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第760話 帰るまでが(ry
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ダンジョン攻略後の処理と言っても、このダンジョンの設定を確認して、俺のダンジョンとつなげて、終わりなんだけどな。神のダンジョンを解放するか? 多分だけど、全体的に戦力の強化が滞ってる三大国は、国力が下がり気味らしいんだよな・
俺が事の発端でもあるのだが、突き詰めて言えば、全部自業自得で三大国が悪いのだ。でも、その三大国が弱体化して、少し情勢が不安定になってるみたいなんだよな。いろんな街に俺の商店があるから、三大国は安全であってほしい。よし、聖国以外は解放しよう。
聖国は、色々嫌なので、早くどこかの国に獲られてしまえばいいと思っている。
こっそりと解放しておけば、そのうち気付くだろう。理由は分からないだろうが、有効的に使ってくれるはずだ。っとその前に、この前王都に商会が進出したって言ってたっけ?
ゼニスにお願いして、国王の監視をしてもらうか? 適当な人材を監視役に送り込むか? ブラウニーと人造ゴーレムにリビングアーマーを同行させれば、誰か行ってくれるだろう。
っという事で、サクッとダンジョンを囲っている謎金属を破壊して、地上までの螺旋通路を作成して帰る事にした。馬車があっても引く馬がいなかったので、人造ゴーレムに引いてもらって、地上まで帰る事になった。
馬型のゴーレムとかあったら便利かな? 俺はウォーホースを使うけど、商会の陸上輸送のためのキャラバンに使うとかどうかな? 王都の件と一緒にゼニスに相談しよう!
右手のない俺は、馬車の中でも不要な介護を受けながら、地上への道を戻っている。俺の邪魔をするわけじゃないので、気にする必要も無いと思い、ブッ君で小説をのんびり読んでいる。片手では読みにくかったので、DPで画面の大きいタイプを準備して、楽譜を置くような物に置いて読んでいる。
それにしても、人造ゴーレムの力ってすごいな。さすがにウォーホースみたいに早くは走れないが、それでも時速40キロメートル以上は出ているはずだ。普通の馬車でも20キロメートル位だったはずなので、それを考えれば疲れ知らずの二足歩行で、このスピードはすごいな。
そういえば、アンデットの馬系の魔物っていないのかな? ナイトメアみたいなのに、ダークナイトのリビングアーマーを乗せたら、デュラハン? みたいな感じにならんかな。
どうでもいい事を考えながら、聖者がアンデットを倒して悪霊を追っ払っていく系の、ファンタジー小説を読んでいた。
広さは1キロメートル四方しかないのだが、深さは大体10キロメートル位あるのだ、かなり長い道のりになる。明日の昼頃に魔導列車のホームまで行ければ十分かな?
時間的な余裕はかなりあるので、問題ないはずだ。それにグリエルにはすでに連絡を入れてあり、潜っていた期間に特に大きな問題もなく、俺に処理してほしい事案も無いそうで、いたって平和だったと無線越しに言っていた。
平和っていいな。俺が胡坐をかいている中におさまった寝ていたダマだが、ハクが先輩権力を使ってどかされて、哀愁漂う姿をみせ隣で丸くなっていた。その上にニコが乗っているのは、もはや恒例とも言える状況だろう。強く生きるんだぞ、ダマ!!
両手があれば、片手でスクロールして、片手でお菓子でもつまめるのだが……右手が無いから、左手で両方ともやろうとすると、画面が汚れちゃうんだよな。と思ってたら、シルキーから栄養価の高いお菓子というか、お酒のアテ? みたいにいろんな器の料理を、出してきてくれたのだ。
腕を治すのが今じゃない理由も、半分ほど納得してしまった。何もない所からエリクサーなどを使って腕をはやした場合、肉体を構成する栄養を体の中から絞り出すため、しっかりと栄養を蓄えてからはやさないと、二次災害みたいになりかねないんだった。
腕を直そうとして、体の栄養を使い切って、さらに筋肉や骨を構築するために、今ある筋肉や骨を分解して使うとか本末転倒だしな。栄養価が足りない時にはやすとなれば、また意識を失ってしまうのだ。
しばらくは、食べる事が仕事になりそうだな。シルキーの飯は美味いから苦痛ではないが……それにしても、自分で作っておきながらだが、キッチン馬車ってすげえな。本当にキッチンが馬車の中に詰められていることを実感したよ。
シルキーたちは俺が食べるのに飽きないように、いろんな種類の食事を最高のペースで作ってくれるのだ。中にはピザなんかの窯を使う料理も出てきたりするんだから、どれだけあの狭い馬車の中に詰め込んだんだか。後、シルキーたちが小さくて飛べるっていうのも、有効活用されている理由だろう。
さすがに食いすぎた……ちょっと気持ち悪い。足の上の重さと感覚が変わってるな。そう思い、ふっと足を見ると、シェリル・イリア・ネルが俺の足を枕にして、気持ちよさそうに寝ていた。マジか、この3人の上で、食事を食べてた事になるのか、すまん!
