721 / 2,518
第721話 まさかの事態!
しおりを挟む
目が! 目が! と言ってそうな仕草をしている従魔たちの頭を叩いて、しっかりと起き上がらせる。こいつらどうでもいい時に、一致団結して俺を困らせるから、本当に迷惑だ……まったく誰に似たんだか?
「レミー! よくやった。落ち着けばできるから、今の感覚を忘れないようにね。今回分かったことは、ベヒモスのあの電撃のまぶしい攻撃は最後に倒せば、一撃で済みそうだってことだな。
時間で放つタイプだったら、最初に倒したいところだけど、もし体力の割合で放つタイプなら他の魔物を倒してる時に、後ろから撃たれるチームがいるから危険だな。他に何か気付いたことはあるかな?」
「はい。今回と言いますか、前回と今回で何となく感じた事ですが、魔物同士が何か連携を取ろうとしている様子が、見られた気がします。分断されてから、アークデーモンが目の前のタンクではなくて、他のパーティーに魔法を何度か使う姿も見られていました」
ピーチがそんなことを言いだした。俺はハイデビルを相手にしてて気付かなかったけど、アークデーモンがバフォメットを攻撃しているメンバーに攻撃をしていたそうだ。何となく連携を取ってる感じがしなくもないな。
「はいは~い。やっぱり下に行くにつれて硬くなっていると思うの。殴ったり蹴ったりすると抵抗が強くなっている気がするの! でも、【浸透頸】は変わらずダメージを与えられているから、相手の防御力に影響なく、ダメージが与えられる攻撃かもしれないの!」
シェリルが感じた事をそのまま発言した。殴って戦うせいか相手の防御力がダイレクトに伝わるのかな? それにしても浸透頸って防御無視攻撃って事か? 今までにもそんな感じがする事があったけど、正直オーバーキル過ぎて調べられなかったからしょうがないか。
後は、敵が大きすぎるとダメージが拡散してしまうっぽかったから、局部的な破壊に留まってたんだよな。
「武器による攻撃に比べてダメージがどうしても稼ぎにくいし、超近距離攻撃をしなきゃいけないから使う時は、きちんと気を付けるんだよ!」
「は~い」
素直に返事を返してくれたので、頭を撫でておく。くすぐったそうにするが嫌がってないから、ちょっと安心した。たまに頭撫でるのを拒否する時があるんだよな。その時の気持ちと言ったら……イカン想像しただけで涙が出てきてしまった! こんなことは忘れなければならん!
他にもいくつか意見は出てきたが、今までの延長上の内容だったので再確認という形で終了した。
「で、今一つ思いついたことがあるんだけどいいかな? 今さっきの戦闘で、通路にいたダマたちをみて思いついたんだけど、ベヒモスだけを通路に誘導すれば、あのまぶしい攻撃の発動条件が絞れるんじゃないかと思うんだ。
他の3匹はスケルトンや人造ゴーレムに任せて、俺たちだけで集中攻撃すれば、少なくとも時間で発動か、ダメージで発動かは見極められると思う。どうかな?」
シュリとピーチ、アリス、ライムが真剣な様子で話し合い始めた。姉御組も俺の言ったことを検討しているようだ。年中組も残りの年長組と話し合っている。年少組は、大きくなっているダマの事をモフモフして遊んでいた。
それ楽しそうだな。馬車の方を見ると、クロとギンは丸くなって寝ており、その上にブラウニーたちが団子になってまとわりついていた。どうしてそういう状況になったんだろうか? 本当に自由な奴らだ。
話し合いが終わったようで、ピーチが俺に声をかけてきた。
「ご主人様。いまさっきの作戦を1度試してみようと思います。配置は、一旦馬車も部屋の中に入れて、従魔たちと、カエデさん、ミリーさん、リンドさんに守ってもらおうと思います。全員入った後に、シュリが通路へ引き込んで戦おうと思いますが、どうでしょうか?」
「通路にはシュリだけ?」
「いえ、私、アリス、ライムは通路に残って、シュリが来たら援護します」
ふむふむ、その4人がベヒモスの正面を取るって事か? 多すぎても攻撃に参加できないし悪くないかな。シュリが強引にタゲを取っていてくれるなら問題ないだろう。
「シュリがタンクなら問題ないだろう。通路にはあまり入らなくていいから。お尻がちょっと部屋にはみ出している方が攻撃しやすいからね。難しそうだったら気にしなくていいけどね」
作戦が決まったので次の部屋へ進軍を開始する。程なくして索敵に魔物の気配を察知する。手筈通りみんなが移動を開始する。今回は馬車も一緒に走っており、中でブラウニーたちが何やら騒いでいる。お前ら落ち着け! そして静かにしろ!
