウグッ。あなた、本当に面倒になったわね。分かったわよ! もし行くようにお願いするなら、あんたが満足できるものを、準備してあげるわよ!』
おぅ、楽しみにしておくわ。
そういうと、チビ神からの干渉が終わった。俺はのんびりとチビ神から言われたことを、頭の中で考えてみた。
俺が攻略した事によって、他の世界にある同系統の神のダンジョンが、崩壊したんだっけ? どういう事なんだろうな? この世界のダンジョンが壊れるなら、そういう設定だったって事だけど……
この世界で残っても一緒か? 何か神のダンジョンって、何かが隠されている気はするんだけど、どうせろくでもない事な気がするからな。考える事はやめるかな。
近くに腹を出して寝ている、野性を忘れたダマがいたので、お腹をワシャワシャして起こすと、不服の訴えで喉を鳴らしてしてくる。意に返さずワシャワシャしていると、くすぐったくなってきたのか身をよじり始めた。それでも止めなかったら、身体を大きくして俺のくすぐり地獄から脱出した。
『主殿、なんですか?』
「ダマにも、チビ神の話したよな? そいつから念話みたいなのがあってな。その時に言われたことを考えてたら、何かモヤモヤして、ダマで癒されていたんだよ。
お前、本当にモフモフしてて気持ちいな。なのに戦闘になれば、その毛が恐ろしく硬くなるしな。本当に良くわからない毛だな。俺的にはモフモフが気持ちいいからいいけどな」
『そうなんですか? ちなみにどんなことを言われたので?』
俺の前に大きな身体で、伏せながら質問してきた。
チビ神との間にあった会話を端折って伝えると、獣の顔で器用に眉間にしわを寄せ、怪訝な顔をしている。
『他の世界があって、その世界の神のダンジョンが崩壊したんですか? 何か意思を感じますが、さすがに分からない相手の事を考えても、分かるわけありませんね。某も主殿と同じように、三つのダンジョンを攻略すれば、何かはあると思いますね。
確か、その神のダンジョンを作ったのは、神の中でも上の人でしたよね? 何かしらの仕掛けがあると思います。ですが、それがいい方なのか悪い方なのかは、判断しかねますね』
「俺もダマと一緒だよ。全部の神のダンジョンを攻略していいのか悩んでる。特に崩落したって言うのを聞いてな。といっても、どうなるかは分からんから考えるだけ無駄で、お前をかまって癒されてたんだよ」
『かまっていただけるのは嬉しいですが、寝てる時にくすぐるのはやめてほしいです』
「分かった。善処する!」
『善処ですか……やめていただける確証はないんですね。離れて寝るべきでしょうか?』
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