ハクならいいのかという事になるが、あいつは魔法を無駄に上手に扱えるからな。戦闘用の威力はそこまででもないんだが、とにかく器用なんだよ。
自分の過ごしやすい温度や湿度を魔法で作り出して、有り余る魔力を使って寝ている時でさえ、魔法を解除せずに使っているのだ。初めて知った時には感心するより、あきれてしまったものだ。
予定通りに行程が進んで、無事にディストピアにつく事が出来た。整備された洞窟の中を進んでいたんだから、当たり前なんだけどな。
特に魔導列車の中では、みんなとの時間を共有出来て満足だったな。走ってる魔導列車を少し改造して、もともと大きなテレビが置いてあった場所を、ミニシアターみたいにしてから、みんなで映画を見たりして楽しかったな。
全体的にアクション系のハリウッド映画は、価値観の違いか好みでない妻が多いので、完全な作り話のアニメ系がトレンドのようだ。今回は、『運命』という名の、召喚した英霊たちを競わせあって、ホーリーグレイルを奪い合うアニメの続編とでもいえばいいのだろうか? その映画がかなりの人気だった。
テレビ放送分のアニメもみんなに人気だったので、みんなで見るかと提案したら、食べ物や飲み物まで完璧に準備してからの上映になった位だ。ちなみにシルキーやブラウニーまで一緒に見ていたので、寿司詰め状態の中で見る事になったけどな。
俺が事の発端でもあるのだが、突き詰めて言えば、全部自業自得で三大国が悪いのだ。でも、その三大国が弱体化して、少し情勢が不安定になってるみたいなんだよな。いろんな街に俺の商店があるから、三大国は安全であってほしい。よし、聖国以外は解放しよう。
聖国は、色々嫌なので、早くどこかの国に獲られてしまえばいいと思っている。
こっそりと解放しておけば、そのうち気付くだろう。理由は分からないだろうが、有効的に使ってくれるはずだ。っとその前に、この前王都に商会が進出したって言ってたっけ?
ゼニスにお願いして、国王の監視をしてもらうか? 適当な人材を監視役に送り込むか? ブラウニーと人造ゴーレムにリビングアーマーを同行させれば、誰か行ってくれるだろう。
っという事で、サクッとダンジョンを囲っている謎金属を破壊して、地上までの螺旋通路を作成して帰る事にした。馬車があっても引く馬がいなかったので、人造ゴーレムに引いてもらって、地上まで帰る事になった。
馬型のゴーレムとかあったら便利かな? 俺はウォーホースを使うけど、商会の陸上輸送のためのキャラバンに使うとかどうかな? 王都の件と一緒にゼニスに相談しよう!
右手のない俺は、馬車の中でも不要な介護を受けながら、地上への道を戻っている。俺の邪魔をするわけじゃないので、気にする必要も無いと思い、ブッ君で小説をのんびり読んでいる。片手では読みにくかったので、DPで画面の大きいタイプを準備して、楽譜を置くような物に置いて読んでいる。
それにしても、人造ゴーレムの力ってすごいな。さすがにウォーホースみたいに早くは走れないが、それでも時速40キロメートル以上は出ているはずだ。普通の馬車でも20キロメートル位だったはずなので、それを考えれば疲れ知らずの二足歩行で、このスピードはすごいな。
そういえば、アンデットの馬系の魔物っていないのかな? ナイトメアみたいなのに、ダークナイトのリビングアーマーを乗せたら、デュラハン? みたいな感じにならんかな。
どうでもいい事を考えながら、聖者がアンデットを倒して悪霊を追っ払っていく系の、ファンタジー小説を読んでいた。
広さは1キロメートル四方しかないのだが、深さは大体10キロメートル位あるのだ、かなり長い道のりになる。明日の昼頃に魔導列車のホームまで行ければ十分かな?