部屋に飛び込むと、部屋の中では馬車が入りやすいように、導線が確保されていた。今回の部屋は少し丸い感じなので、馬車を守るためには向いていないけど、まぁ問題ないだろう。馬車が入るとシュリが……
「おぉ、すげえな。ベヒモスと綱引きして、強引に通路に誘導してるよ」
筋肉ダルマに見えるベヒモスに【チェイン】を使って、強引に通路に引き込んでいるのだ。ベヒモスの方が体重的に圧倒的に有利で力もそれなりにあるはずなのに、この世界はステータスというものがあり、物理法則を無視する事ができるためこんな非常識が起きているのだ。
地球で言えば、ゾウと綱引きをして引きずっているような、非常識な光景なのだ。
通路に頭だけ突っ込んだ状態で、固定されてしまっている。
「よし、みんな総攻撃だ! シュリ、角が光ったら教えてくれ! 俺は【アースウォール】」
俺は入口からベヒモスの光が漏れた時のために、光除けとして土の壁を作った。みんなでベヒモスのみんなで可愛くないお尻を全力で攻撃を始める。
「お尻とか足って思ったより頑丈だな……それにしても、シュリはすごいな。何度もこっちを振り向こうとしてるのに、力で強引に引き付けてるみたいだし、途中からベヒモスも諦めて、目の前のシュリを排除しようとしている感じがするし……」
しばらく汚いお尻に攻撃を加えていると、シュリから角が光ったと声が聞こえてきた。そうすると今まで汚いお尻を出していたベヒモスが、ドンドン通路に引き込まれていき通路に入って行った……
「惚けてる場合じゃない!【フォートレス】誰か結界!」
再度、非常識な光景に惚けていたみんなに声をかけて、結界を張るように促す。一番初めに反応したのは、レミーだった。まさか一番初めに立ち直るのが、レミーだと思わなかった。問題ない力で結界を張っていた。俺も【フォートレス】を全力で張っているので問題ないだろう。
あれ? 全方位を攻撃する奴だったよな?
「シュリ、ありったけの力で【フォートレス】を張れ! レミー、今回は結界が壊れる可能性が高い! 壊れても気にするな。リリー! 俺の内側に上にはじくように斜めに【フォートレス】を張れ!」
俺は指示を出して、次に来る攻撃に備えた。
「レミー! よくやった。落ち着けばできるから、今の感覚を忘れないようにね。今回分かったことは、ベヒモスのあの電撃のまぶしい攻撃は最後に倒せば、一撃で済みそうだってことだな。
時間で放つタイプだったら、最初に倒したいところだけど、もし体力の割合で放つタイプなら他の魔物を倒してる時に、後ろから撃たれるチームがいるから危険だな。他に何か気付いたことはあるかな?」
「はい。今回と言いますか、前回と今回で何となく感じた事ですが、魔物同士が何か連携を取ろうとしている様子が、見られた気がします。分断されてから、アークデーモンが目の前のタンクではなくて、他のパーティーに魔法を何度か使う姿も見られていました」
ピーチがそんなことを言いだした。俺はハイデビルを相手にしてて気付かなかったけど、アークデーモンがバフォメットを攻撃しているメンバーに攻撃をしていたそうだ。何となく連携を取ってる感じがしなくもないな。
「はいは~い。やっぱり下に行くにつれて硬くなっていると思うの。殴ったり蹴ったりすると抵抗が強くなっている気がするの! でも、【浸透頸】は変わらずダメージを与えられているから、相手の防御力に影響なく、ダメージが与えられる攻撃かもしれないの!」
シェリルが感じた事をそのまま発言した。殴って戦うせいか相手の防御力がダイレクトに伝わるのかな? それにしても浸透頸って防御無視攻撃って事か? 今までにもそんな感じがする事があったけど、正直オーバーキル過ぎて調べられなかったからしょうがないか。
後は、敵が大きすぎるとダメージが拡散してしまうっぽかったから、局部的な破壊に留まってたんだよな。
「武器による攻撃に比べてダメージがどうしても稼ぎにくいし、超近距離攻撃をしなきゃいけないから使う時は、きちんと気を付けるんだよ!」
「は~い」
素直に返事を返してくれたので、頭を撫でておく。くすぐったそうにするが嫌がってないから、ちょっと安心した。たまに頭撫でるのを拒否する時があるんだよな。その時の気持ちと言ったら……イカン想像しただけで涙が出てきてしまった! こんなことは忘れなければならん!
他にもいくつか意見は出てきたが、今までの延長上の内容だったので再確認という形で終了した。
「で、今一つ思いついたことがあるんだけどいいかな? 今さっきの戦闘で、通路にいたダマたちをみて思いついたんだけど、ベヒモスだけを通路に誘導すれば、あのまぶしい攻撃の発動条件が絞れるんじゃないかと思うんだ。
他の3匹はスケルトンや人造ゴーレムに任せて、俺たちだけで集中攻撃すれば、少なくとも時間で発動か、ダメージで発動かは見極められると思う。どうかな?」
シュリとピーチ、アリス、ライムが真剣な様子で話し合い始めた。姉御組も俺の言ったことを検討しているようだ。年中組も残りの年長組と話し合っている。年少組は、大きくなっているダマの事をモフモフして遊んでいた。
それ楽しそうだな。馬車の方を見ると、クロとギンは丸くなって寝ており、その上にブラウニーたちが団子になってまとわりついていた。どうしてそういう状況になったんだろうか? 本当に自由な奴らだ。
話し合いが終わったようで、ピーチが俺に声をかけてきた。
「ご主人様。いまさっきの作戦を1度試してみようと思います。配置は、一旦馬車も部屋の中に入れて、従魔たちと、カエデさん、ミリーさん、リンドさんに守ってもらおうと思います。全員入った後に、シュリが通路へ引き込んで戦おうと思いますが、どうでしょうか?」
「通路にはシュリだけ?」
「いえ、私、アリス、ライムは通路に残って、シュリが来たら援護します」
ふむふむ、その4人がベヒモスの正面を取るって事か? 多すぎても攻撃に参加できないし悪くないかな。シュリが強引にタゲを取っていてくれるなら問題ないだろう。
「シュリがタンクなら問題ないだろう。通路にはあまり入らなくていいから。お尻がちょっと部屋にはみ出している方が攻撃しやすいからね。難しそうだったら気にしなくていいけどね」
作戦が決まったので次の部屋へ進軍を開始する。程なくして索敵に魔物の気配を察知する。手筈通りみんなが移動を開始する。今回は馬車も一緒に走っており、中でブラウニーたちが何やら騒いでいる。お前ら落ち着け! そして静かにしろ!
部屋に飛び込むと、部屋の中では馬車が入りやすいように、導線が確保されていた。今回の部屋は少し丸い感じなので、馬車を守るためには向いていないけど、まぁ問題ないだろう。馬車が入るとシュリが……
「おぉ、すげえな。ベヒモスと綱引きして、強引に通路に誘導してるよ」
筋肉ダルマに見えるベヒモスに【チェイン】を使って、強引に通路に引き込んでいるのだ。ベヒモスの方が体重的に圧倒的に有利で力もそれなりにあるはずなのに、この世界はステータスというものがあり、物理法則を無視する事ができるためこんな非常識が起きているのだ。
地球で言えば、ゾウと綱引きをして引きずっているような、非常識な光景なのだ。
通路に頭だけ突っ込んだ状態で、固定されてしまっている。
「よし、みんな総攻撃だ! シュリ、角が光ったら教えてくれ! 俺は【アースウォール】」
俺は入口からベヒモスの光が漏れた時のために、光除けとして土の壁を作った。みんなでベヒモスのみんなで可愛くないお尻を全力で攻撃を始める。
「お尻とか足って思ったより頑丈だな……それにしても、シュリはすごいな。何度もこっちを振り向こうとしてるのに、力で強引に引き付けてるみたいだし、途中からベヒモスも諦めて、目の前のシュリを排除しようとしている感じがするし……」
しばらく汚いお尻に攻撃を加えていると、シュリから角が光ったと声が聞こえてきた。そうすると今まで汚いお尻を出していたベヒモスが、ドンドン通路に引き込まれていき通路に入って行った……
「惚けてる場合じゃない!【フォートレス】誰か結界!」
再度、非常識な光景に惚けていたみんなに声をかけて、結界を張るように促す。一番初めに反応したのは、レミーだった。まさか一番初めに立ち直るのが、レミーだと思わなかった。問題ない力で結界を張っていた。俺も【フォートレス】を全力で張っているので問題ないだろう。
あれ? 全方位を攻撃する奴だったよな?