時間的な余裕はかなりあるので、問題ないはずだ。それにグリエルにはすでに連絡を入れてあり、潜っていた期間に特に大きな問題もなく、俺に処理してほしい事案も無いそうで、いたって平和だったと無線越しに言っていた。
平和っていいな。俺が胡坐をかいている中におさまった寝ていたダマだが、ハクが先輩権力を使ってどかされて、哀愁漂う姿をみせ隣で丸くなっていた。その上にニコが乗っているのは、もはや恒例とも言える状況だろう。強く生きるんだぞ、ダマ!!
両手があれば、片手でスクロールして、片手でお菓子でもつまめるのだが……右手が無いから、左手で両方ともやろうとすると、画面が汚れちゃうんだよな。と思ってたら、シルキーから栄養価の高いお菓子というか、お酒のアテ? みたいにいろんな器の料理を、出してきてくれたのだ。
腕を治すのが今じゃない理由も、半分ほど納得してしまった。何もない所からエリクサーなどを使って腕をはやした場合、肉体を構成する栄養を体の中から絞り出すため、しっかりと栄養を蓄えてからはやさないと、二次災害みたいになりかねないんだった。
腕を直そうとして、体の栄養を使い切って、さらに筋肉や骨を構築するために、今ある筋肉や骨を分解して使うとか本末転倒だしな。栄養価が足りない時にはやすとなれば、また意識を失ってしまうのだ。
しばらくは、食べる事が仕事になりそうだな。シルキーの飯は美味いから苦痛ではないが……それにしても、自分で作っておきながらだが、キッチン馬車ってすげえな。本当にキッチンが馬車の中に詰められていることを実感したよ。
シルキーたちは俺が食べるのに飽きないように、いろんな種類の食事を最高のペースで作ってくれるのだ。中にはピザなんかの窯を使う料理も出てきたりするんだから、どれだけあの狭い馬車の中に詰め込んだんだか。後、シルキーたちが小さくて飛べるっていうのも、有効活用されている理由だろう。
さすがに食いすぎた……ちょっと気持ち悪い。足の上の重さと感覚が変わってるな。そう思い、ふっと足を見ると、シェリル・イリア・ネルが俺の足を枕にして、気持ちよさそうに寝ていた。マジか、この3人の上で、食事を食べてた事になるのか、すまん!
ハクならいいのかという事になるが、あいつは魔法を無駄に上手に扱えるからな。戦闘用の威力はそこまででもないんだが、とにかく器用なんだよ。
自分の過ごしやすい温度や湿度を魔法で作り出して、有り余る魔力を使って寝ている時でさえ、魔法を解除せずに使っているのだ。初めて知った時には感心するより、あきれてしまったものだ。
予定通りに行程が進んで、無事にディストピアにつく事が出来た。整備された洞窟の中を進んでいたんだから、当たり前なんだけどな。
特に魔導列車の中では、みんなとの時間を共有出来て満足だったな。走ってる魔導列車を少し改造して、もともと大きなテレビが置いてあった場所を、ミニシアターみたいにしてから、みんなで映画を見たりして楽しかったな。
全体的にアクション系のハリウッド映画は、価値観の違いか好みでない妻が多いので、完全な作り話のアニメ系がトレンドのようだ。今回は、『運命』という名の、召喚した英霊たちを競わせあって、ホーリーグレイルを奪い合うアニメの続編とでもいえばいいのだろうか? その映画がかなりの人気だった。
テレビ放送分のアニメもみんなに人気だったので、みんなで見るかと提案したら、食べ物や飲み物まで完璧に準備してからの上映になった位だ。ちなみにシルキーやブラウニーまで一緒に見ていたので、寿司詰め状態の中で見る事になったけどな。
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