「シュリ、ありったけの力で【フォートレス】を張れ! レミー、今回は結界が壊れる可能性が高い! 壊れても気にするな。リリー! 俺の内側に上にはじくように斜めに【フォートレス】を張れ!」
俺は指示を出して、次に来る攻撃に備えた。
2
あなたにおすすめの小説
現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!
おとうふ
ファンタジー
2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。
ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。
過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。
ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。
世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。
やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。
至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!
人の才能が見えるようになりました。~いい才能は幸運な俺が育てる~
犬型大
ファンタジー
突如として変わった世界。
塔やゲートが現れて強いものが偉くてお金も稼げる世の中になった。
弱いことは才能がないことであるとみなされて、弱いことは役立たずであるとののしられる。
けれども違ったのだ。
この世の中、強い奴ほど才能がなかった。
これからの時代は本当に才能があるやつが強くなる。
見抜いて、育てる。
育てて、恩を売って、いい暮らしをする。
誰もが知らない才能を見抜け。
そしてこの世界を生き残れ。
なろう、カクヨムその他サイトでも掲載。
更新不定期
ハズレスキル【地図化(マッピング)】で追放された俺、実は未踏破ダンジョンの隠し通路やギミックを全て見通せる世界で唯一の『攻略神』でした
夏見ナイ
ファンタジー
勇者パーティの荷物持ちだったユキナガは、戦闘に役立たない【地図化】スキルを理由に「無能」と罵られ、追放された。
しかし、孤独の中で己のスキルと向き合った彼は、その真価に覚醒する。彼の脳内に広がるのは、モンスター、トラップ、隠し通路に至るまで、ダンジョンの全てを完璧に映し出す三次元マップだった。これは最強の『攻略神』の眼だ――。
彼はその圧倒的な情報力を武器に、同じく不遇なスキルを持つ仲間たちの才能を見出し、不可能と言われたダンジョンを次々と制覇していく。知略と分析で全てを先読みし、完璧な指示で仲間を導く『指揮官』の成り上がり譚。
一方、彼を失った勇者パーティは迷走を始める……。爽快なダンジョン攻略とカタルシス溢れる英雄譚が、今、始まる!
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜
KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。
~あらすじ~
世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。
そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。
しかし、その恩恵は平等ではなかった。
富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。
そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。
彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。
あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。
妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。
希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。
英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。
これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。
彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。
テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。
SF味が増してくるのは結構先の予定です。
スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。
良かったら読んでください!
どうしてこうなった道中記-サブスキルで面倒ごとだらけ-
すずめさん
ファンタジー
ある日、友達に誘われ始めたMMORPG…[アルバスクロニクルオンライン]
何の変哲も無くゲームを始めたつもりがしかし!?…
たった一つのスキルのせい?…で起きる波乱万丈な冒険物語。
※本作品はPCで編集・改行がされて居る為、スマホ・タブレットにおける
縦読みでの読書は読み難い点が出て来ると思います…それでも良いと言う方は……
ゆっくりしていってね!!!
※ 現在書き直し慣行中!!!
ダンジョン作成から始まる最強クラン
山椒
ファンタジー
ダンジョンが出現して数十年が経ち、ダンジョンがあることが日常となっていた。
そんな世界で五年前に起きた大規模魔物侵攻により心に傷を受けた青年がいた。
極力誰とも関わりを持たずにいた彼の住んでいる部屋に寝ている間にダンジョンが出現し、彼はそこに落ちた。
そのダンジョンは他に確認されていない自作するダンジョンであった。
ダンジョンとモンスターにトラウマを抱えつつもダンジョン作成を始めていく。
ただそのダンジョンは特別性であった。
ダンジョンが彼を、彼の大事な人を強くするダンジョンであった。
ダンジョン学園サブカル同好会の日常
くずもち
ファンタジー
ダンジョンを攻略する人材を育成する学校、竜桜学園に入学した主人公綿貫 鐘太郎(ワタヌキ カネタロウ)はサブカル同好会に所属し、気の合う仲間達とまったりと平和な日常を過ごしていた。しかしそんな心地のいい時間は長くは続かなかった。
まったく貢献度のない同好会が部室を持っているのはどうなのか?と生徒会から同好会解散を打診されたのだ。
しかしそれは困るワタヌキ達は部室と同好会を守るため、ある条件を持ちかけた。
一週間以内に学園のため、学園に貢献できる成果を提出することになったワタヌキは秘策として同好会のメンバーに彼の秘密を打ちあけることにした。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる